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冷ややかな悪魔
冷ややかな悪魔
石田夏穂/U-NEXT
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総合評価

84件)
3.8
15
38
21
1
2
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    ついつい「これだよ! 石田夏穂さん!」と思ってしまった。 私が魅せられた作者の魅力である、シニカルでコミカルな言葉たちが、ふんだんに詰まっている本作。石田夏穂さんという小説家の才能が溢れてとまらない。まだ作者の才能に気付いていない人にも、是非この作品で気付いて欲しい。

    7
    投稿日: 2026.03.15
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    思ってたのとはちょっと違ったけれど、 これはこれで面白かった作品。 海外出張が生きがいのユカリ(37歳)が 体脂肪率を理由に出張禁止に。 体脂肪率を下げるためにジムに通うが……、 というのがざっくりとしたあらすじ。 そこから自己管理に対する社会/会社の視線とか、 そういったところを描写するかと思っていたけれど、 思わぬ方向に話が転がっていった。 社会に受け容れられやすい形の幸福を無批判に享受できるということは、とても恵まれた資質なのだと思う。 そうではない価値観でも生きる場所があるのが、 本当の多様性の時代なのだと思う。

    0
    投稿日: 2026.03.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    テーマが斬新で、早く読みたくて仕方なかった作品。 ページも多くないのですぐ読めた! ダイエットのためのジム通いを始め、何かと出会いがあったりして主人公意識が変わってゆく・・・というお話かと予想していたのですが、いい意味で期待を裏切られました。 冷ややかな悪魔である「結婚指輪」を手に入れてどんどん嘘を重ねていく……現実にいたら最悪だけど、エンタメとしては最高な主人公! また読み返したいです。

    0
    投稿日: 2026.03.07
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    ユカリの心の中での毒吐きが辛辣で面白い。「前世は金剛力士像、ジャバ・ザ・ハットのような謎オバさん」とかの言葉選びも笑ってしまう。冷ややかな悪魔とは、結婚指輪のことだったのか…結婚してない人への世間の目線の冷たさは少し分かる。ジムでの筋トレの描写が細かくてすごいなとなった。初めて読む作家さんでしたが面白かった。

    0
    投稿日: 2026.03.06
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    彼女がジムで拾った男性ものの結婚指輪。 それを自分の指にはめた瞬間から、彼女を取り巻く空気は一変する。本来なら届けるべき「他人の落とし物」を、自分のステータスとして利用し始める彼女の姿には、なんとも言えない不気味さが漂う。 指輪ひとつで自分を既婚者として扱い、安心し始める周囲を、彼女はどこか冷ややかにバカにしている。しかし、その一方で、既婚者だと思われたことで得られる「平穏」や「善意」に、彼女自身がしっかりと悦に入ってしまっている。 「世間なんてチョロいものだ」と笑いながらも、その世間の評価にどっぷりと浸かっていい気になっている彼女。その支離滅裂な自意識の落差が、読み進めるうちにだんだんと可笑しく、そして奇妙な違和感として迫ってくる。 「記号ひとつで世界がこれほど優しくなるのなら、それを手放す理由はどこにあるのか?」シルバニアファミリーのように、何かに純粋な愛を注ぐ人々を冷めた目で見つめるユカリ。 「早く指輪を返してあげて!」 拭いきれない嫌悪感がラストまでずっと続く読書体験だった。

    42
    投稿日: 2026.02.27
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    ---------------------------------- 結婚願望ゼロ 体脂肪率オーバー 37歳出張ジャンキー女が 人生初のジム通いを始めーー ---------------------------------- 著者の文体、文章が大好きです。 あっさりしつつも、たまに鋭くて、 その後に「わかる」と言いたくなるツッコミ。 本書は海外を仕事で飛び回っていたユカリが、 突然本社に呼び戻され、 体脂肪率を下げない限り、 健康の観点から海外出張させられないと告げられる場面から始まります。 本社での過ごし方や業務内容の話はほぼなく、 体脂肪率を下げるために通い始めたジムと、 海外出張に関わる話しか出てこないので、 無駄はないし、ある意味無駄なんだけど、 それがとても面白い、という場面だらけです。 そしてそこに悪戯のように、 独身、結婚、出産が紛れ込んできます。 働いて社会保険も税金もちゃんと払っているのに、 なぜか。なぜか。 なんか好き。 石田夏穂さんの文章、文体、作品が なんか好きです。

    15
    投稿日: 2026.02.15
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    主人公ユカリの内心の描写で毒づく場面があったり、(海外の生活が長いためか)世間一般はこうだけど私はこう!みたいな自分を持っていたり、さっぱりした部分があったり、物事に対してはっきりとした意見があるので、読んでいて爽快感がありました。 今の時代いろいろな生き方があるけれど、結局人間てその人がどういう人なのかを判断する材料として一瞬で色々な部分を無意識なのか意識的なのか、見ていてその人にとっての解釈で相手の立ち位置が格付けされていっているのかなと思うと、人って、すごいなと思う反面、怖い生き物だなと思いました。

    0
    投稿日: 2026.02.13
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    大手商社勤務のユカリは、1年中海外出張で飛び回っているが、ある時海外出張禁止命令が出て。 その理由がなんと体脂肪率が高いから、出張中に万が一のことがあるといけないからだと。 本社勤務から一刻も抜け出したいユカリは、ジムに通い規定の数値に戻すべく日々筋トレに励む。 そらきた!これって、「わが友、スミス」の流れやんな? トレーニングにハマって、ムキムキになってコンテストに出たりすんの? 違った・・・ ユカリは37歳、当然世間は既婚、未婚、はては事実婚など興味を示し、当人は気にしていなくてもそういう目が煩わしい。 そんな時ジムであるものを拾い、それによってユカリは一種の護身術を身につける。 と想像とは違う展開になりましたが、それはそれでわからんでもない、嘘はいけないが。 石田夏穂さん、相変わらず切り口鋭く、辛口で男前。 このシリーズは「ハンドレッドミニッツノヴェラ」といって約100分夢中で読める本、だそうで、確かに軽くて薄くて出先に持っていくのにちょうどよいです。

    5
    投稿日: 2026.02.07
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    主人公は会社員。海外を飛び回り仕事は充実。が、とある理由で本社に呼び出されジム通いを始める。 主人公がついたとっさの嘘が怖い。 その嘘のおかげで世間話がどんどん弾んでいく様子がおかしい。話の終わり方が秀逸。

    0
    投稿日: 2026.02.05
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    めっちゃ面白かったです。独身のバリキャリ女性が、ジムで拾った結婚指輪をつい身につけてしまい、まわりの人が彼女を既婚女性だとして扱うと、ついそれを演じてしまって、その心地よさに演技をやめられなくなる・・・というストーリー。「既婚だとこんなに得してるはず」という大げさな思い込みが、適度にリアルで、「もしかしたらそういうこともあるはず」みたいに思わせる絶妙なバランスがすばらしかった。 石田さんの他の小説を後から読んだのだが、それらは作者の描写がリアルすぎて、だけどインタビューで語っているところからすると、それらは所詮作者の妄想にすぎず、そのギャップにちょっとついていけない。リアルに書くなら本当であって欲しい。つい信じちゃうから。 この小説はそのあたり、いい感じでとっても大好き。他にもこういう小説を書いて欲しい。

    1
    投稿日: 2026.02.04
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    面白い!!短いからテンポいいし、冷ややかな悪魔って、そういう意味か! 初対面でも、結婚している人の方が信用されがちというか、誰かに選ばれた人間というレッテルが貼られるよな、と思う。 逆にいうと未婚だと、得体の知らない人と思われてしまう。海外だとそんなことないのかな。

    1
    投稿日: 2026.01.16
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    オーディブルにて。 面白かった。短いのでテンポ良くまとまっている。始めはフフッと笑える内容だったが、次第にエスカレートする主人公に、どういう話の展開になるのか段々とヒヤヒヤしながら追いかけることになった。おそらくこの著者の作品は初めてなので、他の作品も読んでみたい。

    6
    投稿日: 2025.12.31
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    設定も、物語も、ワードセンスも、全てが最高で、おもしろい。 冷ややかな悪魔との出会いによって大胆になった彼女に、ハラハラさせられて、笑わせてもくれた。

    32
    投稿日: 2025.12.20
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    37歳商社勤めバリキャリ主人公に"ある理由"で出張制限がかかってしまい...。世間の冷ややかな目線を嘲笑うかのようで小気味良い。コミカルな展開だけど、終盤はハラハラさせられた。いや〜、石田さんのお話は面白くて油断なりません

    13
    投稿日: 2025.12.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Audibleで楽しみました。 体脂肪率が高いために出張禁止を告げられたユカリ。出張に行くために、窮屈な日本(本社)を抜け出すためにジムに通い始めます。 本社の面倒臭い慣習に心底うんざりしながらも、ユーモラスに語るユカリがなんだか嫌いになれなかった。かなり強めの言葉で皮肉っていたりするのに、ずーんと悲しい気持ちになったりユカリと一緒になって怒ったりする気にはならず、不思議とくすっと笑ってしまう。気が付くと「分かる分かる、そういう人いるよね」と共感し、お互い頑張ろう、と勝手に心の中でユカリと拳を突き合わせたりなどしていた。ユカリが、ジムでたまたま拾った指輪を身につけるまでは。 他人との共通項が生まれたことで馴染みやすさを感じ、ユカリがそれに感動して「既婚者のフリ」にのめり込んでいく様を見ていると、面倒臭い慣習に一番囚われていたのはユカリ本人なのではと思ってしまった。週に何度も顔を合わせる人に対して嘘をどんどん重ねていくユカリを見ていると冷や冷やドキドキして、後半はユカリの語彙を楽しむ余裕がなくなっていました。 物語そのものには個人的に苦手な要素が多かったのですが文章のテンポはとても好きだったので、次に同じ著者の本に触れるときにはAudibleではなく書籍で楽しみたいと思いました。

    3
    投稿日: 2025.12.11
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    石田夏穂さん4冊目。 加藤忠からのジム通いからの指輪泥棒と既婚偽装。 思ってもみない方向へのスピーディーな展開で、あっという間に楽しく読み終えました。 確かに、そこそこ年齢を重ねた独身の方との世間話って何聞いていいか分かんないから(何が地雷かも分からないし)、指輪してたら話が弾むのは納得。 家族持ってる=ある程度守るものがあるということだから安心感に繋がるし。 そこに安易にタダ乗り(しかも泥棒)した主人公が、これから報いを受けるのか。それともサンフランシスコへ逃げ切れたのか気になるところです。

    2
    投稿日: 2025.12.04
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    さらっと読めたので、まあまあ楽しめました。読みながらソワソワしてしまいました。だって、逮捕されちゃうんじゃない?ほんとは?

    10
    投稿日: 2025.12.03
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    あるある!そうゆうことあるある!小さな嘘が生きやすくなることあるある!共感することたくさん。楽しかった。

    0
    投稿日: 2025.11.18
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    おもしろかった!石田夏穂さんの作品大好き!体脂肪率を下げるだけなのにどうしてこんなにハラハラするのか笑 読み終わって装画とタイトルの秀逸さに心が躍った。

    1
    投稿日: 2025.11.11
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    独身女性ってこんなに気を遣われてしまうのか。 一時的な付き合いの人に対してとはいえ、フリをすればどこかで誰かがつながっていてバレそう。 美容師さんやジムのトレーナーとの会話がしんどいのはすごくわかるし、嘘をつきたくもなるのだろう。 意外な結末でわりとおもしろかった。

    42
    投稿日: 2025.11.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ちょっとシニカルな、ちょっとこじらせ女子。 おもしろい。 社会や世間が勝手に既婚・未婚でカテゴライズすることにちょっとした反発心があって、うんうん、確かにね~と共感。 にやにやしながら読み始める。 ところがちょっとした勘違いから、実はユカリが事実婚だったという噂が広まる。 会社の独身いじりから逃れられるだけでなく、 なんか優位なポジションにいるような気がしてしまったり。 あんなに嫌がってた波に便乗してしまう滑稽さ。 今までの反発心は何処にいったのか、 周りのイメージに自分を合わせにいってしまう姿はますますおもしろくて、読みながらにやにや止まらない。 そして最後にはしっかりオチまである。 やみつきになりそうなシュールさだった。

    5
    投稿日: 2025.11.03
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    Audibleで。 最初の方は面白かったけど、主人公が他人の結婚指輪をバチって、うそを重ね始めたところからうんざりした。 本社の隣で仕事していた女の子の気分だ。よく解る。なんかざらざらして、面白くないまま終わってしまった

    17
    投稿日: 2025.11.02
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    やっぱりこの作者が好きだ。100min文庫でもバッチリ毒っ気とオチが効いているじゃないの。アラフォー独身女性のユカリは、会社の規定により強制的にパーソナルジム通いをさせられる。しかしなんとも居心地が悪い。トレーナーとウマが合わない。そこでひらめいた?ある方法とは...。良い悪いは置いといて、主人公には一応共感できるのよ。たいして親しくない相手にだったら「こう言っとけばラクだわ」と嘘をつく経験なんていくらでもあるのよ。序盤の前振りとオチが見事にリンクしたとき、カタルシスすら得た。これからの作品も楽しみだ。

    2
    投稿日: 2025.10.30
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    この体裁の本流行ってるのかな? u-nextのペーパーバック。軽く読めて面白いけど量が少ないから900円高い。 話は石田夏穂全開で、筋トレするマイノリティの話。なんかあるあるっぽさもあり、滑稽な悲しみがあった。しかし乾いてるので、嫌悪感がない。 マイノリティへの眼差しが昔のあからさまな冷たい目より、腫れ物っぽい扱いも傷つくよなぁ。

    6
    投稿日: 2025.10.19
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    あーこれ、好きな空気感。誰も傷つけない嘘でハッピーになるなら、それも悪くないよね ワクワク7 展開6 読後7 再読3 構成8 学び4 文表現9 人物8 深み4 余韻6 合計:62/100

    0
    投稿日: 2025.10.17
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    コンパクトに石田夏帆さん作品の楽しさを知ることができる良書 ただしボリューム的に中編といったところでもあり、作品集のうちの一作であれば良かったかな ================== 本の概要 一年中海外を飛び回っている商社勤務の有田ユカリ。 ある日、本社に呼び出されると、出張禁止を告げられた。 理由は、体脂肪率が高いために、万が一があると困るから。 思いがけず日本での暮らしを強いられたユカリは、 既婚か未婚かを問われる村社会っぷりにげんなりし、今すぐにでも海外にエクソダスしたい。 そのためにも体脂肪率を下げるべくジムに熱心に通い、狙い通り数字も改善されてきた矢先、あるものを拾い........

    30
    投稿日: 2025.10.12
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    また笑 デブは仕事できないシリーズだった。 ある日、世界を飛び回る商社勤めのユカリは、体脂肪率が規定値を超えているために会社から海外出張禁止を言い渡される。 仕事を取り戻すためジムでパートナーレッスンをはじめるが・・・ と、なんともバカらしいが、ほんとにありそうな話。 ユカリが日本を出たい理由として、日本の本社にいると、未婚だの既婚だのをいちいち気にかけるまわりの目がウザいというのもあり、ビジネスには関係ないじゃないか、と。 なるほどまあそういう側面あるな、と。 で、ユカリの悪戦苦闘ぶりが、考えさせられるけれどかなり笑える。 短くて読みやすいし、ぜひみなさんに読んでほしい本。 それにしても、石田さんはコレでもか、ってくらいフィジカルにこだわって小説を書く作家さんだな・・・ そのうち芥川賞取ってほしい。 本作くらい抱腹絶倒のやつで。

    76
    投稿日: 2025.10.06
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    最悪。まじ最悪。主人公性格悪すぎて逝ってしまえよと思おました。普段は他人が肥満でも何でもいいけど、この人にはおいデブっ!って悪意を込めて言いたい。

    0
    投稿日: 2025.10.02
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    主人公の考えは極端で共感できないところもあったが、 物語全体を通して人間が如何に社会において分類を好むか、 (この本の中では既婚か、未婚かの分類)を考えさせられた。 良くも悪くも分類することで、同じ属性の人をあまり知らなくても同類、信頼できると感じたり、 違う属性の人を理解できない、正しくない、 と無意識のうちに感じたりしているものだなと。 ある意味偏見と同じなのかもしれない。逃れられないけれども、そういう傾向があることを自覚し、 フラットに人と付き合っていきたいものだと思う。

    7
    投稿日: 2025.10.02
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    まさに商社の営業職女性って感じの主人公で痛快! 結婚しているかどうかってこんなに生きやすさに繋がるのかと考えさせられた。 最後はゆかりらしく終わる感じが好き。

    12
    投稿日: 2025.10.01
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    面白かった!太ったバリキャリさんが、体脂肪を減らすためにジムに行く。結婚してるとそんなに生きやすい?そんなものかな?

    1
    投稿日: 2025.09.27
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    もし自分の勤め先が同じように体脂肪について突いてきたらどう思うだろう。 健康的であることは確かにいいが、強制となると果たして良いと認めてよいのか。 最後の指輪の行方が気になる!

    9
    投稿日: 2025.09.23
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    独身でバリバリ働いて…でも女性ってことが何だか妙な形で引っかかってしまうって話でした 指輪を見つけてからラストまで一気に話が進んで読みやすかったです 人間分かりやすいものにすぐに乗っかるってことですね

    10
    投稿日: 2025.09.21
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    Audibleで。 話のテンポがよく、何よりそうそう!あるあるー!と共感するところも多々ありつつ、ユカリの行動や心理にはオイオイ!とツッコミ入れたいところもあって終始飽きずに聴けました。拾った指輪をはめてからの周りの自分を見る目の変わり方に、どんどん嘘の自分を作り上げていくユカリにハラハラ。段々大胆になってるし!指輪は返さないとダメでしょ。笑

    3
    投稿日: 2025.09.21
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    一年中海外を飛び回っている商社勤務の有田ユカリ。ある日、本社に呼び出されると、出張禁止を告げられた。理由は、体脂肪率が高いために、万が一があると困るから。 思いがけず日本での暮らしを強いられたユカリは、既婚か未婚かばかりを問われる村社会っぷりにげんなりし、今すぐにでも海外にエクソダスしたい。 そのためにも体脂肪率を下げるべくジムに熱心に通い、狙い通り数字も改善されてきた矢先、あるものを拾い……。近年結婚しない男女も増えたし、離婚も珍しくないのに、そういう風潮ってあるよね〜。嘘までつくのはやり過ぎだけど、なんかわかる気もします。

    7
    投稿日: 2025.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    JTC特有の全社に残る昭和感と今のご時世を気にした雰囲気の描写がまさに!という感じだった。作者は大手企業で働いたことがあるのかな?と思った。じゃなかったら、想像力が的確すぎる。 人生人それぞれ多様性の時代と言いつつ地雷を踏まないように会話しなきゃいけない息苦しさ。自分は一切困ってないのに周りから憐れまれる屈辱感。 でも一個のアイテムで簡単に解決できちゃうことに気付いて、その便利さに面白いようにハマっていく主人公が最終的に「私は私じゃボケー!」と言わんばかりに解放されるのも気持ちよかった。

    2
    投稿日: 2025.09.15
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    めっちゃおもしろかった!!! 独身アラサー、ジム通いのぽっちゃり体型、まさにわたしだ!!! 結婚指輪のことを「あれはただのアピール魂」「わたしは売り切れました〜(残念でした〜)とのメッセージ発信」っていうのは、マジでそう思ってるところが恥ずかしながらわたしにもある!当たり前のようにある日突然、仕事中もキラッと光る指輪をしてくることにものすごく違和感を感じる!ありがとう!言葉にしてくれて!ありがとう! ラストも最高やった!!!ありがとう!!

    12
    投稿日: 2025.09.11
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    最後がスカッとして面白かった。 体脂肪率が高いことが原因で海外出張を止められ国内で仕事をすることになった主人公という設定が度肝を抜かれて面白い。 そこから女性は結婚して当たり前、結婚しない女性は不気味だという現実を突きつけられていく。 結婚指輪を偶然拾ったことから結婚したと嘘をつくと周りの反応が360度変わっていく様が面白かった。

    20
    投稿日: 2025.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    石田夏穂さん……あなたはすごすぎる……。どの作品読んでも好きだなと思えるのはこの人くらいかも。主人公・ユカリは体脂肪率が高すぎて海外出張を禁止され、ジムに通うというまあありえない話なんだけど、退屈な描写がまるでない。前半は独身バリキャリOLへの風当たりの悪さというかうっすら馬鹿にされている感じにイライラしつつ、でも世間ってこうだよなあと思いながら読み(でもユカリも自分が一流企業で海外を渡り歩いていることを明らかに鼻にかけているのが滑稽)、後半はそんなユカリが落とし物の結婚指輪を身につけることで明らかに周りの態度が変わり、本人も既婚者を演じることになるというハラハラの展開。ジムに行き始めたばかりのユカリが、鍛え上げられた他の女性を見て「あんなにムキムキにはなりたくないんですけど……」と言って、パーソナルトレーナーに「なれるわけないだろ」と返されるところが筋トレあるあるすぎて痛快だった。本自体がめっちゃ薄くて30分くらいで読めるのでおすすめです。

    2
    投稿日: 2025.09.01
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    体脂肪率を理由に出張禁止を告げられた主人公。まず、この設定が面白い。ジム通いをする中で、とある嘘をつくこととなり、その嘘がもたらす心地良さに溺れていく主人公をコミカルに描いている。読んでいて爽快。初読みの作家さんだったけど、これからどんどんハマりそうな予感。

    3
    投稿日: 2025.08.30
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    総合商社で海外出張をバリバリこなす37歳女性社員が体脂肪の規定値オーバーで出張禁止に。スポーツクラブに通ってダイエットする中ついつい事実婚の嘘をつき始めて、女性の生きやすさにハマってしまう。あっというまの読書時間。

    2
    投稿日: 2025.08.17
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    ・面白い。 ・薄い本、ということもあって結構すぐ読み終えてしまった。 ・中編、位のお話になると思うんだけど短いだけに目まぐるしく主人公の状況や心理も変化していって、ベタな言い方だけどジェットコースターに乗っているかのよう。 ・社会的事象がテーマではあるけれど、そうした事よりエンタメ感の方を強く感じた。

    1
    投稿日: 2025.08.16
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    仕事一筋海外を飛びまわるユカリは、あるとき急に上司から東京本社に顔を出すようにと連絡を受けます。急に出張ができなくなり戸惑う彼女が苦悩する物語りでした。キャリア女性を礼賛したものなのか、多様性を訴えたものなのか、私個人は今ひとつよくわからない内容でした。星1つの評価です。

    1
    投稿日: 2025.08.14
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    最後までテンポよく、最高の出来です!! スカッとします。 著者らしい筋肉系、お仕事系の神髄。 ユカリさん、好きです(笑)

    11
    投稿日: 2025.08.01
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    コメディかと思ったら、まさかのサスペンス。 ユカリの出張ジャンキーは閉塞的な日本社会から逃れるためのものであること、そのためにユカリが(本文には書かれないところでもきっと)本当にたくさん努力していること、そういった事とは全く無関係にユカリを憐れむ周囲の目が、結婚指輪のような冷たい無機物一つで180度変わっていくこと。 どれもが、胸の中に冷えた鉛を押し込まれたような冷たい、重苦しい気持ちにさせる。 ラストシーンで指輪を失ったユカリが、それでも痛みに負けずに、真っ直ぐに立つ事ができてよかったと思った。

    8
    投稿日: 2025.07.27
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    結婚指輪マジック パーソナルジム… 晩婚だったから、主人公の状況も感情も、理解できるところもあって、苦笑いが止まらぬまま読了。 冷ややかな悪魔って、最初はトレーナーの女性のことだとおもったけど、帰属主義的な価値観と社会のことなのかも。

    1
    投稿日: 2025.07.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    超サクッと読めた! 独身のユカリと、偶然拾った結婚指輪のお話。 ある日、拾った結婚指輪を身につけたユカリはそれを利用して快適な暮らしを送る。 世界では結婚指輪に魔除けの意味を込めている地域や時代もあったようだけど、ユカリはまさに魔除けさながら指輪を活用し、独身女性に対する周囲からの目線から逃れるかのように嘘をつきまくる。 いつしか結婚指輪に対して「金属なのに温かく、身体の一部になったかのよう」とまで言っていたけど、最終的には結婚指輪に別れを告げるユカリ。 最後、「冷ややかな悪魔に別れを告げる」とあったけど、最終的に別れを告げたのは日本社会の価値観とか周囲からの視線で、そこから逃れるように海外に飛び立っていくということなんだろうなぁ。 わかったようなこと書いてるけど、他人の結婚指輪って私もつい見ちゃうし、結婚してることってなんか一種の踏み絵としても機能してる感じがする。 もちろんユカリみたいな人が一定いるのはもはや普通だし、なんかかっこいいなとも思っちゃうけどねー。 1人で自由に生きる方が楽しいって、今の時代全然あると思う。 体脂肪率とか結婚とか、もはやタブー、触れたら場合によってはハラスメントになりうるテーマなだけに逆にここまであけすけに語られるのが新鮮で、うんうん、そうそうと最後まで興味深く読み進められました。

    0
    投稿日: 2025.07.15
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    結婚指輪マジック 主人公が嘘をついて追い詰められるというシュチュエーションは嫌いなのだが、ユカリの場合、陰湿なところがないので最後まで読めた 独身女は風当たりが強い。 みんな他人のことなんかほおっておけばいいのにね 表紙、すっごく可愛い!

    2
    投稿日: 2025.07.02
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    読書備忘録927号。 ★★★★★。 チームリーダーを読む前にこれを読んでなかったわ! 結果、この薄さでこの満足度。 という観点で★5つモノです! 日本を代表する総合商社、加藤忠(笑)に勤める有田ユカリ37歳。 海外営業は天職と自負する。ほぼ日本に居ないですけど何か? クアラルンプールからトロントに移動するタイミングで上司から本社にちょっと顔を出せと命令が。 次のビッグプロジェクトが動くカリフォルニアの件か? さて出勤した。案の定カリフォルニアの件だ。 上司から、ユカリはカリフォルニアを担当出来ないと。 えっ?なんで? 体脂肪率が30%を超えているからだ。 えっ?37%のぽっちゃりが何か? どうやらメタボ予備軍は海外に出せないと社内で決まったという。メタボ社員が海外で倒れた事例の再発防止だとか・・・。 はい。わかりました。 カリフォルニアは誰にも渡しません。 3ヶ月で30%切ります。 そしてジムに。 ジムのね~ちゃんはユカリに対して、女子バイアス100%振り切ったメニューを提案してくる。 いやいや違う!ウェストとかどうでも良い!プリプリのお尻とかどーでも良い! 30%に落とすことだけが目的だ! もともとコミュニケーションが得意でないユカリは本来の目的をうまく言えずモヤモヤを抱えながらもトレーニングを開始する! そして、ユカリはジムであるモノを拾う。これはあの彼が落としたものだ。"冷ややかな悪魔"だ。 そこから虚飾を纏ったもう一人のユカリが出現し、それを演じることが密やかな喜びになっていく。 演じることで周りとの距離がグッと縮まり、コミュ力がアップしていく! これがもう喜劇です! 日本社会における女性とは? ユカリが演じている女性像はネタバレになるので割愛ですが、男女問わず誰もがステレオタイプの幸せな女性に好意を示す。 でもやっぱりユカリはユカリ! 最後は気持ちいい終わり方過ぎて日高屋のバクダン炒め吹きそうになりました! そしてジム。 ジムの輩がいつも行ってるコナミ本店品川、三ノ宮のあのおっちゃんや。あの女子や!って感じでした。 石田さん! ブレないです! サイコー!

    57
    投稿日: 2025.06.27
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    ⌘ 結婚指輪、恐るべし。 奥さんごっこ、おもしろい。─p.79 〻 体脂肪率が30%を超えているから 海外出張NG…… 現実にありそうやけど、 それを物語の設定に持ってくるあたりが さすがの石田夏穂氏。最高。 石田節炸裂な建て付けの中で 社会の中で生きる女の息苦しさが ユーモアを盾に、とにかく暴れ回っている。 昔、美容室で彼氏の有無を詮索されるのが疎ましく 彼氏が複数存在している設定にしたことを思い出した。 しかもそれぞれの特徴をペラペラ喋ることができた。 私も相当やばい人間なのかもしれない。 〻 前に、家庭を持つと周囲から応援されやすいと、高野とそんな話をした。あるいはそれは真実なのかもしれない。人は相手が「つがっている」と、そうでないよりは心を許し、優しい気持ちになるのかもしれない。─p.49 『冷ややかな悪魔』  石田夏穂 (U-NEXT) ⌘

    1
    投稿日: 2025.06.24
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    指輪事件までは面白かったんだけど その後は私がユカリなわけじゃないのに 嘘を重ねることにドキドキしてしまって 早くその後の展開が知りたくて一気読みしてしまった。 最後は落語で「おあとがよろしいようで」と言って終わるかのような慌ただしくもオチがついた感じだったけど 個人的にはもう少しスカッと感がほしかったな。

    2
    投稿日: 2025.06.23
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    あまりの薄さにびっくりしたが、期待は裏切らない。 ジムが出てきたので、筋トレだ。 しかも体脂肪の数値が高いので出張は禁止なんて面白すぎる。 そこにまた男社会の中で生きる女の息苦しさ。 独身、子なしの居場所のなさ、差別(女性だけ)。 みんな同じじゃないとおかしい人だと線引きされる。途中からの嘘にはドキドキしたが、モヤモヤが消えない。 海外で活躍している女性はかっこいい。 私はそんな人に憧れる。

    19
    投稿日: 2025.06.12
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    石田さんの原点であるジムモノ(と呼んでいるのは私だけ?)とあって短篇だけれど笑いどころも多く、また着地も綺麗。私自身が日頃から既婚/未婚という人間の表面上のひとつの状態でしかないものが殊更特別視されている現状に首を捻っているので、主人公の嘘に会社やジムの人達が踊らされている姿には胸がスっとしたりもした。

    2
    投稿日: 2025.06.12
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    指輪の嘘以外はリアルにありそうで面白かった。 パーソナルトレーニング、痩せそうだけど、確かに間が持たなそう。

    2
    投稿日: 2025.06.07
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    このシリーズを読んだことがなかった。 なので、これは何かのおまけなのか、と思った。 書店で平積みされていたら、ご自由にお持ちください(豪華だけど)かと思ってもらって行ってしまう人がいるんじゃないかと心配になった。自分だったらやりかねない。 そんなことが気になりつつも、読み始めたらあっという間に読了。 指輪ってそんなに大切なのか。独身も子なしも個人の自由だと思う。 主人公の狂気がブラックコメディっぽくて面白かった。

    24
    投稿日: 2025.06.07
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    (自称)バリキャリの主人公ヒカリ。体脂肪30%越えで海外出張NGという会社の新設ルールに引っかかり、ヒカリを支えているアイデンティティの崩壊の危機に瀕する。 打開策として、パーソナルトレーニングジムにて体脂肪率を下げる中で、ヒカリは『冷ややかな悪魔』と出会い、海外出張への道はおかしな方向に転がっていく・・。 なんだかあらすじのような、世にも奇妙な物語のような、よくわからない感想になってしまったが、石田さんのいつもの展開といえば、ファンの方は安心して手に取ることができよう。今作もなかなかキテます(褒めてる)。 推しは、白浜のパンダ? ★4.0

    159
    投稿日: 2025.06.04
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    いつ嘘がバレるのヒヤヒヤした。 37歳で未婚の女だと、こんなにも周りから気を遣われるのかということがわかった。 みんな、指輪してるかって見ているものなのか。

    15
    投稿日: 2025.05.31
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    共感度MAX!! 私も未婚者扱いを受けるのが面倒で結婚指輪風に指輪をしていたことがある。(実際未婚なのだが) 自由にしたくて1人で出掛けたり旅行したりしているのに、哀れまれたり訳あり認定されたり、世間の目と口は厳しいものである。というか、中年以上の未婚者の扱いに慣れていないのだろうな。普通でいいのに。

    6
    投稿日: 2025.05.30
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    結婚してるかしてないかで、まともな人かどうかジャッジされる世界なんかくたばれ!ついでに他人の体型もジャッジしないでほしい。 面白かったのだけど、嘘つく系の話を読むと心がザワザワしていたたまれなくなるので苦手です。

    10
    投稿日: 2025.05.26
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    会社内の人間関係ってめんどくせーと共感しきりでした。 主人公の考え方が軽妙でコミカルなので読んでて楽しい。 アメリカこそが楽園で早く戻りたいっていうくらい日本人に都合のいい国なの?って疑問に思った。

    53
    投稿日: 2025.05.25
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    「体脂肪率を理由に海外出張禁止を言い渡された37歳女性」が主人公って、気になって手に取らずにはいられない。 ジム通いを始め、ジムのトレーナーや職場の人間とのやり取りに、あーわかるわかる…と読み進めていくと、話は思わぬ方向に… 後半のハラハラから颯爽と逃げ切るユカリからは逞しさと清々しさを感じる。 表紙も強くて好き。 面白かった! (追記) 読み終えてから時間差でじわじわ来たのは、やはり「結婚してるか否か」「子どもがいるか否か」で周囲の見る目が変わるという点… これまでの経験上、大企業とか社会的にちゃんとした人たちと言われるような集団の方が、これに晒されることが多かったように思う。ある意味で多様性のない集団だからだと私は思っている。今はわからないけど、10年くらい前は「独身いじり」とか呼吸するように自然に行われていた。 現在は多少フラットな職場にいるけど、今度は自分が結婚・家族の話題を持たないことで雑談の話題がなくて困るという状況。 少なくとも日本社会において「ふつう」とされるステータスを持たないと、コミュニケーションに支障が出るってどうなんだ?よくないよな??海外ではみんな何話してんの??? …と日頃のモヤモヤと通ずる小説でした。

    10
    投稿日: 2025.05.25
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    めちゃおもろかった。 文量は気軽でありながら、 「もうなんで大衆ってこんな下世話な視線しか送れないんだろうな〜めんどくせ」にずばずば切り込んでいく。 切り口がきれいで、読んでてきもちいい。 切り口がきれいなのでこちらの気持ちも膿まない。 石田さんはあらゆる角度から作品を通してジムをいじり倒してるなあ、独自の世界というか、なんかおもろいポイントが多かったんやろな。

    2
    投稿日: 2025.05.21
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    ずっしり中身の詰まった短篇だ。体脂肪を減らす為に入ったジムです、偶然結婚指輪を拾ってからの既婚者なりすましトークとその心情が無茶苦茶面白かった。

    1
    投稿日: 2025.05.20
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    めっちゃ面白いー。サクサク読める、ジム小説。 目的は体脂肪率を下げるダイエットなのに、途中から1つ要素がプラスされるのが面白いwww いやぁー、わたしも30オーバーで運動不足なので… ダイエット&運動モチベを上げてもらったわ。 ジムの小説って意外とあるんだなぁと思ったら、『我が友、スミス』の著者さんだったのね。納得。未読だからそっちもすごく読みたくなった。 U-NEXTって出版部門もあるの初めて知った。 100ミニッツノベラのシリーズいいな。高いけど読みやすいし集めたいな。

    13
    投稿日: 2025.05.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    そんなに独身であるだけで下に見てくるのなら、こっちだって嘘で固めてもいいよね、という斜め上のカウンターパンチを食らわせているのが面白かった。 嘘が嫌な形でバレなきゃいいなーとハラハラして読んでいたけど、最後は誰も不幸にならない形で終わっていたのが個人的には好み。 コミカルでラフに読めるのに、タイトル「冷ややかな悪魔」の通り登場人物にみんな何かしらの悪意がある(笑)けどそれが嫌な気分にならないのがよい 「みんな違ってみんないい」ではなく「みんな違ってどうでもいい」(他人の人生がどうなろうと私の人生には一ミリも影響しないし、興味を持とうとしないし、変に詮索しないから私のことも放っておいてくれの意) だったら独身既婚関係なくハッピーでいられるのになーと考えたり

    10
    投稿日: 2025.05.18
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    100分でサクッと読めたが、中身は濃い。冷ややかな悪魔は人の判断基準としてあまりにも当然に染みついてるかも。

    1
    投稿日: 2025.05.17
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    大手商社の営業として一年中海外を飛び回っている有田ユカリ。30代後半のおひとり様、日本の窮屈さに辟易している彼女が、体脂肪が30%を超えたことを理由に出張禁止を言い渡される。焦ったユカリは体脂肪を最短期間で下げるため、ジムに通い始めるが…。 石田さんの筋トレものは間違いなく面白い。 ジムを舞台に独身の主人公を通して、既婚か未婚ばかりが問われる日本の村社会的なあり方への痛烈な皮肉が炸裂する。 大手商社のネット掲示板の“ご結婚・お誕生日おめでとう!”コーナーという文化や、初対面で無意識に左手薬指の指輪を確認する行為や、既婚者に対する意味のない安心感など、ザ・日本的な価値観を猛烈に皮肉る。 面白いのは、そんなことを超越しているかのようなユカリが、ジムで“それ”を拾った途端とった行動。嘘を重ねていくうちに気持ち良くなっていくのはなんだろうね。結婚なんて必要ないと思っているはずのユカリの無意識を曝け出したからこそ、“それ”は冷ややかな悪魔なんだろうね。

    2
    投稿日: 2025.05.16
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    初読みの作家さん。ジム通いの話で、ジムに通った事もないし運動も全くしない私はこの本どうなのかなと思ったけど、そんな事なくすごく面白かった。 文章に勢いがあって、少し世の中をひねくれた目で見ている感じが読んでいて、分かる分かるとなったし、面白かった。 冷ややかな悪魔がまさかアレだったのも読み終えた後なるほど、となった。

    1
    投稿日: 2025.05.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    指輪を拾ったところから話が急発進急展開急上昇という感じでとても良かった、これだから石田夏穂さんの書く物語はやめらんないよな...

    1
    投稿日: 2025.05.09
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     笑えるし、スリリングだし、楽しい作品だった。体脂肪が30%を超えると出張できないという社の方針に直面したユカリが、どうするのか興味を持った。ユカリはストイックにジムと食事制限に励むが、トレーナーとのやり取りや、久々に会社に身を置くことで、おひとりさまである自らの存在について考えはじめる。そのことで、ユカリがとった突拍子もない行動がハラハラドキドキで、最後まで目が離せなかった。

    19
    投稿日: 2025.05.05
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    確かに100minで読める。 サクサク読める。 終わり方にモヤっとしたが、有田さんの心の声やめんどくさい人の描写が絶妙。 こうやって人は嫌な奴になっていくんだな。

    1
    投稿日: 2025.05.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分も主人公と似たような境遇なので、ユカリの抱える社会での生きにくさが痛いほどに頷けて面白かった。「ヴォルデモート卿のように言ってはならないこと」っていう喩えは秀逸。指輪一つで会話のスムーズさや仏のような微笑みが得られる下りもすごくリアルだと思う。小説は最悪のところで終わるけれど(おそらくこの後が大変)、自分の足で立つポジティブな最後の1ページがとても良い。 作品とは関係ないけれども、脱字や言い回しがおかしいところがあって残念……せっかくの紙出版なんだから校正はきちんとしてほしい。

    1
    投稿日: 2025.05.04
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    初めての石田夏穂さん。 噂通り文章が面白く楽しく読めた! 結末が気になってちょっとドキドキしちゃった。 読みやすいし笑えるところが沢山あり積読も早く読みたい。

    2
    投稿日: 2025.05.03
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    出張に次ぐ出張でひたすら海外を飛び回る独身女史、生活習慣病予備軍となるにつれ、ほっそりするまで村社会であるところの本社に閉じ込められる! 初っ端で挫折を味わった主人公が意気消沈してるのでいつもの痛快毒舌は控えめ、逃れ得ぬ風習にこちらまで気分が落ちたり。 相変わらずの饒舌な語りで、ところどころ擬音がヘンテコだったり、言い回しが絶妙だったりで愉しい。 とはいえ溜め息の一つも吐きたくなるような手厳しさがあったり。 終盤の展開でまた人が堕ちていく予感みたいなのが立ち込めてきて、やめておけー!なのかやめてくれー!なのか定かじゃない心の悲鳴が。

    1
    投稿日: 2025.04.30
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    サクッと読める。途中サスペンスか?となった。面白かった。一流商社でもそうなのかな?高齢の母が言っていた。「1人になると馬鹿にされる」って。それにも通じるかな?

    3
    投稿日: 2025.04.29
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    面白すぎた!パンチ効いてたなぁ、100ページほどなので通勤時間に読んだけど、石田さんすごく良い。ある嘘をついた瞬間から、これどう着地するのかなって思いながらも、テンポ良いのでスラスラ読みやすかった〜。

    3
    投稿日: 2025.04.27
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    出張大好き出張ジャンキーの主人公が体脂肪が原因で健康診断に引っかかり、出張禁止命令を言い渡される。そこからジムに通いだすがある些細な嘘から物語が加速していく。非常に物語の内容も言葉も面白くあっという間に読めてしまった。指輪ひとつでこうも他人からの目線が変わるのかと少しぞっとした作品でした。

    1
    投稿日: 2025.04.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ゲラありがとうございました! 体脂肪率30%を超えると海外出張できない!?そんなルールができてしまった。 革新的だけど、なかなか厳しいし周りに気づかれるのが恥ずかしいルール…。 再び出張に行くためには、体脂肪率を落とさねばである。そこで拾ってしまった結婚指輪。 その指輪をなぜか薬指にはめてしまって…、 そこから主人公の物語は大きく変わっていく。 結婚している、子供がいる、嘘を重ねてしまうユカリ。冷ややかな悪魔は一体誰なのか。 嘘を重ねたユカリ本人のことなのか、嘘をついていたと気づいても動じず冷静な白川なのか。 はたまた、結婚が云々いってくる上司や同僚なのか。そんな社会なのか。私が深読みしすぎかもしれませんが、、笑 石田さんは誰を(?)想定してタイトルをつけたのでしょうか…!とっても気になります

    1
    投稿日: 2025.04.20
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    海外を飛び回るバリキャリだったのに体脂肪率が高いために出張禁止を告げられた。 100ページちょっとで読みやすく、この主人公でシリーズ化しても面白そう!

    2
    投稿日: 2025.04.20
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    2025.04.16 今月は3冊目の読了本になりますが、やっぱり面白いです!! 石田夏穂さんの筋トレ小説!! いやぁ〜あんだけ嘘がぽんぽん出るのは面白かったです!!

    1
    投稿日: 2025.04.16
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    『キラリと光るものがあった』それは悪魔からの誘惑。 主人公ユカリはそれを!! なんでや! ユカリどうせリバウンドするんでしょ?と安易に先を想像していた読者は禁じ手にひっくり返る。自分が課した枷にはさみ込まれる。 どれくらい時代が進んだら「今のご時世」に合う結婚観や家族観が生まれるのだろうか。 ユカリのように家族を作るという願望を持たない人間が上手く日本で生きるには悪魔に魂を売るしかないのだろうか。 ねじくれて浮遊していたユカリも、枷が外れたとたんもとに戻る。不動明王のように地に足をつけたラストシーンが私は好きだ。 ムラ社会ヘル日本を主人公の暴走のせいにして重苦しさなしにぐいぐい読ませる著者、天才。

    4
    投稿日: 2025.04.14
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    いま最もあいすべき作家・石田夏穂さんの新作。(新作を待ち望む作家さんなんていつ振りだろう) 決まって『笑わせてくれる』って期待できるのって(そしてその期待を裏切らないのって)凄くないですか? 石田さんご自身のインタビューでの発言、「自分が雄弁になれる題材について書くのが一番いい」に基づいて、やはり今回もテーマは『カラダ・筋トレ・仕事』。 石田さんのシニカルさは極上です。 皮肉屋だけど、一周回って(最終的に)他人に愛感じちゃうひとなのかもしれない。

    5
    投稿日: 2025.04.14
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    2025.4.13 読了 相変わらずの石田夏穂節炸裂でめちゃくちゃに面白かった!石田夏穂さんのジム系のお話しにハズレなし!大好き♡これからも追いかけて行きます!

    4
    投稿日: 2025.04.13
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    世にも奇妙な物語のようにテンポよく展開して、カジュアルな文体もあいまってサクッと読みやすい作品だと思う。 ヤバい自称キャリアウーマンがどんな酷い目に遭うのかしらとワクワクしていると、村ホラーのようにジワジワとニッポンの因習に侵蝕されていく姿にゾッとした。結局、環境なんだな。 最終的には「にげろ!」と主人公の背中を押したくなる。

    8
    投稿日: 2025.04.13