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鷲田清一, 内田樹 / 文春文庫 (41件のレビュー)
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総合評価:
間 文理
子どもたちだけでも回せるシステムができた。
そこまで、日本が進歩したため、日本から大人がいなくなったと。そうかも知れない。。。私も、55歳になったけど、子どもっぽいよね。。。 愛国心についての論証は、興味深いものでした。以下、若干の抜粋 「同胞…たちを糾合することには熱心だが、自分と意見を異にする人々をも包括しうる水準を探り当てることには不熱心な人間を「愛国者」と呼ぶことは私にはできない。」 「集団が維持されるための必須の、唯一の条件は「同胞については、おのれ一個の好悪や正否や利害得失と行った主観的判断を停止させること」」 「「不快な隣人たち」を国民国家のフルメンバーとして受け入れること。それが現代に残された唯一の愛国心の形」 ものを考えることはしんどい。でも、考えることが、大人の責任。大人の責任を果たしていない人たちに、公的な組織を率いる資格は無い。でも、一見できちゃっているのが、進化した日本、ということでしょうか。 読んでいて楽しくはないけど、でも、大人になるため、読んどいた方がよさそうね。続きを読む
投稿日:2016.09.16
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そうま
当たりの本でした。 大人とは、幅のある人。本音と建前とか。矛盾を理解。 今は一様、幅がない。 ・学びの意味、価値は事後的に知る。消費者マインドは受入れ不可。 ・個性とは他者から与えられるもの。探すも…のではない。 ・対話:両義的。善し悪しを理解して変わらないと成果ではない。 ・周りの大人の価値観はずれてた方がいい。両親の価値観一致は有害な条件。心のひだ(人としての幅)ができる。 ・SNS 投稿は呪い。だから匿名が有効。ネットのでのいじめ自殺は呪殺。言論の自由は呪詛を許容するわけではない。誤解。 言論の自由とは、何でも言って良いのではなく、その価値、扱いを世間に決めてもらうことに同意すること。 ・話を「ずらす」ことも大切。煮詰まる前に。 ・子供のまま、は厄災。矛盾を受入れ納得して幅が出てくる ・オノマトペ。オメオメ。日本語は特集号。舌が内臓の先端。ケアしていきましょう。外しましょう 続きを読む
投稿日:2023.05.12
1400330番目の読書家
ゲームマスターが居るような気になってしまう つまり責任者出てこい!の思考 そうなったら全てが他人任せになっちゃうね
投稿日:2021.06.23
いっくん
対談をまとめたものだから 話は色々と飛ぶが 言論の自由とSNSで好き勝手言うことを混同するなという話には深く頷きました...
投稿日:2020.10.01
kamitako
違和感を感じる箇所もあったが、それぞれの切り口が興味深い。ほぼ対談の形なのでお気楽に読めるのも○。言葉遊びに興じる子どものような場面もあり、人の多様性を感じられる作品。単純に面白かった。
投稿日:2020.09.06
akira_sapporo
2020/8/24 薄い冊子に厚い内容。 内田樹の「呪いの時代」でも言及されていたことなどがまとまっており、内田樹の本を読みたい人に入門編でこの一冊がお勧めしたい。
投稿日:2020.08.25
リンネ
小気味良い対談の終章はとくに面白かった。「オメオメ」とか「ノコノコ」といったオノマトペがなぜ伝わるのかだとか、定型に万感をこめて余白をのこすことだとか、「利」でなく「理」で動く政治家がいないことだとか…。 知性あるお二人のやりとりは、行間たっぷりであるのにまとまっている。続きを読む
投稿日:2020.01.31
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