
犯罪被害者代理人
上谷さくら/集英社
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総合評価
(3件)4.7
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powered by ブクログ小説や漫画、ドラマに出できそうな正義感溢れる弁護士さん 新聞記者から猛勉強して弁護士へ人生いつでも再チャレンジできるという意味でもすごい人です。
0投稿日: 2026.01.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
著者は、犯罪被害者代理人の役割とは単なる法的手続きの代行ではなく、被害者の「心の回復」を支える伴走者であると主張している。 本書は、従来の「被告人の権利」中心の司法制度において、被害者が置き去りにされてきた構造的な問題を指摘している。 著者は、被害者参加制度の活用こそが、司法の「正義」と被害者の「納得」のギャップを埋めるための重要な手段であると結論づける。 本書は、性犯罪被害者や遺族にとって、金銭的賠償の請求は「汚いこと」ではなく、正当な権利回復の手段であると強調している。 著者は、メディア報道が「凶器(二次被害)」にも「武器(世論喚起)」にもなり得るため、代理人による戦略的なコントロールが不可欠であると主張している。
0投稿日: 2025.11.23
powered by ブクログ犯罪被害者代理人の弁護士の方の話。 印象的だったのは、憲法には被害者に関する条文はないことや刑事訴訟法に少しだけ被害者に関する文が最近になって明記されたこと、 被疑者や被告人の権利を守ることに重きを置かれていて被害者は置き去りということを初めて知った。 何より、性被害は泣きれ入りすることが多い一方、警察での実況見分でのフラッシュバックするようなことなど被害者の精神的負担が大きいこと、被害を警察以外に相談場所の認知度の低さがある。 「性犯罪は、魂の殺人」 この言葉が、とてもしっくりくる。 性被害に遭われた方が被疑者が起訴されるまでとても長い時間を要すること、被害者の精神的・肉体的負担が多いこと、支える場所が少なすぎる。 現代社会の問題点を詰め込んだ新書である。
0投稿日: 2025.11.21
