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かくも甘き果実
かくも甘き果実
モニク・トゥルン、吉田恭子/集英社
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総合評価

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    八雲を愛した3人の女性達が語る八雲。 海外作品ということで、少し読みにくく、時間がかかってしまったことは否めないが…。 3人が語る八雲の姿。 特に一人目の妻の語る八雲像と、節夫人の語る八雲像が私には少し違うように感じた(年齢的や経験を重ねた、という点はあるだろうが)。(フィクションですがね) 朝ドラで興味をもち、八雲とその妻節の人生をもっと知りたくなり、こちらの本も読んだ。 朝ドラの爽やかなイメージとは違い(朝ドラでも執筆中の物音にたいして劣化のごとく怒ってはいたが)、八雲の、決して完璧ではない部分、陰鬱な部分、繊細さ、劣等感、苦悩…などがうかがえる。 そういった部分があの繊細で、細やかな文章と、観察眼に繋がるのでしょう。 日本で幸せに暮らしていたこと、何よりです。

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    投稿日: 2026.01.21