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魔性の子 十二国記(新潮文庫)
魔性の子 十二国記(新潮文庫)
小野不由美/新潮社
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総合評価

(739件)
4.1
246
286
118
18
3
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    ホラーかつミステリー。 展開が読めない底知れぬ怖さと、人間社会の怖さと、双方を描いていて印象的だった。 後半多少インフレした感は否めないものの、2つの世界の平行感も常に保っており、緊張と緩和を常に味わうことができて没頭してしまった。

    0
    投稿日: 2026.10.11
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    魔性の子と出会ったのおそらく広瀬ぐらいの歳だったはずだ。衝撃だった。ホラーでサスペンスでファンタジーだった。元祖ラノベレーベルを履修してきた世代として奇想天外な物語に耐性はある。それでも痺れた。どこまで残酷で、どこまでも無情だ。十二国記の序章とも知らず。結果、十二国記という壮大な物語と出会えた。あれから長い時が経ち、何を思うのかと手に取った。年を取った分のやり場のない思いに感情が揺さぶられた。それでも読んだことに後悔はない。何度読んでも、生き続けなくてはならないと思うんだ。

    0
    投稿日: 2026.10.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    色んな人が言っている通り、ホラーだった。びっくりするくらい人が死んでいった。『風の海 迷宮の岸』の泰麒だ!と気付いたけど、蓬莱に来たのは1回だけじゃなかったっけ?『風の海 迷宮の岸』の後の話?とよく分からなくなったので、忘れないうちにもう1回読もうと思う。高里のクラスメイト達が、報復がエスカレートするにつれて態度を変えていくところとか、後藤が広瀬に「お前は高里とは違う」と説教するところとか、心理描写がとてもリアルでそこが面白かった。人が本当に次々と死んでいくので、高里が帰った後のこっちの世界はどうなってしまうんだろう、広瀬は何を思って生きていくんだろうと途方もない気持ちになった。最後の漢文の意味を調べてから、広瀬の気持ちを思うとやり切れないなあと思った。『東の海神 西の滄海』まで読んでからこの本を読んだけど、舞台がこっちの世界なのでより共感できた。色んな人が言うように、魔性の子は何作か十二国記シリーズを読んでから読んだ方が、理解できることが多い気がする。面白かった。

    0
    投稿日: 2026.10.08
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    話題の十二国記。どんなんかなと、まず序章となるこの作品を読みました。ああ、自分好みの話だと思いました。とくにこの作品は今後の作品におおいに関係しているてことで、早く最新作まで追いつきたい!

    16
    投稿日: 2026.10.07
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    前情報無しだとホラーと聞いて十二国記のエピソード0という予備知識だけ入れて読んだので怖さは半減◎ これから十二国記を読めると思うとワクワク。

    0
    投稿日: 2026.10.06
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    十二国記シリーズに手を出してみた。 全容はまだ分からないがホラー小説としておもしろく読めた。 広瀬が報われますように。

    0
    投稿日: 2026.10.03
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    ホラーちっくで怖かったけど、めちゃめちゃおもしくて一気に読んじゃった! 自分の世界はここじゃない、帰りたい戻りたい。の気持ち私も昔抱いた事があるので、とても感情移入できてしまった。 本当の世界なんてありはしないのにね。 十二国記0巻から入ったけど面白かったから、本編入るのすっごく楽しみ!

    0
    投稿日: 2026.10.02
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    最近久しぶりに新作が出た、と話題になっているのを見て、読んでみようと購入。 聞いてはいたが、かなりしっかりホラー。昔見た十二国記のアニメはもっとファンタジーだった気がしていて、最初の話はこんなに暗い話だったのかと驚いた。 先が気になってどんどん読み進めてしまった。

    0
    投稿日: 2026.10.02
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    十二国記のエピソード0。 私はエピソード2まで読んでから、こちらの作品を手に取ったので、高里を取り巻く不思議なことはそれほど怖さを感じず読めました。 高里に関わった人物が死んでいく怖さより、人間の内面に潜んでいるどろりとした感情が怖い。高里を排除しようと集団で恐ろしい行動に出てしまう生徒や、祟られると阻害された家族の心情。 そして、自分の姿と高里を重ねてしまう広瀬が、自分の居場所は結局ここしかないんだと気付かされたときの絶望が、なんとも言えない気持ちになりました。 『人は、人であること自体がこんなに卑しい』 本当にそうだよなぁと深く納得してしまう言葉でした。それにしても、なぜ高里はまた蓬莱に戻ってきたのか?その謎を知りたいのでまた読み進めます。

    18
    投稿日: 2026.10.01
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    シリーズ最新刊が出たので再読 なるほど このエピソード0があの世界をさらに広げている ワクワク7 展開7 読後8 再読8 構成7 学び4 文表現8 人物7 深み6 余韻8 合計:70/100

    0
    投稿日: 2026.10.01
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    初十二国記シリーズ第一弾、というか外伝? 高校生の高里をいじめると不慮の事故に合うという。それは一体なぜなのか。 散々話題になっている十二国記を今になって初めて体験した。こういう雰囲気なんだ、好きだわ~。 ホラーで、やや刺激が強いけど読み易いし古さも感じない。ここから本編がどうやって展開するのか、とても楽しみ。

    1
    投稿日: 2026.10.01
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    十二国記シリーズがこれが初めて読む本なのですが、前提とされる世界観がさっぱりわからないので半分ポカーン状態でした。 これから他の作品を読み進めていったらわかるのかな。楽しみです!

    6
    投稿日: 2026.10.01
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    凄い引き込まれた。 地の文がバラエティ豊かで、それでいて使うべきところで使うべき言葉が紡がれていた。

    0
    投稿日: 2026.09.30
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    小野不由美さん著者、『魔性の子 十二国記』。 「十二国記」シリーズのEpisode 0として位置づけられる作品。現代日本を舞台に、不可解な事件と一人の少年をめぐる謎を描いたファンタジー・ホラー作品。 【あらすじ】 教育実習のため母校に戻った広瀬は、周囲から孤立している高校生・高里と出会う。高里は、彼を虐めたり敵意を向けたりした者が相次いで不慮の事故に遭うことから、「祟る少年」として恐れられていた。 一方、高里自身も過去に「神隠し」に遭った経験を持ち、自分の居場所に違和感を抱えている。広瀬は、どこか自分と似たものを感じる高里を気に掛け、彼の周囲で起こる異変を追っていく。 やがて広瀬は、高里が過去に経験した「神隠し」と、彼自身が抱える謎に触れることになる。高里をめぐる怪異とその過去には、どのような関係があるのか。一人の少年をめぐる謎と怪異を描く物語。 【感想】 「十二国」では霊獣である麒麟が王を見出し、玉座に据えるという、国のあり方を描いたファンタジー作品といった前情報のみを持ち、刊行順に読み進めてみようと本作を手に取り読了。 1991年に単独のホラー小説として刊行された本作は、「十二国記」シリーズとして展開されていく中で、現在では物語全体のプロローグに位置づけられていると知る。 一冊の作品として成立しているにもかかわらず、すでに「十二国」の世界観や仕組みが確かに存在している。そのため、単独のホラーとして読み進めながらも、どこか異質な雰囲気を感じさせる独特の構成になっていると感じられた。 印象深いのは、「人が人であることは、こんなにも汚い」と広瀬が口にする場面で、それまでの高里に対する見え方が大きく変わることである。唯一の理解者として高里に寄り添い、確かな信頼を寄せていた広瀬にとって、それまでの行動が単なるエゴであったと知ることになる。その事実が悲しくもあり、同時に高里自身も結末まで己のエゴを表に出さないことで、内面と外面の乖離が浮かび上がっているように感じられた。 人であろうとした高里に対して、異端としての世界を望んでいた広瀬。二人の考えが交わることはなかったが、この対照的な関係こそが本作の核であり、人間としての弱さや醜さを際立たせる顛末につながっているのではないかと感じた。 また、小野不由美さん特有の静かな恐怖と、目の前で起こる直接的な恐怖がバランスよく描かれている点も印象に残る。展開そのものはゆっくりと進んでいくにもかかわらず、多彩な表現によって少しずつ不穏さが積み重なり、そこに「十二国」のファンタジー要素が加わることで、単純なホラーとは異なる独特の雰囲気が生まれている。 さらに、本作が後の「十二国記」へとつながっていくことを知った上で読むと、作中に散りばめられた要素がどのような世界へつながっていくのかという期待も生まれる。しかし、それらを知らずに一冊のホラーとして読んだとしても、広瀬と高里の関係を通して人間の弱さや醜さを描き切った物語として、確かな重厚感と余韻を残す作品であった。 確かな恐怖の中に人間の醜さや孤独を描き、「十二国」の世界へと広がっていく独特の読書体験を味わえる一作として、静かな恐怖と重厚な余韻を残すホラー・ファンタジーを読みたい人におすすめしたい。

    47
    投稿日: 2026.09.29
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    ⭐️3.6 ファンタジーもの。特に転生系は毛嫌いしていたけど、ダークホラーらしく私でも読めるかも。 そして、本屋さんやSNSで十二国記シリーズが賑わっているので便乗したい気持ちが勝って読んでみた。笑 結果、面白かった! ずっと、なぜ?どうして?お前は何者?って感じで気になって読み終えたんだけど、白黒ハッキリさせたい人は向いてないんだなと思った。 私はどちらかと言うとそっちの人だけど、そういう世界があっても良いのかなって思えた。 こちら序章なのでここから物語が始まるらしく いろいろ分かってくるのかな? 壮大な世界に一歩踏み出すことが出来て良かった。 たぶん続きを買いに行くと思う。

    8
    投稿日: 2026.09.28
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    重量こんなにすごいのに、エピソード0、すべての始まりの前。 ずっと漂う違和感、何かがおかしいのに、正体が見えない不穏さ、ひたすら読者に違和感を植え付ける物語。 「思い出した、僕は人ではないんです」 余韻を残して本編へ。

    5
    投稿日: 2026.09.27
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    この作品のファンが『2026年9月に7年ぶりの新作が…』と話しているのを聞き初めてその存在を知ったシリーズ。挑戦しよかな、と思いその場でジャンルは何か、どこから読むのがいいのか、聞いてみたところ『ジャンルはファンタジー(異世界もの)。読むなら魔性の子からが良き!』とアドバイスをもらっていざ挑戦! ファンタジーって読まないし映画でもあまり観ない。自分の興味をソソるジャンルではない。しかも異世界!?絶対にこんな機会ぢゃないと手に取らないし……と思って読み始めて衝撃。さらに苦手なホラーだった!でも続き気になる! とりあえず、後藤センセイ、ヒロセが死ななくてよかったね!

    3
    投稿日: 2026.09.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    え? これを一番最初に書いたの? 本当に? でも先々の物語の細かいところもまでまとまってないとあんな展開思いつかなくない? ということはこのとき既に全体の筋はできあがってた、ってこと? だとしたら小野不由美先生スゴすぎない? 十二国記シリーズのエピソードゼロと銘打たれたこの作品はファンの間でも読む順番について議論が激しいようだ。 ちなみに私は職場の十二国記フリークの先輩に『黄昏の岸 暁の天』のあとに読んだほうがわかりやすいと勧められたのもあって、ここまで温めていた。 しかし、『黄昏~』を読み終わった後に私は悩んだ。『黄昏~』が先がすごく気になる終わり方をしたので、そのまま次の『白銀の墟 玄の月』読んでしまおうかと考えたのだ。 しかし、こういうときの自分の直感は一番信用ならない。それを十分に理解している私はXにて意見を募った結果、この『魔性の子』を先に読むことになったのである! シリーズをとおしたファンタジーの世界観はまだこの作品の時点でははっきりしない部分もあって、ホラー色が強いんだけど、先の作品を知っているとそのホラー要素が薄まるという理由から、順番どおりで一番最初に読むべき!という意見も多いようだ。 たしかに読んでいてこれは何も知らない状態で読みたかったなーと感じることもあれば、読んでいたからこそニヤニヤできる展開もあるなとも思ったり、同時に全体的に暗い話だから最初に読んでたら投げてたかもなとも感じたりと、いろんな思いが錯綜しながらも無事に完走することができた。ふー、おもしろかった。 にしても泰麒はこっちでも案の定大変な目に遭っとったんだなぁ。『黄昏~』では帰還の描写がすごくあっさり描かれてたからどんな波乱があったものかと気になっとったんよ。 実際にいろんな不幸に見舞われてるけど、ここまで物語の中心に据えられるのだから、十二国記シリーズ全体の主役は多分泰麒なんだろうね。異論はあるかもだけど。 次はいよいよ泰麒が十二国の世界に帰還したあとのお話。全4巻で長丁場だけど楽しみだなー。

    29
    投稿日: 2026.09.26
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    十二国記、読み始め。広瀬先生と高里くんどうなっていくのかハラハラしながら、あっという間に読み終えました。読み終えたのに、変な胸騒ぎがする不思議な本でした。 これから、他の物も順番に読み進めたいと思います、 そして、また、「魔性の子」に戻って読んでみたいと思います。

    1
    投稿日: 2026.09.26
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    あっという間に読み終わっていました。 少しネタバレかな。 高里の周りで起きる理不尽な出来事が何なのか知りたくてどんどん読むのが止まらなくなりました。 岩木くんの所がぞっとしました。 それからどんどん騒ぎは大きくなってしまうけど、広瀬が高里をかばってくれます。 広瀬は高里に対して自分と同じと思いたくて守ってくれるけど、実は全然違うものであると気づいていて、それでも同じはずだと強引に思い込んでいるというエゴの書き方が良かったです。 最終的に嫉妬だったんだと気づいて、広瀬はそのままこの世界に生き続ける凡人だった訳です。 臨死体験をして、多分、自分は少し特別な人間だと思いたかったのかな。

    1
    投稿日: 2026.09.26
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    面白い… 気になってたけどようやく読んだ十二国記 日本作家のファンタジーは初めてかも 不思議な世界にどんどん連れていかれる感じ、久しぶり… 続きをはやく…!

    0
    投稿日: 2026.09.22
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    2026.9に新刊を読んだので、改めて買い直し読み直しました。 この時にまだ十二国記を書く気はなかったというのは嘘だろう!?と今でも思います。十二国記エピソード0としても、ホラー小説としても、白眉の作品だと思います。惨劇と、人とは何なのだ?優しさとは?エゴとは?我々が時々感じてしまう、どこにもない故郷への憧れへの深い造詣、そして最後のカタルシスは今でも圧巻です。そして先生はこれからどう生きるのだろうと心が痛みました。 私事ですが、初めて読んだのが子供の頃のちょうど転換期で、母と出かけた際に地元ではない本屋で偶然見つけ、買ってもらいました。母は私が大人しくなるのもあって読書を推奨しており、どんな本でも買ってくれる人でした。 当時は十二国記を全く知らなかったものですから、ただただ物語に振り回され続け、何が何だか全くわからんかったが、どうやらこの作者は他の作品も書いてるらしいぞとどこからか情報を仕入れ、母から無理やりお小遣いをぶんどって本屋に駆けていった覚えがあります。 あれから遠いところに来ましたが、主上に落ちるきっかけになったのと同時に、母との思い出の作品でもあります。

    0
    投稿日: 2026.09.21
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    思ったよりホラーでちょっと驚いた。 これを最初に読むか、シリーズをある程度読み進めてから読むかで感想も変わってくるのが面白い

    0
    投稿日: 2026.09.18
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    ホラーと聞いたので、月の影のあとに読みました。設定がわかっているので怖さなく楽しめました。高里の正体に見当がついてないと超然とした雰囲気とか連発する事故が怖く感じるのかも、、?

    0
    投稿日: 2026.09.17
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    時系列では本編の途中にくるらしく、読む順番変えた方がという話もあるらしいが、これはこれで十分楽しめる。

    6
    投稿日: 2026.09.17
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    もうじき何年ぶりかで新作が出るとのことで、子が自分で買い揃えていた過去作の再読を始めました。私も読んでみたい!と、初十二国記となりました。 子のおすすめ順に従い、本編より先にこの前日譚からスタート。 半日で一気読みです。 面白いです。これからしばらく十二国記ワールドに浸りたいと思います。

    19
    投稿日: 2026.09.15
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    あんなに尽くしてくれた広瀬が不憫でならない。 勝手に脳内キャスティング ・高里 → 呪術廻戦の乙骨先輩 ・後藤 → 女の園の星の中村先生 ※何故か漫画のキャラクターでキャスティングするクセがあります。 audible

    0
    投稿日: 2026.09.15
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    再読記録は、タイムラインに載らないのですね。初読の時は感想を入れていないので、こちらに書きます。 『幽冥の岸』が待ちきれず、再読です。 初読時は『風の海 迷宮の岸』後に読みました。再読にあたっては、記憶をゼロに近付けて、新たな気持ちで読みました。読み手は、一体何が起こっているのか分からず、登場人物たちと共に振り回されます。訳がわからないままに物語に引っ張られ、先へ先へと霧の中を進むような感覚──著者の圧倒的な筆力に、爽快感さえ感じます。ホラーなのに。 さぁ、次は『月の影 影の海』だ!

    15
    投稿日: 2026.09.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    白い手が出たとか暗闇から獣のようなものが、、 等の出来事が想像以上に怖く、ホラー苦手な人は シリーズの最後に読んだほうがいいかも。 私は十二国記シリーズ最後の巻を読み終えてから 読んだので、怪奇現象が出てきても これはこのコトねと 納得しながら読み進められたが、まず最初にこの巻 を読んでいたら絶対途中で止めていると思う。 泰麒が戴国に戻る直前の、蓬莱(日本)での話。 高里(泰麒)が神隠し中の記憶を 完全に忘れたわけではないのが少し救いだった。 でも、自分をとりまく環境が原因不明に悪くなって いき、周囲からはお前のせいだと噂され、、、 話が進むにつれ事態は深刻になっていくし、 高里の周囲の言動も苛烈になっていく。 泰麒探しの十二国側の描かれ方があっさりしていた ので、誰にもバレないようにコソコソしながら 探していたのだろうなと思っていたが、 姿を見せたり声をかけたり意外と堂々と 探していたことが分かってびっくりした。 シリーズ最後の方で泰麒が、 自分は戴国にも蓬莱にも沢山の災厄を 出してしまったと言った意味がわかった。 「白銀の墟 玄の月」を読む前に読むのが ベストかもしれない巻だと思った。

    0
    投稿日: 2026.09.10
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    予備知識なしで何となく読み始めた十二国記シリーズ。日本人作家のファンタジー小説で異世界転生ものは全く読む気はありませんでしたが、勝手な先入観を覆す面白い作品でした。 描かれている出来事は確かにホラー要素があるファンタジーですが、非現実的な出来事に翻弄される、広瀬を含めた高里周辺の人の心理描写は、ファンタジーではなく、現実世界に生きている人が異様な事に直面した際の様々な感情や思惑が丁寧に書かれており、読んでいて楽しい部分でした。 この後シリーズを読み進めていますが、異世界での話しであっても、人の欲望、嫉妬、怨みといった醜さをこれでもかというくらい描かれており、それは世界の中で唯一イノセントな存在である麒麟でさえも逃れられない宿業なのかとも思えます。 シリーズ未完なので、この先登場人物達がどこに向かい、何を選択するのか? 作中の混沌とした世界の有様をどのように昇華させるのか? 物語の続きを楽しみたいです。

    1
    投稿日: 2026.09.08
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    十二国記のことを何も知らないままに 読んだらこの【魔性の子】はホラー小説らしいが、 ある程度十二国記シリーズを読み進めたうえで この物語を読むと、 全くホラー小説には感じなかったのが不思議。 泰麒だね、仲間が呼びにきてるんだね。 ほら、早く思い出さないと… そんな感じで読み終えた。 もし何も情報なしで読んだらどんな気分に なれたのだろう。ふた通りのパターンで 読んでみたかった! 広瀬は高里のことを最後まで守ってくれ、 最後は自分が十二国の人物ではないことへの 妬みも垣間見えて、そこも人間らしいなと 思った。

    8
    投稿日: 2026.09.08
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    十二国記シリーズを現在刊行されている分を読み終えたので、新刊が発売される前に「魔性の子」も読んでみようかと。 戴麒を捜索する諸国の麒麟たち(主に廉麟)、てっきり人目につかないよう密かに行動しているのだと思っていたは、けっこうがんがん自分から話しかけにいってた。 戴麒があちら側で行方不明になっている間、蓬莱ではこんなことになっていたんですね。 「黄昏の岸 暁の天」では軽く書かれていただけだったので、想像を遥かに超える災厄が起こっていて愕然。 十二国記の読者としては事情を知っているだけに、自分の意思とは関係なく他人を傷つけてしまう戴麒の気持ちを考えてしまうけれど、「魔性の子」単体のストーリーとして考えたら異端な存在を排除しようとする人たちの気持ちも、私自身間違いなくそっちの立場だから痛いほどわかる。 そしてそんな人間と麒麟がどれほどかけ離れた存在なのかもよくわかる。 広瀬までもが、完全な善意で行動していたわけじゃないのが追い討ちのように心を抉ってくる。 怖いというより、苦い気持ちになる読後感でした。

    40
    投稿日: 2026.09.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    十二国記シリーズにいよいよ手を出してみようと思いエピソード0と言われる本作から読んでみました。 めちゃんこ面白かった! ファンタジー色強そうなシリーズの中でもホラー要素が強いらしい本作ですが、確かにしっかり怖い。特に「祟り」関連での人死の残酷描写が謎に気合い入ってて良かった。騎馬戦で手を繋いでいたと思ってた人間が踏み潰されて死んでるとかありそうでなかったフレッシュ描写で良き。 高里くんは終盤まで不憫オブザイヤー受賞しそうな勢いで可哀想だったけど元々人外だったのね。 そりゃ人間如きが理解できる訳ねえ。広瀬が最後の最後で高里への嫉妬を発露するところが何とも人間くさくて良かった。 絶対、以降のシリーズも読みます!

    6
    投稿日: 2026.09.01
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    この作品が十二国記シリーズの一番初めに書かれたということに衝撃を受けた。 この時点で小野不由美先生の中では既に十二国記が具体的なイメージを持っていて、現世とのたった少しの関わりを絶妙に書いている。 わたしは、十二国記の最初の1冊目に読んでよかった。番外編では無く、正にエピソード0にふさわしい。

    1
    投稿日: 2026.08.24
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    何度も読み返すくらいもう本当に大好き、、、この本が十二国記の入り口だったんだけどこの作品を最初に読まなければこんなにハマれなかった可能性あるくらいよかった 人の記憶ってすごい

    1
    投稿日: 2026.08.21
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    「十二国記」 ep0として読む順番の意見が分かれる理由に納得。 個人的には、ep0を読んでからep1に進めば良かった…と後悔してます。ep1を読んだだけで得体の知れない恐怖感はかなり激減します。 結局あの怪異はなんだったの?というフラストレーションを抱えたままep1の上巻でフラストレーションを倍にして、下巻で一気に回収してみたかった!記憶を消してep0から読みたい、、、。 ただ、怪異に対する疑問無く、「人の帰る場所」についての十二国記のテーマを深めることが出来たのでそれはすごく良かったです。 でもそれは読み返す時にできるのでやっぱりep0から読んでほしい!

    2
    投稿日: 2026.08.14
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    7年ぶりの新刊発売が楽しみ。 実家にあるはず..と思ったけど、すぐに読み返したくなって、15巻オトナ買いしちゃいました。 初めて読んだのは35年前?

    2
    投稿日: 2026.08.13
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    不穏な空気に最後まで引き込まれました。 高里くんは次々と不可解な出来事に巻き込まれても逃げようとせず、本当に可哀想で胸が苦しくなりました。あの後、高里くんがどうなったのかとても気になります。 まだ『十二国記』本編は読んでいないので、ここからどんな物語が広がっていくのか楽しみです!

    3
    投稿日: 2026.08.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    現実離れした設定であるのに読んでいるうちに自分が追い詰められていくような、息苦しさを感じたがかなり好きな小説でした。でも、広瀬先生にとって厳しすぎかなぁ、、あれくらいは人間誰しもある弱さだと感じた。

    2
    投稿日: 2026.08.03
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    新刊発売に向けてシリーズを初めから再読。シリーズ未読でこの作品から読んだらシリーズを嫌厭する人がいるんじゃないかと思うくらいホラー強め。でも世界観を深く知るためには重要な話。

    3
    投稿日: 2026.08.01
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    長編だと挫折しそうなので気にはなってたけど手を出せなかった十二国記。 ファンタジー読みたい熱が高まったので、まずはこちらから。シリーズの中ではちょっと異端のホラー色強い物語らしいけど、これから読み始めて正解! ファンタジーでありホラーであり、ミステリ要素もあって面白かった。是非続き読みたい!

    3
    投稿日: 2026.07.23
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    これから十二国記を読み始めるので、こちらの作品を1番目に選びました。 世界観を何も知らないで読むので、得体の知れない怖さを十分に味わえました。

    1
    投稿日: 2026.07.18
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    オーディブルで聴きました。 今更ながら知ったこの作品。面白かった! 子どもの時に神隠しにあった経験のある高校生の少年と彼の高校に教育実習にやってきた若者が意気投合したせいなのかなんなのか、むちゃむちゃ人が死ぬお話。 この高校生の彼の敵と見なされたら、確実に仕返しされる。倍返しで。やられるヤツはまあまあムカつく輩なので、読者としてはもはやスカッとしてしまうところもあるが、なにしろ死亡者の数が半端ない。八つ墓村の祟りどころの話ではない。 この時代(1991年)から、というか、この時代のほうが、SNSがない分マスコミはえげつなかったかもしれない。 どう決着がつくのかと思ったら、付かない。このシリーズは延々と続く。12国記というだけあって、15冊刊行されてもまだ終わっていないらしい。 でも全部読んじゃうかも。 そして作者は綾辻行人氏の妻なのね。すごい夫婦だ。

    9
    投稿日: 2026.07.11
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    教育実習で母校に戻った広瀬が、影を抱えた生徒・高里に心を引かれていく物語。十二国記の世界観を知っていると背景を想像しやすいけれど、事情を知らずに読むと純粋なホラーとしてかなり強烈。小さな違和感が少しずつ積み重なり、事態が思いもよらない方向へ転がっていく展開にぞっとした。価値観がまったく違う相手に理屈が通じず、ただ恐怖だけが迫ってくる状況は想像しがたく、その“理解できなさ”が怖さを増しているように感じた。怪異そのものより、追い詰められた人々の行動のほうが不可解に思える場面もあり、何が発端なのかは最後まで掴めず気になってしまう。十二国記の序章としての位置づけらしく、ここからどう広がるのか楽しみ。新刊に向けて順番に読み進めたい。

    18
    投稿日: 2026.07.11
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    【個人的オススメ度】★★★★☆4.2 【感想】 約25年ぶりの再読作品。 偶然けんごさん(@kengo_book2さん)も十二国記シリーズ全15冊を9月の最新刊発売までに読了宣言の投稿を目にする。 以前読了した際、あまりの面白さに薦めた同僚ふたりの顔を思い出す。 再読の今回も凄まじい求心力で、約500ページを一気読み!! ホラーとファンタジーが融合した作品ではあるけれど、ホラーやファンタジーに抵抗がある方でもぐいぐい読める!!(←実は私もw) そしてミステリー好きの方にも全力でオススメしたい1冊です。 読んでいる間は、「何が起きているの!?」「なぜこんなことが起こる!?」とページをめくる。 『怪異』を描きながらも、謎を追う面白さがあり、気づけば物語の世界観にぐいぐい引き込まれる。 一般的なミステリーと違うところは、   “すべてを論理で説明することを目指していない” ところ。 謎は解ける。でも、世界そのものには人智を超えた領域が残る。その絶妙なバランスが、この作品ならではの魅力。 また、作品の温度感や空気感がここまで味わえる作品に出会えることも貴重な読書体験。 そして1番心に残るのは、「帰りたい」と願い、帰れたものと、帰れなかったもの。その二者の間にある大きな隔たり。 「帰る」という言葉は、単なる場所ではなく、自分の居場所や、本来あるべき世界を意味している。それは変えることのできない事実でもある。 背景には、自らの力ではどうにもできない”宿命”と”運命”のようなものが描かれている。 抗えないものと、それでも生きるしかない現実。そのやるせなさが、読後も胸に残り続ける。 ネタバレを避けるために抽象的な表現になってしまうけれど、読まれた方には伝わる…ハズ! ホラー、ファンタジー、ミステリー。そのどれか一つでは括れない、唯一無二の読書体験。 全力でオススメです!! (2026.6.20-6.26読了) #読書記録 #魔性の子 #小野不由美 #十二国記 #読書

    28
    投稿日: 2026.07.10
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    読了・記録日:2026年5月21日 これまたn回目の読了。面白かった〜。 十二国記知らない状態で読んだら普通にホラーとして面白いし、十二国記の知識入れたらそれはそれでやはり面白い。魔性の子は本当にアニメ映画で観たいな。高クオリティの作画・演出で観たい。各巻1本のアニメ映画にしてシリーズで公開してほしい。

    3
    投稿日: 2026.07.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    白銀まで全部読んだ後に読みました。 想像の5億倍泰麒がキツすぎる。なんだこれ。 広瀬いて良かったね〜!という気持ちはめちゃくちゃあるのだが、広瀬があまりにも自分と重なるところのある人間すぎて苦しくなった 人間って、卑しくて嫉妬深くて、コミュニティ内ですごいと言われている人に付き従えば自分もそちら側になれると、そう思っている 後藤の言葉キツすぎてしんどかったな〜気をつけなきゃいけないとこだと思う 泰麒、お労しすぎるよ……なんで十二国側でも日本側でもこんなに苦しまなきゃいけないんだよ…… せめて白銀後は順風満帆麒麟ライフを送っていてくれよ…… 広瀬は一体どこの国に飛ばされたんだろう…慶だったらおもろいですね 小野不由美さん、あまりにも人間の卑しいところを書くのが上手すぎて心は抉れるけど本当にタメになるし気をつけなきゃな、ってなる

    3
    投稿日: 2026.07.06
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    十二国記、エピソード0といわれるお話です。 audibleにて。 このお話から読もうかとも思っていましたが、本編の方から読んでいたので十二国記の世界観がある程度わかっていたので、この話を読んでも怖くはありませんでした。 この話から読んだら完全ホラーでした(笑) 面白かったけど、広瀬先生はいったい何だったんだろう。 なんかちょっとかわいそうになりました。

    42
    投稿日: 2026.07.05
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    エピソード0的な立ち位置らしいけど既刊順で読みたくて最初に読んだ これを一番最初に出したの、えぐい。完全に続き読ませる気満々 当時の読者これ読んで「え?」ってならなかったのかな 30年以上前の作品とは思えないくらい文章が読みやすくて、気づいたら最後まで一気読み 『月の影 影の海』が楽しみ。

    16
    投稿日: 2026.06.30
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    少し難しい表現もあるが、情景が思い浮かびやすい文章で、思っていた以上に読みやすかった。派手な戦闘や大きな展開が続くわけではないが、少しずつ謎が明らかになっていく構成のおかげで、自然とページをめくる手が止まらなかった。 特に印象的だったのは、高里ではなく広瀬の視点で物語が描かれていることだ。寡黙な高里本人を主人公にするのではなく、似た境遇を持つ広瀬の困惑や葛藤を通して描くことで、高里という存在の異質さや魅力がより際立っていた。ラストで広瀬が見せた嫉妬や割り切れない感情も、人間らしい弱さとして強く印象に残った。 単体の作品として見ると謎を多く残すため少し煮え切らない部分もあるが、シリーズのエピソード0としては「この先を読みたい」と思わせる役割を十分に果たしている。個人的には途中で読んだ方が驚きは大きかったのではないかとも感じるが、続きを読む楽しみが大きく膨らむ一冊だった。

    4
    投稿日: 2026.06.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    泰麒こと高里が蓬莱の国で泰の国のことが思い出せずすご す話だった。白汕子たちが泰麒を守ろうと暴走して人間を容赦なく殺していく様子はなかなか来るものがあった。また高里に共感できると言い匿っていた広瀬は高里と違って戻れる場所があるはずどというエゴをこじらせていたというのも、自分の現実を認められなくて共感できる点があった。 黄昏の岸を読んだ後にこの本を読んだので、一通り分かった状態で読めて面白かった。いきなり1冊目として読んだら麒麟や妖魔などが不気味で混乱しそうだと思った。

    1
    投稿日: 2026.06.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ホラー作品だと聞いていたので少し身構えて読み始めたが、『十二国記』の世界観を知っていたこともあり、思っていたほどグロテスクには感じなかった。むしろ、物語の不気味さよりも登場人物たちの心の動きに引き込まれた。 物語を通して最も印象に残ったのは廣瀬。読み進める中で、廣瀬の言動には終始違和感を覚えていた。その違和感の正体は、高里と自分を「俺たち」と語り、自分たちは周囲とは違う存在なのだと線を引いているように感じたことだった。 その漠然とした感覚を、後藤先生がはっきりと言葉にしてくれたことで、自分の中でも腑に落ちた。後藤は読者が抱く違和感を冷静に観察し、言語化してくれる存在であり、この作品をより深く理解する助けになっていたと思う。 「高里のことは好きだけど怖い」「廣瀬と高里は似ているけれど全然違う」という言葉は、廣瀬が高里を通じて自分の極端な考え方を増幅させているようにも感じさせた。 特に心に残ったのは、「自分はこの世界の人間じゃない、帰る場所がある」という思いについての描写だった。「この世界ではないどこかへ帰りたい」という気持ちは、一方で今いる世界の人たちと距離を置き、この世界そのものに向き合うことを諦めてしまうことでもあるのだと感じた。 だからこそ、高里と廣瀬の違いが際立つ。高里は十二国という自分の帰るべき場所を見つけ、そこで果たすべき役割と向き合っていく。一方、廣瀬は高里が十二国に帰って行くことで、自分の世界は今いる世界であることを容赦ないくらい思い知らされる。理不尽な現実の中でも、自分の世界で生きていかなければならない。今まで自分が拠り所にしていた世界に逃げることはできない。廣瀬は高里を通じて、違う世界に戻りたいけど戻れない人間であろうとしたかったのだろうか。 読み終えたあとには思わず『東の海神 西の滄海』を読み返した。改めて高里を見ていると、人を恨み続けたり、誰かを責め続けたりすることなく、どこまでも淡々としている。その姿は、麒麟という存在の性質によるものなのだろうと感じた。 そして何より驚いたのは、小野不由美が、この壮大な『十二国記』の世界観をすでに構想したうえで、本編へとつながる「エピソードゼロ」とも言えるこの作品を書いていたことだった。その構想力の大きさに圧倒されるとともに、まだ読めていない『十二国記』の物語を読むのがますます楽しみになった。

    2
    投稿日: 2026.06.27
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    ずっと気になっていた十二国記。 まずは『魔性の子』をAudibleで。 不気味さと謎が少しずつ積み重なり、最後まで一気に引き込まれました。 既刊15冊、しかも未完。先は長いけれど、この世界をじっくり楽しみたい。

    1
    投稿日: 2026.06.27
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    気になっていたのに読んだことのなかった『十二国記』。もうすぐ新刊が出るそうなので、このタイミングで追いつきたいと思い、手に取ってみた。「どの巻から読むか」で少し悩んだが、ひとまず刊行順で!とエピソード0的な位置付けの『魔性の子』から。 あまりの面白さにページを繰る手が止まらない。初版の刊行は1991年とのこと。なぜ私は10代のうちにこの本を手に取らなかったのか!!!と激しく悔いた。 救いというものが存在するの…?と叫びたくなるような展開に、ネットで見た「ネズミが出てくるまで粘れ」との言葉を思い出す。ちなみに、この本にネズミは影も形も出てこなかった。

    1
    投稿日: 2026.06.24
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    新作に向けて再読中。結末とこれから始まるストーリーを知っていることがこんなに悔やまれる小説は無い、記憶を消してもう一度十二国記の入口に立ちたくなる。 高里の下の名前は作中で一度も呼ばれず、私たちにも明かされないまま終わってしまった。名前を呼ぶ人が一人もいない、そういう孤独の描き方もあるんだ。

    1
    投稿日: 2026.06.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『黄昏の岸 暁の天』を読了した後に手に取ったことで、本作の印象は大きく変わった。以前は「十二国記のホラー作品」という認識だったが、実際に読んでみると強く心に残ったのは恐怖ではなく高里の孤独だった。 周囲から理解されず、自分自身も何者なのかわからないまま日常を生きる苦しさ。そして『黄昏の岸 暁の天』で描かれた運命を知っているからこそ、その背負わされた重さが痛いほど伝わってくる。不可解な出来事の連続には確かにゾッとさせられるが、それ以上に高里という少年の悲しみや切なさに胸を締め付けられた。 十二国記シリーズを読んだ後だからこそ味わえる発見の多い一冊。ホラーとしても面白いが、それ以上に一人の少年の孤独を描いた物語として深く心に残った。

    5
    投稿日: 2026.06.11
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    なかなか(それこそ刊行当初から、いつの間にか魔性の子が十二国記シリーズに組み込まれてるのを不思議に思いながら)手を出せずにいた十二国記シリーズ、ついにAudibleに登場! ホラーとは知らなかった… 本編(はファンタジーなのかな?)も楽しみ

    5
    投稿日: 2026.06.01
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    面白すぎてページを捲る手が止まらなかった。正直もう終わってほしくなかったんだけど、いやいやこれから始まるんだ!と思ったらワクワクしてきた!9月に新刊が出るとのことで読み始めたのだが、このペースだと1ヶ月もあれば追いつけそう!十二国記の沼に片足ツッコんでしまった模様です…!

    7
    投稿日: 2026.05.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「月の影 影の海」→「風の海 迷宮の岸」→本作 の順番で読みました。 高里くんの周りで起こる惨劇がどんどんエスカレートしていく。。 レンリンは初登場かな。 止まらなくて一気に読みました。

    2
    投稿日: 2026.05.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんで!?なんでこっちに要くん戻ってきてるん!?!?なんでや!? もしかしてこれ最初に読むべきでしたか??? えー、十二国記を読む前に読んでいたら、ファンタジーホラー物であったでしょう。でも私は高里君の正体も知ってるしホラーの元凶も知っているのでホラー感はあまり感じずずっとなんで!?でした。 高里くんのまわりで起きる人が死ぬ現象、それがどんどんと加速されていきどんどんと規模が大きくなっていく様はそこまでやらんでも委員会でしたがタイキを守るためにやっているので関係ないんですよね。十二国記の人達の尺度と人間界の尺度は違うので…。 結果的に高里くんは十二国記世界に戻れるようでしたが、いやまじでなんで案件多すぎて…。 なんで戻ってきたん!?記憶もないし角もないし帰れないし親も死ぬし…ちょっと可哀想すぎねぇかこのタイキ…。なんも知らんまま親元から離され王を選びなさいと言われ知らない国ですごし、そこで王と居場所を見つけたのに元の世界に帰され、記憶を失い孤独に生き多くを失い、被害を出しながらまた世界を超える…こんな…こんな…ここまでやらんくてもええやん先生…!!!なにがあったかの話はまたどこかで見れるんでしょうか!?見させて欲しいですお願いします。 広瀬先生も十二国記の人なのかなと思ったら違くて、欠けた者同士で生きていきたかった気持ちが最後に爆発してて悲しかったです。でも十二国記を読んでる私は麒麟の最優先が王であることを知っているので…先生のこの先の人生が気になるところです。まぁでもこの世界醜いしええか…(でも十二国記の世界の人間も汚いんだよなぁ…)

    1
    投稿日: 2026.05.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    十二国記シリーズは魔性の子を一番最初に読んだ方がいいという声をよく聞いていたので、本作を最初に読むことに。ホラーという噂を聞いていたから身構えたけど、そこまで怖くなかった。 広瀬、日本中探してもこんな色んな意味で濃い教育実習期間過ごした教生いないって…… 広瀬にはこの世界で強く生きていってほしい。 後藤先生は良い先生だ。十時先生も優しいよね。 後藤先生の「広瀬、俺たちを拒まないでくれ」が好き。 巻き込まれた生徒も可哀想だけど、高里が悪いわけでもなく、でも高里を責めてしまう生徒たちの気持ちも分かる。得体が知れなさすぎて怖いよな。実害も出てるし尚更。何か分からないけど周りのためにも高里のためにも、本来の居場所があるのなら早く帰らせてあげてくれ!という私の願い虚しく、こちら側の人間たちにとって結構いくところまでいってしまったなという最悪の状況でやっとお迎えが来るの本当にタチが悪い。死んだ人たちは死ぬ必要なんてなかったのに、どうするんだこれは。大きな災害の被害にあったようなものと考えないとやってられない。 多分続刊を読めばまたこの話の見方も変わるんだろうな〜という予感がしてるのでそのうち続きを読みたいな。

    1
    投稿日: 2026.05.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「月の影 影の海」以来に「小野先生、高里(陽子)にここまで絶望を与えてどうするんですか!」と言いたくなった。 華胥の幽夢の後に読んだから、高里が泰麒であることも、十二国のことも知っているけれど、これを最初に読み始めたら訳が分からなくてより怖かっただろうなあ。 でも幼い高里が泰王に出会うまでのことも、華胥の幽夢の短編のことも読んで知っているから、怖さもあるけど悲しさを強く感じた。早く高里を迎えに来て欲しかった。迎えに来てくれて良かった。 物語後、残された広瀬の方が辛いだろうなと思った。世界はおおむね自分のために動いていないし、優しくない、どこかに自分の本当の世界があるはず、と誰しも思ったことがあるけど、大人になるにつれある意味では諦めて世界とうまくやろうと考える。 でも本当の自分の世界に帰った高里を目の当たりにして、自分はこの世界にいないといけないと思うのは辛いように思える。家も燃えちゃったし体はボロボロだし。 最後の高里の言葉が広瀬がこの世界で生きていくよすがになると良いと思った。

    5
    投稿日: 2026.05.11
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    —— 故国喪失 異端者は郷里の夢をみる。 現状に不満があるからだ。 広義には誰もが異端と言い得る。 誰もが自身の理想郷を求めている。 人は違和感を嫌う。 違和感を嫌うから、理想郷を求めるし 違和感を嫌うから、自身を変えることに恐怖する。 しかし、理想郷という“もの”は存在しない。 理想郷は自身の手で築くしかない。 或いは、自身で“それ”に気付くしかない。 人は卑しい生き物で、 我欲のない人間は人間ではない。 そのエゴで自身の故国を手に入れなければいけない。

    2
    投稿日: 2026.05.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    黄昏を読んでから後に踏み入れる「魔性の子」は、想像を遥かに超える陰鬱な雰囲気に満ちていて「一刻も早く泰麒を連れ戻して欲しい」と願わずにはいられなかった。 黄昏の中では李斎の助けて欲しいという声に応えた陽子たちが泰麒探しに奮闘していた。あの時陽子たちが懸命に探さなければ、十二国の王や麒麟が手を貸さなければ、一体どれほどの者が蓬莱で犠牲になったのだろうと考え、ゾッとする。 それほどに凄惨な世界が高里要の周りには広がっていた。 自らの意志とは異なるところで悲劇が繰り返される高里に寄り添った広瀬。彼のその行動の根底にあるのがともに故国喪失者だという共感のようなものであったからこそ、最後の浜辺での彼の悲痛な叫びには苦しくなった。 「ここは自分の居場所ではない」と感じる疎外感を伴う孤独は、この世界に生きづらさを感じる人間にとっては自己防衛の手段である。 それを目の前で裂かれた広瀬の絶望が手に取るように伝わってきた。 それでも彼の存在が蓬莱に流れ込んでしまった泰麒…高里を救っていたことは確かだと思う。 いつか、延麒が蓬莱を見に行っているように、泰麒にも蓬莱に遊びに行ってほしい。どうか次は、泰麒が広瀬に寄り添ってくれればと思う。

    1
    投稿日: 2026.05.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「薬屋のひとりごと」や「後宮の烏」のような中華風ファンタジーにハマったので十二国記にも挑戦しようと思い立ち、0作目に位置する本作から読み始めました。 もちろん十二国記の内容は知らないので麒麟や怪異といった世界観の骨子となる要素はしっかりと腑落ちしたわけではなく、純粋にホラー作品として読みました。 ただ、読んでみて自分が興味を持ったのはホラーではなく人間心理の部分。特に、広瀬が同胞だと思っていた高里が実は帰るべき場所のある特別な存在で、ただの人間である自分とは決定的に違うのだと思い知らされる場面が痛々しさに満ちていて…主人公は広瀬でありながら彼の救いはどこにあるのかと悶々としました。とはいえ広瀬と高里の違いを見抜き現実を見るよう広瀬を諭していた後藤先生は間違いなく彼の理解者であり、この世界で生きていかなければならない彼にとっての希望でしょう。(「俺たちを拒まないでくれ」なんて言葉が出てくるあたり、本当に良い先生。) 物語の最後、ずっと行方不明者のリストに残っていたのは高里、でいいのかな?(広瀬は駆け出したので助かったのだと)出席簿では死んだ生徒の名前が線を引いて消されていたのが、こちらではずっと残っていたという対比で幕を閉じたのがきれいな終わり方でした。

    3
    投稿日: 2026.05.04
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    十二国記全巻を貸してくれた母から「魔性の子はホラーだから一番最初に読まない方がいいかも」と言われていまして。 そもそもホラー小説というものを読んだことがないため避けに避けた結果、だいぶ終盤になってから読みました(玄の月の2巻と3巻の間で読みました) タイミングとしては、バッチリでした。 あちらとこちらの世界、それぞれで何が起きていたのか、ほぼ同時進行で眺めているような感覚で楽しめました。

    1
    投稿日: 2026.04.30
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    なんで今まで、読んでこなかったんだろう〜!! 面白すぎて夢中で読みましたー!! 「十二国記」シリーズの原点であり あまりの完成度と底知れぬ恐怖 そして圧倒的な美しさに 一度ページをめくれば… 現実に戻れなくなるような魔力を 持った傑作でした! 一見どこにでもある平穏な高校で 転校生の高里くんの周囲で 次々と起こる不可解で凄惨な事件が起こる ページをめくるたび、日常の皮が剥がれ落ち その裏側に潜む「異界」の冷たい風が 吹き込んでくるような感覚に陥りました! 「彼は、一体何者なのか…」 その謎を追う緊迫感 じわじわと侵食してくる静かな恐怖… 高里くんが抱える言葉にならない疎外感と 彼を守ろうとする「何か」の凶暴なまでの意志… それは単なるホラーやファンタジーの枠を超えて 面白すぎて一気に駆け抜けた読書時間でした!! 感想を書いている間も 鼓動の速さが収まりません! この圧倒的な「魔性」の余韻は… しばらく私の心から離れそうにないかも〜!!

    1
    投稿日: 2026.04.29
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    ・『十二国記』は昔1作目だけ読んだことがあって、ずっと読みたいと思っていた。オーディブルで読めることを知り、こちらから聞き始めたが、まさかの外伝、0巻的な立ち位置の話だった(本作刊行後に本編として十二国記が作成されたとのこと)。 ・1作目のみのゆるい知識では本当は何が起きているのか分からず、ファンタジーではなくホラーの趣が強い。シリーズを理解していると繋がってくる要素があるのだろう。舞台も、てっきり途中から異世界になるのだと思ったのだが、最後まで現世だった。 ・さすがホラーの名手でもある作者。ホラー描写が非常に恐ろしい。『ゴーストハント』レベルではなく、『残穢』に近いおどろおどろしさがある。とくに広瀬視点ではない、幕間のホラー描写は背筋がゾッとする。 ・1作目は現代パートの人物の価値観が昭和〜平成初期感が強かったが、最も出版年が古い(1991年)はずの本作ではほぼ感じなかった。 ・ただのホラーに終始させず、ヒューマンドラマとしても白眉。「ここではない場所に帰りたい、ここが自分の居場所ではない」と感じている主人公広瀬が、同じような少年高里に出会い、高里の祟りの恐ろしさを目の当たりにしながらも庇いつづける。 序盤は結構広瀬が俗物的な感じで、高里への決めつけや距離の縮め方にエゴを感じて個人的に好きになれなかったのだが、だんだんと世間全てが敵になった高里を庇い続ける広瀬にカッコよさを感じたところで、ラストでその庇護が実は独り善がりなものだった(高里が自分と同じ人間だから庇っていた)と判明するのはすごく良い。序盤の違和感がきちんと腹落ちする形になっている。 ・かっこいい大人だった広瀬が、本当に異世界に帰る場所があった高里に、「置いていかないでくれ」と追い縋る様は無様で、可哀想で、愛おしい。つい自分を重ね合わせる読者も少なくないのではないか。 ・ただ、麒麟の話など、『十二国記』を知らない状態で読むと(刊行年的にも本編を知らない状態で読んだ人間が多いと思うが)、ホラー部分の真相は、何が何やらという感じだろう。 「よく分からないからこそ怖い」はホラーの定石だが、流石にちょっと置いてけぼり感はあるように思う。 ・高里の祟りの描写は恐ろしい。ゆえに、集団パニックといえど高里を攻め立てたり近づいてくる生徒たちの描写はやや強引だと感じた。

    2
    投稿日: 2026.04.27
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    十二国記はアニメで履修済みなので、ファンタジー要素にはついていけた 途中はもう歯止めの効かない災厄の連続で、辛かった 最終的には人間の心情描写が印象に残った アニメしか観れてないけど、十二国記シリーズは世界観そのものの造りも巧妙だけどそれ以上に登場人物たちの心情描写から人間らしさを感じる 人間誰しもが感じる感情、読者としても気づきたくないようなものを気付かされちゃうような感じ 選ばれた者と選ばれなかった者 広瀬と杉本が重なる

    3
    投稿日: 2026.04.02
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    十二国記シリーズを読んでいるのといないとでは、全く感じ方が違うだろうと思う。読んでいればシリーズの中の1作に。読んでいなければホラーに。自分は読んでしまっていたので、ホラー感はあまりなかったが、読んでなかったらどんな感想になったのか。

    1
    投稿日: 2026.03.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    死ぬまでにゆっくり読み進めようと思っていた大人気超大作の十二国記 あえてアニメも舞台もあらすじも一切見ず 「ファンタジー」という情報のみ頭に入れ どんな話なのかすらわからない、まっさらな状態で読みました 出版社公式の順番で読みます 読み進めるに従って あら?ファンタジー??? バッタバタ人が死んでいくホラーでした 私はホラー大好きです 誰もが一度は思う、異世界転生願望 故国喪失、、、大きな括りで言う厨二病をうまいこと言い換えたなと思います 広瀬ったらいい歳して(笑 と思ったらまだ大学生なんですよね 第九章での後藤からの説教が真理です 自分の居場所を見つけられない広瀬と なんとなくこの世界に違和感のある高里 お互い帰るべき場所に想いを馳せた、同じ思想を持った同士だと思っていたら 一方は本物だったという ただ、この広瀬の想いは高里にとってかなりの救いになったはずです 大人になるに従って、 自分の居場所がいつの間にかできていた時に 知らず知らずのうちに帰りたいという想いは無くなっているはず 広瀬が高里の理解者だったように 広瀬の理解者も周りにいます 広瀬はきっと大丈夫

    10
    投稿日: 2026.03.18
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    SNSで「十二国記」が面白いというのを見て 読んでみました。 まだまだ始めも始めで、 何ならこの次のシリーズの後に、これを読むのがオススメとも書いてあったけれど、普通に面白かったよ、これ。 あらすじは... 主人公の広瀬は母校の高校に教育実習にいく。 そこで他の子とは変わった高里という生徒が気になる。 その高里は昔、神隠しにあっていたそう。 そんな高里の周りでは高里に害を加えたものが 次々と事故に遭っていく... 主人公の広瀬が高里に自分に似た境遇もあって 親近感を持ち、唯一無二の理解者のように思っていくのだけど、そこが人間が同じ類いの者同士で集まりたくなる、そんな人間の本能を書いてるのかな... まだファンタジー要素が少なめだけど まだまだ謎が多いので、次が気になりまくりです。 次のシリーズも楽しみです。

    1
    投稿日: 2026.03.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    再読。内容をけっこう忘れていたので、新鮮に怖くて(いや覚えていても怖いんだけど)面白かった。 人々のエゴや醜いところが引き出されていくのと、神獣である高里(泰麒)の対比に引き込まれる。広瀬に感情移入して読んでしまうので、どうしてお前と俺は違うんだ〜!て苦しくなりますね、何度読んでも…。 ホラーでありファンタジーであり、娯楽として面白いんだけれども後藤先生の言葉が心の深いところに染み込んできて、良い(語彙力がない)

    1
    投稿日: 2026.03.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    約10年ぶりに再読。 十二国記のエピソードのひとつでありながらホラー小説としても満足度が高い。 中学生の頃に初めて読んだ時の衝撃は忘れられない。当時はホワイトハート文庫で出版されたものを読んでおり、十二国記として銘打たれていなかったこともあり十二国記シリーズの1冊だということを知らず「同じ作者さんの別の話なんだ読んでみよ〜」くらいの気持ちで手に取った。ほとんどホラー小説を読んだことがなかったのでビビりながら読み進めるうちに、おや?と思い、最終的に泰麒じゃん!!と気付いた時の興奮たるや。 騎馬戦でみんな人間を踏みつけているはずなのに誰も気付いていなかったとか、やめてくれと叫びながら集団自殺「させられる」とか、捏ねられた親の死体で飛んでくる太った蝿とかの描写衝撃的だったな〜。今まで読んできたホラーの中でも絶対に忘れられない。 ベースにファンタジーがありながら「人は人であること自体がこれほど汚い」と繰り返される現実的なテーマがある。広瀬は高里に同じ故国喪失者としてのシンパシーを感じていたのに、本当の故国を持つものとそうじゃないもの、帰れる道のあるものとそうじゃないものの違いに絶望しエゴをむき出しにする。でも私はそこにあった血の通った交流や愛情はきっと偽物じゃないし、エゴ上等!という気持ちにもなった。大人になって読むと価値観変わるね。 高里はこれから泰麒として苦難を乗り越えていくし、広瀬先生も悲しみを抱えつつもどうか現実でやっていってほしい……え?広瀬先生最後無事だよね? 私も家にいるのに「帰りてぇ〜!!(どこに?)」って叫んじゃうよ。帰る場所を喪った気持ち、誰しも普通に持つよね……広瀬先生はそれが一般よりも強かっただけで……。 あと後藤先生と十時先生がいい人たちすぎて死ななくてよかったー!後藤先生と十時先生は大人として真っ当に高里広瀬の面倒見てくれた人なので……こういう大人になりたいよね!……え?死んでないよね?(最後の水害の死者数に数えられてないか心配) あとこれは萌えの話なんですが、高里が傲濫に「どうした?分別を失くしたのか?」って言うシーン、良かったよね……普段物腰穏やかな人が強く命令したり窘めたりするの、萌えかも……となりました! 最後菊地秀行氏の解説で「女性らしい細やかな情景描写」とか「(女性とは怖いものだ)」とか言っててあ〜……になったけど平成3年に書かれたものだからな……古いな、となった。 読む順番問題あるけど他のシリーズ読んでから読んだらより「分かる」と思うし、いきなりこれ読んだ方は「ホラーとしてより面白い」と思う。ホラー好きならこれから読んだ方がいいのかな……?どっちでもいい!おもれーぜ!

    2
    投稿日: 2026.03.03
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    十二国記をどの順番で読んだらいいのかわからず色々検索しても、「魔性の子を先に読め派」と「魔性の子は風の海の後に読め派」が居てどっちやねんと思っていた 世界観が難しいので、結果的に風の海のあとに読んで正解だったとおもう。もし魔性の子を一番最初に読んでいたら、月の影(下)までわけがわからない状態が続くと思うと投げていた可能性が高いので後に読んで良かった! この話、現実を突きつけられるな…だって、広瀬はこちら側だもの。特に読書好きな子たちは帰る場所に憧れたりもしてきたと思う。そんな私たちに、広瀬の存在はあまりにもしんどい…と思うのだがどうなのだろう? サンシやゴウランが好きではなくなる。元々サンシ好きじゃなかったけど。

    3
    投稿日: 2026.03.01
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    「神隠し」がテーマの軸となっていたところが斬新だった。 スピリチュアルを前面に押し出すのではなく、その物語の根底に社会を風刺した印象があり、皮肉めいた物語展開は大変面白かった。 此処ではなく違う世界に居場所を求める主人公や高里の考えは、誰にでも多少なりとも当てはまることではないかと思ったし、今まで同じだと思っていた存在にだけ、その理想の世界に行くことを許され、自分だけが残される状況は、ある意味より孤独を感じさせる。 出会わなかった方が幸せだった、をまさに描いた作品だと感じた。

    0
    投稿日: 2026.02.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まず『月の影 影の海』から読んだ。ので、十二国記の予備知識は入っていた。この下巻で触れられていた泰麒が高里という名前なのだという事を私はすっっっかり失念していたため、ああ高里くんは泰王なのだとばかり思っていたので、心の底からびっくりした。自分の鈍さに喜ぶべきなのか悲しむべきなのか 陽子が活躍する一巻もかなり熾烈で、特に上巻は涙涙でしたが、このエピソードゼロもかなり主人公に降りかかる災難が容赦ない。広瀬という理解者を得て少しづつ人間らしい(という言い方も変ですが)感情を取り戻していく高里くんに同情を禁じ得ない。彼の周囲で巻き起こる事件の数々はかなり血みどろで生臭いものですが、同様に描かれる風景描写の美しさの対比は小野不由美先生だからこそ。さすがらホラーとファンタジーの二刀流。魔は海からやってくるのも良いですね 最後はとても切なかった。広瀬が間違っていたとしても彼を泰王だと呼べなかったのは、後藤先生から叱責を受けた時にはすでに自分と高里くんは違うと理解してしまっていたから、置いていかれるのが怖かったんでしょうね それでも手を離した優しさに胸をうたれます 人間はだいぶ汚いし醜いけど、きっとそればかりではない

    1
    投稿日: 2026.02.24
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    【オーディオブック】 十二国記シリーズの前日譚だと思えばホラーとは感じないし、理解できる単語もあるが、刊行年順に先にこれだけを読んだら訳が分からないだろうな、と思った。前知識なく読んだとしても、作中に出てくる現象が理不尽な死ではあるものの、心霊的な怖がらせ要素があまりないのでそれほど怖さは感じないかも。 いずれにせよ、先に他のシリーズで世界観を齧っておいた方が良さそうと感じた。 広瀬も辛いな…。高里は幸せになれよ…。

    1
    投稿日: 2026.02.21
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    十二国記に手を出してみました。 読む順番に迷ったのでとりあえずEpisode0。 十二国記の世界観はこれからかと思いますので、次読むのが楽しみです。

    1
    投稿日: 2026.02.20
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    面白かった。 高里と一緒に居てくれる広瀬をとても頼もしく思っていたけど、最後ちょっと辛かった。 続刊を読んでゆくのがとても楽しみ。

    5
    投稿日: 2026.02.19
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    とうとう十二国記の世界に足を踏み入れた! 魔性の子は最初に読むか後から読むか悩んだけど世界観を知る前でも面白くて一気読みしてしまった 2026年は十二国記の1年になりそう

    4
    投稿日: 2026.02.17
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    母校に教育実習生として戻ってきた広瀬は、クラスの高里という生徒が気にかかる。高里は周囲に馴染まないため、いじめられるが、彼をいじめたものは不慮な事故に遭う。神隠しを体験した彼に対し、周囲の人間は彼を糾弾や排除しようとする.同じ頃 周囲では謎の女と獣が動き出す。彼の周りで起きる惨劇はなぜなのか。 小野不由美は初めてですが、ファンタジーというよりホラー小説に近いです。人間の心の醜さや嫉妬心やいろいろな醜い姿もまざまざと見せられます。 予想していたより面白かったです。 2026年2月12日読み始め 2月17日読了

    1
    投稿日: 2026.02.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    たくさん人が死ぬけど岩木の死に方が特にクラスメイト側としてリアルに想像できてしまってめちゃくちゃ怖かった。 たくさんの人に愛されているファンタジー小説、という事前知識のもと読んでいたので、全国のファンタジー好きの老若男女、こんなホラー読んでるの!?と思った。 面白いから早く続きを読みたいのに怖いから夜には読みたくないという葛藤があった。 あまり感情を表に出さない高里が少しずつ広瀬に心を開いていくのが可愛くてよかった。広瀬が報復を受けないよう、普段は決して見せない頑なさで広瀬の側を離れないようにするのも健気で、そうした関係性の変化が丁寧に描かれていたから尚更、広瀬が最終的に自らのエゴを自覚するに至るシーンが切なかった。 命の価値には人それぞれ優先順位があり、相手を気にかける心の裏には自覚・無自覚を問わずそれぞれの思惑があり…人間の心の綺麗ではない部分を正面から描き切っているのが圧巻だった。 とても面白かった。

    2
    投稿日: 2026.02.11
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    異形なのは人の側。物語の進行に従って、高里を見る目はその数を減らし、その視点を下げてゆく。そして最後は広瀬を唯一の担い手として、視界に入れることを辛うじて達成するほどの孤高の存在に高里を押し上げる。ホラーファンタジーはここまで人心をノンフィクション然として描きうるのか。

    4
    投稿日: 2026.02.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    月の影 影の海 風の海 迷宮の岸 をよんてたからの「魔性の子」 角が折れたこと 廉麟 分かることと分からないこと また続きを読みたくなる 魔性の子が最初に発売されてる。 もしこれを最初に読んでたら、十二国の世界観を絶対知りたくなるし、発売まで待ちきれなくなりそう。 それくらい引力すごい

    1
    投稿日: 2026.02.07
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    台詞が自然なのか、どんどん読まされた。本編のスピンオフなのか、想像と違い全篇ホラー小説の印象。でもこの一冊だけでもしっかりと完結してる。 話が進むにつれ、被害もスケールアップしていくのだが、そのわりに重たく感じない作りが上手い。海外ホラー映画をみている感じでスリルとして楽しめた。十二国記シリーズ本編に登場するのであろう妖異が、幻想文学テイストを感じさせてくれているのだろうか。 タイトルだけは知っていたシリーズで、これから読み始めるのは正解なのかはわからないが、本編をすぐにでも読みたくなった。

    1
    投稿日: 2026.02.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

     こっこれは、、、私の大好物、「一見庇護者ぶってる自認インテリ優男がクソデカ矢印でもって対象に依存した末に縋り付く話」!!??!??!  なんてこったドストライクどころかクリティカルヒットじゃあないの。驚きだぜ、、、  そしてやはり暴力的なまでの描写と広瀬の自己愛と憧憬でぐっちゃぐちゃになっていくさまが最and高でした。どうしよう十二国記がどんどん2026年最高をたたき出していて怖い、、、!  何度もいろんな言葉を尽くしてお前も自分と同じ、汚くて卑しい人として生きて俺を慰めてくれと懇願する広瀬。いいよー!!かわいそうだよーーー!!でも無理よその子麒麟やから!堕ちないの!でもいい!それがいい、だからどんどんいけ!!と応援する気持ちで、同時にその末に約束された大失恋タイムを期待してグイグイ読み進めた。  そしてもちろん、期待通り、大かわいそうで最高でした。ハァー、、、たいへん美味しく戴きました、、、。  このまま黄昏の岸暁の天を読みたい。タイトル的には夜明け?みたいな話なのかな?楽しみ。  あー魔性の子アニメならんかな、、、お願い、、、絶対見るから、、、 2026/2/5

    3
    投稿日: 2026.02.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    クラスメイトがどんどん死んでいってよいしょしてた坂田に従ってヘラヘラしてたのに坂田死んだ瞬間またもとに戻るのすんごい印象的 あと、広瀬が後藤先生に高里とお前は違う、無意識に人を恨んでたんだって言われて認めた後に高里も同じ気持ちになれって罠を仕掛けるのにことごとく高里と自分の違いを見せつけられる描写とか、最後王が向かえに来たときに高里は帰れるのに広瀬はこの世界で生きていくしかない、しかも最後一人取り残されるって言うのがうまいなと思った。 とにかく余韻がすごい一冊!!!

    3
    投稿日: 2026.01.24
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    十二国記episode0。 広瀬は教育実習で母校を訪れる。担当クラスの高里という生徒はおとなしく目立たないタイプだが、"彼に害なすものは祟られる"という。そして、悲劇の幕があがる。 明るい話ではないけど、まさに読む手が止まらない面白さ。 と、淡々と書いてますが、とーーーーっても面白いシリーズです。 麒麟が出てくるし、ざっくり言うと中華系ファンタジーですが、読みやすいので是非! 9月には、新刊(短編集)も発売予定! 文庫だから集めやすい!

    2
    投稿日: 2026.01.23
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    面白かったけどあまりにも十二国記ありきに思えてならない ほぼ全てのキャラクターが救われていないと感じる ミステリーを読み慣れているせいか理不尽の連続に耐えられない ホラーとしてはいいんだろうけど…

    3
    投稿日: 2026.01.21
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    気になっていた十二国記シリーズ。 本編の前日譚という情報だけでこの本を読み始めました。装丁からファンタジーなんだと思っていましたが、ホラーと言われれば確かにホラー小説です。 ただ、途中から確かに分からないことだらけの出来事になっていき、本編へ繋がっていくんだと読了後思っています。 映像ではない分、怖さは実感するタイプではないですが、人災、事故、災害さまざまな出来事として起きているのは主人公?が取り巻く失踪期間の出来事に関わることのようです。 文庫本としては分厚い400ページ超えでしたが引き込まれながら読むことが出来ました。 本編が楽しみになりました。

    3
    投稿日: 2026.01.17
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    十二国記シリーズ好きで遂にこちらにも手を出してしまいました。 ファンタジー要素があって現実離れした話なのに人の狂気と心理描写の表現が細かい。 現実味を感じられるファンタジー 一人守る為に沢山の血が流れるのはやはり愛ですね

    1
    投稿日: 2026.01.12
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    子供の頃、後にどハマりする『十二国記』のエピソード0とは知らずに手に取りました。しかし、当時の私にはあまりにも崇高な文章で、最後まで読み切ることはできませんでした。以来、何度も読みたいと思いながらも、その度に挫折した思い出が蘇り、読み切ること叶わず…『十二国記』シリーズは小学生の頃一気に読み、以来私の中でとても大切な作品です。そんな作品がこの度ミュージカルかされることとなり、私が観ずに誰が観るのかという心境でチケットをとりました。そして、『十二国記』の新たな門出に立ち会うのなら、やはりその序章である『魔性の子』を読んで置かねばと書店で再び手に取りました。(子供の頃に買った本は、読みきれずに古本屋で売ってしまったのです…)自分でも驚くべきことに、数時間で読破。あんなに読めなかった文章が、次から次へと読み進められていく。恐らく、『十二国記』シリーズで最新作まで読んでいたから、『魔性の子』がどこへ行き着くのかを知っている安心感もあったのかもしれません。高里の苦悩、周囲の人間のエゴ、高里への温もりある関わりさえもが命取りとなってしまう現実、どうしようもなくなったその時、高里の元へやってくる迎え。私の中でようやく、十二国記の世界が全てつながりました。長かった…でも、さすが小野先生の文章、古めかしさを一切感じさせない、美しく格式ある言葉の数々。圧巻の一言です。新作の短編集も楽しみに待とうと思います。そしてミュージカル、楽しみの一言です。

    4
    投稿日: 2026.01.06
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    舞台を見たいと思って原作を読もうと思いました。 何作か読んだような気がするけど設定もあんまり覚えてなかった。 凄惨で怖くて読み進めるのに時間がかかりました。 後味が悪くて悲しいのですが、立ち位置としては0みたいなので、今後どういう話に進むのか楽しみです。

    1
    投稿日: 2025.12.28
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    十二国記未読の状態、何から読んだら良いのか分からずとりあえずカバー袖にあった順番の通りに「魔性の子」から読み始めた。ファンタジーと聞いて、その気持ちで読み始めたけど思ったよりホラー色強めで猟奇的でビックリした!なんで?どうしてこんな怖いことが?というのが400ページぐらい続いて、最後の数ページでやっとファンタジー始まったぁ!て感じでした。それにしても、出てくるその世界の言葉たちが魅力的で、これから続きを読むのが楽しみ!漢字の音読みでできてる名前って魅力的だよな〜。 怖かったけど、ページ捲る手が止まらず、1日で読み終わっちゃいました。さぁ序章は読み終えた。十二国記の世界へいざ行かん

    1
    投稿日: 2025.12.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    長かった…これはホラーです。 「そもそもこちらの生き物ではないんです。誤ってこちら側に落ちて人のお腹に宿った…。それを胎果と」 ここまで行き着くまでなんと472ページも怪奇現象が続く!進むほど無惨に。 こんなジャンルの物語ははじめてだった! 十二国記がここから始まると思うと気になって仕方がない…

    10
    投稿日: 2025.12.22
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    オーディブルで。 ずっと怖いし、思っていたのと違った(良い意味で)。歴史物かと思っていたら好みのファンタジーで止まらなかった。オーディブルも良かったけど、この本は漢字ありきで良いと思うので本でも読んでみたいなと思った。

    10
    投稿日: 2025.12.14
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    十二国記を未読の状態でこちらから読んだので、ホラー要素のある話としてすごく好みだった。 他シリーズ作品を読んでから再読すると、状況の意味が分かってより面白くなった。

    4
    投稿日: 2025.12.05
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    『風の海 迷宮の岸』の後に読んだから耐えられた。 全体的には辛かったな。 もう早くどういうことか教えてよと。 広瀬が高里に家族の事を憎んでないかみたいに聞いたところで 私には恨むのが当然だみたいな考え方の方が共感できなくて 高里の感覚の方が共感できた。 なので高里を責めたところも含めて、あれ?広瀬もどっかの麒麟とかだと思ったんだけど違うの?と思えたところだった。

    1
    投稿日: 2025.11.21
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    体感、九割ホラーだった。 もうこのまま血みどろ胸糞エンドかと思ったら、ちゃんとファンタジーに着地した。すごい。ここから壮大な物語がはじまるのね! 読了後、何気なく帯をとったら化け物のイラストがあって、そっと戻した。

    2
    投稿日: 2025.11.04