
総合評価
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powered by ブクログ保阪さんてこんな人だっけ? 大丈夫か?どうしちゃったんだ保阪正泰と言う気持ちになる本。 乱れぶりを楽しめるといえばいえる。
0投稿日: 2025.11.16
powered by ブクログ表題に対する答えは書かれていないようだ。わずかに、「戦後」という括りをなくすべきということが書かれているが、それはそうとしてそれだけでは分からないだろう。 「あの戦争は何だったのか」のまとめとして、後進帝国主義による先進帝国主義への自滅的挑戦だったという。その通りであろう。 もしどこかで踏みとどまっていればいったい今どうなっているのか、考えてみたい。 日中戦争について、「中国の巧妙な罠に嵌ったという見方もできる」というが、それは少なくとも始めたあと、やめられなくなった時のことではないのか。
0投稿日: 2025.10.30
powered by ブクログ戦後80年日本は平和を享受してきた。私自身もその中で豊かさを享受してきた1人だが、日本の平和は日米安保つまりアメリカ軍に守られた歪んだ平和という事実がある。 日本は2度と戦争はしてはいけないという意見を否定する人は少ないだろう。そのための手段が左派と右派で大きく異なる。 筆者は唯物史観をベースとした左派も皇国史観をベースとした右派も否定し、あくまで実証主義をベースとして歴史を客観的にみるべきと主張する。 日本はペリーの来航以来、戦前も戦後も現在も良くも悪くもアメリカの影響を受け続けている。 無批判に戦前の軍国主義を否定し、戦後民主主義を肯定するのは思考停止であり、自分の頭で平和とは何か、どうやって実現するかを考え続けろと言われている。
0投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログ著者が東條英機は優秀ではあったが人の心がわからなかった、といい、田中角栄は学はなかったが人の心がわかったと評している。敗戦後に生まれた私は、当然のごとく平和を享受しているが、その平和は現実には米によって守られている、という事実は認めなければならない。そして経済復興も。 ずっと昭和史を追ってきたという老境の著者の達観したような筆致も好感が持てた。
0投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログ2025/09/22「なぜ日本人は間違えたのか」保阪正康 著者の「昭和史への見識・真摯さ」 多くの戦争経験者からヒアリング、その実証性に敬意。 ただしオーソドックスであり、国内事情に傾斜し、世界事情は弱い。 (『武藤章』の切れ味はない)
0投稿日: 2025.09.22
powered by ブクログ共感できる部分もありましたが、左翼への嫌悪感が随所で目立って、スッキリしませんでした。 主に昭和の戦前・戦後をどう見るかが、著者の取材や考えをふまえて述べられていますが、個別の人物像からの分析が多い印象で、社会情勢や環境の変化など社会科学的な体系化とは違ったアプローチで、個人的にはモヤモヤして終わりました。うーん。
3投稿日: 2025.09.13
powered by ブクログ歴史を片目で見ようとせず実証主義的に史実を精査する必要を訴えてる割に、なかなか偏った事実の抽出・評価をしている印象を受け、新鮮な歴史観という感じもしなかったので、後半はざっと読み飛ばしてしまった。
7投稿日: 2025.09.01
powered by ブクログ昭和10年代に戦争を進めた軍人に真の軍人はいなかった、尖頭に勝てば戦争に勝った気になった 開戦のの通告の遅れを東京裁判で外務省と海軍は責任のなすりあった 東京裁判は残虐行為への復讐(すべいぇ残虐行為にかかわった陸軍のみ、海軍には絞首刑社はいない) 田中角栄はアメリカ民主主義からはなれようとした(キッシンジャー激怒) 田中角栄は無作為の社会主義者 農村出身者主体の部隊は南京虐殺はしなかった(たて社会の人間関係) 反米である必要は全くないが、かといって果上に親米である必要もない(保阪) 毛沢東(戦争がなかったら大変なことになる) 階級や階層、支配・被支配が固定化 人類として成り立たない?
0投稿日: 2025.07.24
