
総合評価
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powered by ブクログ2025年出版。312ページ。仮想の外国、ヨーロッパ辺り?のイメージ。登場人物は全てカタカナで、時代を跨ぐ分も加えて人数が増えるので、海外作に慣れない&記憶力の乏しい自分は誰が誰だか混乱気味。登場人物達は基本、天才という枠を超えて神童・ファンタジック。本作は形としてはファンタジー。国の争い・国の都合・時の移ろい・大人の欲望とその渦・超人的な才と人間として刻まれた欲求・社会性が遺伝子に刻まれた人類...様々が描かれてるのかなぁと。 ヨーロピアンな雰囲気やヨーロッパの名家(日本のそれとは質が異なる)の設定の数々に日常感が乏しく、お話は面白いのだけど、時として眠くなり...。
0投稿日: 2026.03.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルや表紙から漫画『約束のネバーランド』を思い浮かべて読み始めたので、そんなに物騒な物語ではなくてホッと一息。 名門校「リデルハウス」になんの因果か入学することになった主人公、そこには自分たち一般生徒以外に「ラヴ」と呼ばれる特別な才能を持った生徒たちもいて……というお話。 自動車が出てきたけど、貴族社会もまだ色濃く残っているようなので、時代設定的には20世紀初頭くらいの感じなのかな? 基本的に一話完結で、5人の「ラヴ」それぞれに焦点を当てた物語が展開されていく。そのなかで、「ラヴ」はなんのための存在するのか、学校で時々起こる不思議な出来事の正体は。といった謎が散りばめられ、最終話でそれらが回収される。 今にしてみれば、これは一つの国、一つの学校、一人の人間の歴史の一端を担う壮大な物語であったとも思える。 劇中で「記憶の遺志」という考え方が語られるのだけど、連綿と語り継がれていく事実やひとの想いは遙か先の世代にも心の奥底に残り続け、それがある限り人々は絶えず、また別れることもない。 跡を残すことの偉大さというか、我々がなんのために生きているかみたいなことにも通じる、心に残る考え方だなと今まさに私の「記憶の遺志」に刻み込みましてございます。
20投稿日: 2026.03.08
powered by ブクログ自分の拙い読解力のせいか物語終盤のキーマンとなるセオの行動原理がイマイチわかりにくかったが、「こういうの好きなんでしょ」要素をこれでもかと詰め込んだストーリーは若干のあざとさを感じつつも好きな人には堪らない。自分もそんな読者のひとり。
0投稿日: 2026.02.27
powered by ブクログ装幀に惹かれて読んだ。 どの子もそれぞれ抱えてるものがあるんだなと思った。特別な才能があるからこそ悩むこともあるけれど、やはりまだ子どもで経験の少なさは補えない。そこのところが絶妙に描かれていると感じた。
0投稿日: 2026.02.22
powered by ブクログとても不思議な雰囲気の連作短編集。 寄宿舎ものとしても、ファンタジーとしても、ミステリーとしてもふわふわ浮いているような、浮遊感がある雰囲気が心地良い。 特に『木曜日は真夜中に』が好き。リリの未来を知ったミーシクの気持ちに、胸が張り裂けそうになった。 『月曜日のページ・ボーイ』のマミアンも良いキャラしてて好き。ポジティブ勘違い少年なハリポタのマルフォイって感じで。根がとっても良い子。
2投稿日: 2026.02.22
powered by ブクログさすが佐原さん。子どもたちの心の機微を書かせたら今1番なんじゃないか。 特殊能力を持った、一癖二癖ある面々が、徐々に心を交わしていく感じは真骨頂。
0投稿日: 2026.02.17
powered by ブクログこれは図書館で借りずに買えば良かった! 本屋でむちゃくちゃ惹かれて、呼ばれたのに! 足長おじさんの依頼で、リデルハウスにいる特別クラス「ラブ」のことを手紙に書くアモニカが学園の秘密やラブのことを探ってくストーリーかと思いきや違った。 ラブ自身の章があり、学園の秘密にも迫るという連作仕立て。 とはいえイマイチ、学園の秘密も弱いし、ラブの特別要素もちょっとわかりにくい。 でもでも、タキをはじめキャラクターがみんな良い! 皮肉屋だけど優しいタキとエレインの話も良かったし、おバカだけど心根の優しいまっすぐなマミアンも良い! もっと読んでいたかったなぁ。
13投稿日: 2026.02.10
powered by ブクログあの、めちゃくちゃ楽しかった。 設定年齢よりちょっと上のイメージで読んでしまったけど。 徐々に繋がっていくのわくわくだったし、文章が綺麗でそれも世界観をより一層美しいものに見せてくれてて本当とても良かった。 あとこれは作品に関係ないんだけど昨日読了したばっかの『時のかなたの恋人』のあの終わりのひとつの答えがここにあって、それがとてもすとんと心に落ち着いたもんだからますますあったかい気持ちが堪らんくなってしまって!!何この神タイミング!!リデルハウス〜は買ったその日にすぐ読みたい気持ちでいたのに何故かいつも違うの選んでた答えがこれか!!みたいな(笑) 最初の話、タイトル回収がうまー!!!でそこでもう拍手だったんだけど、他の篇のタイトルも心躍る響きでなんかもうマジもっとこの世界に浸っていたいと思わせてくれる作品すぎる。フライデーの正体も伝えてないことですし!続きというか数世代経ってのリデルハウスをまた見たいなという気持ち。 いやほんと良かった、期待以上に楽しかった。他の作品も読んでみたいと思えるお話でしたありがとう!!
0投稿日: 2026.02.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
寄宿学校、最高でした… 登場人物たちがみな魅力的で、 特に私はタキが好きです。 皮肉屋だけど、人を魅了する力をもっていて 実は気遣いもできる男。 皮肉を言うところが愛らしくさえ思えてきます。 そしてエレインとの関係性も気になります。 タキはエレインが自分の声で影響を受けないと思っているけど、実は影響を受けて、、、? この2人でもう1話読みたいくらい大変気になるお話でした。 また、ミーシクも気になります。 リリが自分と同じ年代を生きていないと早々に気づいたミーシク。それだけでなく、リリのその後まで予見してリリが生きれるよう、自分が嫌われたとしてもリリのため言葉を矯正する。 なんて心優しい女の子なのだろうと思いました。 そしてアモニカ。親代わりの祖父が亡くなったのは、嵐の日に仕事に呼ばれたから。 でもアモニカ自身は祖父が亡くなったことを、誰かのせいにすることはしていませんでした。 そしてフライデーさんがだれかもわからないけれど、せっせと手紙を書く。わからないなりに情報を集めたり、これは書いて大丈夫だろうかと考えたり一生懸命で明るい彼女にとても惹かれます。 その他の登場人物たちが皆素敵で とても愛おしく感じる作品だと思いました。 そんな生徒たちの過ごす日々は、 波瀾万丈だけどどこかゆったりとした牧歌的な雰囲気もあり、読んでいて懐かしい気持ちになりました。 リデルハウスに行ってみたいです。
1投稿日: 2026.02.03
powered by ブクログコマドリが舞うような、繋がっているような、そうでないような、不可思議な物語だった。箱型の物語にも感じたが、少し形がゆるゆると崩れそうな感覚を持った。
0投稿日: 2026.02.02
powered by ブクログ生雪見だいふく…うまぁあいい!!なんじゃこの柔らかさは!!…じゃ無かった。 『スターゲイザー』が良すぎて次の新作は絶対に読もうと決めていた佐原さん。 過去作も今から辿って行こうと思いますがとりあえずこちらから。 前作もそうだったのですが、本作も登場人物の数だけそれぞれの物語があり、丁寧に紡がれて行きます。 それぞれが繋がって行き最後に、収束する仕掛け。 連作短編と言えば青山さんなのですが、青山さんともまた少し違った構成です。 例えて言うならばドラクエの逆のようなものです。(FFでも良いけど) 揃っているパーティーそれぞれの物語が展開していき、より絆が深いパーティーとなるのです。これが気持ち良いんですよ!それぞれのお話もどれも面白いし、キャラに愛着が湧いてくる。 両親を亡くし祖父と暮らしていたアモニカ。しかしその祖父も彼女を置いて他界してしまう。そんな彼女の元に謎の足長おじさんフリーデリヒさんが現れる。姿は一切見せてくれないが、彼は名家の子供が揃う名門校リデルハウスに彼女を入れてくれると言う。 勿論学費はおじさん持ち。寄宿学校なので彼女は3年間、このリデルハウスで生活する事に。 おじさんはたった一つ条件を提示してきました。リデルハウスの中でも数人しか選ばれない『ラブ』という特別クラスについて、毎週金曜日に手紙を書いてくる事。 それだけ。 どうやら才能ある子供だけが選ばれ、一般生徒とは違う場所で特別な教育を受けているらしいのですが、『ラブ』について詳しい生徒はおらず、その存在を目にした生徒も居ない。 一体どうしたら良いのかしら…? 始めは学園青春ストーリーかと思っていたのですが、急転してミステリー、SF、ファンタジー全部ぶっ込んで来ます。 ちゃんこ鍋な癖に全くとっちらかっていない。 前作でも思いましたが、佐原さんはキャラの魅せ方が上手い! 個性的な面々が揃っているのですが、どの子も味があって好きになる。(推しはタキとマミアンですが、基本的に全員好き。マミアンは友達になりたい。実はめちゃくちゃ良い奴だし笑える) 寄宿学校って未体験ゾーンなのでワクワクしますよね。更にこのリデルハウスは謎が沢山。 佐原さんがこの路線で長編ファンタジーを書かれると、凄い作品が出来るかも知れない。読んでみたいな。 次回作も楽しみです。 長編ファンタジーと言えば『レーエンデ国物語』の最終巻はいつ出るのでしょうか。かなり苦戦しておられた様ですが、首がもげるほど待ってますし、待ち続けます。 HUNTER×HUNTERで鍛えられたのでこの位、屁でもないですからね! それにしても…生雪見大福うまぁあい!!(幸せの味に脳が支配されている) 去年食べ逃した生雪見大福を、今年はゆーき本さんに発売日を教えて頂いたので初日にスーパーに走って買いに行きました。3つも買いましたがよく考えたらあのフワフワが1個100円…高ぇ… でもその価値がある!!トロトロのフワフワの程よい甘さの… なんだこれ、生雪見だいふくのレビューか?! いや違う、リデルハウスはまるで生雪見だいふくのように全てを包み、優しくて甘い余韻を残す良作だと言う事が言いたいのだ!
53投稿日: 2026.01.27
powered by ブクログ金色にかがやく草原の果てに佇む、緑に囲まれた白亜の校舎。全寮制の名門校リデルハウスには、奇妙な制度があった。特別な才能を認められた生徒は「ラヴ」と呼ばれて、普通の生徒が知らない場所で学園生活を送っている。そして、かれらはリデルハウスからの“制約”の見返りとして、在学中に一度だけ「ギフト」を行使できる。「ギフト」は、実現可能な望みであればなんでもひとつ、叶えることができるという──。 全寮制、寄宿舎、白亜の校舎、英国庭園、ラブが集まる鳥篭の温室、秘密の抜け道… わたし達が想像しうる寄宿舎のイメージを詰め込んだ可愛らしいファンタジー小説:.゚٩(๑˘ω˘๑)۶:.。♡︎ ある才能を持ったが為に子供らしさのないラブ達 人に関心はなく揉め事もないが人としての大切なものを学ぶ事もない。 あしながおじさん?の援助で入学した1人の少女と関わる事でラブ達に変化が現れます♪ 後半は思わぬストーリー展開! ただの成長物語ではなかった〜 まさかまさかのファンタジー♡ そして読者の想像にお任せします的なラストでしたけどこれはこれで良い♪ 表紙のイラストでみんなを想像しながら読みました♡
54投稿日: 2026.01.22
powered by ブクログ一章「金曜日のゆううつ」が一番面白かった。完全にあしながおじさんだけど、まさか正体が⋯!そしてここの感想を読んで知ったけど、それぞれの章が何かの本のオマージュなんだね。 三章「木曜日は真夜中に」で、一気にファンタジーになって「そこまでのファンタジーありな世界観なのか⋯」と戸惑った。 曜日関係なくない?とか、いやそんなことする必要ないじゃんとか、ツッコミどころは多々ある。 でも寄宿学校が舞台で、子どもといえども賢くて、恋愛なくて、自然豊かで柔らかい雰囲気は好きだった。設定勝ち。 最後にハッキリした結末が欲しかった。 マミアンの声が安元洋貴さんで再生される謎の現象助けて(笑)スパイファミリーで似たキャラがいたからだな。
0投稿日: 2026.01.21
powered by ブクログ全寮制の名門校リデルハウスには秘密があった。 特別な才能を認められた生徒は「ラヴ」と呼ばれて、普通の生徒が知らない場所で学園生活を送っている。 彼らは在学中に一度だけ「ギフト」と呼ばれる実現可能な望みであれば叶えることができるという特権を与えられる。 児童小説のようだと感じるのはそのギフトがあしながおじさんのようだに思えたからかもしれない。 特別な才能を持つ「ラヴ」たちは、何のために願うのか…この選択に驚いたのは、子どもらしからぬ願いだったからで、それこそ「ラヴ」だからかもしれない。 なんとなくバラバラな感じがしていた「ラヴ」たちだったが、いつの間にかお互いのことを分かり合える仲間になっていたこともアモニカとペジーがいたからかもしれない。 その2人もギフトがあってのことだと思うとなんだか幸せな気分になれる。
70投稿日: 2026.01.19
powered by ブクログセオとの話し合いがやセオは結局どうなったのかよくわからなかった。 主要人物達は個性豊かで素敵な子ばかりでした。
6投稿日: 2026.01.14
powered by ブクログあらゆる面で恵まれた子供しか入れない、伝統ある寄宿制の学園。 広大すぎる敷地。美しい校舎に庭園。優秀な生徒たち。 その中でも特別な才能を有すると認められたわずか数名の生徒たちは、 一般の生徒は立ち入ることもできない区画で各々の意のままに暮らしていて。 優しい世界観と、情景や匂いまで感じるような文章が好きでした。
1投稿日: 2026.01.07
powered by ブクログ初めての佐原ひかりさん。 『あしながおじさん』をモーーレツに読みたくなった!!! 寄宿学校リデルハウスにはラヴと呼ばれる特別な生徒がいて、一般生徒と交わることはない。 ラヴは在学中に実現可能であればなんでも望みを叶えてもらえるギフトという権利を持つ。 個性豊かなラヴ達に一般生徒のアモニカや、教師、深夜だけ会える友人、幼なじみが関わり物語は紡がれる。 連作短編のかたちをとり、最後はリデルハウスの謎にせまる展開。 ミーシク、マミアンの話が良かった。 マミアンはノブレス・オブリージュを理解する良き貴族として名を残して欲しい笑 エピローグのアモニカの手紙。 「学校って生き物みたい、たくさんの子どもが入ってきて、たくさんの子どもが出ていく。同じだけど同じじゃない」 昔子どもで、今は学校に通う子どもを見守る親としてちょっと涙が出た。 舞台、設定、オマージュが合わさって楽しめる作品。 でも全部もっと深掘りして面白くなりそうな題材なのでちょっと物足りなさがあり。
3投稿日: 2026.01.06
powered by ブクログ気になる作家のひとり、佐原ひかりさん。 ひまーが、激推ししていたので予約したところ、発刊したての新作にもかかわらず、年の瀬のどさくさか、ひょこと私の手元に舞い込んできた。 これはつまり、まだ世間に広く知られていない頃に出会えた一冊。いわば青田買い読書なのだと思われる。 さて、「リデルハウス」とは何ぞや、と日本文学専門の私は、そこは謎のまま読み進める 途中我慢できなくなり、リデル検索してしまう。 『不思議の国のアリス』のアリスには、実在のモデルがおり、その名をアリス・リデルというらしい。 佐原さんはアリスをモチーフにした作品も書かれていたはずで、となればこの「リデル」、ただの家名とも思えません。 英語で riddle は「謎」。 音も似ている。 もしかすると『アリス』の時代から、音と意味の戯れは始まっていたのでは?などと、読書中に余計なことを考えてしまう苦手なファンタジー。 されど、そこはさすが佐原ひかりさん。 短編を重ねる構成で、子どもたち一人ひとりの成長や美点をくっきり描き分け、読者を少しずつ「リデルハウス」の本質へと導いていく。 ただし最終章については、もう一歩踏み込んだ描写があれば、想像力に乏しい私のような読者にも、より収束感が掴めたのでは、と思った次第です。
125投稿日: 2026.01.02
powered by ブクログ全寮制のリデルハウス。 アモニカは特別な能力を持ったラヴという特待生達と温室で放課後を過ごすようになる。ギフトと呼ばれるラヴだけが学校に要求できる契約。時代も過去に行ったり今のリデルハウス戻ったり。ファンタジー。ちょっと不思議の国のアリスを彷彿とさせる。
1投稿日: 2025.12.29
powered by ブクログひまお父ちゃんの怪しげな佐原ひかり株の勧誘に乗って読んでみた。 図書館から届いたのは新品の状態でまた誰も読んでいないピッカピカの本だった。 私の住む市ではまだ読む人が少ないみたい。 5年後にはウハウハかもしれない。 リデルハウスという名の学校にいる特別クラスのラヴと呼ばれる子達がそれぞれに成長していく物語。 で終わるのかと思った。 でも最初はあしながおじさんみたいだけど、カズオイシグロの「わたしを離さないで」みたいな雰囲気が漂って、いつ臓器を抜かれるのかと実はヒヤヒヤしてたの。 でも臓器を抜かれることはなくてホッとした。 読んでるとファンタジー?と思うところあり、SF?ミステリー?と思うところもあり、少しずつ点が繋がっていく様にだんだん目が離せなくなった。 とりあえず読み終えてふぅっと一息。 なんだか不思議なそれでいてクセになるような読書体験でした。 別の本も読んでみようかな… まずはひまお父ちゃんありがとうございました!
62投稿日: 2025.12.26
powered by ブクログたった1人の身内である祖父を亡くした14歳のアモニカはフライデーと名乗る篤志家の支援で、緑に囲まれた全寮制の名門校リデルハウスに入る。そこでは、特別な才能を認められた生徒は「ラヴ」と呼ばれ、一般の生徒が知らない場所で学園生活を送っているらしい。 アモニカは、リデルハウスに入る条件としてフライデーに毎週手紙を書き「ラヴ」について見聞きしたことを必ず書くように言われ…。 「あしながおじさん」「小公女」「秘密の花園」などが大好きだった私は、第一章を読み始めてすぐに、どハマり。これらが好きだった方はみな懐かしくなること間違いなし。 佐原さんは現代の若者が主人公の話が多かったから、こういうものも書くのかと感心しきり。前作があまり共感できなかったし、ファンタジーはあまり好きでないので、この作品を読むか悩んだけど、読んで正解だった。 ただ、フライデーさんの正体をアモニカに明かしてもよかったのにと。私はフライデーさんの正体を知って超ビックリしたし、なるほどなーって思ったんだけどな。 それでも、気に入った作品だったので星5つ。
63投稿日: 2025.12.23
powered by ブクログ2025/11/05 2 全寮制のリデルハウス、中でも選ばれた子どもはラヴと呼ばれる。一般の生徒とは違うエリアに住むラヴは一度だけ何でも叶えてもらえるギフトを持っている。 といったファンタジー。この世界観が好きな人におすすめ。
0投稿日: 2025.12.22
powered by ブクログ佐原ひかり先生の作品であり、今回はネットでサイン本購入のため遅れました。田舎の中高一貫男子校寮生出身にとっては、進学校の中にいるさらに謎の優秀な一部の存在を重ねたりしながら、読み始めたが、そんな次元ではなかった。読書のはずが、少し身体に影響の出るぐらいの緊張が二回もあった。
45投稿日: 2025.12.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
身寄りのない少女がとある篤志家の善意で全寮制の名門校に編入することになる。条件は一つ。毎週金曜日に手紙を書くだけ。 なんだこのそそられる設定は!! たくましくしなやかでしたたかなアモニカが、リデルハウスでの「楽しい」生活を「あしながおじさん」への手紙に綴る。やがて二人に心の交流が生まれ… そんな心温まるだけの物語を佐原ひかりが描くわけがない! アモニカが送り込まれたリデルハウスには、通常の生徒たちとは別に「ラヴ」と呼ばれる特別な子どもたちがいる。彼らについてのレポートも援助の条件だ。 ふむふむ。これはなにか怪しげな匂いがするぞ。ラブってなんだ。単なる優れた才能を持つだけじゃない何かがあるぞ。 そわそわわくわくしながら読み続けていく。 アモニカを援助する篤志家の正体は、ラブに選ばれた子どもたちの秘密とは、そもそもリデルハウスとは。 思ってもいなかった展開に一気読みしてしまいました。
4投稿日: 2025.12.10
powered by ブクログこのレビューを読んだあなた! たいへんラッキーです! 間に合いましたね 良かったです もうほんとギリギリです ギリギリで間に合いました この幸運をぜひ活かして下さい 今すぐ「佐原ひかり株」買って下さい 必ず値上がりします! みんなが気付く前に! 今が最後のチャンスです 10年後いや5年後には間違いなく爆上がりします 今買っておけばその時に「あー佐原ひかりね。うん、自分は割と早い頃から読んでたけどね。まぁ、なんていうか当時からこれはってのは感じてたけどね」って言えます 鼻の穴最大限に膨らまして言えます まだ33歳ですってよ これはもうたいへんな優良株なんだから!
80投稿日: 2025.12.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お、おもしろすぎる...良かった〜という終わりながら、どこか切なさとかほろ苦さがあって本当に好きだった。 1、2、4、5のオマージュ元は知っていたけど、3はおそらくほぼ確実に『トムは真夜中の庭で』だね 連載中、水曜日の誘拐でタキに狂わされたまま連載中止になり死ぬまでには続きを読みたいと思って生きていたけど、最後まで読んだらタキの印象が良い意味で変わったというか、想像以上に年相応な部分があったりかわいげもあったりで、あんた最高だよ!になった。 セオは5人目のラヴとして過ごして、そのまま年を重ねていくことを選んだのかな〜わたしはそうかなと思った。
1投稿日: 2025.12.05
powered by ブクログ5人の特別な才能を持つ子ども達を集めたクラスがある学校を舞台にした短編集。各話に繋がりがある。 前半の2つのお話を読んで少女漫画のようだなと思ったが、構成がしっかりしていて男の私でも楽しめた。 特殊クラスの各キャラクターに1話ずつ焦点をあてていて、読むごとに好きなキャラクターが増えていくし、後半の話になるほど動くキャラクターが増えて賑やかになる。児童文学を読んでいた小学生の頃を思い出し、懐かしくなった。
3投稿日: 2025.12.01
powered by ブクログ本当に本当に待っていました。スピンで連載されていたものの中で1番好きで、休載になってしまって本当に悲しかったから、こうして本になってくれたのが嬉しい。すぐ読んだ。 第1章「金曜日のゆううつ」のこれから何が始まるんだろうというワクワク感と、世界設定がもうたまらなくて大好き。 すべて読み終わった今でも、結局ここの導入部分が1番好きかもしれない。 (「月曜日のページ・ボーイ」のラストと悩む) 佐原さんの書く文章のリーダビリティの高さもあいまって、児童文学や少女小説を読んでいるかのよう。実際意識して書かれていると思う。「ラヴ」「ギフト」なんかの名称や、登場人物の名前なんかもたまらなく刺さるものがあり、世界観に浸って夢中で読んだ。 「ラヴ」のみんなそれぞれにスポットライトが当たっていく構成。読み終わったらみんなのことが大好きになる。だからこそ、え、ここで終わっちゃうんだ〜!という感じが正直あった。 物語として不足や不満があるというより、もっと読んでいたかったな…と思う。
17投稿日: 2025.11.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
スピン誌での連載も読んでいたので完結を見届けることができてよかったです。 すでに読んだはずの『金曜日のゆううつ』と『水曜日の誘拐』で、ああギーディーこういう子だったわとかタキのツンデレ好きだわと感じたことを思い出し、書き下ろしの『木曜日は真夜中に』でこれは佐原さんの最高傑作ではと感嘆し、とほほなマミアンの『月曜日のページ・ボーイ』で優秀な弟を持つ長男な自分と重ね合わせたりして、最後の『日曜日の魔法使い』でああ読んでよかったーとなりました。 ギーディーとアモニカが話していた「どちらも捨てずに、どちらも取る。その方がうんと素敵だし自由だ」が決断を迫られたラヴたちの方向を決めるのもたまらなくいいし、何かと二択を迫りがちな世界ではっとさせられたのでした。 ラヴたちの一度限りのギフトをいとも簡単に行使するのもとても心地よかったです。 少年少女たちの物語なのは間違いないし、子ども時代を思い出して懐かしい気持ちにもなりつつ、読んでいて後半からは祖国や文化を失った世界中の人々に思いを馳せることにもなりました。そういう意味でこれは伝承の物語なのかなーなどとも思いました。 『スターゲイザー』、『ネバーランドの向こう側』を経て本作にたどり着いたのは必然だったのかななどとも思いました。 今年読んだ小説心のベストテン入りが確定しました。オススメです。
12投稿日: 2025.11.21
