
【朗読付き電子書籍レーベル YOMIBITO 配信記念】人気声優・新 祐樹さんスペシャルインタビュー! 怪盗アルセーヌ・ルパンが活躍するクラシック・ミステリー作品を朗読
2022年3月より「Reader Store」にて、朗読付き電子書籍レーベル YOMIBITOが配信スタート!3月25日より、その第2弾となる作品が配信されました。
「YOMIBITO」の作品は、名作文学などの電子書籍に朗読音声が付いている「Reader Store」オリジナルのコンテンツ。従来の電子書籍のように読書ができるのはもちろん、オーディオブックのように朗読音声を聴くことが可能で、両方を同時に楽しむこともできる商品となっています。
第2弾では、声優の谷山紀章さん、林 勇さん、畠中 祐さん、新 祐樹さんが朗読する「クラシック・ミステリー」4作品をリリース。谷山さんが『D坂の殺人事件』、林さんが『心理試験』、畠中さんが『象牙の牌』、新さんが『探偵小説アルセーヌ・ルパン』をそれぞれ朗読してくれました。
さらに、今回の配信を記念して『探偵小説アルセーヌ・ルパン』を朗読した新さんにインタビューを実施。朗読を収録してみての感想や「YOMIBITO」の魅力についても語っていただきました。

『探偵小説アルセーヌ・ルパン』は意外性があって驚かされる作品
――新さんは、今まで朗読作品に参加される機会はあまり多くなかったと伺いましたが。
そうですね。経験としては、今まで一度ですかね? YOASOBIさんが昨年、2nd EP『THE BOOK 2』をリリースされた時に、「YOASOBI THE BOOK 2 SPOTIFY EDITION」というプレイリストを配信されたんです。その中で、「大正浪漫」という楽曲の原作となった『大正ロマンス』という小説を朗読させていただいたことがありました。なので、今回は2回目になります。
――その『大正ロマンス』は現代の小説ですが、今回、YOMIBITOで朗読していただいた『探偵小説アルセーヌ・ルパン』はクラシック・ミステリー。大正時代に翻訳された海外の作品ということで、難しかったところも多かったのではないでしょうか?
そうなんですよ!(笑) まず、言葉としての難しさがありました。普段僕らが使わなくなってしまった言葉が多かったので。でも……『アルセーヌ・ルパン』は思ったよりも読みやすいお話でした。出てくる言葉は難しいですけど、展開するドラマは非常に明確にイメージしやすくて。ストーリーも明快ですし、全然、昔のものだという感覚もなく、面白く読み進めることができました。
――昔の小説を読んでいた経験もあったんですか?
はい。僕、子供の頃は「かいけつゾロリ」ばっかりで、難しい本を読んでこなかったんですよ(笑)。なので、大人になってから個人的な勉強として、それこそ青空文庫さんで、昔の日本の小難しい作品にもチャレンジしようと思った時期があって。それが今回、役に立ったかも知れないです。

――面白く読んでいただけて良かったです。『探偵小説アルセーヌ・ルパン』は、当時の少年少女向けに書かれた作品という側面もありますから、ミステリー要素と共に、ルパンがどう活躍するのかという冒険小説としての面白さもありますよね。ルパンの物語は、読んだことありましたか?
アニメの『ルパン三世』はすごく好きだったんですけど、その元になったアルセーヌ・ルパンの小説は、初めてでしたね。なので、朗読する前に、自分でもルパンシリーズについて少し調べてみたんです。すると『探偵小説アルセーヌ・ルパン』の中でのルパンの活躍には、すごく意外性があって。読んですごく驚きましたし、面白かったですね。あぁ、こういうことか! と。でもやっぱりルパンは、僕らがイメージしてたルパンそのもので、周りの人間を手の平の上で転がしながら、生き様を貫く天才。だから内容も、古さを感じなかったです。
――クラシックな海外小説だからこそ、書かれた当時の西欧の文化や人々の暮らしぶりが分かる面白さもありますよね。
そうですよね。冒頭に絵を布にしたタペストリーを部屋に飾っているシーンが出てきますけど、これはどういうものなのかなと想像しちゃいます。あと僕、小説で推理ものはほとんど読んでこなかったんですけど、事件を解決するようなゲームはやっていましたし、物語を楽しむノベルゲームも好きなので、いろいろ想像しながら楽しめるというのは面白いです。

「YOMIBITO」作品は一回りも二回りも物語の深みを感じてもらえる
――作品を読んでみて、とくに印象的だったシーンはどこでしたか?
このお話は、ルパンからの手紙も重要な役割を果たします。特に最後に出てくる手紙は、「あぁ、なるほどなぁ!」と感心しました。あとはやはり、事件の真相が明らかになっていくところですね。カギを握るのはルパンを追い続けているガニマール刑事なんですけど、彼の上司にあたるジュズイさんとやりとりをしながら謎を解き、興奮していく様子は、読んでいても演じていても楽しかったです!
――収録も拝見しましたが、新さんが迫力たっぷりに、嬉々として演じられているように見えました(笑)。
あはは、そうでしたか?(笑) 本当に楽しんで読ませていただきました。
――今回の朗読では、アニメや外画の吹き替えなどと違い、たったお一人で何人かの登場人物を演じ分けながら表現していただきました。例えば、ガニマール刑事とジュズイ捜索課長のやり取りの場面では、何を意識しながら演じ分けをしましたか?
ガニマール刑事は、生真面目で熱血。熱意がすごい人だと思いました。ジュズイさんも熱意のすごい人なんですが、頭が切れると思う部分もあれば、ガニマール刑事に指摘されてようやく理解する部分もある。なので、おちゃめで愛嬌のある人なんじゃないかなと思って、ちょっとセリフの読み方も遊んでしまいました(笑)。
――この物語の事件のカギとなる人物、スパルミエント大佐の貫禄ある紳士ぶりも聴きどころだと感じました。どのように人物像を考えていきましたか?
スパルミエント大佐は、作中に見た目や雰囲気を説明する「頑丈な体格」や「銅色の皮膚」という言葉が出てきたので、かなりガッチリした人なんだろうなと。大佐の大きさや迫力、確固たる自信と人としての重みを感じてもらえるように、と思いながらセリフを言わせてもらいました。
――十二分に感じさせていただきました。笑い方も重みがありました!
ありがとうございます!(笑)
――先ほど昔の言葉遣いは難しかったと話していましたが、他に苦労されたことは?
海外の古い小説なので、世界史の教科書を読むような……街の通りの名前だとか、土地の名前だとか、歴史上の人物などの固有名詞には、苦労しましたね。特に前半のスパルミエント大佐が所有しているタペストリーに描かれた、絵の説明文は……。作品を一通り読むのにも時間がかかりましたし、難しいところは何度も反復練習しました。
――朗読には、人物のセリフ以外に地の文(ナレーション)を読む難しさもあると?
そうですね。違う人物同士の会話を途切れずに読み分けるのも難しいですし、地の文は、セリフとまた全く違う読み方をしなければいけないと、今回改めて実感しました。地の文は、演技ではないんですよね。ただキレイに読むだけではダメで、情景をより伝えなくてはならない。一文のどこで切って読むか、どのテンポで読むかによっても伝わり方が変わる。自分の自然なトーンで読んでしまうと物語が軽く、薄く聞こえてしまうので、落ち着いてしっかり、ゆったりと聴けるトーンも意識しました。
――だからこそ、朗読作品は、より物語が身体に染みこんでくる感覚がありますね。
そうですよね。伝わってくるものも、目で本を読んだ時と、耳で朗読を聴いた時とでは、それぞれに違うと思うんですよ。目で読んでいる時に難しい漢字や熟語が出てきても、僕なんかは「きっとこういう意味なんだろうな?」と読み飛ばしてしまうんですけど、音声として咀嚼すると、意味が分かりやすかったりする。そういう意味でも、今回の「YOMIBITO」作品は、小説と朗読がセットなので、一回りも二回りも物語の深みを感じてもらえると思います。

「YOMIBITO」は朗読の新しい楽しみ方の一つ
――もし新さんなら、いつ、どんな時に「YOMIBITO」作品を楽しみたいですか?
そうだなぁ……僕なら長時間の旅行の時がベストかなと。電車や飛行機で移動中とか。家の中で聴くのもいいなと思うんですけど、自宅にいると誘惑が多いじゃないですか。他に何もない状態でしっかり聴きたいですよね。
――今回は、収録中の動画も撮影させていただきました。撮影はいかがだったでしょうか。
普通にしようと思ってたんですけど、やっぱりぎこちなくなるものですね。普段、自分がスタジオに入ったらどんな順番で準備してたんだっけ? と、なんとなく心の中で確認しちゃったりして、結構緊張した顔になってたかも知れないです。
――それにも注目しながら観ていただきましょう(笑)。
いや~、それは恥ずかしいですね(笑)。
――そして「YOMIBITO」の第2弾では、クラシック・ミステリー特集と題して谷山紀章さん、林 勇さん、畠中 祐さんにも参加いただいています。
林 勇さんとは『東京リベンジャーズ』でご一緒していて、回数を重ねるたびにすごさを感じています。祐さんも現場でご一緒する機会は何度かあるんですけど、僕がやりたくても真似できないお芝居をされる方で尊敬してます。紀章さんも先日、初めて外画でご一緒させていただいたんですが、普段のセリフからも“紀章さん節”があふれていて、ほんとにすごいと思いました。先輩方全員、役者としての個性も違いますし、僕の中では朗読をたくさんやられているイメージがなかったので、皆さんがどんな風に朗読されているか、めちゃめちゃ気になってます!
――今回はミステリー作品を読んでいただきましたが、ほかに朗読で挑戦してみたいジャンルや作品はありますか?
そうですね……。先日、初めて怪談の朗読劇に参加させていただいたんですが、とても楽しかったんです。なので、怪談やホラー作品にはぜひ挑戦してみたいです。怪談は、地の文から、普通の小説とは読み方がまた変わってきますよね。あとは、子供に読み聞かせするような、童話の朗読なんかも興味あります。
――その前に、まずは今回の『探偵小説アルセーヌ・ルパン』を、皆さんには存分に楽しんでいただきたいですね!
はい、ぜひ。ちょっと昔の話だからとっつきにくいんじゃないかと思う人が多分、いっぱいいらっしゃると思うんですよ。僕も作品を読むまではそうでしたし。でも全然、そんなことは微塵も思わせない小説です。もちろん難しい言葉はありますけど、お話の内容は、どこを取ってもすんなりとイメージが入ってきて、没入感がある。読んでいても文章のテンポが良いですしね。かつ、謎解きが面白く、あのアルセーヌ・ルパンの作品。老若男女、いろんな人に聞いていただけるものになったと思います。今は、音楽もテレビも動画もスマホ一台で楽しめる時代なので、「YOMIBITO」さんのような電子書籍を読みながら聴ける朗読も、新しい楽しみの一つとして、もっと浸透していくんじゃないかなと。僕の朗読が、その最初のきっかけになってくれたら嬉しいです!

撮影:冨田 望
ヘアメイク:西田裕美子(Manoa)
取材/文:阿部美香
プロフィール

新 祐樹(しん ゆうき)
1994年3月6日/神奈川県生まれ
賢プロダクション所属。代表作は『東京リベンジャーズ』花垣武道役、『最響カミズモード!』ゴウテツ役、『レジェンド・クエスト』リオ役など。
2021年、『東京リベンジャーズ』にてTVアニメ初主演を務める。
プレゼント
応募期間を終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。

●プレゼント内容
・ 新 祐樹さん直筆サイン入りチェキ(3名様)
●応募期間
2022年3月25日(金)0:00~2022年4月7日(木)23:59
●応募条件
・ 朗読付き電子書籍レーベル YOMIBITOの作品をいずれか1冊以上ご購入いただいた方
・「Reader Store」のメールマガジンの受信設定をONにされている方。
●当選発表
当選者の方へは、登録されているメールアドレス宛に2022年4月15日(金)にご連絡いたします。
(当選発表日は都合により、前後する場合がございます)
落選された方へのご連絡はございません。あらかじめご了承ください。
●ご注意事項
・お一人様1回のみのご応募となります。
・当選した商品の譲渡・転売等の行為は禁止されております。
※新型コロナウイルス感染拡大の影響により、当選賞品の発送に遅れが生じる場合がございます。当選されたお客様にはご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。何卒ご承知おきくださいますようお願いいたします。








