ms0014sさんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN(1)
安彦良和, 矢立肇, 富野由悠季, 大河原邦男 / 角川コミックス・エース
これを読むと色々なストーリーの幅が広がる。
67
過去ガンダムの本をいくつか読みましたが、これが一番よいのではないかと思います。
理由は、アムロがガンダムを起動させたシーンやシャアの秘められた意志を確実に、そして忠実に読者に伝えてくれる、そんな作品だ…と思うからです。これは過去のいかなるガンダムコミックにも勝ります。
また、安彦良和氏が自ら筆を持ち作品を仕上げたと言うのも大きなポイントです。それは、安彦氏だけが知っていた部分も描いているのではないかと思います。
ですが、理由なんかを省いても、ガンダムを過去に読んだ事のある方にも、自信を持ってお勧めできる一冊です。 続きを読む投稿日:2014.06.26
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN(3)
安彦良和, 矢立肇, 富野由悠季, 大河原邦男 / 角川コミックス・エース
ガルマとシャアの微妙な関係を描く。
15
大気圏突入前後というのはアニメ版やその後のZガンダム等でも必ずといっていいほど描かれる戦闘ポイントだが、本巻の前半は突入間際の数分間に賭けてホワイトベースに戦闘を挑むシャアが描かれる(この決断力、大胆…さ!)。著者は、これをアニメよりもさらに緊迫感のあるシーンに描きあげた。ホワイトベースを地表で待ち受けるガルマの描き方も秀逸。人間ドラマをきちんと描きこむ、著者の本領発揮で、ガルマとシャアの微妙な関係を描く。
ストーリーはテレビ版にほとんど沿っているにも関わらず、1ページ1ページをドキドキさせながら読ませていく著者の力量に感服。すばらしい。 続きを読む投稿日:2014.06.26
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN(2)
安彦良和, 矢立肇, 富野由悠季, 大河原邦男 / 角川コミックス・エース
細部まで目端の行き届いた傑作
11
サイド7を脱出しルナツーへ進路を取るホワイトベース。ムサイ単艦で執拗に追撃するシャア。シャアが補給を行うタイミングに、ホワイトベースは逆撃を試みる・・。
テレビ版のストーリーに沿って、ディテールをきち…んと描きつつ展開する。ムサイに対する補給、ルナツーの置かれた状況など、必然性がきちんと説明され、より、わかりやすくなっている。いまさからながら驚くのは、ロボットアニメに補給の概念がきちんと描かれていること(地表に行ってからも、補給機ミデアが登場するし)。
アニメで見ていたときの印象とは異なり、アムロよりもブライトに感情移入してしまう。船内に収容した数千人規模(アニメでは数百人規模と言われていた)の避難民、寄せ集めの乗組員、早くも命令不服従になってしまう(経緯を考えればそれはそれで当然だが)アムロ・・・。けっして口には出さないが、責任を負ってしまったブライトの苦労がしのばれる・・・。対するシャアの自身に満ちた指揮と士気の高いジオン兵たちの戦いぶりを比べると、なんともブライトに同情している。またルナツーの司令官であるワッケイン少将の名セリフが再現されているのもよかった。 続きを読む投稿日:2014.06.26
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機動戦士ガンダムUC バンデシネ(1)
福井晴敏, 大森倖三, 安彦良和, カトキハジメ, 矢立肇・富野由悠季 / ヤングエース
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きまぐれオレンジ★ロード 1巻
まつもと泉 / WAVE STUDIO
1980年代の好きな代表作の内の1冊です。
4
今でも時々読み返しています。
主人公の恭介と、ヒロインのまどか・ひかる。この3人の三角関係の学園ものです。
主人公が魔法を使えるという特殊能力を持っているんですが、性格は優柔不断で、いつもハラハラドキ…ドキさせられます。
絵柄がとてもおしゃれで、当時とても斬新でした。
ただの恋愛ものでもないし、ただの学園ものというわけでもなく、時にはほんわかしたり、笑っちゃったり、感動したりします。
おすすめです。ぜひ読んでみてください。 続きを読む投稿日:2014.06.26
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マンガ家さんとアシスタントさんと2
ヒロユキ / ヤングガンガン
1よりかエロシーンが多くなってギャグが減った?感じがする2の始まりです。
2
2から読者が見ても解るよーに新キャラと各旧キャラの登場紹介シーンがメインです
おなじみの愛徒先生とアシスさんのからみは見ていて楽しいです。
投稿日:2014.06.26