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宮廷医女の推理譚
宮廷医女の推理譚
ジューン・ハー、安達眞弓/東京創元社
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総合評価

7件)
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    朝鮮王朝時代物ーー初めての経験なので、やっぱり少し読み方なんかが難しい。 途中からは、ニュアンスで読もう!と決意。 そうしたらとても読みやすい。 推理譚、と、あるけれど、謎解き要素は少なめかな? 読んでいて辛いのは、時代や世情で致し方なしにしても、男尊女卑が過ぎる。 すごく努力して内医女になったヒョン。 庶子だからと、認めてもらえない。辛い。 産まれや育ちが良くても中身最悪な奴が出てきたり。 ヒョンの未来が明るいことを祈り、読了。

    0
    投稿日: 2026.02.09
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    なかなか名前と用語が頭に入らなかったけど中盤くらいから覚えて楽しめてきた。 当時の雰囲気とか階級制度とかも知ることができてよかった。 オジンいい人

    0
    投稿日: 2026.01.05
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    作家は韓国生まれアメリカ育ちで、元は英語で書かれたものである。ディアスポラ文学というらしい。 18世紀の李氏朝鮮 第21代国王・英祖の時代。韓国の歴史ドラマでいえば、トンイとイサンのちょうど間にあたり、トンイの息子が英祖で、英祖はイサンの祖父になる。 母の大好きな韓国ドラマを、斜めに見ていたおかげで、すんなりと情景がイメージできた。 念願の内医女になったペクヒョン。かつて医術を学んだ恵民署で4人が殺害され、恩師が捕らえられた。恩師の無実を証明しようと、捕盗庁のオジンと共に真犯人を探す。 韓国らしい深い情と愛と恨が詰まった物語である。庶子であるペクヒョンの、これまでに受けた試練が原動力となり、彼女を突き動かす。アメリカ育ちである作家だからこそ描くことができたヒロインかもしれないが、彼女の激しい思いは、時に切なく胸に迫るものがあった。 良質なミステリだけど、それ以上に過酷な時代を生きた女性たちの物語でもあったかな。ロマンス要素もあって、楽しく読めました。

    6
    投稿日: 2025.11.20
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    李氏朝鮮英祖年代前後の韓国史劇を見慣れていると、入り込みやすい設定と用語ばかりなので楽しくて一気読み 翻訳自体も読みやすかったです。 残虐な事件の謎、厳格な身分制度、ヒロインの葛藤など読み応えもありました。 英祖と荘献世子の確執が裏主軸に。 韓国史劇熱がまた上がりました(笑)

    0
    投稿日: 2025.10.18
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    #宮廷医女の推理譚 最初は朝鮮の人物名や用語がなかなか頭に入ってこなくてスピードが上がらないが、後半には慣れるよ。 18世紀朝鮮王朝での世子(皇太子)のスキャンダル(実話)に基づくバディミステリ。普段と違う世界観を求める人に。 #読書好きな人と繋がりたい #ミステリの秋2025

    1
    投稿日: 2025.10.07
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    1958年朝鮮王朝・英祖の時代 18歳の医女ペクチョンは、恵民署で4人の女性殺害の容疑者となった恩師を助けるため、事件を独自に調べ始める そして同じように事件を追う捕盗庁で働く青年オジンに出会う 二人は協力し合い犯人を追うのだが… 『イ・サン』『赤い袖先』『トンイ』 英祖王が実の息子の世子を米櫃に閉じ込め餓死させたというエピソードは有名ですが、 やはりこの時代はドラマになりますね~ 王である父と世子である子との確執… やがて世子は壊れていく そんな世子のある史実がこの作品の事件に深く関わっていき、物語のキモとなる! 誰が悲惨な事件の犯人なのか? という推理を楽しむのは勿論 医女ペクチョンの出自や両親への葛藤、オジンとのロマンスも読み応えがあります また朝鮮王朝の宮廷の人間関係や陰謀、しきたりや文化もドラマをみているように楽しめます これは次作も朝鮮王朝が舞台のミステリーを期待しまーす!

    7
    投稿日: 2025.09.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2025年の35冊目は、ジューン・ハーの「宮廷医女の推理譚」です。2023年のアメリカ探偵作家クラブ賞YA部門受賞作です。読書の舞台は、1944年のサンフランシスコから1785年の朝鮮国、英祖王の時代に飛びます。この身軽さが読書の魅力の1つだと思います。 韓国を舞台とした歴史小説を初めて読みましたが、テレビドラマで馴染みが有るせいか、割りとすんなりと物語に入り込めました。朝鮮国特有の固有名詞に関しても用語集が巻頭に付いていますので、見返しながら読み進める事が出来ます。 テイスト的には、ホリー・ジャクソンの作品に近いと思います。主人公も18才の内医女ベクヒョンと同い年の捕盗庁の従事官ソ・オジンと似通っています。 実在する英祖王の世子(荘献世子)が登場し、彼の悲劇的とも評される人物像が、物語・事件の大きな鍵を握っています。ミステリーとしても水準以上だと思いますし、アメリカ探偵作家クラブ賞YA部門受賞というのも頷けます。 ☆4.6

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    投稿日: 2025.09.27