【感想】予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

ダン・アリエリー, 熊谷淳子 / ハヤカワ文庫NF
(261件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
99
98
32
2
0
  • 興味深い内容でボリュームも十分ある

    行動経済学という聞きなれない分野での様々な興味深い実験により、人間が時ととしてどう考えても不合理な行動をとるということを明らかにした良書。難しい文章はなく、それでいてボリューム満点なのでコストパフォーマンスにも優れている。非常に面白い本だった。続きを読む

    投稿日:2014.10.27

  • 行動経済学という名前には、違和感がありますが、

    ついつい忘れてしまう、でもとても大事な視点を、思い出させてくれる名著です。
    金銭的なincentiveを提示すると、その大小で行動が決定されてしまう。
    選択肢が多ければ多いほど、選択できなかった可能性が増え、不幸に感じてしまう。
    そうではなく、自分がすべきことの意義を、理念を、思い起こすことの方が大事。
    残念なのは、記載が定性的で、それが本当にどれだけの大きさで、意味を持つのかが、明確ではないところがあったことでしょうか。元の論文にあたれって? そんな時間、ありませんがな。
    続きを読む

    投稿日:2016.02.08

ブクログレビュー

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  • まるすけ

    まるすけ

    行動経済学を学ぶには持ってこいの1冊です!
    私たちが無意識に取ってしまう行動のなぜ?を実験をベースによく説明されていると感じます。

    経済学に留まらず、自分をコントロールして、より良い人生を歩むための助けともなるでしょう!続きを読む

    投稿日:2024.03.19

  • 木偶野案山子

    木偶野案山子

    選択肢の中から比較しやすい物があるとそれだけで評価し全体の評価としてしまう

    アンカー、基準を一度作ってしまうとそこを基準に考えてしまう

    投稿日:2024.03.16

  • もー

    もー

    このレビューはネタバレを含みます

    まだ未読なのだが、著者についての致命的な問題を目にしたのでレビューに書いておく。

    本書の著者のダン・アリエリーは2021年に悪質(問題の部分を軽く読んだだけでもデータを意図的にねつ造しており、単純なミスではあり得ない)なデータの改ざんにより論文を撤回していたことを知った。
    また、ノーベル賞受賞者で行動経済学の祖であるダニエル・カーネマンについても、国際的な再現プロジェクトでカーネマンらの実験の半数近くに再現性が無いと指摘されているようだ。
    行動経済学という分野は、2010年代までのような手放しで賞賛されるものではなく、眉唾かもしれないと思いながら読んでみる物に変わったようだ。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.02.05

  • さおゆめ

    さおゆめ

    人の行動ってすごく面白い。
    なんでよって思ってしまうが、伝え方や条件を変えるだけで人間の行動は変わってしまう。

    ただ、これをいい方法に使えれば、よい組織がつくれると思った。

    行動経済学って面白いなぁ〜続きを読む

    投稿日:2024.02.03

  • Runa Nakata

    Runa Nakata

    っっっっ読んだあー!!!ってなるぐらい個人的には参考書レベルにハードでしたが、行動心理を制するものはお金を操れると言えるかもしれない。学び多し。

    投稿日:2024.01.03

  • 白田

    白田

    あらゆるものが相対的なのはなぜか分かる本「予想通りに不合理」|白田|雑記note @srtmsr #多様性を考える https://note.com/srtmsr/n/n31b36e7c7a2c #note続きを読む

    投稿日:2023.12.26

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