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ジミー・ハワードのジッポー
ジミー・ハワードのジッポー
柴田哲孝/U-NEXT
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

    オーディブルで自動再生されたため、拝読(拝聴?) なお、本作のオーディブルの読み手は単調であまり上手とは言えないけれど、感情のない感じがこの本には合っているかも。 展開は王道。日本人小説家の桑島が、ベトナム戦争時の遺品、ジミーハワードのジッポーについた弾痕に興味を持ち、現地で購入。小説のネタになるかなと思いつつ、持ち主を探すところから始まり、知らずに大きな陰謀に巻き込まれていく、というもの。 話の都合上仕方ないと思いつつも、出てくる登場人物の小説上の役割に意外性はない。(物語の加速のために亡くなる人、陰謀加担の人物、黒幕等々、予想通りの展開) でも、ベトナム戦争という題材、歴史や、ベトナムに今も残戦禍の後を知るきっかけにしながら読むにはちょうど良い本のように思えた。 あと、数年前に現実だったコロナ禍が舞台の時代でもあり、各国の変遷についても記述があった。 あんなに毎日ニュースで観ていたのに、2025年の今、忘れてしまった部分も多い(いつ、どこの国でパンデミックが起こったかとか。日本の対応とか)。その当時のベトナムはどんな感じだったか知ったのは、興味深かったかも。 コロナも歴史になってしまった。 そんなことを思いながらいつの間にか全て聴き終えてしまっていたので、結果的に面白かったんだと思う。

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    投稿日: 2025.10.14
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    元々タイトルだけで読んでみようかと思い、ベトナム戦争をテーマにしたものかどうかは全然知らずに読んだのだけど、ストーリー展開は、まあ小説だから出来過ぎなんだけど、面白かった。ヘロインはともかく、戦争で起きる現地の民間人の虐殺の問題は、自分でも周りでも経験した人はいないし、実際にそういう場面に遭遇したら自分はどうなるのか、わかったモンではない。でも、今回の参院選で、世の中は、そういう立場に自分が置かれるかもしれない未来を選んだ訳で、この小説の最後にあるように、この日本に住んでいても、ロクな未来が待っていないなら、どこか違う国に移住するのもアリだななんて、それも実現性のかなり低いことに思いを馳せてしまった。

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    投稿日: 2022.07.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    柴田哲孝は何となく読んでしまう。 申し訳ないが良いと思ったことは少ない。 ストーリーもプロットも薄いというか、ああそういうパターンね、という感じ。だからこそ気軽に読める。 かといってこの作品はちょっとなあ、という感じ。 こうなるんだろうなあ、という予測の通りに物語が進むので途中で何度も読むのを辞めようかとも思ったが、文字も大きいし時間も掛からなかったので読了した。 作品紹介・あらすじ 2019年7月、小説家の桑島洋介はベトナム戦争を題材に新作を書こうと思い立ち、取材のため彼の国を訪れた。ベトナム人女性で、旧知の新聞記者ホアン・タオにホーチミン市内を案内してもらった折に、戦時中に米兵が所有していたらしいひとつのジッポーを、桑島は手に入れた。約50年前、激戦地で任務に就いていた兵士の名は「JIMMY HOWARD」と刻まれている。俄然、興味が湧いた桑島が調査に乗り出すと、次々に意外な事実が明らかになり、やがてアメリカで殺人事件が発生する。いまだ癒えぬ戦争の影と米軍の闇を暴く正統派ノンストップ・サスペンス‼

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    投稿日: 2022.05.10