【感想】逃げ上手の若君 1

松井優征 / 週刊少年ジャンプ
(23件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
7
7
3
1
0
  • 逃げ上手の若君

    全てを失った少年が師に導かれて成長し、仲間を得て、やがて強大な敵に挑む、というと正にジャンプ王道と言えますが、私はこの作品はそれをいい意味で裏切っていると思います。幼い事も弱い事も、臆病な事も欠点ではなく、それを合わせて「逃げる」という後ろ向きに見える選択を堂々と英雄の才能と言い切ってしまう、すごいマンガです。続きを読む

    投稿日:2021.09.25

  • ギャグとシリアスの配分が

    日本史の中でも屈指の荒れた時代である南北朝時代を背景に、北条時行というそこまで有名でない人物を主人公にしている。血なまぐさい戦いの場面の連続だが、少年漫画っぽい絵柄でギャグとシリアスの配分がなかなかに良く、あまり残虐性を感じさせない。続きを読む

    投稿日:2022.06.11

ブクログレビュー

"powered by"

  • 目時絵戸

    目時絵戸

    暗殺教室の松井優征先生の本で、近々アニメ化もされるということで気になって読んだ。
    めちゃくちゃ面白く、ジャンプ+で無料で読める話は一気見してしまった。
    私は今まで歴史モノを漫画であまり読んだことがなかったが、松井先生特有のギャグセンスとツッコミで楽しく読めた。
    アニメ化が楽しみな一作だ。
    続きを読む

    投稿日:2024.04.05

  • 小豆

    小豆

    史実通りなら破滅する主人公の歴史モノ、最近多い気がするけどこれはどうするんだろう

    宗繁とのバトルがゲームのボス戦みたいな演出で結構好き

    投稿日:2024.01.02

  • しまじま

    しまじま

    歴史物の漫画は普段読まないのだが、手に取ってみた。
    高校の日本史で習った北条時行が起こした中先代の乱。作者が松井優征ということもあり、ニッチな題材だが、独特なユーモアで中々面白い。
    コツコツ買い進めてみる予定。続きを読む

    投稿日:2022.08.18

  • nonnon04

    nonnon04

    キラキラした主人公に展開も面白い。
    歴史的に悲劇で終わる結末が分かっているだけに
    祈るような感情が湧いてきます。

    投稿日:2022.07.28

  • まいつき

    まいつき

    「脳噛ネウロ」「暗殺教室」の松井優征。毒あるエンタメ連載作品で、ジャンプ史上に名を馳せてきた漫画家さんです。次なる作品ジャンルに選んだのは、歴史物。
    主人公に添えたのは、北条時行。

    いやいや、なんてニッチな人物を持ってくるのか。作者コメントで、史料の少ない時代・人物なので想像の幅を広げやすいといっていましたが、そんなところを描くのか、というのが正直なところです。教科書に出てくるけども、中高のテストには出ないだろうなという人物です。この漫画の売れ行きによっては認知度上がってしまって、世代によっては足利尊氏よりも有名、なんてことになるのかもしれない。
    そんな未来も諏訪頼重は見ているのかも、なんてな。
    モゾモゾ言っているうちには、学生たちの文句も入っているのでしょう。

    なんと言っても「新古今和歌集」と並んで、意味わからないネーミングの有名な「中先代の乱」の首魁なので。

    新しいの?古いの?今なの?の「新古今和歌集」。真ん中?どの先?の「中先代の乱」。どういうこと?の二大巨頭だと思います。
    意味教えてくれればね、わかるんですけどね。「新古今和歌集」は、アプデした「古今和歌集」。「中先代の乱」は、鎌倉北条氏に対して、戦国の北条氏を後北条氏と呼ぶので云々とね。「中先代の乱」の方がわかりづらいか。後北条氏に対しての、先北条氏という言い方が浸透していればいいのだけど、あんまり浸透していないと思うんだよな。実は浸透しています、という話でしたら浅学で申し訳ない。

    物語は鎌倉幕府滅亡から始まります。
    後醍醐天皇の新政府の追跡を逃れながら、諏訪頼重の下での雌伏の日々。

    「太平記」を裏側から描くという意味でも、注目している「逃げ上手の若君」。相変わらずラスボスである尊氏の異様さが気持ち悪くて好きです。笑顔が張り付いていて気持ち悪いのです。松井優征の本質は、物語や人物の毒や影の部分にあると思っているので、時折のぞかせる暗さにも期待しています。
    そこを、コメディでまぶせて召し上がれと差し出すのがうまいのです。
    続きを読む

    投稿日:2022.05.07

  • かとのひも

    かとのひも

    このレビューはネタバレを含みます

    鎌倉幕府滅亡
    頼りになると思っていた高氏が挙兵、信頼していた父の部下や親戚たちも離反、諏訪大社の神職に匿われ、一世一代の逃げを魅せる

    〇ザ・少年マンガ。敵を討つとき鬼の首なので、少し生々しさが薄れる
    〇後世の親方様の大ファンなので諏訪大社に萌える
    〇太平記といえば楠木正成ですが、作品には出ずすれ違いかな~
    〇解説が面白いと思ったら、本郷先生でした

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.04.01

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。