名盤レコーディングから読み解くロックのウラ教科書 The Stories behind The Great Recordings
中村 公輔(著)
/リットーミュージック
作品情報
レコーディングがわかると、ロックがもっと見えてくる!録音の魔術師たちの、常識をはるかに越えた音響処理の数々。バスドラムに穴を開けるようになったのはビートルズの無茶振りのせい!?スティーリー・ダンのドラムは生演奏ではなく本当は打ち込みだった!?歪んだギターが誕生したのは壊れたアンプを新聞紙で応急処置したから!?録音機材の進化と、破天荒なエンジニアが生み出したブレイクスルーを詳細に解説。名盤をより深く聴くための、リスナー向け録音マニュアルがついに登場。ロックのウラを知りたいあなたのための1冊です!【CONTENTS】●第1章 ビートルズが起こしたレコーディング革命アルバムのカラーを決定づけたエンジニアのチカラ/常識破りのエンジニア、ジェフ・エメリック/ミュージシャン気質のケン・スコット、アラン・パーソンズ/何時間もトイレにすら行かせないフィル・スペクター/MTRの進化がビートルズ解散の引き金に?/ビートルズが使用したマイク/名盤で使用された伝説のマイク/ライブで活躍するダイナミック・マイク/J-POPが洋楽の音にならない理由/メイド・イン・ジャパンのマイク/ノーマン・スミス、アラン・パーソンズ......エンジニアからミュージシャンへの転身●第2章 ロック・ドラムのレコーディング事情ローリング・ストーンズはインディーズ・スタジオがお好き/ドラムのマイキング/キース・ムーンもジョン・ボーナムも繊細に叩いていた/コンプレッサーをかけたドラム・サウンド/限られたトラック数でのドラム録音/中央にバスドラム、右にハイハット、左はタム。定位を決定づけた『狂気』/ミュートとオーバーダブ●第3章 エレクトリック・ギターのレコーディング事情ギタリストがアンプのうしろに立っていた時代/1960年代からライン録音は行なわれていた/ジミヘンの手動フェイザー/実は小型アンプが最強?/オン、オフ、ウラ、センター......マイクの位置さまざま/ギターの歪み物語/ディストーション、オーバードライブの登場/ベースのレコーディング事情●第4章 リバーブの深淵初期反射と残響音/部屋を利用したエコー・チャンバー/鉄板を利用したプレート・リバーブ/ギタリストにお馴染みバネを使ったスプリング・リバーブ/それまでの概念を破ったデジタル・リバーブ/スタジアム・ロックのリバーブ感/ゲート・リバーブが時代を席巻/お手軽デジタル・リバーブが生み出したシューゲイザー●第5章 打ち込みの進化、ヒップホップとオルタナディブ・ロックスティーリー・ダンが取り入れた驚愕のサンプラー/メタリカはデジタル・エディットの先駆けだった/リンドラムの登場と奇抜エンジニアリングの開花/超高級機であったサンプラー/サンプリング無法時代/スピーカーをマイク代わり/アグレッシブなドラム・サウンドの追求●第6章 プロツールスと現代のレコーディングレコーディングの常識を覆したプロツールス/ホントはどうなの?歌のピッチ修正/デジタルの音は本当に軽いのか?/デジタルの歪みはノイズの原因?/仁義なき音圧競争
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この作品のレビュー
平均 5.0 (3件のレビュー)
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めちゃくちゃに面白かった。私達の普通は、そもそも誰の異端だったのか。普段何気なくやっている事の意味を改めて考えさせられる。新しい音楽はほぼ全てテクノロジーが築き上げてきたけれど、大体の場合、そのテクノ…ロジーはそんな事の為に作られたのではない。機械が音楽を作り、その機械を人間が作り、その機械を異なる目的で人間が使う、その機械を凌駕する為に作られた新たな機械をまた異なる目的で人間が使う。音楽は機械と人間の共同芸術だ。続きを読む
投稿日:2020.08.24
『#ロックの裏教科書』
ほぼ日書評 Day373
オドロオドロしいタイトルだから、ドラッグとか、そんな内容かと思いきや、超マジメな本。
日本人アーティストが西海岸に行ってレコーディングしてもJ-…POPの音にしかならないのは何故? 外タレのLive in Japanはしっかり彼らの音になるのは? 昔言われた、風土や機材の差ではない。
その秘密はレコーディングエンジニア、もっと言えば、マイクの立て方とか、そういう細かい、門外不出マル秘技術の積み重ねという趣旨。
細かい話が多いので、読むのに時間がかかるが、なかなかに面白いトリビア満載な一冊。
https://amzn.to/3flqXfM続きを読む投稿日:2021.03.29
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