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80
このユーザーのレビュー
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空飛ぶ広報室
有川浩 / 幻冬舎文庫
空自広報室に勤務する主人公の話、面白かったです。
53
TVでドラマ化されたのは知っていたのですが観ることはありませんでした。
ですが、本を読むのが好きで、面白い本を探していて、ドラマ化されるような原作ならきっと面白いと思い購入してみました。
お値段が少々…高めだったのですが、十分楽しめたので満足しております。
事故によりブルーインパルスのパイロットになることができなかった主人公とTV局の記者からはずされディレクターとなったもう一人の主人公が新しい仕事に前向きに向き合う姿勢がとても共感できます。また、主人公が勤務する空自広報室の同僚たちが、個性豊かに書き分けられており楽しそうに働いている姿が良いですね。
ストーリーは、読んでいてときどき目頭が熱くなる内容でした。ドラマの再放送があれば見てみたいですね。素敵な本です。 続きを読む投稿日:2013.10.19
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ルーズヴェルト・ゲーム
池井戸潤 / 講談社文庫
ちょっと目頭が熱くなりました。
7
池井戸さんの小説を何冊か読まさせていただきましたが、他は銀行をテーマとしたものだけで、今回の一般企業と野球部のような話は初めてでした。
青島製作所という企業のピンチと同社野球部のピンチが平行して語られ…ていきます。それはタイトルにあるようにルーズヴェルト・ゲームだったりします。
特定の主人公ではなく、みんながゲームを作っていきます。それは社長だったり、野球部の部長だったり、暗い過去を持つピッチャーだったり
みんながそれぞれ悩みを持ちながら前進していく姿がカッコ良いです。当然、小説的に盛り上がる場面もあり目頭が熱くなりました。
とても楽しませていただきました。 続きを読む投稿日:2014.04.26
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舟を編む
三浦しをん / 光文社文庫
2012年の本屋大賞なんですね。読んだ後から知りました。納得。
4
最近TVで映画になった「舟を編む」を観ました。とても良い映画だと思いました。
映画に登場する松田龍平さんや宮崎あおいさん、オダギリジョーさんたちがとても良かったです。
で、このReader'Store…にてこの本を見かけて、読みたくなって買っちゃいました。
辞書を編纂して完成させる話なのですが、登場する人物たちがとてもいきいきしています。
主人公のまじめな馬締(まじめ)君がいかにもまじめ君です。もうこの人の描写につきると思いました。
少々個性的である主人公を支える香具屋さんや西岡君たちが、ほんとにまじめ君のことをを好きなのことが伝わってきます。
2012年の本屋大賞なんですね。納得です。読んでいてとても楽しい本でした。 続きを読む投稿日:2014.06.11
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神去なあなあ日常
三浦しをん / 読楽
思わずGOOGLEマップで三重県の神去村を探しちゃいました。....見つからなかった。
4
三浦しをんさんの作品で「舟を編む」が面白かったのでこの本も読んで見ることにしました。
この本もいいですね。「舟を編む」と同様登場する人物がいきいきしています。
主人公が本人の意思とは関係なく三重県の山…奥にある村で林業研修にいきなり放り込まれるって現実にはありそうにもない展開ってのはどうなのって
思いましたが読み進むうちに作者が描く神去村ワールドに引き込まれました。
主人公やヨキを始めとする中村班の人達や山太やノコといった登場人物等が楽しい世界を作ってくれます。
登場人物もいいのですがこの神去村が、携帯の電波は届かず、川の水は冷たく夏にはホタルが飛んで、縁側でスイカを食べ、冬には樹木が雪で折れる音を聞くという
すごく田舎らしい田舎が表現豊かに描かれています。自分がこの村に住みたいかというと?ですが、主人公が神去村をだんだん好きになるのは理解できます。
読んでいて楽しいです。なあなあとした神去村ワールドに浸れます。
続きを読む投稿日:2014.06.18
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ロスジェネの逆襲
池井戸潤 / ダイヤモンド社
いやぁ面白かった。続きのシリーズ読みたいなぁ。
3
ドラマになった半沢直樹シリーズで今回は銀行の子会社である証券会社へ出向した主人公の仕事ぶりというか戦いの話です。
窮地から始まる前2作と類似な構成にはなっておりますが、今回は証券会社を舞台としており味…付けが違うため楽しく読ませていただきました。
池井戸さんの作品は銀行や証券会社という堅苦しいイメージの世界を舞台として書かれてますが変に小難しくなくそのまますっと頭に入ってくる書きぶりがとても好きです。
まだ文庫化されてないためか少々お値段はあれですが、数日で読み終えてとても満足しております。早くこのシリーズの続きがよみたいなぁ。 続きを読む投稿日:2013.10.26
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親鸞(しんらん)(下) 【五木寛之ノベリスク】
五木寛之 / 講談社文庫
面白かったけどちょっと..
2
上巻の頃は親鸞がどう成長していくだろうという期待感もありわくわくと読ましていただきました。
下巻になるとなんだか、下手な時代劇のチャンバラみたいな展開がが入ってくるのはどうなんでしょうか。
もっと念仏…を中心とした精神的な世界を書いてもらった方が私には楽しめたかも。 続きを読む投稿日:2013.10.26