日韓がタブーにする半島の歴史
室谷克実(著)
/新潮新書
作品情報
古代日本は朝鮮半島から稲作などの先進文化を学び、国を発展させてきた――という〈定説〉は大嘘である。半島最古の正史『三国史記』には、新羅の基礎を造ったのは倭人・倭種、中国の『隋書』には、新羅も百済も倭国を文化大国として敬仰していたと明記されているのだ。日韓古代史の「常識」に異議を唱え、韓国の偏狭な対日ナショナリズムと、日本のあまりに自虐的な歴史観に歪められた、半島史の新常識を提示する。
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商品情報
- シリーズ
- 日韓がタブーにする半島の歴史
- 著者
- 室谷克実
- 出版社
- 新潮社
- 掲載誌・レーベル
- 新潮新書
- 書籍発売日
- 2010.04.16
- Reader Store発売日
- 2011.11.25
- ファイルサイズ
- 0.8MB
- ページ数
- 223ページ
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この作品のレビュー
平均 3.6 (32件のレビュー)
-
まあまあ...
古代の朝鮮と日本の関係を、史書に基づき解析している。途中から、現在の韓国・朝鮮と日本の関係に投影させて、「だから韓国・朝鮮は」というところは、脱線気味だが、分からないでも無い。どの様に、日本と半島が平…等互恵の関係を構築するか、という所は大事な所。同じレベルで反論していても、結局の所、あまり意味は無い。続きを読む
投稿日:2014.04.07
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韓国は音楽や映像などのクリエイティヴな創作物に非常に優れた結果を残しており、世界中が韓国アイドルやドラマに席巻されている。私は韓流ドラマなどはほとんど見たことないが、韓国料理のお店で流されている映像を…見るだけでも、何かわかりやかすぐ感情に訴えかけてくる内容で、音声はほぼ聞こえなかったがかなりの興味を惹かれた。音楽にしても映像にしても、人の心を掴むのが得意な民族なのではないかと思う。
本書の筆者は韓国・北朝鮮のある朝鮮半島の歴史書について、日本に関する内容があまりにも創作的である事に怒りを感じている。本書は朝鮮半島の歴史書である「三国史書」に記された内容の検証が中心になる。韓国ルーツ論は現代の韓国でも多く発信されているが、我々日本人に言わせれば笑える内容は多い。真偽のほどはわからないが、
・日本食は韓国がルーツ
・天皇家は韓国人
・日本という国は韓国人が建国した
など、多くの説が韓国では流布される。日本だけならまだ良いが食も音楽も宗教も言語も古代の技術も何もかもが韓国から生まれて世界に発信されるという韓国起源が未だに生まれ続けている。科学技術が進歩し、地質学や生物学などの研究と証明が進んだ現代において、韓国人がそれらを本気で信じているとは思えないが、そうした教育を受けた韓国人もいるかもしれない。
そうした事実の作り替えが現代でもなお行われているから、過去の半島の歴史書も疑ってかかるしかない。
歴史書などはどこの国でも自国を正当化したり、外部(海外)に向けて権威を示す為に作られることが多い。日本でも「日本書紀」は明らかに中国に向けて作られた創作的な内容は含まれる。それが全て事実なら、神がかり的な出来事により日本が出来上がった事になってしまう。こうした歴史書の経緯や存在意義を考えれば、創作的な記述から実際にあった出来事を想像するための歴史であり、そこに歴史研究や解明の面白さがある。科学の進歩や新しい遺跡の発見などが、遡ってそれまでの通説を覆していくのは少し違和感を持っていたジグソーパズルのピースがピッタリハマるような感覚ではないかと思う。
本書に記載された筆者の考えも一つの考え方であり、事実を同時に遡って見ることはできないから、真実か否かはわからない。だがそうした読み方もあることを受け入れ、自身の考えや認識と照らし合わせて想像して見るのは楽しいであろう。異説を知らなければ視野の狭い考え方に陥ることは避けられない。そのような意味で非常に面白い内容だ。続きを読む投稿日:2023.11.17
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