【感想】儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇

ケント・ギルバート / 講談社+α新書
(87件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
10
29
27
13
3
  • 日本人が日本人であることに誇りを持てる一冊です

    私の中では昔のクイズ番組『世界まるごとハウマッチ』の知的な解答者というイメージのケント・ギルバートさん。
    中国と韓国をぼろ糞にこき下ろしています。
    中国は「超ジコチューのオレ様国家」、韓国は「密告社会」の「嘘つき大国」と容赦がありません。
    中国人、韓国人の方にはちょっと気の毒なぐらい。
    反対にこそばゆさを感じるほどに日本人を大絶賛。
    ただ、日本のお人好し外交にも問題があると指摘。
    知らない情報が沢山あり勉強になりました。
    表面的な報道だけで物事を判断してはいけないということを強く感じました。
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    投稿日:2017.05.30

  • 儒教がどう支配しているのかは曖昧だけど

    肝心の儒教がどう支配しているのかの記述は曖昧ですけど、
    華夷秩序の悪影響については、存分に語っていると思います。

    扱っているのはかなり有名な事件などで、右系(?)の本を
    読んでいる人ならば目新しさはあまりないでしょう。

    逆に、右系の本ってなんか怖い・・と敬遠している方にこそ
    手に取っていただきたい本です。

    正直なところ、右翼的なものはなく、いたって冷静な議論が
    わかりやすく展開されていると思います。これを右的と決めつける
    のは言論封殺ではないのか・・と危惧してしまう部分もあります。

    まあ、ケントさんの日本愛が文面からひしひし伝わってくるので、
    ちょっと公平とはいいがたい部分もありますけどね(笑。

    中国人も韓国人も嫌いではないけど、国としてはどうなのよ?
    と感じている方にはうってつけの本かもしれません。
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    投稿日:2017.06.03

  • 悲劇なのは、中国?韓国?それとも隣国の日本?

     まったく新しい日本人論。21世紀の「菊と刀」という謳い文句は伊達ではありませんでした。
     すでに知っていたこともありましたが、知らないことも、勿論沢山書かれていました。少々日本礼賛をしすぎているような気がしますけれど、割と冷静な論じ方をしていると思います。確かに、日本のお人好し外交は、これからもっと問題になるかもしれません。あとかぎに書かれていたように、日本人が正しく、かつ充分な歴史上の知識を持つことが重要なのだと、改めて感じさせてくれる一冊でありました。学校では、通り一編の事象の羅列しか教えてくれませんから、自分で学ぶほかないのです。
     いずれにせよ、お隣さんが気に入らないからと言って、国の場合は引っ越すわけにはいかないし、おそらく、相手も、いけ好かないヤツだと思っているわけですから、双方が悲劇であることだけは確かです。ならばどうするか?やはり、正しい知識を持って相互理解を深めていくしかないのでしょう。
     ところで、あまり本筋には関係がないかもしれませんが、私が一番興味を引いたエピソードは、次のものでした。
     代金を支払う際、高額の紙幣しかないときに、お客さんが店員さんに謝る習慣がある国は、どーも日本しかないということです。これは、客である自分と、店員さんとの間に上下関係はなく、対等であると言う潜在意識が働いている所以で、これこそ、「和」を大切にする心である。と書かれていました。実際、私自身もその様な場合、思わず、申し訳ないけど、デカイ札しかありませんと、無意識に謝ってしまっています。
     もっとも、最近は、土下座を要求したりする、モンスタークレーマーみたいな客も多いそうで、これも、日本がどんどん格差社会になってきているからかもしれませんね。日本の良さ、和の心はなくしたくないものです。
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    投稿日:2017.07.31

  • 残念 ひどい!

    もう少し儒教を勉強して書いたと思っていました。
    ネット右翼の投稿並。勉強しましょう。

    投稿日:2017.08.21

  • 爽快感

    日本人の昨今の憂鬱。近隣の中韓への違和感。それらが千年以上の文化的差異から生まれたことを解説。そろそろGHQ洗脳策からの脱却や、お人好し平和憲法の呪縛から逃れることをアドバイス。今日ますます日韓では、ホワイト国外しで大揺れになってきたが、この本にて我らが違和感を持つことが間違ってなかったことに確信を持とう。続きを読む

    投稿日:2019.07.26

ブクログレビュー

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  • makaon

    makaon

    中国の歴史も古典文学も、最近の華流ドラマもすきだけど、政府と思想は無理!ジレンマ!

    過剰なのは良くないけど、日本も子供たちにきちんと歴史を教えるべき。良いところも。間違ったところも。
    国民が知らないから、意識が低いから外交が弱いのでは?ある意味中韓の推しの強さを学ぶべきかも。

    この内容を書いたのが日本人じゃないことの注目したいが、ギルバートさんアメリカ人。。直接関与していないヨーロッパの人だったらもっと良かったのに。世の中に、世界にアピールもっとして欲しい。
    続きを読む

    投稿日:2023.11.28

  • 八幡山書店

    八幡山書店

    嫌韓嫌中な点は偏り過ぎている気がする。テレビ放送には賛成反対両論を報道しろと作中で主張しているのだから、本書でも両論展開してもらいたいところだ。
    ただ日本人の優劣に関してはとても参考になる外国人視点を展開してくれたので、とても勉強になった。続きを読む

    投稿日:2022.06.22

  • ライオン

    ライオン

    ひとつ前に読んだ藤井聡さんの作品で言うところの、嫌韓嫌中本かな。外国人である著者がそこまで日本を評価してくれるのは日本人としては嬉しい限りだけど、そこで終わってはいけない。

    これらわかりあえない国民性を前提として、どう彼らと付き合っていくか、が大事かと。続きを読む

    投稿日:2022.05.13

  • おぬま

    おぬま

    移動前の空港の書店で衝動買いした記憶。
    当時は嫌韓の世論が強くなってきた頃?で、背景や歴史知識を知りたい側面があったと思う。今見れば「ネトウヨが好きそうな文章」かな。

    投稿日:2022.01.17

  • 冬瓜のひげ

    冬瓜のひげ

    中韓に対する違和感をスッキリと納得させてもらえた。
    このような主張をすることに、後ろめたさを感じさせる事に日本の最大の問題があると痛感

    投稿日:2021.12.12

  • Yaahtd928

    Yaahtd928

     儒教と文化的にも社会的にも深い関係にある中国人、韓国人の事情に興味がありこのタイトルにひかれて読んでみた。
     正直、アメリカ人の作者が日本と日本人に対して、これほどリスペクトしてくれていることがとてもうれしく感じた。
     ただ、中国や韓国に対する痛烈な批判だけでなく、この一筋縄でいかない隣国に対して日本はどう理解してどういう関係を築くべきかのヒントは何も得られなかったのが残念だった。
     中国や韓国はひどい国だと批判するだけでは対立を深めるだけで何の進歩もない。
     この隣国が発する日本批判に対して毅然とした態度で臨むべきはわかったが、それだけではだめなのではないか。
     中国や韓国とは戦争するわけにも無視するわけにもいかない以上、隣国としてどういう関係性を築いていくべきなのか。
     この本の続編も読む予定なのでなにか見出せたらと期待している。
    続きを読む

    投稿日:2021.12.05

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