【感想】機動戦士ガンダム THE ORIGIN(2)

安彦良和, 矢立肇, 富野由悠季, 大河原邦男 / 角川コミックス・エース
(11件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
5
3
2
0
0
  • 細部まで目端の行き届いた傑作

    サイド7を脱出しルナツーへ進路を取るホワイトベース。ムサイ単艦で執拗に追撃するシャア。シャアが補給を行うタイミングに、ホワイトベースは逆撃を試みる・・。
    テレビ版のストーリーに沿って、ディテールをきちんと描きつつ展開する。ムサイに対する補給、ルナツーの置かれた状況など、必然性がきちんと説明され、より、わかりやすくなっている。いまさからながら驚くのは、ロボットアニメに補給の概念がきちんと描かれていること(地表に行ってからも、補給機ミデアが登場するし)。
    アニメで見ていたときの印象とは異なり、アムロよりもブライトに感情移入してしまう。船内に収容した数千人規模(アニメでは数百人規模と言われていた)の避難民、寄せ集めの乗組員、早くも命令不服従になってしまう(経緯を考えればそれはそれで当然だが)アムロ・・・。けっして口には出さないが、責任を負ってしまったブライトの苦労がしのばれる・・・。対するシャアの自身に満ちた指揮と士気の高いジオン兵たちの戦いぶりを比べると、なんともブライトに同情している。またルナツーの司令官であるワッケイン少将の名セリフが再現されているのもよかった。
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    投稿日:2014.06.26

  • 人間ドラマが秀逸です

    テレビ版という骨格に人間ドラマが肉付けされ、ロボットものの枠を超えたドラマが生み出されています。
    連邦の官僚主義、シャアとザビ家の関係、テレビでは描き切れなかったものが描かれています。

    投稿日:2014.06.26

  • 機動戦士ガンダム THE ORIGIN

    アムロとシャアの本格的格闘戦。大気圏をぬけてホワイトベースに立ち尽くすガンダム。そしてガルマ登場。その他主要キャラが続々登場する怒涛の第2巻です!

    投稿日:2014.06.27

  • 悲しき中間管理職

    ブライトさん、下っ端のアムロから嫌われ、上層部からも文句言われ、タイミング悪く大仕事(大気圏突入)前に襲われる。
    問題山積、中間管理職的立場のブライトさんに注目の第2巻。 がんばれ!ブライト!

    投稿日:2015.04.12

ブクログレビュー

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  • しろかぎ

    しろかぎ

    シャアがやたらかっこいいけど、好ましいのはやはりブライトさん。
    しかしほんと、なんて豪華というかお得な漫画なんだ…

    投稿日:2015.06.02

  • あのヤロー

    あのヤロー

    このレビューはネタバレを含みます

    避難民を乗せサイド3を脱出したホワイトベースはルナツーにて補給を行うシャアのムサイを沈めようとするも味方のマゼラン艦によって遮られ失敗、更にはシャアたちの侵入をも許してしまう。パオロ艦長死亡。後を継ぐブライトは汗をかいているシーンが多いし、冷や汗が似合う。シャアとセイラが初めて出会う場所がサイド7からホワイトベース内に変更。アニメ版じゃあよくあの距離からの蹴りが届くなぁと思ったが、今回は工具を蹴り飛ばしている。

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    投稿日:2014.10.01

  • くわっち

    くわっち

    このレビューはネタバレを含みます

    アムロとシャアの初戦闘。
    通常の三倍速いシャア専用ザクに翻弄されるガンダム。
    シャアの「おもしろい。こうまで侮り難い敵か」という台詞は、アニメ版では描かれなかったシャアの本音が現れている。
    ルナツーで補給を受けるシャアのムサイに奇襲をしかけるブライトだったが、ワッケイン司令の登場により勝利目前で手を引かされる。
    正規の連邦軍によって拘束されたホワイトベースの乗組員だったが、シャアによる奇襲作戦による混乱の中で自由を取り戻す。
    ニュータイプたちの感応が始まる。
    ワッケイン「寒い時代だとは思わんか」
    ジャブローを目指して大気圏に突入するホワイトベースをシャアが狙う。
    「モビルスーツの性能の違いが戦力の差でないことを教えてやる」

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    投稿日:2014.07.19

  • きな粉もち

    きな粉もち

    アニメの方、良く知らないんだけど、セイラとシャアってこんな早く対面(再会?)したっけ、と。

    この巻で序章が終わりとのこと。
    まだまだ先が長そうだ。

    投稿日:2011.05.06

  • tyotk - 東京与太郎

    tyotk - 東京与太郎

    矛盾解消、正当化、合理化、+アルファ

     アルファについては、また今度。今回はTVシリーズの三話から五話。
    「敵の補給艦を叩け! 」
    「ルナツー脱出作戦」
    「大気圏突入」

     ザクを失ったジオン軍シャア少佐が補給を受け、ルナツー基地を巻き込んでの戦いがあり、ホワイトベースは地球に放り出される、という話。

     失地回復をもくろむシャア少佐は、敵情を踏まえ、敵陣の目の前で
    補給作戦を行いますが、大人の事情を鑑みないホワイトベースに攻撃を仕掛けられ、危うく壊滅。
     助けは、事なかれの連邦軍ルナツー補給基地、という、とんでも無い事態。

     TVでもそうでしたが、シャア少佐。連邦軍は赤い彗星買い被ってますが、連敗中です。個人技は見せても、集団戦では兵器、兵士を失いまくり。ジ・オリジンではガンダムが凄く強いという表現でも無く、ガンタンクやガンキャノン新兵器ではないので、余計、シャアも弱く見えるという図式です。

     恐らく、そうではなく。物語の矛盾解消、正当化、合理化を計ると、連戦連勝などいう結果も、その課程においては薄氷を踏むようなものもあり、戦争の英雄などそう華々しいモノではない、ということなのでしょう。

    2010/08/15、感想をまとめる。
    続きを読む

    投稿日:2010.08.15

  • サラブレット一号機

    サラブレット一号機

    シャアvsアムロの初対決から舞台はルナツーへ。ジオン軍の補給時の奇襲に成功し、百戦錬磨のガデムを撃破した。シャアのルナツー奇襲を受けながらも何とか退け舞台をジャブローに移す。

    投稿日:2005.10.28

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