
総合評価
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powered by ブクログ双亡亭にいるものが何なのか。それらの目的は? 青一が語る自らの過去。そこで判明したのは、侵略者の存在と目的。そして、奴らと戦った人々の物語。 4巻で急にSFぶち込んできてとにかく驚く。 「双亡亭壊すべし」というタイトルに込められた感情の強さ。 やっぱり、人の心を動かすのは理屈でなく、感情。 それは強さでもあるし、弱さでもあるけども。強い感情を持つことが、侵略者を追い詰めた。弱い感情を持っているから、侵略者がつけ入ってしまう。 そして、どちらも突き詰めると自分を破壊してしまうもの。 双亡亭の双つを亡くすというのは、そういう意味だったりする?亡くすのでなく、どうやって共存させてゆくか、だと思うのだけど。 それは、凧葉が答えを導いてくれるはず。きっと終わりはなく、常に考えつづけていくしかないのだろうけども。
1投稿日: 2021.03.02
powered by ブクログ双亡亭内部での闘いも続いてるけど、 4巻のメインは青一の口から語られるあいつらの世界。 何が何だかよくわからない。わからないからこそ恐ろしい。 双亡亭の内と外、ふたつの進行が交わる時が楽しみです。
0投稿日: 2019.05.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
双亡亭のあちら側から現れる奴らの正体にメスを入れる4巻である。 これまでのホラーテイストの物語からSFのニュアンスを強める感と言っていいだろう。 合間に科学者組同士の(乗っ取られた側とそうでない側の)対決を挟みながら、青一が地球ではない場所で45年もの間戦い続けた経緯が語られている。 侵略者と、侵略者から青一達飛行機の搭乗員を救った星の抗争をメインに描いたこの巻ではあるが、抵抗しない「おじいちゃん」に怒りを教える青一の姿には胸打たれるものがある。 虐げんとする者どもに対し反抗せよと語る内容もまた、子供たちに向けて反骨を教えるニュアンスを感じるのだ。 だが、同時にその反抗が45年もの間続く凄絶な抗争となったことも描いている。ここに、読者となる少年少女たちに対し思索を余儀なくさせる物語的現実があるのは味わい深い。 物語的には合間の巻と言えるだろう。 ただ、個人的にここで語っている内容に対しては星五つで評価したいと思う。この物語が描く勇気の形が、ここでは簡単ならざる形で描かれていると思うのだ。
1投稿日: 2019.05.08
