これまで色々な自己啓発本で語られてきたように、いわゆる仕事ができる人に共通するのは、効率よい、シンプルな思考ができるということ。 本書はそうした思考を身につけるための具体的な方策が示されていて、非常に分かりやすいです。 もちろん、生活の全てを効率の良し悪しで考えるのはよくないと感じますが、 仕事ができない、遅い、などで悩んでいる人にとってはよい助けになる本だと思います。

　パレートの法則が言うところの 「経済活動の中心を担うのは、全体の2割の人」 の習慣行動を学び、そこから思考・発想・発展の出来る人に自己育成していく 手引書。　これまで刊行されてきた同様書籍を、現代版として総合再構成した 内容で、過不足なく、上手くまとめてあります。 　「そうではないだろう !」 と 疑問を投げかけたくなる事柄も含まれおり、 「全て真に受けずに疑問を持て」 という内容との相乗効果で読ませてくれます。 細かく目次が付いていますが、まずは最初から一通り読むことをお勧めします。