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総合評価

26件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    三部作 ということで 満足できるかドキドキしながら読み進める。(本作者のエンディングがこれで終わり??となるので。。) アイヌ関連なのか。 ゴールデンカムイで聞いたことのある単語たチラホラ。 2,3巻と1巻のイラスト違う。笹井一個氏。 どんなに素晴らしい世界だとしても、親しい人がいなければ独りと一緒、親しい人がいてこその幸せ、というメッセージだろうか。 父親と母親の馴初めのシーンが気になる。友人との関係性も。。余程親しかったとしたら、妻への想いに葛藤することは無かったのだろうか?? そして母親の意識は今どうなっているのだろう?? 『…感謝しなくなり、もっともっとと獲物や収穫を求め、互いに競い、争うようになりました。強い者は…おごり高ぶり…争うようになりました』 聖書のようだな、と思ったが、アイヌの神目線なのか。 (失敗したって恥をかいたって、やらないで後悔するより、やって後悔するようがいい!) そうはいいつつも、身体が動かなかったりするので、偉い。。チャンスは万人に訪れるが、チャンスをものにする人間は備えてシミュレーションしているから、というセリフがサッカー漫画にあったなぁ。。 (みんな、忘れたいんだ。楽しい、誇らしい記憶は語り継がれていくけれど、苦しい、後ろめたい記憶は、なかったことにしたい。…) 『…猟や漁をする人々に比べれば、物を売るだけの仕事なんてラクだろう、とどこかで思っていました。しかし、人と人が住む場所の間を、つまり人がいない場所を、大荷物をかついで移動する人々の大変さは、同じようなことをやってみなければわかりませんでした。』 『…長い旅に話し相手がいるということが、どんなにありがたことだったのかを、チポロはあらためて感じました。』 『一人でがんばれる人間には、決して一人ではなれなかったことを思い出したのです。』

    0
    投稿日: 2025.05.15
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    アイヌ版ドラクエみたいな感じで面白かった。 サクサク読めるので大人でも子どもでも楽しめる児童書。動物が仲間になったりとか、神さまとの対話、魔物退治とかそういうのが好きな人にはぜひ読んでほしい作品

    0
    投稿日: 2024.10.09
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    初雪虫さん 読みやすい チポロがだんだんと逞しくなっていく姿を素直に応援したくなる シリーズも続けて読んでみたい

    0
    投稿日: 2024.01.08
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    アイヌに興味を持ったので、アイヌを題材にした本書が気になりました。 たくさんのカムイが登場して、人間の強欲さ…を考えさせられました。 チポロがとてもいい子で応援しながら読みました。 表紙の絵も素敵です。

    1
    投稿日: 2022.07.14
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    三部作の3作目「ランペシカ」から読むという失態をおかしたので、1作目を読みました。 アイヌがモチーフの古代ファンタジー。 古代ものは大好物。「月神の統べる森で」シリーズに雰囲気が似ている。あちらもこちらも好き。 2作目はまだ読んでないけど、この作品が1番、物語として幸せなところで終わっているのではないかな。 チポロとイレシュがまっすぐでいい子でとてもよかった。ヤイレスーホの切ない気持ちを考えて、今後の展開を知っているからこそ、また胸にくるものがありますね。 児童書でこんな盛大で密かな悲恋があるとはね…。

    1
    投稿日: 2022.01.18
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    アイヌ神話を元にしているとのことで、読んでみた。 確かにアイヌ文化が垣間見えていたけれど、物語としては別段、普通だったな。 雰囲気は『月神統べる森で』シリーズに似てる。 そして、あちらの方が読み応えがあった。

    0
    投稿日: 2019.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    子どもに読ませることを考えると、評価として星はもう一つ増えると思います。 ただそれも難しいところで…。 アイヌ神話を元にしたストーリーと優しい描写、ファンタジーな世界観は小学校中学年から理解できて楽しめるし、薦める方としても安心して読ませられる作品。 なのですが、このレベルのボリュームを読める子は、この穏やかな語り口とシンプルな展開に物足りなさを覚える気もします。 いい意味でも微妙な意味でも、平たい。 ソニンのシリーズに及ばないイメージです。 ストーリーテリングなどで、読む意欲を掻き立てて、まだこのレベルに手を出したことのない子の入り口とするにはもってこいかなあ、とも思います。 ヤイレスーホはどうだろうか。

    0
    投稿日: 2019.06.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アイヌをテーマにした神話をベースにした、どこかで読んだことがありそうな物語を現代的にアレンジした感じ。弱々しかった少年が、自分で考え、自分で決めて、自分で旅立つまでの成長の物語。 長いシリーズの序盤で、伏線を張っているのだろうとは思うが、登場人物が多過ぎて、ちょっと手こずる。 また、元が神話であるせいか、オキグルミの妹神が、どうして人間を愛したのか、その理由が明確ではない気がする。飢饉が人の心を荒ませるのは確かだが、ススハム(シシャモ)が流れてきたことで村の貧富の差が広がったとの記述のように、豊かになることで人の心が温かくなるわけでも、優しくなるわけでもない。イレシュは妹神と行動が重なるが、もともと人であるイレシュと妹神では心持ちも違うだろう。 ヤイレスーホは、どうして人の姿で生きたいと願ったのか。次巻が楽しみ。ミソサザイの神が可愛い。

    0
    投稿日: 2019.05.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    力も弱く、狩りも上手ではなかった少年チポロが連れ去られた幼馴染の女の子を探すために強くなり、旅に出る物語。 アイヌ神話をモチーフに、人間が大好きな神様や失望した神様も出てくる。 旅の道連れになった小さな神様の「いつも大きくて強くてなにかをほどこし助けてくれる、そんな神様ばっかり望んでる」というセリフにドキッとした。 神様が与え恵んでくれるのをいいことに努力を怠り恵みばかりを期待するようになる。 人間を嫌いになる神様はそこに絶望するのだろうし、そういった人間を含めて愛しいと思い寄り添ってくれる神様もいる。 少年が勇気を出し成長し、いろいろな人の助けを借りながら大切な女の子を取り戻そうと旅をする。王道で単純明快な物語の中に大切なことがいろいろとちりばめられていると思う。 ヤイレスーホが不憫。彼がイレシュを帰せなかったのは、かつて自分に優しくしてくれた女の子と一緒にいたいと思ってしまったからなのでは。 彼は彼で、大切な女の子と自身の信じる素晴らしい世界に行きたかったのだろう。 結局幼馴染の男の子に負けてしまい彼自身も罰を受けるのだが、その後どうなったのかが気になってしまった。 続編もあるようなので読んでみよう。

    0
    投稿日: 2019.02.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。子供のための物語という感じ。 負け続けると卑屈になってしまいそうなものだけど、チポロはバカにされながらも力を蓄えてきた。 信じる力の強い子供だった。 反対に自分も人も信じずにだいぶ歪んでしまったヤイレスーホ…たった一度、無条件で助けられたことが彼をほんの少し変えたのだとしても、結局イレシュに届かなかったのが切ない。 あの後どうなっちゃったんだろう。 イレシュの気持ちも複雑なまま残りそう。 続編が読みたい。

    1
    投稿日: 2018.01.19
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    めっちゃ面白かった・・・読みやすさ山のごとし・・・。 アイヌ民話ぽくて、ミソサザイ神様かわいい・・・。 チポロとイレシュがピュアで互いを思い合ってる分だけヤイレスーホお前・・・切ないやんか・・・。 イレシュとヤイレスーホのやりとりが・・・最の高でした・・・。

    0
    投稿日: 2017.10.25
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    アイヌの神様は、人間に厳しい。 そんな伝説ができるのは、厳しい自然のためか。 「負けるのなんか慣れてる。何回負けたって、どうってことない。」など 心に刺さるセリフがいっぱいです。

    0
    投稿日: 2017.09.11
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    アイヌに伝わる神話をもとにしたファンタジー。おばあちゃんと二人暮らし、ちいさくて狩りがへたくそだったチポロが、魔物にさらわれた幼なじみを助けるべく旅にでる。 こんなにやさしい文章で、これだけの世界観を描けるってすごいと思う。最初に国のはじまりの神話があり、それからチポロの旅がはじまってゆく。物語がすすむにつれて、神話とチポロの旅がだんだんリンクしてくる。自然のなかに神々があたりまえのように存在する世界。神さまという存在が身近に感じられる。冒頭で初めてツルを仕留めてから、どんどんたくましくなっていくチポロの成長がうれしい。アイヌの空気を感じられる物語。

    0
    投稿日: 2017.07.18
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    アイヌの神話をベースにしたファンタジー。 というか、アイヌ神話なんて、ほとんど知らなかったので、ちょっとこの機会に知りたいと思った。 チポロは1羽のツルを仕留めた。 両親を亡くし、祖母と暮らす、貧しいチポロには、体格も小さいし、大事な弓も1本しかない。 でもその日はツルを仕留めた。食べる前に供養(魂送り)をすると、ツルの神さまが現れた。これからも自分の仕留めた獲物お大切に供養して魂を送り返しておくれ、と言われて、その後は守護霊のようにチポロを見守ってくれる存在となった。 近所のイレシュはチポロの理解者で、親友だ。 チポロの父が亡くなった時、神にカミナリを撃たれかけている時、チポロが不意に言った呪文がある。 アイヌの神さまたちは、人間の我儘さ傲慢さに愛想をつかして、見捨てようとしていた。 チポロたちの村にも災いがきても、神々は守ってくれないようになるかもしれない。 チポロのはもしもの時のおまじないとして、むかし、自分が唱えた呪文をイレシュに教える。そして、本当に魔物が訪れた時、イレシュがチポロから教えてもらった呪文を口にしたため、イレシュは異形の魔物たちに連れていかれてしまう。 その時、狩に出ていて、イレシュを助けられなかったチポロ。 三年の年月を経て、チポロは12歳になり、狩りの腕を磨いてきた。イレシュのウワサを聞いて、イレシュを助けるため旅に出る事にした。 アイヌの神話、古代の村での神さまたちが身近な生活、様々な個性的なキャラクター(チポロの家族、イレシュの家族、ブクサ、シカマ・カムイ、それにもちろんヤイレスーホ!)がいい。 また続きや続編も読みたい。

    0
    投稿日: 2017.07.17
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    アイヌの世界観が綺麗でした。 自然や生き物に感謝する生活が素敵です。 ただ、前半は良かったけど、後半から段々軽いノリになってしまったのが残念でした。 設定はいいのに活かせていない感じ。

    0
    投稿日: 2017.07.08
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    アイヌ神話である「柳の葉が川に落ちシシャモ(ススハム)になった」という話がもと。小さな少年チポロの成長譚。

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    投稿日: 2017.04.28
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    童話のような語り口、しかし内容はなかなかハードな冒険譚だった。 全体的にアイヌのイメージなのか、神様がめっちゃ気軽に存在しててちょっとびっくりした。笑

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    投稿日: 2017.04.27
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    いいねぇ 少年がきちんと若者になっていく話 物語はこうでなくっちゃ という王道モノだけれど それでも いいねぇ 主人公たちもさることながら その取り巻く、カムイ(神)たちにも、頼りなく描かれる人間たちにも 作者の愛情にあふれているのがいいですね 読後感がさわやかです

    1
    投稿日: 2016.06.29
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    主人公がしっかり大地を踏みしめてる冒険譚、旅先に社会が見えるし空気の匂いがします。続編書けそうな雰囲気。 チポロは猪突猛進型ですが何か言ってから自省したり自分を律する客観性も持ってる子だなと。自分のことじゃなくてもシャチのカムイにぱっと謝るシーンに微笑みました。 たぶんこのお話の中で誰よりも思考しているのはイレシュですね、ヤイレスーホは危なっかしく見えます。 プクサいいやつだな~。 ミソサザイのカムイのおしゃべりずっと聞いてたい。 シカマ・カムイの人生相談室があったら訪ねたい。 弓のレプニかっっっこよすぎか!!!

    1
    投稿日: 2016.06.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    児童書?YA?ジャンルはわからないが大人向けではないのかも。たいへん読みやすく、読後感も良いお話だった。サクサク読めて、疲れなかったのも良かった。この人のソニンシリーズが大好きだったので読んでみたけど、やはり作風があっているのだろうなあ。

    0
    投稿日: 2016.05.01
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    なんにも考えず、するすると楽しく読めました。アイヌ神話を元にしているらしく、神話好きとしてそちらについても、ちゃんと調べてみたいなと思いました。今は同じ国だけど、別の国の物語のようで不思議な感じ。

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    投稿日: 2016.04.23
  • 清々しい気持ち

    北の大地のヒトと神々の物語。自然を敬い、共に生きることを語り継いだのが神話なんだろうと、改めて思わせてくれる作品。ヤイレスーホの気持ちを考えながら、もう一度じっくり読み直そう。古くて新しい神話の世界がまたここに産まれた! 十二国記の神々や、ファイブスター物語の神々に通じるものを感じますね。日本人の神々に対する考え方が共通なのかな。 すべての人におすすめできる作品です。

    2
    投稿日: 2016.03.14
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    チポロは体も小さく狩りも下手だったが、ある時大きな白い鳥を射止める。自信をつけたチポロは、「どうせ狩りが下手だから」とあきらめず、「どうすれば獲物が獲れるか」と考えて行動するようになり、すこしずつ強くなっていった。そんなある日、やさしい幼なじみのイレシュが魔物にさらわれてしまった!村人たちはあきらめて忘れようとしたが、チポロはイレシュを救いに行く決心をし、旅に出た…。 アイヌ神話を下敷きに、独特の世界を見事に紡ぎ出した物語。人も神様も魔物もみんな存在感があって魅力的。チポロの誕生をめぐる謎が効いています。

    0
    投稿日: 2016.03.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    祖母と二人暮らしの貧しい家の子チポロは、ある日見事な鶴を射止めます。その事から自信をつけた彼は、諦めることなく努力や工夫をするようになります。 ある日チポロは、村を訪ねてきた、人間に近い神シカマ・カムイから、魔物の襲来に気をつけるように言われます。だが、魔物が現れた時、チポロから教えられた呪文を唱えた友だちのイレシュはさらわれていきました。 チポロはイレシュを連れ戻すために、力を蓄え、魔物がいると言われる北の港を目指すのでした。 国造りの神兄弟の弟とアカダモの女神チキサニとの間の男児オキクルミ。そのオキクルミと妹と、人間たちとの関わりの中から生まれた冒険話。 ストーリーはとても面白く、ぐいぐい読ませるものがある。人物や場面の設定にも無理がない。 また、物語の随所に、諦めないことや思いやりの大切さが、くどくない形で盛り込まれており、好感が持てる。 ただ、登場人物(特に主人公のチポロと友人のイレシュ)の語る言葉が今風過ぎて、アイヌ民話を基調にしたこの物語の中では浮いてしまう点が残念。

    1
    投稿日: 2016.02.22
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    わたしたちは語りつくせないほど多くのことの、ものの恩恵を受けて生きている。 そして、そのことを、忘れてしまいがち。 こうして折に触れて思い出させてくれる作品に出会えることはとても意味があり、手に取ることができてよかったと思う。

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    投稿日: 2016.01.08
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    いろんな人の真心が交錯する話だったように思います。 相手のことを思いやっての行動。だからこそ、ひとりよがりにもなってしまう。 通じあえた面と、そうは成り得なかった面。 きっと全体でみると大団円なんだけど、端々に寂しさが残るそんなラストでした。 チポロは強いけど、対してイレシュが背負うものって、まだ今後も大きなしこりとして残るんじゃないかなって。

    0
    投稿日: 2016.01.04