【感想】LEAK 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

内藤了 / 角川ホラー文庫
(61件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
10
28
17
2
0
  • 今度の主役は絹さん

    絹さんと佐和さんとの関係を深めつつ、
    いつも通り猟奇殺人ぽく無い猟奇殺人が起こります。
    ホラー文庫であり、猟奇殺人をタイトルに謳っている割には相変わらずのていたらく。
    怖くもなけりゃ気持ち悪くもない。
    ひたすら人情ドラマが進んでいきます。
    次巻はついにシリアルキラー「都夜lさんが再登場します。
    ホラー文庫ぽくなるのか、ただのラノベで終わるのか、
    ここまで読んだからには最後までつきあいます。
    続きを読む

    投稿日:2016.09.08

  • 万葉集

    テーマは、一見、怒りのような気がしますが、文中に出てきた万葉集の「夕されば物思ひ増さる見し人の言問ふ姿面影にして」が背景にあるような気がしました。即ち、「想い」や「思い」また「重い」も有ります。いつものメンバーがいつものように大活躍してくれますので安心して読み込んでください。藤堂比奈子ワールドにガッリはまって抜け出せません。続きを読む

    投稿日:2016.09.19

ブクログレビュー

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  • れみ

    れみ

    このレビューはネタバレを含みます

    んー微妙
    特にハラハラするような場面もないし
    犯人は早い段階で分かっちゃったし
    絹さんが奥さんがいる人の事を好きになり
    身籠った子供を養子にだした
    とか普通に嫌悪、見る目変わる。

    十八家の火事の事が詳しく書かれてなくて
    よく分からなかった。
    それにお年寄りがやるには無理があるんじゃない?
    とか色々詰めが甘いように思った。

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    投稿日:2024.05.14

  • かえる

    かえる

    このレビューはネタバレを含みます

    2024.04.30読了。
    小銭を人の口から入れるっていう発想がすごいというか…そもそも無理やり入れたらそんなに入るんだと驚き。

    殺人はもちろんだめなんだけど、被害者も悪いことをしていたわけで、なんだか苦しい気持ちになる。
    あの晩ごはんのあったかい雰囲気の後ろには、色々なことがあったんだなあと思うと泣きたくなる。
    人には本当にいろんな面があって、自分たちが見ているのはほんの少しだけで、全部を見れるわけでもないし、相手も見られたいわけでもないのかもと思うと動けなくなるのだけど、藤堂比奈子という人はまっすぐで苦しんだり傷ついたりしながらも人と関わっていくのがすてきだ。

    今回は不穏に終わったので、早く次作を読もうと思う。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.05.01

  • エリエール

    エリエール

    ある雪の日、道端にお札が落ちていた。
    一枚、一枚、と落ちているお金を拾っていったその先には、口からお金を詰め込まれた死体が見つかった。
    今回の事件は捜査一課が主体となり八王子西署もそこの応援に加わる事となった。
    どうやら藤堂のことは噂になっているようで、あちこちから嫌味を言われる厚田班は怒りはするものの、いつも通り地道に、ちょっとの違和感をも見逃さず捜査を進めていく。
    そこから浮かびあがる犯人とは??

    ドラマにはない、太鼓屋のおばあちゃん、絹さんの話がとても良かった。
    一度は捨ててしまった息子、そしてその息子と引き合わせてくれた人物。
    そしてそんな絹さんを心配する佐和さん達。

    続きを読む

    投稿日:2024.02.19

  • 27

    27

    このレビューはネタバレを含みます

    藤堂比奈子さんだから事件に進展があったのではないか。
    藤堂比奈子さんだから集められた事件に繋がる情報ではないか。
    そう思うと誇らしい気持ちになる。

    藤堂比奈子さんの縁の繋がり方は少し面白い。

    今回倉島刑事の忍さんがよく活躍しましたね。

    傍聴人として選ばれた藤堂比奈子さん。
    選ぶ気持ちが分かる気がする。

    人を殺すのは許されない事。でも殺された人は直接又は間接的に人を殺した人達。殺した人達も最後には死んでしまって。残った人はどこまで背負うのか。
    複雑な気持ち。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.12.20

  • 角煮太郎

    角煮太郎

    四作目!
    今回は、人生を懸命に生き抜いてきた色々なご老人が登場しました。
    人生の終盤に何を思うか、そして何を願うか。
    家族、友人、同僚、同級生…人が最後に想うのは、やっぱり人なのかもしれませんね。

    シリーズを四作目まで読んで、人は人との関わりなしに生きていけないのだという事をしばしば思い起こさせてもらいました。
    そんな所が、シリーズの登場人物たちの魅力に繋がっているんだなぁと思います。
    最後は泣けてしまいました。

    比奈子はまっすぐに人と向き合って、些細な縁も大切にする素敵なキャラクターです。
    そんな比奈子が次巻でどんな活躍をするのかますます楽しみです!

    (そして前巻から注目していた倉島刑事がイケメンダンディ設定だったのがわかってハッピー笑)
    続きを読む

    投稿日:2023.03.16

  • ポム

    ポム

    シリーズ第4弾。

    私刑による猟奇連続殺人事件が起こり、警察は後手後手のまま最終局面に。そんな中本庁に駆り出された、新人女性刑事と仲間たちが解決するお話。

    主人公の持つ人当たりの良さと抜群の記憶力とのバランスがちょうど良い仕上がり。
    ガツガツでもなく出来なすぎでもなく・・・。
    仕事の出来ないやつらを黙らせるには結果が全てというのを表現しているシリーズ。
    なかなかスカっとします。
    次も期待できる一冊。
    続きを読む

    投稿日:2023.02.28

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