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月世界へ行く
月世界へ行く
ジュール・ヴェルヌ、江口清/東京創元社
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総合評価

23件)
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10
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3
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ジュールベルヌ作品は科学的想像力と冒険心にあふれた古典SF小説。「地球から月に弾丸を撃ち込もうじゃないか!」と南北戦争後に発案。「ただ弾を撃ち込むだけでなく、人間がその弾に乗って月へ行こう!」と好奇心旺盛な冒険家が集結。弾丸が宇宙に飛び立ち、地球を離れて行く。さらに月に近づき、月の周囲を回り始め、冒険家は巨大クレーター、荒涼とした大地を観察した。月面への着陸できず。さてどうやって地球に帰還するのか!弾丸は地球の重力で地球へと引き戻される。いや~ロマンだね。この時代に月を往復するイマジネーションはさすが!⑤

    38
    投稿日: 2025.10.26
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    面白い、19世紀に書かれたとは思えない……とはいえない、むしろめちゃくちゃ19世紀に書かれたものなんだけどそこが面白い 当時の科学的見知を基に精巧に描写された宇宙、月の描写も空想科学興味深いのだけど単純にエンターテイメントとして面白い 伏線回収も見事 月までの長旅も、ミシェル・アルダンのような陽気な人が一緒なら退屈しませんね

    2
    投稿日: 2024.12.12
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    SFの古典として語られることが多い本作ですが、実は2部作です。 1863年〈ジュルナル・デバ〉紙に、前編の『地球から月へ』を連載開始して1865年刊行。内容は、計画から大砲発射にいたる過程までの資金調達、弾丸設計、そして人選などです。後編の本作は、この前編の梗概を序章として『月世界へ行く』のタイトルで1870年に刊行されたもの。 あらすじは、アメリカ人2名とフランス人1名、そして犬2匹を乗せた砲弾が発射され、人類初の月世界へ旅立って行きます。この3人、月に向けて巨大な大砲から弾丸型の宇宙船で飛び出したまではいいのですが、流星とニアミスしたせいで月への軌道がそれてしまいます。彼らの宇宙船は、制御装置のないただの砲弾です。いったいどうやって月に着陸するか、どうやって地球に戻ってくるかと読み進めていると、誰も知らないことが発覚…いったい、彼らはどうなってしまうのでしょうか?というお話し。 こう書くと、アポロ13号のような緊迫したやり取りがあるかと思われますが、3人とも全く緊張感に欠けており、なるようになれといった感じ。 つまり、冒険小説に期待する、ワクワクとかドキドキする緊張感に欠けているのが残念です。 とはいえ、この小説は19世紀中頃の科学技術や天文知識を総動員して書かれており、後の世のSFに与えた影響を考えると、今後もSFの古典として語り継がれて行くでしょうね。

    12
    投稿日: 2024.01.05
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    映画・月世界旅行の原作。 1869年刊行。約200年前のSF。 地球から月へとの2部作だと本書の中で知る。 月に向かって撃ち出された砲弾の中で3人の男が外を眺めながらあれこれ喋って飯食ってるだけの話と言ってしまえば身もふたもないが、 そんな箱モノ設定であれだけ興奮させる筆力は凄い。 今ではWikipedia一つで、 月の情報は容易に手に入る。 だからこそ、 月に行くまでの行程を深く考えはしないし、 地球と月との距離を計算したり、 表面や経緯の詳細に躍起になったりしない。 でも、月や宇宙に関する詳細な知識なんて、 世間一般レベルでは、 200年前も今も変わらない気がする。 そういう意味では、 過去になってしまった未来話を読んでも楽しめるし、 200年前の科学や当時感を窺い知り、答え合わせをするのもいい。 答え合わせ出来るほど月や宇宙のことを知らなかったし、距離や数字の話を出されるとちんぷんかんぷんだったけど。 常にバービケーンの立ち位置。 作中、アメリカ人は鶏を持っていき、 フランス人は月にブドウの木を月に持っていく。 日本人なら米だろうか? ていうか終盤結構衝撃なんだけど、 映画の方と全然話違う。 月の頬にキスする有名なシーンやそれ以後は 映画だけの脚本だったという。。。 一緒なのはじめと終わりくらい。 そもそも同一だと思うのが間違いか。 とまれ、 SF史上に燦然と煌めく名著であることに変わりはない。 読んだ後は、 さぁ、冒険だ。

    1
    投稿日: 2023.06.14
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    1860年代に書かれた宇宙冒険科学小説。ジュール・ヴェルヌとはいわゆる宇宙・科学オタクといったところだろうか? 当時の科学知識に基づいた理論(とジュール・ヴェルヌによる推測・妄想)で展開されるが、現代の知識でそれらを観察するとSFではなくいっそファンタジーにも見える。今でこそツッコミたくなるようなシーンの数々も、それに面白さを見出すのも、現代ならではの楽しみ方だったな〜。数百年後には現代のSF小説もその時代の人たちにこんな感覚で見られたりするのだろうか? 1860年代における宇宙知識の進捗にときおり驚き、それらが150年あまりをかけて発展した道筋が見えるととても面白かった。科学技術の発展には科学オタクの妄想が欠かせないのだろうと思う。 今作の前篇にあたる『地球から月へ』も読みたい。

    1
    投稿日: 2023.05.28
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    久しぶりのジュールヴェルヌ。二万海里、二年間の休暇、神秘の島などを愛読していたのは、もう20年くらい前だ。 本作は宇宙旅行。150年前の科学小説だし、宇宙モノは普段まったく読まないので知識がない。 読めるか不安だったけど、二週間かかって、なんとか読み終えた。 主人公の名前がバービケーンだとわかり、これって「ストーリーは全部忘れたけど、主人公の名前だけやたら覚えてる本」になりそう、と感じた。 衒学的、、、というのか、情報や知識の羅列が続いてしんどかったけど、犬の死体の箇所が笑えたので、読み進めた。 その後もあんまり起伏のないストーリーなので、なかなか終わらない。 なんといっても月には降り立っていないから仕方がない。 ミシェル・アルダンが明るくて、すぐ食事にしよう、と言ってくれるので救われた。 ヴェルヌはやはりフランス人ヒーローをよく作る。 メインキャラが密室の3人だけなので、すぐキャラクターが把握できるが、最初にあまり説明がなくて不思議だった。 これは私が、前日譚が別の小説にあることを知らずに読んでいたためだった。なるほど。 それにしても、1869年の本だということに感動してしまう。 その頃の日本はまだ明治維新。かたやこの知識。 ヴェルヌがこの本の執筆直後に普仏戦争に従軍していたことを知る。 本当にその時代なんだ、、、! ちなみに、トウェインのトムソーヤの冒険出版が1870年代、スティーブンソンの宝島出版が1880年代。 よくわかった。ここテストに出ないよ。

    1
    投稿日: 2020.09.23
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    こちらも、ごらんください。 「宇宙の話をしよう:小野雅裕(著)」~あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート  → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1717.html  ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ 2006年に読む。  ジュール・ヴェルヌ 「月世界旅行」の後編が 本書です。 翻訳なので、タイトルが「月世界一周」「月世界へ行く」「月世界探検」と まちまちです。 前作で「月世界旅行」 綿密な計算より計画された月へ いよいよ出発!  宇宙への冒険旅行は意外なことの連続、奇想天外で面白い。  ⇒ URLは http://sea.ap.teacup.com/applet/pasobo/msgsearch?0str=%82%A0&skey=%83%94%83F%83%8B%83k&x=27&y=10&inside=1 『Myあれこれブログ:ヴェルヌで検索した結果』 :  内容 :  186X年、フロリダ州に造られた巨大な大砲から、アメリカ人とフランス人の乗員3人を乗せた砲弾が打ち上げられた。 ここに人類初の月旅行が開始されたのである。 だがその行く手には、小天体との衝突、空気の処理、軌道のくるいなど予想外の問題が! 19世紀の科学の粋を集めた本書は、その驚くべき予見と巧みなプロットによって、今日いっそう輝きを増すSF史上不朽の名作である。

    2
    投稿日: 2019.01.12
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    先に映画『月世界旅行』を見てしまっていたので、終盤の展開に肩透かしを食らった。 よくよく調べてみれば、映画はH・G・ウェルズの『月世界最初の人間』も基にしていることなので、機会があればそちらにも目を通してみるべきか。

    0
    投稿日: 2018.07.15
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    結局、月にはたどり着けなかったけど、大砲の玉で引力を抜け出すというのは、凄い発想だなと思い、実際にその玉に入ってみたいと思った。

    1
    投稿日: 2018.06.07
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    ヴェルヌの偉大な空想力のなせる業。今から150年以上前にこの本が出て以来、どれほどの子供達が月や宇宙に胸を躍らせたことだろう。

    1
    投稿日: 2016.12.15
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    この本がフランスで初めて出版されたのは1865年。 当時、宇宙物理学がどの程度発展していたのかよくわからないけれど、ある程度は現代の科学技術と同レベルながら、仮説も間違いも入り混じった状態らしく、それを物語に織り込んでいます。説得力があるところは大いにあるものの、明らかな間違いのところには読みながら突っ込みを入れたり。 しかし、学問的には大筋で正しく、細かい部分は正しくないけれども想像で補ってそれっぽくしているこのような物語が、SFとしては一番おもしろいんじゃないかと思います。 全体としてヴェルヌの他の作品よりもコメディ色が強いです。時々現代のSF作品にコメディがあるのはこの作品の影響でしょうか。 本当に優れた作品は廃れることなく時代を超え、本屋の棚に並ぶと思っていますが、これはその見本のような物語です。 ところでこの東京創元社の本は1964年初版、2005年に新版となっています。翻訳者江口清氏は1909年生まれ、2005年は96歳ってか!?本当だとしたらそれも凄い。

    1
    投稿日: 2016.09.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    確かに、現代からみると理論が幼すぎるように見えるだろう。しかし、だからといって本書の素晴らしさに変わりはない。1860年代に書かれているこの本には、まだまだ21世紀にも通低するテーマを幾つも見出すことが出来る。 SFの嚆矢としてこの本を見れば、最新の科学・技術を通して月という未知なる惑星を述解してみようとする視点は、現代にも十分通用するし、ハードSFの種子が既にあるともみなせる。学術的な体系に沿って、その外側にある存在をどうやって説明するのかというのは今でも変わらない問題でもある。  この本の一つのポイントは月に一度も着陸しないことだろう。ガラス越しに月を観察するだけ。つまりは文中で語られていた、地球上での望遠鏡越しの眺めから結論付けられ、訂正されてきた科学的見地の最新版が描かれているとももしかしたらいえるのではないか。ここには科学の歴史を見ることが出来る。  結局のところ、あまりにも広大な宇宙を前にしては、現代人である我々もこの三人と(二匹と)同様、砲台のなかで喧々諤々しながらやっていくしかないのかもしれない。

    1
    投稿日: 2016.08.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    [ 内容 ] 186X年、フロリダ州に造られた巨大な大砲から、アメリカ人とフランス人の乗員3人を乗せた砲弾が打ち上げられた。 ここに人類初の月旅行が開始されたのである。 だがその行く手には、小天体との衝突、空気の処理、軌道のくるいなど予想外の問題が! 19世紀の科学の粋を集めた本書は、その驚くべき予見と巧みなプロットによって、今日いっそう輝きを増すSF史上不朽の名作である。 [ 目次 ] [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

    1
    投稿日: 2014.10.31
  • 砲弾に乗って、いざ月へ!

    書籍説明でなぜか年代が1969年と書かれていますが、正しくは186X年です。あとロケットじゃなくて、大砲の砲弾に乗って月を目指します。ご注意を! 巨大な大砲の砲弾に3人の乗組員が乗り込み、人類初の月旅行を行います。旅中には彗星の衝突、酸素の欠乏そして弾道の計算修正など様々な困難に直面します。そして地球に帰還する際はどうするの?登場人物同様、読んでいるこっちもドキドキしながら読みました。 古典とされていますが、今でもその価値を失っていません。子供向けに読み聞かせるのも良いでしょうし、大人が読んでも楽しめます。

    5
    投稿日: 2013.10.24
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    なんか数字ばかりでタイトルから感じられるわくわく感があまり本文にはなかったように思いました。月へ発射された砲弾の中には3人の男性が乗っていたのですが、最初は彼らが為す微妙なバランスの会話がおもしろいな、と感じたものの、後半ではそういうシーンも少なかったです メリエスの映画からこっち読んだので、その印象の違いもあるかもしれません

    0
    投稿日: 2012.08.29
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    ヴェルヌ作品の中では比較的有名な本作。19世紀に月へ旅行しようとするのは無謀にも思えるが、そこに現実感を与えるのがヴェルヌの力。

    0
    投稿日: 2011.11.06
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    100年以上前に書かれたことを思うと、細かいところはともかく、人類は夢描いたことを着実に実現させてるなと、壮大な感想を抱いてみた。

    0
    投稿日: 2011.11.05
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    快適な設計の砲弾に載って月を目指すというトキメク冒険譚。 砲弾で打ち上げられるってのは想像するとちょっとぞっとするけれど、内部はソファがあったりガス灯があったり料理もできたりと、かなり住みやすい雰囲気。犬と鶏もいるし。気が向いたら窓から宇宙の様子を観察して、思索にふけったりおしゃべりしたりする。うーん、優雅。 設定は面白いのだけど、いかんせん単調なつくりというか、理論の部分が続く割にアクションのシーンが少ないというか、割と現実的で結局月にも降りられなかった(まぁ降りたら帰れなくなってたけど)のが個人的にはちょっと「むむむ…」な部分。もっと空想的でもいいと思うんだけどな。結局場面が砲弾の中からずっと変わらないし、その上たいしたハプニングも起こらないから、あんまり宇宙旅行ならではのドキドキ感が巻き起こらないのだよね。 ただ、当時を偲ばせる素敵な挿絵が割とふんだんに掲載されている点はナイス!挿絵があると魅力が落ちる作品とそうでない作品てあると思うのだけど、ヴェルヌの作品はあった方が活きる気がする。上品でクラシカルででもどこかモダンな挿絵が、ね。

    0
    投稿日: 2011.08.17
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    古典SF。勇敢な3人が大砲に乗り込み、月に向かって発射、月の観測と居住を目論む。途中彗星にかすったり、軌道が狂ったりしながらも、3人とも終始楽天的で、どこか抜けている。最後は大団円。

    1
    投稿日: 2010.07.23
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    冒頭数行読んだだけで吸い込まれるように月世界旅行へ誘われてしまった。 突飛だけど、真面目に不真面目で大変面白い。 1870年発表というのが信じられない。

    0
    投稿日: 2009.09.05
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    風と木の詩でジルベールとセルジュが読んでた本です。 物理とか計算よく分からなかったけどそれ以外は普通に面白かったです。

    1
    投稿日: 2009.02.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    巨大な大砲の弾に乗り込み月に行こうとする大砲クラブ会長バービケーンと2人の仲間。計算の狂いで月までいけるか微妙な状況に。ロケットの中での会話。月に住むと予想される人類との出会いを想像する3人。月の軌道に乗り月を観察する3人。地球への帰還。

    1
    投稿日: 2008.07.14
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    途中からすっかり「子供の頃好きだった本」に変わって、どこが児童文学やねーん、という話になってますが。(笑)わくわくしながら読んだ本ばかりですよ、どれも。ちなみに、この本が小論文の問題でした、大学は(笑)

    1
    投稿日: 2006.02.15