
総合評価
(2件)| 0 | ||
| 1 | ||
| 1 | ||
| 0 | ||
| 0 |
powered by ブクログAmazonの紹介より 居酒屋が舞台のほっこりドラマ!ここは、停滞した毎日の中で見つけた世界一居心地のいい場所――。 一日の終わりは新潟県粟島の郷土料理で!「こんなお店に行きたい」が詰まった絶品郷土グルメ小説! 新米イラストレーターの漣は、同期の個展の帰り道、居酒屋「のんの」に入った。いつの間にかついた同期との差を埋めるため、何かを変えなくちゃ……! そんな焦りから抜け出すためだったが、そこには地酒と新潟県粟島の郷土料理、常連さんの笑顔があって……。正解のイラストに迷ったり、気持ちがわからなくて悩んだり、一歩を踏み出すのが怖かったりしても、居酒屋「のんの」のおすすめで今夜も乾杯。優しく見守り安心感を与えてくれる常連客の嶺さんの隣が、いつしか世界で一番居心地のいい場所になっていく――。 ひょっこりと入った居酒屋。それが運命の出会いになるとは。人によって、心が安らぐ場所は様々で、この居酒屋は郷土料理と人の温もりが特徴的。一人で抱えず、皆がいるからこそ乗り越えられることに、仲間の素晴らしさや一歩前に進むことの勇気の大切さを感じました。 なんといっても、郷土料理の美味しそうなこと。章の始めにイラストで紹介されているのですが、素朴で食べてみたくなりました。 個人的に食べてみたくなったのは、わかめうどんと玉ねぎの肉巻き。 今にも湯気が出てきそうで、こういう居酒屋が立ち寄りたくなりました。 ただ食べたくなる居酒屋だけでなく、人の存在感も大きいです。 店主や常連客。その存在感は大きく、主人公にとって、心の癒しになっていくのですが、まさか常連客があの人だったとは。そういった驚きの展開もあって面白かったです。 人によって色々な悩みがあり、なかなか人に打ち明けることが難しいかと思います。でも、ここの居酒屋を機に徐々に心の癒しと前へ進もうとする勇気が湧いてきます。 美味しく食べて、頑張ろう! そんな感じにさせてくれる居酒屋のんの。とても居心地よく、自分もそんな店に出会ってみたいなと思いたくなる作品でした。
2投稿日: 2025.10.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
新米イラストレーターの漣。 同期の個展の帰り道に、居酒屋「のんの」に入る。 店主の春芳、常連の嶺と出会う。 仕事の悩み、生き方を相談しながら、 イラストレーターとして成長する物語。 料理も美味しそうだったけど、 漣、春芳、嶺の関係性だったり、 漣の悩みを真剣に聞いてくれて、 アドバイスをする2人が凄く良かった! さらっと読めて、ホッコリする場所だった♪
2投稿日: 2025.10.19
