国家の矛盾
高村正彦(著)
,三浦瑠麗(著)
/新潮新書
作品情報
自民党政権はなぜ集団的自衛権の行使容認に踏み切ったのか。日本外交は本当に「対米追従」なのか。外交・安保論議を一貫してリードしてきた自民党の重鎮が舞台裏を明かす。日米同盟と憲法9条に引き裂かれた戦後日本の安全保障論議に「不健全なもの」を感知する国際政治学者が、平和安全法制の「騒動」に見たものとは──。外交・安保の「現場」と「理論」が正面からぶつかり合った異色の対談。
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商品情報
- シリーズ
- 国家の矛盾
- ジャンル
- 教養 - ノンフィクション・ドキュメンタリー
- 出版社
- 新潮社
- 掲載誌・レーベル
- 新潮新書
- 書籍発売日
- 2017.02.17
- Reader Store発売日
- 2017.02.24
- ファイルサイズ
- 1.2MB
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この作品のレビュー
平均 4.3 (6件のレビュー)
-
第一章 安全保障の矛盾
安全保障は「確率のゲーム」
戦前の「翼賛勢力」に似ているのはどっち?
「原罪としての敗戦」という考え方
「国益」の縛りがあった方が軍隊の派遣は抑制的になる
個別的自衛権の拡大解…釈が孕む危うさ
トランプの「安保ただ乗り論」
SEALDsの学生は「日本のいい子」
「中国の脅威」はどの程度なのか
尊重すべき「砂川判決」の法理
もともと「限定容認派」だった安倍総理
高村説、自民党を平定す
25回にもわたった公明党との協議
「安全保障環境の変化」は理解されにくい
原爆で生まれたアメリカに対する道徳的優位の感情
憲法学者の「領海侵犯」
イメージと現実の乖離が激しい自民党
軍事力の行使にリアリティが伴わない日本
自衛隊の現場に溜まるマグマ
憲法改正は可能なのか
第二章 外交の矛盾
「法理」はキープし、「当てはめ」は柔軟に
米軍駐留の必要性と国民感情の相克
対北朝鮮政策に「正解」は存在しない
「ガツン」とやっても拉致被害者は帰ってこない
「トランプ大統領」で日本外交の選択肢は増える
安全保障論議はなぜ深まらないのか
安倍、石破、小沢の政治スタンス
与党内タウンミーティングという「擬似国会」
集団安全保障の議論はしなかった
北方領土問題は解決するのか
「イラン、ミャンマー、キューバに行きたい」
アメリカのメッセージをイランに言伝
第三章 政治の矛盾
小選挙区制が生んだ「政治主導」
「政高党低」か「党高政低」か
筋金入りの平和主義者・河本敏夫
候補者発掘をどうするのか
政界に自浄作用は働いているか
議員の能力は人それぞれ
許せるポピュリズム、許せないポピュリズム
構造改革を支持する層が投票できる政党はあるのか
「一本の矢」ではなく「千本の針」を
「国益」がタブーだった時代
自民党議員は「お勉強」をしない
国会も「グローバルスタンダード」にせよ
来るべき二大政党制のかたち
なかなか読み応えありました。
根っこから9条2項の改正ないし削除
の正面突破するべきだとおもうけどなぁ
青山繁晴さんは
『現憲法下でも国際法上、拉致被害者の
救出が認められてるって外務省が答弁してる。
自衛隊もしくは警察の部隊で救出できることを意思表示
をすることで交渉が加速するし変わる』
って言ってたんで、奪還しに行けって言ってるんじゃないと思うけど。
三浦さんの半笑いに怒る青山さん
https://youtu.be/qTEY0D8A4Go
三浦瑠麗×高村正彦との対談
https://youtu.be/Cd4RmsaHzfs続きを読む投稿日:2017.03.25
大臣を歴任した高村正彦と三浦瑠璃の対談本。
高村のちょくちょく入る自慢は鼻に付くが、彼がリアリストで、同じくリアリストの政治評論家の三浦瑠璃との対談は噛み合ってた。投稿日:2018.10.20
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