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最後の山
最後の山
石川直樹/新潮社
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総合評価

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    これも今年のベスト候補。写真家として14座を登頂した著者の記録は想像を絶する世界と自然の厳しさと美しさ、人の死が近くにあるような感覚は読んでとても気持ちが揺さぶられた。淡々を書かれているように思いつつもときおり感情が溢れるようなところもありそういう波がとても印象に残る。記憶に新しいK2西壁の件も思い出した。

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    投稿日: 2025.12.22
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     ものごとには “縁” や “時機” というものがあると思う。  プロ野球ORIXバファローズの秋季キャンプを見学に高知に行った際、練習休日に高知観光するため高知の金高堂書店さんや、県立図書館オードピアの検索をしていると、表示されたのが蔦屋書店高知で実施される石川直樹さんのトークイベントだった。石川直樹さんの名前は知っていたし、24年11月にNHKで放送されたドキュメンタリーを録画していたが、まだ見ていなかった。石川直樹さんのイベントに参加する準備は万端だったわけで、今回 “縁”を得てイベントに参加することができた。  そのトークイベントは、著者が8000メートル超の山14座すべてに登頂した記録 『最後の山』出版に伴うもので、8000メートル全14座登頂報告会だった。2001年エベレスト初登頂以降、登山の様子や8000メートル超からの風景写真、動画を本人の解説で見せていただいた。  著者は自身のことを登山家でなく、写真家と強く自称している。確かに、14座とも酸素ボンベ付きで一般ルートでの登頂だ。しかも、写真はフィルムカメラで撮影されている。風景や自身の登山だけでなく、シェルパに焦点を当てた写真も多い。最後の山、シスパーレを巡るドラマも見逃せない。  帰宅後にドキュメンタリー番組で復習し、一気に石川直樹さんの世界に浸かった1週間だった。

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    投稿日: 2025.12.10
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    2人のアメリカ女性の登頂の事はどこかで読んで知っていたが一緒に登っていたとは。。そして亡くなったシェルパの家族に会いにいく話はテレビで観ていたので思い出すと自分も哀しみがわいてくる。 石川直樹氏は感情をあまり文章にしていないのでこちらも淡々と読めるし登山用語もちゃんと解説してあるのでわかりやすい。没頭して読めるし自分も一緒に登っている感覚、応援したくなるし諦めた時の絶望感も伝わり他作品も読みたい。

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    投稿日: 2025.10.13
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    以前石川氏の本を読んで面白かったので、図書館に新刊として入ってたから手に取った。 借りたの一人目! 北アルプスの麓なせいか山関係の本が多く蔵書されてる。山に魅せられて移住して来る人が多いからね〜。 タイトルの「最後の山」と言うのが気になって読んでみたら、世界最高峰クラスの8000メートル峰の山,全14座のこれまでに登頂した二十数年に渡る記録が書かれてあった。 前半に写真が幾つか載っていたが、もっと知りたくなり写真集を見たり、YouTubeを見たりした。 YouTubeを見だしたら、ヒマラヤで力尽き置き去りにされた遺体の映像を幾つか目撃した。 この本にも書かれていたが、高所であるが故にやむ終えなく放置されてる現状を知れたし、また命をかけて遺体の回収や、救助に向かうシェルパ達を知る事が出来た。 著者の石川直樹氏は写真家である。 自分の事は、やはり写真家でありアルピニストではない、と語っている。 そんな違いも分かる一冊。 しかし、写真家としては史上初めて14座登頂というすごい人!!

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    投稿日: 2025.09.30