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ウツボカズラの甘い息
ウツボカズラの甘い息
柚月裕子/幻冬舎
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総合評価

179件)
3.8
30
81
53
8
0
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    読み進めていくうちに「えっ?」という驚きの連鎖があり、次はどうなるの??と夢中でページを手繰ってしまった。巧みな女性心理が描かれていて一部感情移入しながら読んでしまった。ウツボカズラの甘い息という比喩にもなるほどな。と思いつつ、いざ自分の前にその状況があらわれたらどうするかな?と思わずにはいられなかった。

    0
    投稿日: 2026.03.19
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    巧妙な誘導というか美への誘惑に対する恐怖を感じた。捜査に関しては状況的に飛び付きやすい結論によく飛びつかないで真相究明を続けたのは流石。読み応えがあってとても面白かった。

    0
    投稿日: 2026.02.18
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    高村文絵が中学の同級生、加奈子と再会化粧品ビジネスに誘われるところから話は始まります。鎌倉で起きた殺人事件を調べる刑事の視点と切り替わり交わっていくストーリーがとても面白かったです!! 真相もラストも全然想像できないものでした!題名にも納得! 展開がスピーディーで次々と新たなことが判明するので、やめどきが分からなくなりました。500ページ以上あってもあっという間の読了! 最後まで読んだあとまた読み返したくなる一冊でした。2回目に読むと気がつく伏線も随所にあり本当に読んでいて楽しかった シリーズものにはならないのかな…?秦の家族のこととかもっと深めても良さそうなのにと思ったり 秦と菜月のコンビも素敵だしまた見たい! あと、本のあらすじが本編のことを書きすぎと思うのは私だけ…?

    2
    投稿日: 2026.01.14
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    タイトルにウツボカズラを使ったところが絶妙!巧妙に獲物をおびき寄せ、罠にはめ捕えて、養分として貪りつくし美しく咲き誇る花。美しく咲くことを知った彼女はウツボカズラのように生きていくしかなかったのか。ストーリーはある程度先が読めたものの、構成のよさ、途中で明かされる驚愕の事実、刑事2人のキャラクターのよさ、オチが物語を面白くしていた。一気読みだった!ただ、刑事の奥さんの設定が意味ありげだったのに、物語と接点があまり感じられず、ちょっと拍子抜けだったかな。

    1
    投稿日: 2026.01.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一年半ぶりに柚月裕子作品を読んだ。 タイトルが示唆する通りの内容。 主婦高村文絵を嵌めようとしているサングラスの女は誰か? を神奈川県警の刑事が地道な捜査で追い詰める。 文絵の実際の家族構成が小説中の描写と違う、ということが判明した時点で、読者は激しく動揺させられる。文絵は嵌められたのか、それとも全ては文絵の妄想なのか、と世界がチラチラ反転する。 犯人がやったような綱渡気味の二重三重のなりすましが本当に実行可能なのかは疑問だけど、ミステリーとしては十分に楽しめた。

    29
    投稿日: 2025.12.24
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    面白かったです。ただ、付き合いのなかった他人の過去を、詳細まで把握できるかなー疑問に思いました。どっかで辻褄合わないことも出てくるのでは?まぁそこは精神やんでる人が相手だからってことになるんだけど。

    6
    投稿日: 2025.12.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ウツボカズラは甘い蜜で虫をおびき寄せ、中に落ちた虫を食べながら生きる食虫植物。このウツボカズラのように甘い話で獲物を寄せつけて、金を搾ったら姿を消す詐欺師の話。ターゲットとなった主婦は、家事と育児に追われた生活からセミナー講師としての生き甲斐を見つけたが、これは投資詐欺の一部だった。平凡な主婦が追い詰められていく。実は家族構成が違っていたという意外な展開に期待したが、最後は1人の悪人に帰着させる強引な落ちで残念だった。

    1
    投稿日: 2025.12.15
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    初めましての作家さん。 あまり深く考えず、何となく手にした本だったので、読み進めていくうちにミステリーか!と気付きました笑 二人の視点で物語が進んで、時系列が合致してからが目の離せない展開で最後まで飽きることなく読了。 柚月さんの別の本も読んでみようと思いました。

    1
    投稿日: 2025.11.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うーん。 面白かったのか、面白くなかったのか謎。 2日で一気に読み終えたんだけど、 なりすましは火車を思い出したし、 犯人は割とサイコパスだし。どこがで見たような。 いくつかの伏線かなと思ったとこの回収はなかったなぁ。結婚相談所の社長がどうして文絵と会った時の話をしなかったのか謎だし、謎に中川刑事?のことを、名字ではなく名前の菜月って呼んでるかもハテナだった。 なんか男性社会ってことをあらわしたかったのかな。 秦さんと菜月は魅力的に書かれてたから、シリーズ化するなら、読んでみたい。

    0
    投稿日: 2025.11.16
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    鎌倉の別荘で殺人事件が起きた。 その背景ではパッとしない主婦が、めちゃ美味しい話に釣られて化粧品販売をすることに。 見た目もきれいになってお金も手に入って順風満帆〜と思ったら警察に疑われてどんどん不穏に…。真実はいかに!?という話。 お金、女性の美しさ、心が弱ってるときに信じたいものが描かれていて、ミステリーとしても洗練されていて面白かった。 本に厚さがあるが、長さを感じずにスラスラ読めた。

    0
    投稿日: 2025.11.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    他の人の感想と同じく後半から引き込まれていきました。前半では文絵と加奈子が殺人を起こしてしまう?と思っていたが、文絵が何も知らない間に、事件が起きていた。というところから、あれ?どうなっていくんだろう?と気になって読み進めました。マルチ商法、宗教、離婚、植物人間、認知症、詐欺、事故、メンタルクリニックなどあやしげなキーワードが散りばめられ、あやしげな人たちのあやしげな世界に淡々と真っ直ぐに真相に迫っていく刑事の様子。真犯人にたどり着いた時にはガッツポーズしたい気持ちになりました。

    2
    投稿日: 2025.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    子供の存在が全て妄想と分かった時は衝撃だった。そして結局は詐欺だったのかという展開も‥。驚きの連続で面白かった。

    2
    投稿日: 2025.08.19
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    面白かった。 やっぱり柚月さんは一筋縄ではいかない。中盤からの怒涛の展開は凄まじかった。 人を騙す側に回った彼女には才能があった。その才能を駆使して金を手に入れ それと引き換えに本当の名前を捨てた。 とうに捨てた本名で呼ばれる時が逮捕される時というのはどんな気持ちなんだろうか… 秦と菜月。良い上司、良い部下である前に2人とも良い刑事だった。

    8
    投稿日: 2025.07.01
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    おもしろかった!途中から何が現実でなにが妄想かわかんなくなってきて、主人公を信じるのが難しくなったり人間不信になりそうになったりしたけど、完全犯罪なんてないんだな…と。 真犯人にたどり着いた時はホッとした。 1度じゃない成功体験があると欲深くもなるし、どんどん大胆になるんだなという感じ。 人間は欲まみれだよなぁ。 秦刑事と中川のコンビすごくよかった。 秦さんも色々抱えているけど、いいおじさんだな。上司としてとてもいい。

    0
    投稿日: 2025.06.24
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    精神疾患の症状に悩む女、美容ビジネスに誘う女、殺人事件を追う警察とそれぞれの視点から描かれる作品は読み始めたら最後、結末まで息を潜めて読むしかない傑作である。 よくある詐欺事件と警察の駆け引きかと思いきや後半から物語は全く別の様相を呈してくる。単なる犯罪小説かと思っていると寝首をざっくりと斬られている。 ある種の夢に取り憑かれた者たちの夢の話、と言わればそうとも言えるのだが本作が見せてくるのは目を背けたくなる現代の悪夢である。

    0
    投稿日: 2025.05.25
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    松戸市に住む主婦・高村文絵が自宅に送られてきたチケットで向かったディナーショーで、中学の同級生・杉浦加奈子に声をかけられる。鎌倉の別荘に招待された文絵は化粧品セミナーの講師をつとめることなり、、、 物語は、文絵と、神奈川県警の刑事・秦圭介の交互の視点で進む。 文絵の幻覚障害によるものと思われた女性であったが、、

    0
    投稿日: 2025.05.10
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    面白かった!中盤以降なグイグイ引き込まれた。平凡な主婦が煌びやかな世界に引き込まれるが、それが一転殺人容疑へと。中年刑事の秦と若手の菜月コンビが良かった。

    17
    投稿日: 2025.05.06
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    中盤からの展開にどんどん引き込まれてしまった。事件を追う刑事が驚きのあまり手帳を落としてしまうのも納得。明かされる真実に思わず声が出てしまうほど驚いた。

    0
    投稿日: 2025.04.28
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    前半はダラダラと読んでいましたが、後半にある事実が発覚し、その事実に涙が出て一気に最後まで読みました。その後一気に女性の名前が複数出て来て、何度か前のページをめくって確認しました(笑)。少し悲しい物語でしたね。でも読後感は悪くなく、人に勧めても良い小説かと思います。あと、余談ですがダイエットも俄然やる気が出ました(笑)。

    0
    投稿日: 2025.04.27
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    罪を擦り付けて生きていく。 一回目から成功してしまったからこそ、どんどん規模が大きくしても怖くなかったのだろうな。 ここまで最後に番狂わせをすることができたのは、出てくる人物をしつこいまでに追い続けた成果だろう。

    1
    投稿日: 2025.04.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    文絵周辺の展開はある程度予想出来るあるあるな流れだけど、サングラスの女の正体がいきなり500ページ超えから唐突に出てきてビビった!初めまして!犯人さん!! 楽しみ方を間違えて読み進めてしまったようだわ。 文絵の解離性の病気部分が真相にもっと影響してくれたら結末がもう少し楽しめたのかな…。設定はすごく良いのになぁ。あとひと捻り騙して欲しかった。

    3
    投稿日: 2025.03.11
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    終盤の怒涛の展開にかなりハラハラさせられた。 全然予想もしていなかった文絵の真実から解かれては消えの繰り返し、全く結末が予想できませんでした。 長い作品なのに終始没頭できて一瞬で読み終わりました。

    0
    投稿日: 2025.03.01
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    久しぶりに柚月さんの本を読んだ。 文絵と加奈子が事件にどう関わっていくのか 興味しんしんで、読み進めることができた。 結果は意外なものだった。 やはり長編小説はいい。ずっと没頭していられる。 ウツボカズラの甘い息のタイトルも謎めいていい。

    20
    投稿日: 2025.02.19
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    まず、タイトルを見てびっくりした。 -----ウツボカズラの甘い息! どこかの官能小説?と思わせる。 読もうかどうしようか躊躇してしまった。 でも、柚月さんの本だから面白いよなと思って読んでみた。 いつものように、登場人物や、捜査本部などのしっかりした描写でストーリーに入り込める。 中盤までの主人公的な人物である高村文絵がとても魅力的だ。できれば終盤まで文絵には活躍して欲しかったのだが、後半三分の一は文絵を離れて、犯人を追い詰める旅?になる。 途中で、一瞬、文絵は多人格症で、加奈子という人物も文絵が作り出した妄想かと思ったが、それでは捜査会議で一旦決着しそうになったものと同じだし。 終盤は、次々に現れてくる新たな犯人?の名前を追いかけて、刑事の秦と菜月の活躍が描かれるが、ようやく暴かれた真相は…ちょっと肩透かし。 もっと、文絵との関係性のある人物が犯人で、え?!びっくり!となって欲しかった。 この結末のままでも、ストーリーとしてはまあ、まとまってるし、テレビで2時間ドラマにでもすればそれなりに面白いだろうけど(もしかしたらもうドラマになってる?)、もっとひねりが欲しかったと思うのは、私だけだろうか。

    23
    投稿日: 2025.01.06
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    主人公の主婦が化粧品のネズミ溝の詐欺にはめられ、殺人疑いをかけられる。事故で失った子供たち。途中までは、ドキドキするが、最後の方は、勢いがなくなる。

    0
    投稿日: 2025.01.03
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    読んでて引き込まれる。騙される方がおかしいやろうと思うけど人間弱ってしまうと騙されやすくなってしまうんだな。平凡な今の幸せをしっかりと感謝して過ごしたい。 文絵の幸せを祈りたい

    0
    投稿日: 2024.11.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『孤狼の血』シリーズを順々に読んでみたいと思っていたが、映画を観た衝撃がすごくて満足してしまったのであえて違う作品から柚月裕子さんを知ろうと思って手に取った一冊。意味不明なタイトルも興味をそそられる。ウツボカズラとは?なんだ? まず、背面にある作品のあらすじは絶対読まない方が良い。いつもは極力目を通さないようにして、作品を読み終わった後に読むようにしている。今回はストーリーが後半に差し掛かった頃に油断してうっかり見てしまい、がっかりした。短い言葉でここまであらすじをまとめ上げてしまうものなのか笑。 険しい山道を進んだ先に辿り着く頂にいきなりヘリで連れってくれるような…杉浦加奈子の正体まではさすがに書いてないけど書きすぎじゃないか笑。500ページ読まなくても展開が分かりすぎてしまう。。 とはいえ長編にも関わらず、過去最短で読み切ったような気がする。中盤まで面白いなと思って読んでいたが、高村文絵の子供が既に死んでて子供の描写は妄想だったと明らかになったあたりから急速に面白さが減っていった。精神病で妄想ってしたら何でもありだし、サプライズやミスリードがしやすい安易な感じがしました。 細かい設定がどうつながってくるか興味を持って読んたけどあんまりなぁ…秦の奥さんが寝たきりなのは意味があった?田崎が偽名を使っていた理由もどこかに書いてあったのかな… 最後、視点が犯人の真野に移った時に納得のできる理由や展開でなかったので残念でした。

    43
    投稿日: 2024.10.16
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    最初は何だかかったるい感じです読み始めたのだが、段々と面白くなってきた。全く予想外の展開に、参りました!

    1
    投稿日: 2024.08.28
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    読了後釈然としない感覚があった。 登場人物のなかに犯人がいないという違和感。 ミステリーは久しぶりに読んだが何か新鮮な感じがした。

    1
    投稿日: 2024.07.31
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    「前半はちょっとしんどいけど、後半はめっちゃ面白いから読んで欲しい!止まらなくなるから!」と、数少ない読書をする友人が激推しで貸してくれた本作。 うん、止まらなかったわ。早く終わらせたくて… 後半は面白くなる筈だと自分に言い聞かせて読み進めて行ったのですが、最後まで面白くな…合わなかったです。(土瓶さん語録、やっと使えた) 柚月さん原作の『虎狼の血』を映画で観て、あまりの面白さにいつか柚月さんの小説を拝読したいと思っていたので、喜んで借りたのですが…まさかこんな事になるとは…。 鎌倉の高級な別荘で1人の男が殺されます。 これの捜査に当たる警察と、家事と育児に疲れ果て、旦那ともうまく行っていない懸賞だけが趣味の疲れ果てた主婦、文絵との双方の視点で交互に話が展開して行きます。 懸賞には手当り次第に出す為に、当たったとしても出した事すら忘れている文絵。 彼女の元に一通の招待状が届きます。出した覚えのないディナーショーの懸賞が当たっていたのです。 鬱屈している生活を送っていた文絵は、気晴らしにでもなるかと出向く事に。そこで中学時代のクラスメイトだと言う、サングラスで顔を隠した美女、加奈子と出会い彼女の人生は一変して行きます。 『名探偵のいけにえ』の際に少し書きましたが、カルト宗教は友人が巻き込まれた事もあり調べたり潜入した事があるので怖さを身に染みて知っているのですが、マルチ商法も近い匂いがするな、という印象。 何か縋るものが欲しい人間の弱みに漬け込む所は共通点。 文絵、それ希望やない、詐欺や!!(誰かを止めたい時に必ず出てくる火垂るの墓) この辺りは読者の誰でも思う事なのですが、この文絵の堕ちっぷり…というかハマりっぷりが凄い。 立派な信者の出来上がりです。 文絵は心もまいっており『解離性障害』を患い通院もしています。 前半、この文絵パートが無かったら星1だったかも知れません。文絵の話はお決まりコースとは言え、美しくなって行く自分に自信を持ち始めて、金銭面の余裕もでき家庭もうまく周り始めるという、期限付きの幸せを手に入れて行く姿にハラハラしていました。 警察の捜査パートがしんどかったのです…。必要な事ではあるんですが、こっちには感情移入出来なくて誰も覚えられないし捜査もじれったいし、目が滑ると言うのを久々に体験してしまった。 とある捜査官の辛い家庭事情って必要でしたかね…? これは個人的な相性なので、構成としてはよく出来ていると思います。 ここは私の問題なので良いとして、ですね…。 問題は終盤からです。 ここから、察しの良い方やミステリーを読みなれている方なら分かってしまうかも知れない表記がありますので、ネタバレ注意です。 *********************** 捜査の手がいよいよ文絵に伸びて来た際にですね、 ああ…これミスリードなんだろうなあ。いや頼むからこれが真相であってくれ、それなら幾分マシだから!(ベタですが個人的に好きな展開なもので)とむしろ願っていたら予想通りミスリードな上に真犯人が、どっから来たんですか…?という第三者。 いや第三者というには全く関係なくは無い人物だけれど、なんの前触れもなく終盤で突然に犯人の生い立ちから犯行動機まで語られても、なんの感情移入も出来ない…。 理由も何にも共感できず、驚きもない…。 そして迎えるエピローグ。 これも個人的には要らない。やっと終わった…と言うのが正直な感想でした。 本作は概ね高評価なので、恐らく私が合わなかっただけだと思います。 お金と美は人を狂わせるものです。 どちらもそこそこが1番幸せなのかも。どっちもなくて良かった(悲しい) 文絵と、タイトルの秀逸さに星2つです。

    36
    投稿日: 2024.07.06
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    途中まで、なぜこの題名なのか?わからなかったが、中盤で作者のミスリードにまんまと騙されていた事に気づき、終盤の謎解きで、この犯人にこの題名は最高の賛辞なのでは?と思ってしまいました。 柚月さん、さすがです。

    0
    投稿日: 2024.05.25
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    普通の主婦であり母である文絵。 娘時代はなかなかの美人だったのだが、家事と育児のストレスにより太ってしまい過食症と解離性障害を患っている 夫ともうまく行っていない。 そんな時、学生時代の同級生の加奈子に偶然再会する。 加奈子は不幸な事故により顔に痣があるためサングラスをかけていた。 加奈子から海外の高級化粧品の講師役と代理店の代表を引き受けることになる。 もう、怪しいよ、やめときなーって話なんだけど それだけじゃなかった。 えーとなるところがいくつもあって面白かった

    0
    投稿日: 2024.05.16
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    犯人(犯行)が進んでいく過程の裏で事件を追っている刑事たちの話が同時に進行していく話である。 話が進んでいくうちに犯人像が浮かんでくるが、果たしてこれが結末なのかと思って読み進めていくと、やはりもうひと捻りあった。 最後まで読めないストーリーで面白かった。

    9
    投稿日: 2024.04.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館本 面白かったですね。 他人になりすますことで金蔓とする。 女という武器や、女ならではの執着、心の隙間に入り込む手法にむずむずしました。 えええ!という意外さのあるストーリー。美人刑事 中川大活躍の物語が読みたい。 秦の抱えている現実と心情が、もっとぐぐぐっと掘り下げられていたら良かったのかな??それじゃいつまで経っても物語が終わらないか笑笑

    11
    投稿日: 2024.04.12
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    事件の結論に辿り着けそうで辿り着けないもどかしさが読み応えに繋がった。母親だからこその苦悩が全くの他人事では無いなと感じ、辛かった。ページ数の割にすんなりと読み進められるのは自分が当事者のように没入しているからだと思った。

    1
    投稿日: 2024.03.11
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    刑事側の視点と、文絵側の視点で話が進んでいき、最後に一気に繋がっていく。 ネットワークビジネスというところで、人間の弱いところにつけこむことで起きた事件ということろはあり得るなと思う。

    2
    投稿日: 2024.01.16
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    『狐狼の血』がおもしろかったので他の作品も、と。設定はよくあるミステリー系、「解離性障害」という主人公の別人格が犯人?というミスリードを誘う流れ。え、結局主人公が二重人格なの、別の人間なの、というのが最後の方までわからない描き方はさすがです。

    0
    投稿日: 2023.12.28
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    昔は美人だった。 結婚して束縛の強い夫の影響でぶくぶく太り、昔の見る影もなくなった。 懸賞の応募が唯一の楽しみ。 懸賞で当選した人気歌手のディナーショーで昔の同級生に偶然会い、声をかけられる。 その同級生のことはあまり覚えていないが、向こうは自分のことをよく覚えている。 そして誘われるビジネス。 昔を取り戻しつつある主人公。 そして事件が起きる。 こんな展開になるとは中盤以降も想像がつかないミステリー

    0
    投稿日: 2023.12.16
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    生活に疲れ精神的に危うい主婦と殺人事件を追う刑事の2人の視点から物語は進む。 話しが進むににつれ、それぞれの視点での話が繋がっていく様子が面白い。 相方の女性刑事が素敵だった。

    0
    投稿日: 2023.11.29
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    文絵パートと刑事パートが交互に 繰り返しながら物語が展開する。 文絵のパートは、精神的に揺れて いるキャラなので、読んでいて、 ハラハラさせられたが結末が気に なり一気に読めた。 刑事パートの謎を解き明かしてい く過程も面白い。 登場人物が少なく、人間関係もあ る程度分かりやすく読みやすいと 思う。

    9
    投稿日: 2023.11.25
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    最近よく目にする作家さんだけど、読むのは初めて。がっつり推理ものも久々に読むような。 設定がしっかりしたミステリは、先が気になるのもあって、あっという間に読めてしまう。 30代後半の主婦・高村文絵は、学生の頃は美少女と囃し立てられていたが、今や太ってしまい見る影もなくなっていた。 懸賞が趣味の文絵は、ある日懸賞で当たった有名歌手のディナーショーに1人で出かける。その帰り道、郷里の同級生だった加奈子に声をかけられ、後日加奈子の別荘で再会を果たすのだが、そこで加奈子からある「良い仕事」を持ちかけられる。 初めは加奈子との関わりも仕事も乗り気ではなかった文絵だが、お金持ちになり豪華な暮らしをする加奈子に触発され、そして仕事のパートナーとして紹介された章吾と意気投合したのをきっかけに、その仕事を引き受ける。 その仕事とは、加奈子が特別にライセンス契約を得た高級化粧品を紹介するセミナーの講師で、月給は50万という破格のものだったのだが… ほんの最初の部分のあらすじだけ書いても怪しさ満点(笑)なのだけど、人がまんまと騙されていく過程が見えると、他人事とも思えない。 しかもその「騙す」というのが二重にも三重にもなっていて、最後の4分の1あたりは怒涛の展開すぎてやや混乱した。 文絵と、とある殺人事件を追う刑事・秦の視点が交互に訪れながら物語は進み、そして最後とある人物の視点へ。 文絵が過去の辛い出来事がきっかけで離人性障害を患っていることも、物語を予想外の方向へ向かわせる要素となっている。 殺人事件、マルチ商法、詐欺、新興宗教など、単体でも充分1冊書けそうな要素が絡み合う。 女性の、美への飽くなき探究心や執着が生んだ悲劇、みたいな要素もある。 物語としても楽しめたし、甘い話に騙されないよう気をつけなければ(とくに心が弱っているときは…)などという自戒まで得られた小説でした。

    3
    投稿日: 2023.11.01
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    内容は他の作品同様、長編ながらあっという間に読了しました。柚月さんには珍しく、最後に一気に終結というパターンでした

    9
    投稿日: 2023.10.27
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    平成30年購入の積読本でした。苦笑 結末や内容が少し重たいミステリーも読めるようになってきたので(年月かかりすぎですね。苦笑)、満を持して読みました。 ------------------------- こんな私に したのは誰? 主婦が堕ちた甘美な罠——。 ------------------------- 途中までは嘘みたいに文絵(本書で登場する主婦)が 会員制の化粧品販売するビジネスを 加奈子(文絵の同級生と名乗る女)に紹介されて、 とんとんと進んでいきます。 それはそれで読んでいて気持ちが悪いんですが、 どう崩れていくのか。 気になって読み進める手が止まりませんでした。 文絵もなんとなく悪いことをしているのがわかるから、 旦那さんには言えず秘密にしている。 お金、お金、お金、お金。 生きていくためにも、 誰かを助けるにも養うにも、 とにかくお金。 最後の方は、息苦しい気持ちでした。 だます側とだまされる側。 とにかくお金。 加奈子の正体とは。 かなり分厚い本でしたが、一気読みでした。

    6
    投稿日: 2023.10.15
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    長かったので、二週間ぐらいかけて空き時間にちょこちょこ読んでました。最後は続きが気になってスイスイ読み進められました。ミステリーはやはり面白い!人の欲は恐ろしい。

    1
    投稿日: 2023.09.21
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    おもしろかったー。 高村文絵と秦刑事の目線が交互に描かれるんだけど、どんな形で二人の目線が重なるのかどきどきしながら読んだ。 中学の同級生と名乗る加奈子に誘われ化粧品の販売をする事になるんだけど、お金も稼げるし自分磨きも出来るしノリノリで仕事をしてたら、詐欺事件の犯人として逮捕される事に。殺人事件の容疑まで着せられるんだけど、その事件を捜査する中で、不慮の事故で子ども亡くし文絵は精神を病んでる事が発覚。加奈子と名乗る女性の存在も文絵の妄想なのではないかと言われ、冤罪を着せられる寸前。 加奈子を見付けるんだけど死亡してる事が分かって、「?」と驚き。だったら別人加奈子を演じてたのか探るんだけど、一筋縄ではいかなくて少しずつ真相に迫ってく感じがどきどきした。 父親の倒産と自殺未遂で日常を奪われ、別人の名前を語り詐欺を繰り返す知世。不慮の事故で子どもを亡くし精神を病んだ文絵。知世に利用され自ら命を断った敦子と加奈子。どの女性も切なかった。 明日も続くと信じて疑わなかった日常をある日突然失ったら、その時はじめて当たり前の有り難さに気付き、失ったものを取り戻す為に形振りかまわなくなるんだろうなあ。甘い密があれば誰だって吸いたくなるもんなあ。それを利用する奴は最低だけど。

    0
    投稿日: 2023.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    文絵と秦のそれぞれのパートが交互に出てきて、徐々に事件の全容が明らかになっていくスタイル。 --ネタバレ-- 途中までは真相はなんだろう?! と引き込まれて夢中で読んだけど、なんともしょーもない真相でガッカリした。 かなり後半になって急に出てきた、今までの登場人物の誰ともほぼ関係ない人が犯人だったなんて、推理ものとして反則だと思う。 急にエピローグで生い立ちを語られても…。 せめてこの人物が犯人なのであれば、最後は釈放されたあとの文絵のパートを少しでも書いて欲しかった。 エピローグの手間までずっと読者として追い続けてきた文絵の物語はどこへ行った??と不完全燃焼すぎた。

    3
    投稿日: 2023.09.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初めて読む作家さん。 文恵の解離性離人症の描写から始まるので それが事件に関係してくるのかと 読んでいたら別な方向だったのでびっくり。 文恵、加奈子の話と 捜査する刑事達の話が交互にあり なかなか絡んでこないので 中盤までは少々退屈だった。 反対に事件が解き明かされる場面からは あっという間で、え、もう終わり?という感じで 肩透かし感があった。 他の作品を読もうか読むまいか 悩む。。 松井玲奈さんの解説が丁寧で優しくて好み♪

    15
    投稿日: 2023.07.03
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    続きが気になってぐいぐい引き込まれ読了。 文絵の話と事件の捜査が交互に書かれていて、どう繋がるのかハラハラしながら読んだ。

    4
    投稿日: 2023.06.19
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    このタイトルは犯人の生き様というか信条を表しているような感じで悪くないが、この作品のメインは所謂「幻の女」だ。本当にサングラスの女はいるのか?容疑者のでっち上げか幻想ではないのか? 後半で子供の話が明らかになり一層その疑惑が強まる。 まあ「幻の女」といえば歴史に残るミステリの名作があるので同じタイトルはつけにくいとは思うが、その線でも良かったのではないかと個人的には思う。

    15
    投稿日: 2023.06.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    警察の署内や捜査本部の様子がとても細かく書かれているので調べたら、柚月さんは警察や検察の事をよく小説にされている方でした。 ドラマや映画で観る警察内部よりもリアリティを感じました。(といっても、本物は知らないのですが・・・) 正直、こんなうまくいく!?というようなストーリーではありました。カモになるような人を見付けるのがうますぎるし、みんな見事に騙されるし、都合よく死んでくれる。 田崎を殴り殺してしまったところが軽率で、そこから最終的には逮捕されてしまったけれど、そこをもう少しうまくやれば今回も逃げられそうな雰囲気さえありました。 でも小説として読む分にはとても面白かったです。 特に高村文絵の子どもはすでに死んでいたと知った時は、とても驚きました。 どんどん痩せて美しくなる(ここも痩せるのはそんなにうまくいかないのでは?と思ってしまいましたが・・・)ところも、読者の多くは騙されてると気が付いたとは思いますが、前向きになれた文絵の様子に温かい気持ちになりました。 特に深堀されない秦の奥さんについては、そもそも必要だったのか?という気がしてしまいました。

    1
    投稿日: 2023.06.12
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    解離性障害を囮にして「第三者の介在は?」というのが最後まで分からないハラハラさせられた読み応えのある内容でした。 捜査する刑事側のストーリーもあり、ページ数は多いながらも一気に読めました。 面白かった!

    0
    投稿日: 2023.06.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    家事と育児に疲れている平凡な主婦の文絵が旧友の加奈子と再会し、加奈子からの甘い誘いに疑いながらも乗ってしまう。 最初は上手くいっていたが、当然そんな上手い話はあるわけがなく、文絵の知らない所で投資詐欺が起きていた。 さらに仕事仲間の章吾が殺され、その容疑まで文絵にかかってしまう。 中盤のここからが面白い。 加奈子の行方は?だったのが、文絵の真実が明らかになり、加奈子は存在するのか?へ変わり、そこから加奈子はいったい誰なんだ?と、糸を手繰りよせるような捜査が進んでいく展開がドキドキしてとても面白かった。 544ページありましたが一気読みでした。

    1
    投稿日: 2023.05.16
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    この方の小説読むの2作目なんだけど、刑事の描き方が古臭く感じてしまう。それとも今でも刑事ってこんな感じの人ばっかりなの? 話はすごく面白かった。途中、容疑者の精神病ゆえに冤罪に発展しそうになるのが、容疑者が存在していたと主張する人物が、存在してはいたけど既に死亡してたと発覚したあたりから物語が加速度をつけて進んでく感じ、読書の醍醐味♥️ いるって言ってるけど妄想じゃん?え?いた?死んでた?しかも自殺?えーじゃあその人一体だれ?って謎の人物の正体を次々辿っていくの、宮部みゆきの火車味ある。

    2
    投稿日: 2023.05.10
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    やっぱり終盤から場面が変わり突然スピードが上がる。大切なことは幸せのはかり方、どうしようもない状況になっても人生ブレないこと。

    30
    投稿日: 2023.04.16
  • うっかりしていると、ウツボカズラに吸い込まれるかもしれないね

     人間の果てなき欲望とちょっとした心の隙間に、スルリと悪魔は入り込むのかもしれません。  物語の展開としては、二つの場面が交互に描かれていきます。一つは高村文絵が怪しげな事業に巻き込まれていく場面。そしてもう一つは、鎌倉で起こった殺人事件を追いかける刑事達の奮闘ぶりの場面。  文絵の方は、おいおい大丈夫かよ、そんなことに加担してと、誰でも思うでしょう。また、刑事達の捜査方法は、なるほどそういう風にやっていくんだね。と納得したりします。  ミステリーですから、あまり詳しくは書けませんけれど、文絵の病気?から、ひょっとするとそうなのかと思わせておいて、最後4分の3くらい読み進めてきたときに、真犯人が浮上します。もしあのベテラン刑事がいなかったら、冤罪になっていたかもしれませんね。さぁてどうなる?どうする?と、興味が尽きず、最後まで楽しませてもらいました。気になる記述もあって、それは、「不審死を事故や自殺で片付けようとするのは、日本の警察の悪弊らしい。」というもの。沢山の案件を抱えているからなのでしょうが、そうではないと信じたいものです。  一方、私個人としては、奥さんの金銭行動や心情に、ほとんど気がつかなかった夫にも責任があり、それでいて彼には哀れみと同情を禁じ得ないかなぁ。  物語のラスト、オーストラリアのホテルのシーンは、あの名作「太陽がいっぱい」を想起させました。  それから、松井玲奈さんが本の最後に解説を書かれていますが、これがまた興味深いものでした。まず、女性目線で読まれていること。容姿へのコンプレックスに対する考え方は、やはり男とは違います。またエッシャーのだまし絵になぞらえているのも面白いですね。これにはなるほどと思いました。そして、やはり彼女は女優目線で読んでいました。もし映画化されるならば、中川刑事役をやってみたいそうな。ちょっと顔立ちが優しすぎる気がしますが、演じてみたい理由が、男性社会の中で認められたいと思う強さが魅力的とのこと。その他にも、色々考えさせる記述があって、この解説を読んでから再読すると、色々と違ったものが見えてくる気がします。

    0
    投稿日: 2023.03.04
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    めちゃくちゃおもしろかった!!読み応えあり!! なさそうでありそうな完全犯罪ストーリー! 途中騙されたところもあり、いろいろと驚きの展開にめくるページが止まりませんでした。  秦刑事と菜月刑事がなかなか良いコンビになっていく様子も良かったです(^ ^)

    8
    投稿日: 2023.02.28
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    読んでいる箇所の情景が頭に浮かび、自分にはとても読みやすい作品でした。松井玲奈さんの中川刑事も確かに良いかもしれませんね!

    4
    投稿日: 2023.02.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    専業主婦のリアルな心情とか、親近感がわきました。自分で稼がないから旦那さんに食べさせてもらってる感が強くなり、なんだかへりくだってしまうところとか。そこにつけ込まれての化粧品販売詐欺。私もこの主人公の立場なら同じ過ちに落ち入りそうでゾッとしました。違うところは痩せてもキレイにはならないところ、ですね。

    4
    投稿日: 2023.02.12
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    事件の当事者のお話と警察側のお話とどちらもテンポ良く面白かった。 しかしどちらもちょっと中途半端な掘り起こしで、もうちょっと深くと思えた。 最後文絵はどんな状態だったのだろう⁇ 気になる。

    5
    投稿日: 2023.02.06
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    知人がめくるページが止められないと言ってたので、ならば私は!といきこんだが、中盤から手がとまらず、今も深夜に読み終わり興奮した体を抱えて眠れるかしら?と不安になってしまいます。 初めての作者さんで、元々ミステリー系は得意ではなかった自分です。 解離についても結局はよくあるテンプレにしかみんな書けないんだからさーとか舐めてたら、二転三転の展開に手汗がとまらない。ミステリーなのにどこかしらホラーを感じて背筋が凍ったのは、作者さんの緻密な計算と単純な力量と思いました。 読んでよかった、この感動を他の人にも伝えたい。 時間をおいて二週目を読み、拾い集め、また味わおうと思います。

    3
    投稿日: 2023.02.05
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    長文ですが、一気に読めました。さすが、柚月裕子さんです。 ただ、最後の方があまりに目まぐるしく、それぞれの心理描写が薄くなってしまったかな? また、7年以上前に書かれた作品なので、今現在は違うんじゃない?と思うところはありました。 ジェンダーとか…少しは警察も変わってなきゃねえ。 あと、いくらおじさんといっても、ITに疎いのは駄目でしょう。 年末に読んだ、「教誨」があまりに強烈でした。

    2
    投稿日: 2023.01.21
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    やはりこの作家の作品は実に面白い!兎に角、作品に於ける事前の準備や読者を翻弄する二重三重のトリップには舌を巻く。作品を完成させるためのち密な情報収集と作者の頭の良さがなす技なのだろう。なるほど!と唸らせる状況がページを繰るごとに散りばめられている。それに気付かず読み進むにつれて、あれ?待てよ、これって・・・と読み返す事が度々起こった。こんな作品は初めてである。マルチ商法、新興宗教と人の心理を突く作品。最後まで犯人が分からない仕掛けに唖然とした。今までの作品の1・2位を表すと言っても過言ではない。

    5
    投稿日: 2023.01.21
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    結末が気になって中盤から一気に読破。 当たり前の日常が幸せであることを忘れてしまう… 誰にでもあることだと思った。 みなそれぞれ、抱えているものがある。 柚月さんの本を読むと、相手に思いを巡らせる力を養うことができる気がしている。

    5
    投稿日: 2022.08.26
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    久々にミステリー。 ボリューム感には満足しつつ、登場人物の魅力だったり伏線の張り方だったりがそこまで好みではなかった。 でも最後まで2〜3日で読み切るくらいには面白かった!

    2
    投稿日: 2022.08.08
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    二つの話が並行して流れ、何時一つになるのか楽しみながら読んだ。被害者の連鎖、いつ犯人に辿り着くのか、先を急いで読んだ。

    5
    投稿日: 2022.06.26
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    やっぱりこの人の作品は短編よりも、ある程度の長さがあったほうが好きだ。終盤は続きが気になって読むのを止められなくなる。起承転結が、とくに結の部分で盛り上げるのがうまい。

    16
    投稿日: 2022.06.01
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    後半に入って事件の核心に迫っていくに従って、どうなっていくんだろう?と思い、ページを捲る手が止まらなくなりました。 前半は事件の関係者と事件を追う警察の話が交互に進みますが、後半はハンドルを切りアクセル全開な感じでした。 そして、騙されました。

    7
    投稿日: 2022.05.20
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    家事と育児に追われる高村文絵はある日、中学時代の同級生、加奈子に再会。彼女から化粧品販売ビジネスに誘われ、大金と生き甲斐を手にしたが、鎌倉で起きた殺人事件の容疑者として突然逮捕されてしまう。無実を訴える文絵だが、鍵を握る加奈子が姿を消し、更に詐欺容疑まで重なって…

    2
    投稿日: 2022.05.07
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    どうなんやろ? 知らん人が「小学校の同級生やけど憶えてるか?」って来たら… 確かに小学校からの付き合いあるヤツは限られてるけど、まだ、地元近くに住んでるんで大丈夫かな?自信ゼロ(-。-; 私自身を褒めまくって、更に相手がキレイだったりすると、のぼせ上がって…(単純なんで、褒められてたりすると直ぐに本気になります…^^;) 想像するだけで、ウツボカズラの捕虫袋の中に進んで入りそう… 犯人は、文絵?それとも、所々にチラチラ出て来るサングラスの女? 細〜〜〜い糸(手掛かり)を手繰り寄せて、追い詰める刑事達にハラハラ〜 ページ数多いけど、一気に読んでしまいました〜 しかし、刑事さんの仕事って、ほんまにコツコツとやな。更にそれで、全て解決する訳ではないし… ご苦労様です〜! 自身は、影。 自分として生きていかない事ってどうなんやろ?とは思う。過去が過去だけに、大変なんは分かるけど、全て偽りの中で生きて楽しいというか、満足できるんかな?

    40
    投稿日: 2022.03.28
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    私は今夜も余震に怯えながらこの本を読み終えた。 もう嫌だ。家が壊れる位の揺れでスマホ片手に思わず外に飛び出した数日前の夜。 キッチンの悲惨さに目を背けて、二階へ行くと棚から私のお気に入りの本達が、信じられない位の飛距離で部屋の中央に投げ出されていた。 一冊ずつ拾い上げて最後に手にとったこの一冊。 電車が止まりまだ帰らぬ家族を待ちつつ、現実逃避したまま階段に腰掛け読み始めた。 有名な方だが、作品は初読み。 タイトルになっているウツボカズラとは?とスマホで検索、甘い香りで誘惑し罠に落とす。 うまい話には裏があるはずなのに、どうしてマルチ商法は無くならないのか? かと言って自分も騙されない自信は無い。 松井玲奈さんの解説で、読書好きで解説部分を楽しみにしているとあり共感した。 私も隅から隅まで読みカバー裏に仕掛けは無いか?絵や写真にヒントは無いか?まで疑いながら読んでしまう。 ガチャと玄関の開く音。一気に現実世界に引き戻され、朝方まで片付けは続いた。 私には本があって良かった。

    37
    投稿日: 2022.03.22
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    本の厚さに若干いやだなと思ったけど、3/4まではさくさく読み進められる。重要そうに書かれてる言葉とか設定が意外とたいした意味がなくて肩透かし食らうけど、ある意味そこも含めて刑事捜査がリアルに描かれている感じがした。 犯人にもつらい過去や現実はあるけど、刑事にも容疑者にも同じようにつらいことはたくさんある。それを理由に人を陥れたり騙してはいけないよという当然の話だった。 あと一つだけ言いたいのは、文絵は162センチ75キロとかだったとかいう話だから少々ふくよかだとは思うけど、親の容姿を理由に子供がいじめられるほどの見た目になる体重じゃないよな、、。

    3
    投稿日: 2022.03.13
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    居るはずの人物、居るはずのない人物、たぐる細い細い糸が繋がる気持ちよさとそこについて回る重い気持ち。 読んだ後にとても疲れる。いい意味で。

    1
    投稿日: 2022.03.03
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    もっと大きな背景があるかと思いきや、言ってみれば普通の田舎出身の女性が単なる金欲しさに犯罪を重ねるだけの話だった。 そんな一般人が富裕層の女性を信じさせるレベルの品質を備えた化粧品を用意したり、キチンとしたセミナーを開催したり、ターゲットの素性を詳細まで把握したりできたとは思えず、その辺りの描写が殆ど無いのに全て成功してしまっているのが都合が良すぎる。 ボリュームの割に中身が薄いという残念な印象でした。

    2
    投稿日: 2022.02.26
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    勘違いから手に取って読みはじめた。 ひとりの女性が結婚した後 何かの理由で精神を病んでしまった。 そこに 高校時代の友人と会う機会を得る。 そしてその女性に誘われて仕事を手伝う様になる。 何か怪しそうな仕事だが 特に問題もなく収入を得ていく。 ところが犯罪の影が忍び寄る そこにひとりの刑事が  引き込まれるように 一気に完読した。

    2
    投稿日: 2022.02.23
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    中盤からの展開はスピード感もあり結末が気になり一気読みでした。本当に面白かったです。 柚月裕子さんの筆力あっぱれです。

    5
    投稿日: 2022.02.15
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    全体の構成が素晴らしく、テンポの良いストーリー展開で引き付けられました。 物語の最後に向けての盛り上がりもGOOD。

    3
    投稿日: 2022.02.08
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    主婦の話と、刑事の話が並行して進んでゆく。 どこで交わるのか、どうつながるのか。 後半は先を読みたくて止まらなくなった。

    5
    投稿日: 2022.01.30
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    文絵がいつ騙されるかどうなるのか騙した人はどうなるかハラハラしながら読む。 警察の捜査と犯罪に巻き込まれる文絵の同時進行なのでだらける事なく一気に読み こんな感じで物語が展開するなら刑事ものも読めるかも知れないと思った

    3
    投稿日: 2022.01.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    解説に、「子供達の出てくる描写はどこかちぐはぐで、不自然さがありますが〜」という文章があり、自分も松井玲奈さん同様、子供達の出てくるシーンを読み直しました。 すごい…最初に読んだ時には違和感とすら感じなかったなんて事ないシーンが、2度目にしてとても深いものだと感じました。 とてもゾクゾクしました。 解説の松井さんのおかげで、さらに評価が上がりました。

    2
    投稿日: 2021.12.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    んー、後半の失速感気になった。 こんなに何人もの人を騙して殺し続けられるものなのかなぁ? 解離性同一性障害で子供が実は死んでるオチは気づかなかった。たしかに読み返してみると、心がぐらついたタイミングで子供が出てきてた気がする

    2
    投稿日: 2021.12.22
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    騙されてる人が繋がっていきだんだん謎が解けていくのが面白かったです。最後犯人が逮捕されるところは呆気なかった。

    1
    投稿日: 2021.12.21
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    文絵の病院での診察からこの話は始まった。でも治療が少し変わっている。あぁ、精神的な病? そして家庭での生活。女の子供がいる母親らしい。 でも、どうやらしろ豚と呼ばれるくらい太っている。う~ん、主人公はこの女性らしい。でも、痩せているときはかなりの美人だったらしい。 そこから、この物語は始まった。 そして、主人公が交代、秦警部補に変わる。美人で若く頭の回転の早い刑事の菜月。 殺人事件を操作する中で、文絵が浮かぶ。 時間は進んだり、戻ったりして、読み手をヤキモキさせるのが、柚月の面白さだ。

    2
    投稿日: 2021.12.15
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    どんでん返し 二つの視点で交互に語られる物語は、ある一点で交差し、そこから新しい展開へ。 半分を過ぎたくらいから畳み込まれるように「ええ!?どういうこと!?」という展開でもう目が離せません。 完全犯罪を崩すのは、たった一つの甘さ。 またしても柚月裕子に唸らされました。

    0
    投稿日: 2021.11.06
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    面白かった ちょっと変化球あって、納得いかないところもありますが、後半ぐいぐい引き込まれる物語 ストーリとしては、 過去とても美人だった文絵 今は、子供二人の育児におわれ、ぶくぶくの姿。 しかし、たまたま学生時代の同級生の加奈子に再開し、彼女から化粧品販売ビジネスに誘われることに。 こういう、学生時代の人に誘われるビジネスって大体よくないですよね(笑) しかし、結果、高額な報酬を得ることができます。 一方、鎌倉で発生した殺人事件。 その事件の真相を追う秦と菜月。 前半は文絵物語と秦の物語が交互に語られていきます。 そして、ついに殺人事件の容疑者として文絵は逮捕されることに。 化粧品販売ビジネスに詐欺容疑まで加わり、いったい何が起きているのか? 連絡がつかない加奈子 事件の真相を秦と菜月が追っかけます。 そして、明らかになる真相 といった展開です。 後半事件の真相を追っかけるところの展開とスピード感でぐいぐい引き込まれます。 しかし、いくつか納得のいかないところ... ネタばれになりますが、 文絵の精神障害はよいとして、ここで語られるところまで必要? 秦の奥さんの話って必要? そして真犯人ってちょっと違和感あり 海外のホテルで逮捕されるけど、海外のホテルではチェックインするときにはパスポート確認ありますよね。 とはいうもののエンターテイメント作品として十分楽しめました。 お勧め

    12
    投稿日: 2021.10.30
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    シンプルなストーリーで読みやすい。 簡単な推理小説だけどワクワクした。実はあまり出てこないこの人が絡んでる?とか。 予想は外れましたが笑

    3
    投稿日: 2021.10.22
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    サスペンス小説 前半の先が見えないスローなペースから後半は一気にスピードが上がります。 柚月さんのテクニックにまんまと騙されました。 後半にになるにつれ面白くなっていきますが、結末はイマイチです。 読了後、またすぐに読んでみたくなるトリックがありますね。

    1
    投稿日: 2021.10.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私は解離性障害の当事者です。作中にこの障害を抱える人物(主人公と言ってもいい)が出てくることを知らずに読みました。 だからこそ、文絵が、冒頭から解離/乖離症状(離人症)を起こしていることに疑問を持ちました。 解離性障害は、過去のトラウマが自身のなかで抑え切れなくなった時に、その症状が出ます。 症状にも様々あって、文恵は前半では離人症(幽体離脱したように、自分を外側から見ているような感覚に陥る)、中盤からは同一性障害(かつては多重人格障害と言った)を疑われますが、その原因となった「トラウマ経験」が終盤まで明かされない為、逆に「文絵が犯人ではない」ことが分かってしまいました。 しかし、それは私個人の特別な事情に基づく読書体験であって、作品の面白さを損ねることにはなりません。実際に、この厄介な病について精査し工夫された伏線が活きており、中盤以降は非常にスリリングで、一気読み必至です。 この類の作品だと、宮部みゆき氏の『火車』が傑出していますが、そこへ解離性障害を絡めたことは、柚月裕子さんならではの作品づくりで、挑戦であったと思います。 「多重人格」という言葉/病態が世の中に広く知られる嘴矢となった作品に、ダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を』や『5番目のサリー』が有名ですが、私が寡聞である為か、日本にはまだ解離性障害を本格的に扱った作品が少ないように思います。 柚月さんの一矢に大いに期待しつつ、患者への理解が周知されることを切に願います。 『文絵』は実社会にも生きています。思い掛けずあなたの近い場所に、今ここに。 (逆に知世のほうがいないと思う・笑/サイコパスという言葉で括れるのは彼女のほうでは……)

    2
    投稿日: 2021.10.20
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    怖い。 粘着質な女性は本当に怖い。 また、細かな因果を繋げる警察。 凄い。小ちゃな線を掘り下げて 元に辿り着くその姿がカッコ良いです。

    2
    投稿日: 2021.09.30
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    家事と育児に追われる高村文絵はある日、中学時代の同級生、加奈子に再会。彼女から化粧品販売ビジネスに誘われ、大金と生き甲斐を手にしたが、鎌倉で起きた殺人事件の容疑者として突然逮捕されてしまう。無実を訴える文絵だが、鍵を握る加奈子が姿を消し、更に詐欺容疑まで重なって…。全ては文絵の虚言か企みか?戦慄の犯罪小説。

    1
    投稿日: 2021.09.13
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    真相が見えてくるあたりから目が離せなくなりました 欲の怖さというか底無しというか 女性ならでわなのか人間だからなのか

    2
    投稿日: 2021.08.21
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    中盤からどんどん真相に迫っていくスピード感が非常に面白い。どんどん読み進めたく作品だった。 欲が満たされることは決してなく、より欲深くなっていく。当たり前を失うまでそのことにも気がついていない。

    3
    投稿日: 2021.08.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ジェットコースター的な。 貧乏でいじめられた小学時代。ダイエットしてもてはやされた中学時代以降。今は二人の娘がいる太った主婦。ひょんなことから中学の変わり果てた同級生に会い、化粧品のセミナー講師をすることに。\500,000/回。セミナー・・・マルチ商法ぽい。罠にはまる主婦。 事件を追う男女刑事。主婦が会ったと言っている同級生は既に死者。いったい誰が?って、さくさく読み進める。知らんわ、誰それ、となるが。うまい話にはご注意を。

    4
    投稿日: 2021.07.16
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    初めて読む作家さん。 しばらくはどんな方向に行くお話なのかわからず、読みながら探るような気持ちだった。 丁寧に話が進んで行く、という印象。描写がきっちりしているというか。語り口は、割と淡々としていたかな。 300ページを過ぎた辺りから展開が激しくなり、驚かされる内容もあって、ほぼ一気に読んだ。 お金は人を変えてしまうんだな、としみじみ。 ラストの後、どうなったんだろう。文絵は一体どんな気持ちで受け止めたんだろう。つらすぎる。 秦と中川は良いコンビになっていく感じがあったので、また別のお話に登場するなら読みたいなと思った。 115ページ 加奈子の家の居間とキッチン→文絵の家の 、では?

    3
    投稿日: 2021.07.14
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    2021.06.20. 読了。 「パレートの誤算」があまり自分にヒットしなかったのでどうかと思いつつ読み始めましたが、序盤からわりと入り込んで読めました。 確かに子供の場面で微妙な違和感を感じていたが、そういう感じかーと納得。 最後が展開早すぎた感もありますが、畳みかける展開と言えなくもないか、、、まぁ楽しく読めました。 秦&中川のコンビ、また読みたいです。

    2
    投稿日: 2021.06.23
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    物語の後半、事件が動き始めてからは一気に読み進められました。 加奈子が何者なのか、文絵の秘密が分かってからはページを捲る手を止められませんでした。 ただ、ものすごいテンポで事件が動いた分、もう少し深掘りしてほしかったかなあと、不完全燃焼感も。 最後の方、ちょっと色々と唐突すぎた気が。 柚月さんの作品は、先日読んだ最後の証人がとても面白かったので、期待しすぎたかなあ。

    5
    投稿日: 2021.05.30
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    中盤以降の、掘れば掘るほど偶然とは思えない事実が見つかっていく過程にワクワクしたので、最後に全ての真実が明らかになったのが、いわゆる犯人の自白だったのがちょっともったいないな、と思った。もっとちゃんと警察組織が調べれば埋もれた事実を暴き出せそうだし、何よりあんな状況証拠というか、曖昧な伝聞だけを頼りによく逮捕状なんて出せたな、しかもあんなところまで行く経費出んのかよ、とちょっとびっくりしてしまった。

    3
    投稿日: 2021.05.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった 解離性障害を患う主婦の視点と鎌倉で起こった殺人事件を追う刑事の視点を行き来する前半は 2つの話がどのように絡んで来るのか、先が気になりぐいぐいと読ませられた 後半は実体の見えない犯人を追う長い旅路、真相に近付くにつれ ピースが繋がる気持ちよさと、同時に与えられる得体の知れない怖さで、 読む手がなかなか止まらなかった 松井玲奈さんの解説を読んで、もう一度読み返してみたくなる

    1
    投稿日: 2021.05.15
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    面白かった! 文絵の心の問題が明らかになるところはゾゾッとした。 ただ、その後の文絵の様子がもう少し知りたかった。後半は警察と犯人がメインになってしまい少し残念。

    8
    投稿日: 2021.05.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    サスペンスドラマ風な感じで面白かった。後半は怒涛の展開だったが、少し無理がある感じ。やられたらやり返す。

    1
    投稿日: 2021.05.07
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    次々と他人に成りすまし、甘い餌でおびき寄せ、金を搾り取ると殺害し捨て去る犯人を、食虫植物であるウツボカズラに例えられている。 そんな犯人の正体をじわりじわりと暴き追い詰めていく警察小説ミステリー。 私は著者が好きで、本作で13作品目。 率直にストーリー、展開、結末までハラハラドキドキさせられてとても読み応えのある作品であった。 著者の描く警察ものはリアリティがあって特に好きだ。 結末は、著者らしくないエピローグだったが、本作品ならではと私は快く受け取った。 作中、犯人の真相と事件の全容にたどり着いた時に、刑事の秦が心で呟いた以下の言葉が、私のハアトにぶら下がったまま離れないので、記しておく。 人の欲は、限りがない。 たとえば、子が生まれるとき、親は我が子の健康を願う。無事に生まれると、健やかな成長を願い、それが叶うと頭の良さを求め、有名大学への進学へと、欲はかぎりなく膨らむ。 多くのものを求めすぎていたと気づくのは、当たり前が失われたときだ。

    81
    投稿日: 2021.05.03