HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか
ベン・ホロウィッツ(著)
,滑川海彦(訳)
,高橋信夫(訳)
,小澤隆生(序文)
/日経BP
作品情報
シリコンバレーのスター経営者に慕われる最強投資家からのシンプルなアドバイス
起業家時代のホロウィッツには、これでもかというほどの困難(ハード・シングス)が次々と襲った。
上場してもパーティさえ開けないような状況でITバブルが弾け、株価は35セントまで急落。
最大顧客の倒産、売上9割を占める顧客が解約を言い出す、3度にわたって社員レイオフに踏み切らざるを得ない状況に――。
しかし最終的には、困難を切り抜け続けて、1700億円超で会社を売却するという大成功を収めた。
壮絶すぎる実体験を通して、ベン・ホロウィッツが得た教訓とは何なのか?
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商品情報
- シリーズ
- HARD THINGS
- ジャンル
- コンピュータ・情報 - IT・Eビジネス・資格・読み物
- 出版社
- 日経BP
- 書籍発売日
- 2015.04.17
- Reader Store発売日
- 2015.04.24
- ファイルサイズ
- 2.2MB
- ページ数
- 392ページ
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この作品のレビュー
平均 4.0 (142件のレビュー)
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苦闘する人たちへ
やたらと評判の良いこの本だがこれが本当に役に立つ人がどれだけいるのだろうと言う気がしなくもない。
本当に難しいことは、「社員を解雇すること」「既得権にあぐらをかいた優秀な人々の不当な要求に対処するこ…と」などなど自身の経験をもとに、答えを提供するのではなく苦闘している人に何かのインスピレーションとなるようにと書かれている。
一般人が触れた最初のブラウザ「モザイク」を開発した22歳のマーク・アンドリーセンが立ち上げたネットスケープ社に押しかけたベン・ホロウィッツはウェブサーバーの開発を任された。ちょうどウインドウズ95にインターネット・エクスプローラーが無料でバンドルされたころだ。ネットスケープをAOLに売却した後マークとベンはトラフィックの増大によるトラブルを解決するサービス「クラウド」のアイデアを元にラウドクラウド社を立ち上げた。会社設立直後にITバブルの崩壊に見舞われ、IPOによる上場を目指すがこの時の運転資金は3週間分しかない。なんとか立ち上がったこの会社も顧客の倒産により資金繰りがつかなくなった。会社を分割し残った会社をなんとか生き残らせる。そうしながらベンが苦闘した出来事と、いくつかのヒントを語っている。
自分へのメモ「やってないことは何か?」を聞くのは良いアイデアだ。
「会社倒産の準備をするんだ」しかしベンはやらなかった。CEOは確率を考えてはいけない。会社の運営では、答えがあると信じなきゃいけない。答えが見つかる確率を考えてはいけない。とにかく見つけるしかない。可能性が1に9つであろうと1000にひとつであろうと、する仕事は変わらない。
幹部を解雇する第1ステップはなぜ、会社に不適切な人物を採用したかを解明することにある。
教育は、早い話が、マネージャーにできる最も効果的な作業の一つだ。
所々にこういうヒントが有るので起業する人には役に立つのだろう。
「大組織においては、どの職階においても社員の能力はその職階の最低の能力の社員の能力に収斂する」ベンが名付けた「ダメ社員」の法則によると、部下は直近の一番ダメな上司と比べ自分でもそれくらいはできると考え、同レベルの社員で占められると無能レベルに達する。だそうだ。
ツイッター創業物語ほどのドタバタ劇ではなく真面目に書かれた本なのだが役に立つかどうかは少し微妙。この本に共感する人は苦労しているのだろう。続きを読む投稿日:2015.06.24
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経営者は何を気にし、何に悩むのか。
日本とアメリカの企業のあり方の違いはあると思いますが、経営者が思考する流れは大きく変わらないのではないかと思います。
書籍自体は、筆者のこれまでの経験を時系列で、ストーリー仕立てで見る部分と、そこか…ら得られた教訓や、気づき、著者の考えがカテゴリーごとにまとまっている部分の二つに分かれます。
個人的には、気付きわ考えよりも、実際の流れを読むことで、追体験し、悩みを想像するものとして、すごく良い本だと思います。
ここまで、赤裸々に描かれている本は珍しいのではないかと思います。
そこから得られた気付きの部分は、ちょっとわからない部分もありましたが、経営者の思考の順番や、大切にしているものを見るにはすごくいい本だと思います。
特に、ベンチャーの経営層に近い方には、強くオススメします。続きを読む投稿日:2016.08.25
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