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だから夜は明るい
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君嶋彼方/新潮社
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総合評価

12件)
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    祥太君のお父さんとても素敵だなと思った。宮川くん、美里、バーのママも好きだなと思って読んでたけど文也はずっと苦手だった。もっと明るかったら星5にしたかな。

    0
    投稿日: 2026.01.10
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    ただのジェンダーの視点での話ではなく、いろいろな立場からの視点で書かれていて、すごく共感できる部分もあった。 どういう立場の人も、みんな幸せになってほしい。

    0
    投稿日: 2026.01.10
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    男性同士カップルの恋愛話(一人はずっとゲイ、一人は以前は女性が恋愛対象)。章ごとに、本人、元カノ、友達、父親、ゲイバーのママの目線で物語が進む。 この中では、やはり親の章を読んでいる時が苦しかった。もし私の息子が男性を連れてきたら、どうしよう??どうしようもこうしようもないのだけど。この父親のように、息子の幸せを祈るしかないのだけど。

    71
    投稿日: 2026.01.08
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    同性愛者を繊細に描いている内容はこの作者らしくて素晴らしいのですが、踏み絵のように自問することが多く、どんな感想も表面的過ぎて書けない。それほどよく描かれている作品です。

    23
    投稿日: 2025.12.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    同性愛者と元異性愛者の恋愛、周囲の人々、現在と未来。 自分の恋心が相手の在りえた未来を奪う密やかな恐れ。自分の性をなんとか受け入れて生きている人たちの人生の岐路が描かれている。 元カノ、連れ、両親、ゲイバーのママ、と様々な周囲の人が「同性と付き合っている」ことをどう感じるのか。昔ほど毛嫌いすることはなくなったけど、じゃあ彼らに対してこれからどう接したらいいの?という周囲の困惑。 生理的嫌悪はあっても困惑はするけれど全否定はしない両親もいる、世界は少しは私、私たち、彼、彼女らに優しくなっていっているのだろう(か?) 「醜いあひるが真夜中に」のアラフォーのゲイのママの話が私の心には一番馴染みやすかった。彼はどうしようもない袋小路を抜け出せたかな。 個人的に祥太が年齢の割にピュアピュアしててちょっとどうかとは思いました(汗)20代前半ならアリなんですが。

    2
    投稿日: 2025.12.14
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    同性愛者である27歳の柏木文也と、元々は異性愛者だったけれど彼と付き合うことになった33歳の西澤祥太。二人の馴れ初めから現在まで、そしてその周りの人々の反応や葛藤をも描いた連作短編集。 ここ数年ゲイを題材にした作品はものすごく増えて、映画や小説をはじめ恋愛リアリティショーまで、私自身もたくさん触れてきた。 ヘテロがエンタメとして消費するために綺麗にラッピングされているように感じたこともあったけれど、本作は心情描写に注力されていて違和感なく読むことができたように思う。 当事者にならないとわからない感情というのは絶対たくさんあって、そういうのを「理解してます」というポーズではなくちゃんと汲み取れる人になっていきたいと思った。

    15
    投稿日: 2025.12.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    良かった 自分から見えている周りの人は、 その人のほんの一部しか見えてなくて、 自分に自信がないから、 自分が傷つかない様に解釈してる。 以下、心に残った言葉 それでも私たちは理解しなくてはならない。理解していなかったとしても、理解しているふりをしなければならない 好きものを共有できないのは寂しい。けど、同じ趣味や嗜好は人と人を結びつけるきっかけの一つで、それ以外の大事な部分で惹かれ合っている。

    1
    投稿日: 2025.12.09
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    君嶋彼方作品は「君の顔では泣けない」に次いで2作目。男性カップル、そして彼らを取り巻く周りの友人や親、バーのママ、それぞれの立場での思いや悩み。「君の顔では泣けない」でも思ったが、取り立てて何も起きない日常が、普通に丁寧に描かれる。悪意というほどの強い感情はなく、とんでもないこともやらかす人物も登場しない。 ゲイであってもなくてもみんな思うところはある。祥太が大らかで素直すぎるのではとか、文也がまあまあ屈折してるなとか、思ったりもするが、身体の関係が人間関係の最善の手段であると考える宮川が一番生きにくいのではと、私は思っている(彼もLGBTQの括りに入るのだろうか)。バーのママはこの先自らの呪縛を解くことができるだろうか。 夜は明るいのだろうか。「だから」って?夜が明ければ明るいけれど、それはもう夜じゃないのでは‥

    18
    投稿日: 2025.12.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    同性愛の話だけど、それだけじゃない。彼らの周りの人の描写が細かく書かれていて良かった。カミングアウトされた側の気持ち、元カノの気持ち、人とセックスをする感覚が違う人の気持ち…色んな人視点の物語が交差していて読んでいて面白かった。 同性愛だけが注目されてきているけど、みんなそれぞれに戦っていることがあるんだなと。 この人の別の作品も読んでみたいな。

    0
    投稿日: 2025.12.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    んー。なんというか。あまりうまく言葉にまとめられる気がしないんだけど。「もう幸せって個人で違うから、他人がおいそれと語ることじゃないよね!」ってことなんだろうけど。じゃあ物事に対して無関心でいることが正しいのかって考えると、そういう事でもないだろうし、差別は良くないとかわかり合えるとかって言葉もどうかと思うし……。ぐるぐると考えがまとまらず、結果的に「まあ、距離をとって気にしないのが一番なのかな」となるような気がした。私の場合は。

    0
    投稿日: 2025.11.17
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    読んでよかったなと、心の底から思う。 色々な立場の心情。どの意見が正しい、とかないだろう。親世代だから理解できないことも、当事者の想いも、当事者でないからこそ持つ意見も、様々である。でも、それが普通なのだと思う。色々な意見があって当然で、だから人を傷つけていいとは全く思わないけれど、何に対しても誰もが同じ意見を持って、完全に理解することなんて、むしろおかしい。当事者の想いを決めつけたり、同情したり、特別扱いしたり。理解しようとする気持ちはあるべきなのかもしれないが、勝手な想像は危ないものを生んでしまう。 私の考えもただ一人の考えでしかない。一人ひとりそれぞれの生きづらさがあって、それぞれの幸せがある。自分の幸せを幸せだと胸を張って言える世の中であってほしいし、そう言える自分の人生を歩みたい。

    0
    投稿日: 2025.11.05
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    Amazonの紹介より 彼にとって、僕は初めての男。このうえなく幸せなのに、不安も罪悪感も消えてくれない。 結婚して、子供を儲けて、ささやかながら幸福な家庭を築く。おそらくそんな将来が待っていたはずの男、西澤祥太。僕の恋心は、祥太から"普通"の幸せを奪い去ってしまった。報われたはずの恋も、消えかかった愛も、届かなかった想いも、みな切なく胸を焦がす。映画化で話題『君の顔では泣けない』著者が贈る、心震える恋愛群像劇。 同性同士でお互い付き合うようになり、約数年。それぞれの立場から見た今の心の動きを友達や先輩、親の立場からも含めて、どう思っているかを描いています。 全6話ということで、6人の群像劇を垣間見るのですが、まぁ繊細でもあり、苦しみもがいている心理描写に心揺さぶられました。 多少性描写のシーンもありますが、そんなに艶めかしくなく、サラッと同性同士の恋愛模様を描いており、それでも苦手な方はご注意を。 一人はゲイ、もう一人は今迄女性と付き合っていましたが、ふとしたきっかけから、ある男を好きになり、そのまま付き合っていきます。 突然同性と付き合うという告白から、友人や親の反応も垣間見るのですが、まぁ最初は戸惑いや驚きの表情を見せつつも、その後の関係性がもう見ていられませんでした。 特に親の章では、読んでいて辛かったです。 今迄、異性と付き合い、子供を育てるような未来図を描いていたのに、突如現れたのは、同性であり、ずっと付き合っていくという現実を突きつけられた時の描写は、読んでいて辛かったです。 現実的には、色んな情報が飛び込んでくるので、同性同士のことは理解していると思うのですが、いざ目の前に、それも自分の息子がと思うと、なかなかの辛さがあるかと思います。 それでも理解しようと奔走する親(この章では父親ですが)の姿に感動しました。 なかなか全てを受け入れることは難しいまでも、息子のことを第一に考えようと前向きに考える描写は良かったです。 親の他にも元カノの章もあるのですが、ある意味修羅場の場面には、凄いなと思ってしまいました。 付き合って別れた彼氏が、暫く経って会ったら、同性と付き合っているという現実に、なかなか戸惑いはあるかと思いますが、その場面は緊張感がありました。 どの人物でも、同性と付き合ってるという知った時、笑顔を見せるのですが、人によって解釈が違く、戸惑いや驚きなど笑顔に隠された裏側の喜怒哀楽がみんな異なっていて、その描写が印象的でした。 同性と付き合うということで、それぞれが今後どのように思い、どのようにして歩んでいくのか。現実的に上手くいくのか。色んな障害を乗り越えなきゃいけないと思いますが、お互いのコミュニケーションや周りの手助けが大切であり、後悔のない人生を歩んでほしいなと思いました。

    2
    投稿日: 2025.11.05