
総合評価
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powered by ブクログ前作までの“向かないシリーズ“を読んでいたから、どうせ今作もえげつない展開が待っているんだろうな…と思いつつ読み進める。 中盤まではそこまで大きな展開はなく、「今作はそうでもないのか」と思ったのも束の間、案の定、終盤で怒涛の展開が繰り広げられる。 途中までのモヤモヤした気持ちを最後払拭してくれてスッキリはするものの、「もうやめてくれー!」と思うほどにこてんぱんになる。 やはりこの作者さんにかかるとただでは済まないんだなぁ…。
0投稿日: 2026.02.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自由研究シリーズでもそうだったけどホリー・ジャクソンさんは極限状況研究シリーズでもそうだったけどホリー・ジャクソンさんは極限状況での緊迫感とウザいキャラを描くのが本当に上手い。前作のマックス・ヘイスティングスも今作のオリヴァーも殺したくなるくらい憎たらしい。終盤はページをめくる手が止まらない。
0投稿日: 2026.02.18
powered by ブクログ6人のうち誰かの秘密を明かさないとキャンピングカーからでられない。謎の狙撃者が知りたい秘密とは。 話の展開はなんとなく予想ついたが、ともかく6人の若者たちがずっと騒いでいる印象。閉じ込められて撃たれるかもしれない恐怖を考えたら当たり前なのかもしれないが。 6人それぞれが抱えた秘密が徐々に明らかになっていくところが面白かった。
0投稿日: 2026.02.12
powered by ブクログホリー・ジャクソンと言えば【自由研究に向い無い殺人】を筆頭とした人気シリーズが代表的です!! 今作【夜明けまでに誰かが】はそんな人気シリーズの次に出る作品でプレッシャーもあったと思いますが、見事に新たな作品が産まれました! 密室、タイムリミット、ミステリー、サスペンス等色々な要素がある作品で、何よりも『読ませる力』がある素晴らしい作品でした!!
23投稿日: 2026.02.12
powered by ブクログ神本である。 ひしひしと伝わる緊迫感。「オリヴァーを殴らせろ!」と思わせるほどの没入感。とにかく素晴らしい。
0投稿日: 2026.02.11
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オリヴァーがとにかく鬱陶しい、、笑 ここまであからさまに鬱陶しくて邪魔な人がいるなんて。 でも、彼の存在が物語を前に進めていたんだなぁ。
1投稿日: 2026.02.11
powered by ブクログあらすじが面白過ぎた。 究極のクローズド・サークル。 登場人物が少ないのも読みやすい。 6人のうちの誰かが秘密を抱えている。 みんな怪しい、はじめから。 6人のうち誰か、1人とは言ってないもんなあ。 謎解きする暇もないくらいページを捲る手が止まりませんでした。 6人みんなが、闇も魅力も抱えて… オリヴァーは最初から最後までクズだった。 どう生きてきたら、あんなに自己肯定感の塊になれるのか。 どういう思想を持っていたら、あんなに自分以外を蔑ろにできるのか。 ホリー・ジャクソン3部作を読み終わってしまって萎れていたところ、今作も最高でした。次作も期待。
0投稿日: 2026.02.08
powered by ブクログキャンピングカーに何者かに閉じ込められた6人。 レッドの目線で語られる物語。 結末までグイグイ読ませます。 中でも悪役の奴が憎たらしくて良かった。やっぱり悪役は必要。 自由研究には向かない殺人シリーズも良かったが、 これも面白かった。
0投稿日: 2026.02.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
オリバーは、登場した瞬間から最低です。 こういう輩、いる・・・ リアルじゃ絶対に近寄らないけど・・・ でも、レッドは近寄らないわけにもいかない だって、親友の兄だから・・・ うえー いやー ほんと、マディがまともな子でよかったよ・・・ レイナはなんで、こんなやつと付き合ったんですか? 全くもって理解できない どこが良かったの? 裕福だから? 家庭環境? でも、その母親も最低だったよね・・・ 良い人のふりをして、自分の利益しか考えていない母親 そして、そっくりなオリバー マディ・・・ 本当に、あなたはその家の子なのか??? と、疑いたくなるくらい良い子(爆) 読めば読むほど、オリバーが嫌いになります。 最初から嫌いだけど、どんどん嫌いになります。 まぁ、そういう役回りなんでしょうが、とにかく、こいつはひどすぎる。 申し訳ないが、こいつに制裁が下るのを期待してしまう。 狙撃手から狙われているのは、主人公なんだもん、レッドで決まりでしょう? そして、狙撃手の手のものは、どう考えてもアーサー。 だって、学校違うのに一緒に夏休みを過ごす なんて どう考えても 怪しいwww ただ、それを踏まえた上で読んでいても、ハラハラドキドキはします。 だいたいは オリバーのせいで(´_ゝ`) 本当に、あいつをなんとかしろ・・・ いやーまじで、 オリバーの口にガムテープをはって、入口の近くにロープでグルグルまきにして盾にしてやりたかった。 自分さえ助かれば、他のみんながどうなったってお構いなし という思考。 妹すら、自らの盾にする・・・ マディよ、こんな兄、いらないだろう? 最終的に、マディとレッドは撃たれたけれど、助かってよかった。 ただ、マディは、母親と兄を失ったね。 むしろ良かったのかもね・・・ あれ? マディん家、お父さんいたっけ? マディ、ひとりぼっちにはなってないよね・・・・? 母親は、生きていたとしても、実際の所、レッドの母親を殺した犯人だから、刑務所行よね。 あの世でレッドのお母さんに謝りなさい。 あなたのエゴのせいで、レッド一家は大変な目にあってたんだから。 よくレッドに対してあんな態度がとれるもんだ。 母親とオリバーはホントそっくり。 この本の感想って、オリバーとオリバーの母親に対する苦言しかでてこないんですけど!?www それくらい、あいつら強烈www わらいごとじゃなーーーーい!!!!!<自分 アーサーは逃げおおせて、 マディとオリバーの母親を始末したけど、 それからも逃げおおせて(マディは見逃した) マディはレッドより先に良くなって レッドも意識が戻って 5月8日 アーサーとレッドは再会、できたのかしら・・・ いやー 先が気になるから、どんどん読んじゃうんですけど、 オリバーが嫌いすぎて、2回は読めないwww
0投稿日: 2026.02.06
powered by ブクログ『自由研究には向かない殺人』(ピップシリーズ)の著者、ホリー・ジャクソンさんによる極限サスペンス。 高校生のレッドは友人達とキャンピングカーでの旅行中、人里離れた場所に迷い込み立ち往生してしまいます。 しかも、何者かに車のタイヤと燃料タンクも撃ち抜かれて動けなくなる事態に。 携帯も繋がらず、絶望的な状況の中、狙撃者は「メンバー6人のうち、一人が“ある秘密”を抱えている、命が惜しければそれを明かせ」と要求してきて・・。 物語はレッドの視点で進みます。 レッドは警察官だった母親を失っていて、その死に対する悲しみと最後に交わしたやりとりを悔やむあまり、常に罪悪感に苛まれている状態。 前半はそんなレッドの鬱々とした心理描写が、ちょっと冗長に感じたりもしました。 その後、キャンピングカー(RV)が狙撃され、車内に閉じ込められてしまった6人の若者たちのヒリヒリするような状況に目が離せなくなってくるのですけど・・まず、ちょっと言わせて下され! とにかくオリヴァーが最悪すぎるんだが・・(-_-メ) 解説の方も「とりあえず誰かオリヴァーをぶん殴れ。話はそれからだ」と書かれていて、ホンマそれな!と激しく同意しました。 さらには、そんな彼の存在が恰好の煙幕になっている・・つまり、オリヴァーを生贄として、読者の目を真相からくらませていると考察されているのですが・・。 うむ、確かにオリヴァーにムカつきすぎて話が入ってこなかったしな~・・ってそういうことではないかw(;'∀') とりま、オリヴァーの暴走にイラつきつつも若者たちの恐怖と疑心暗鬼が交差する緊迫感に、ズンズン引き込まれていく展開は流石です。 とりわけ、終盤からの怒涛の流れは前半のグダグダを払拭するような面白さで圧巻でしたね。 狙撃手の正体や彼らの要求している秘密とレッドの抱える事情・・さらにはレッドの母親の死の真相までガンガン繋がってきて、この辺はもう一気読みでした。 全体的にダークですし、結末も“それでよかったのか…?”という感じがしないでもないですが、レッドの再生を信じたくなるなるような着地だったかなと思います。 そして、読み終わった後は誰かとオリヴァーの人として終わってる点について(早い話、悪口をw)語り合いたくなること請け合いです(?)。 と、いうことで手に汗にぎる究極のサスペンスを堪能させて頂きました。 ところで、結局“カーテンの柄”は何だったのでしょうね~・・。
39投稿日: 2026.02.01
powered by ブクログ主人公の少女レッドの心情にこちらもドギマギ、閉じ込められたRV車の中での緊迫感、真相に辿り着くまでの高揚感が素晴らしい。前作「自由研究に向かない殺人」と同様に少女たちの友情が描かれるのが気に入っています。
0投稿日: 2026.01.31
powered by ブクログピッパ・シリーズの骨子は三部作であるけれど、その後に発表された前日譚と併せての四部作と言ってもいいだろう。そしてYA(ヤングアダルト)小説と言うには黒すぎる内容、衝撃的過ぎる残酷さを併せ持つホリー・ジャクソン・ワールドは、初のシリーズ外作品とは言え、このあまりに衝撃的な新作でもしっかりと展開されるのである。前作までと同様にイギリス人女流作家でありながらアメリカを舞台にストーリーを展開。ましてや、本書は一夜のできごと。そして舞台は動かず、真夜中の田舎道で動けなくなったキャンピングカーだけで展開する。舞台化するには最適なストーリーであり、それを狙ったわけではないだろうが、いずれ舞台化してもらっても十分に味わい深いだろうと思えるアクロバティックな仕掛けに満ちた一作である。 作品全体を通して登場するのが、高校生4人と大学生2人の一行。道に迷って踏み込んだ田舎道、キャンピングカーのタイヤが四つとも狙撃者によって撃ち抜かれることから物語は始まる。狙撃者は誰なのか? 狙撃者は何人いるのか? 誰がその標的となっているのか? 狙撃者の狙いは何なのか? 6人の登場人物だけで一夜だけのスリリングでミステリアスな物語を進行させるという、この作家ならではの力技が本書では炸裂する。 初のシリーズ外作品ながら一気に読者を物語に巻き込んでゆく腕並は、この作者ならではのものである。6人の登場人物のそれぞれに個性やヒストリーを持たせながら、彼らの疑心や葛藤を含ませた会話、行動を描きながら、狙撃者への恐怖に包まれた一夜の濃厚でスリリングな時間を描いて500ぺージ余。のっけから最後までずっと持続する緊張感。その中で徐々に浮かんでくる各自の個性、微妙な人間関係とその裏側に潜む隠れたストーリー。 なぜこの状況に彼らが陥ったのか? かれらはどうやってこの状況に決着をつけるのか? 解決への難易度の非常に高そうな緊張空間を作り上げて、なおかつそれぞれの葛藤を浮き彫りにしつつタイムリミット・サスペンスと、孤立し情報のない一夜を凄す荒野の6人を描く力業とも言える状況小説に、読者はページを繰る手が止まらなくなる。 ホリー・ジャクソンは不思議な作家である。イギリス作家なのに舞台は常にアメリカに置く。そして残酷な暴力描写を作中に置く割に、作品ジャンルはあくまでヤングアダルト小説である。どこか矛盾を感じないわけにはゆかないのだが、今のヤングアダルト分野はこういう切り分けとなっているのかと改めて知らされている思い。それにヤングアダルトなんてジャンルを取っ払ってもいいほどに、どの世代が読んでものめりこめる作風である。 あくまでキャラクターを描き分けており、その書き分けの背景にこの事件の真相を埋め込んでおくという仕掛けになっており、また全体が状況小説とでもいうような緊迫感に満ち満ちており、単発作品ならではの魅力で、シリーズ作家というレッテルから見事に脱け出したホリー・ジャクソンという稀有な才能やセンスを改めて讃えたくなるような本書は真の意味での力作であると思う。
8投稿日: 2026.01.25
powered by ブクログ人里離れた場所で何者かに狙撃され、孤立無援のキャンピングカー内で話が展開するソリッド・シチュエーション小説。 狙撃犯から、6人のうちの誰かが抱える、ある秘密を明かすように伝えられてからの展開はちょっと冗長すぎる気がしたけど、この辺りは海外小説ゆえなのか翻訳を通して読むからなのか。 それでもある出来事からラストまでの構成は意外性からどんでん返し、エピローグまでは一気読みさせられた。同作者の別作品も要チェックや!
0投稿日: 2026.01.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ラストで女性警官に撃たれ、手紙で締めるのが、著者らしい。 最初どちらが撃ったのか分からなかったが、トランシーバーを銃と誤認した警官が撃ち、娘の元へ無事帰ったで、何のフォローもないのは気になる。 黒幕が悪徳検事だっただけに、警官の誤射も警察ぐるみで隠蔽はないか警察も大丈夫かと。 自由研究シリーズ後のノンシリーズだが楽しく読めた。 コレでデビューシリーズだけでなく、実力を知らしめられた感じ。 あとがきの、まずはオリバーを殴ってから。話はそれから…は同意。 まさにそう思いながらクライマックスのページを進めた。 主人公の名前がレッドフォードでレッドフォードと言えば一番に思い浮かぶのがあの男性俳優。 レッドフォード・レッドフォードなんていうのもあるんだろうか。
0投稿日: 2026.01.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
期待して読んだだけに衝撃のつまらなさ… 最後の全部死亡で片付ける粗さや、謎の思わせぶり描写は一体…?狭い車の中の行動を誰がどこをすり抜けたとかいちいち書いてるのはミステリ的に意味があるのかと思ってたら全然なくて、単に文章が説明調にくどいだけかい!という驚き。
0投稿日: 2026.01.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何故こんなに評価が高いのか分からない。 自分がオリヴァーが嫌いすぎるから? 匂わせすぎるのもくどかった。 前作大好きなだけにすごく混乱した。
0投稿日: 2026.01.18
powered by ブクログところどころ翻訳もの特有なのか、文化の違いか、年代の違いかわからないけどめちゃくちゃ読みにくかった。何言ってんだろう?何だろうこのノリは?みたいな。でもキャンピングカーに閉じ込められて脅されて、発砲があってから緊迫感があって、どうなるのかドキドキして面白かった!最後の方ちょっと泣きそうになるほど。ずっとオリヴァーにイライラした。全ての元凶のあの人は、裁きを受けて欲しかった‥!
1投稿日: 2026.01.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2026年、一冊目の読書。 (正確には年末から読み始めて、今日読み終わった) 自由研究には〜のシリーズが好きだったので、楽しみにしていた作品。 道に迷い、正体不明の狙撃者に狙われ、キャンピングカーの中に閉じ込められた6人。 この中の誰かが抱えている秘密を明かせと要求され、1人、また1人と秘密を明かしていく。。 正直、途中で中だるみをしてしまったが、終盤は一気に読み進めて、最後主人公が撃たれて母との思い出を回想するシーンには涙した。 ただ、狙撃者の仲間だった人物は、明らかに怪しかったから、やっぱりな、という感じで意外性はなかった。ここにもう少し意外性があればもっと面白かったかな。 突っ込みどころはいくつかあるが、映画になりそうなエンタメ性の高い作品だと思った。 そういえば、多数決の投票のシーンで、主人公を外に出す(=死)の方に投票したもう1人の人物は誰だったんだろう。。私は親友のマディな気がしたな。
0投稿日: 2026.01.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ある意味同時間並みに一気読みすべき作品。キャンピングカー搭乗者の誰かが外の狙撃者と通じているが、得てして狙撃者が暴走し、自由研究の最終巻の緊迫感が全編にわたり維持されることで、サスペンスフルなページターナー状態となる。一方で搭乗者の1人オリヴァーのエキセントリックな態度はあまりに極端な独善で読み手を全員敵にしてしまうのはなかなかすごい。事件が起きた理由自体はさもありなんという内容で、結構な無理設定ではあるが、一夜の凝縮な物語としてしっかり読ませる。
2投稿日: 2026.01.05
powered by ブクログ以前に読んだ、自由研究の3作品が非常に面白い物語だったので、読みました。 期待をしていた通り、面白かったです。 若者のそれぞれの人間性が交差して、脱出計画や秘密探しが進んでいく感じでした。 ただ、オリバーが自分以外の考えを受け入れなかったり、強行突破して不幸を起こしたり・・・。 久々にこんなクズキャラにあった気がします。
11投稿日: 2026.01.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
非常時のリーダーが勢いだけのチンパンジー系マッスル男子が足枷なのは洋画でもあるあるパターンだねー ストーリーは面白いんだけど盛り上がるまでがダラダラしていたのと、展開が遅いのがあまりのめり込めずでした。 一度読まされた内容を反復が多く目立ちくどかったです。 主人公が頭で考えたことをまた説明するみたいな。 ストーリーが止まるような主人公の回想も多くてテンポが悪いなーと… ちなみに、真の犯人を一瞬で殺したことには納得いかないなー…私が娘なら。 勝手なことしてくれんなよ!ってキレそう… 仕事も含めてプライドの高い人だろうから、世間に悪事を公表し思いっきり落としてからの死刑ならよかったんだけどー…
4投稿日: 2026.01.04
powered by ブクログ「自由研究には向かない殺人」三部作を読んで好きな作家となったホリー・ジャクソン。 その最新作ということで、かなりページ数は多いものの正月休み中に読もうと購入。 あらすじはいかにも、といった形で春休みに出かけたキャンピングカーの時に狙撃されて、夜明けまでにその中にいる誰かの秘密を明かせという要求が。だれが、どんな謎を抱えているのか? 話自体はパニック小説のように見える。狙撃され、どうにか犯人の居場所を特定しようとしたり、脱出を試みたり……。 特に主人公の一人称視点で進むのに、この主人公がなにか信用できない語り手なのもより不安を感じる。 でも、やっぱり誰かの秘密に向き合わないといけない時がくる。 そして、徐々に明かされていく謎は、どんどんより大きな謎に集結していく……。 主人公のレッドの過去がなにか、"今"にどうむすびついていくのか。 極限状態での心理状態や人間関係、伏線がどんどんと回収されていく様が描かれる様子がすごく、ページを捲る手が止まらない。 オリヴァーはくそ、翻訳者と同じ気持ちで良かった。
1投稿日: 2026.01.04
powered by ブクログ前半はヤングアダルト感が強くて、今回のは自分に合わないな...と思ったのですが、 読み進めていくうちに緊迫感が増していく。4人に起きた事柄が重大さを増すにつれて前半から描かれていた4人のキャラ(嫌な奴は嫌な奴らしく)と秘密(それぞれに何かあるなと思わせて)が増幅されてぐいぐい引き込まれ、最後は一気読みでした。
20投稿日: 2025.12.31
powered by ブクログ500Pを超える大作だった。 主人公のレッドは春休みに友人3人とお目付け役の大学生カップルとキャンピングカーで旅に出る。 途中道に迷い未舗装の場所へ入ってしまい、そこで狙撃を受ける。 タイヤはパンクされ、燃料タンクも狙撃され空っぽに。外には狙撃犯。要求は6人の中で抱えている秘密を暴け、というもの。 閉じ込められた車の中で極限状態に陥っていく姿と要求されている秘密は誰のどんな秘密なのか、狙撃犯は誰なのか… 終盤になるにつれ想像以上のオリヴァーの変貌ぶりとどんどん秘密と真相に近づくワクワク感が止まらなかった。 たくさんの人が撃たれましたね… 結末は、もう今後6人が集まることはないでしょう。
14投稿日: 2025.12.27
powered by ブクログ『自由研究には向かない殺人』のホリー・ジャクソンの新作。 高校生のレッドは友人のマディ、アーサー、サイモンの3人と、 お目付役の大学生でマディの兄オリヴァーとその彼女レイナ の6人で キャンピングカーに乗り旅行に出掛けていた。 だが人里離れた場所で何者かに狙撃され、車に閉じ込められてしまう。 午前零時、狙撃者から連絡が。 その人物は6人のうちの誰かが秘密を抱えている、 命が惜しければそれを明かせと要求してきた。 制限時間は夜明けまで。 ハラハラしっぱなしの展開だった。 とにかくオリヴァーのクソ野郎っぷりに終始イライラさせられたが、 二転三転する秘密の内容に、しっかりと最後まで楽しめた。 『自由研究には向かない殺人』シリーズでもそうだったが、 一見、ティーンたちの他愛もない青春模様と見せかけて、 実はそんな甘ったるい部分を意外と見せない作風。 ラストの展開が駆け足過ぎて少し拍子抜けしたが、 全体通して飽きもなく、最後までハラハラさせられる良作。
1投稿日: 2025.12.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった キャンピングカーに中での高校生6人による 密室劇 外にはライフルを持った男が狙っている 「夜明けまでに秘密を話せ」という すごく抽象的な要求
0投稿日: 2025.12.21
powered by ブクログドキドキしながらあっという間に読み終えた。 「自由研究には向かない殺人」を読んだ時は皆の評価ほど好みでは無かったので、この作品には驚かされた。仲良しの6人組だったはずが、切羽詰まった時、それぞれの本性が見てられないほどに、あぶり出される。本当の勇気もジャッジされる。 そんな中、未熟と言っても良いほどの若者の幼さと純粋さも垣間見られて切ない思いも感じた。
1投稿日: 2025.12.20
powered by ブクログ自由研究には向かない殺人のシリーズが大好きなので読んでみた。面白かった。 初めすこしダラダラするなと思ったけど怒涛の展開
0投稿日: 2025.12.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
物語が進み出すのがかなり後になってからなので、そこに行きつくまでが長くて長くて…… 何度も心が折れかけた。 主人公のレッドが何度も「この秘密だけはバレちゃいけない」っていうのがそういう理由だったのか〜と、衝撃はあったけどとにかく前置きが長すぎて気持ち半減だった。 「自由研究には〜」シリーズの方がストーリーの進むテンポは良かったと思う。 結末はなんだか後味悪いというか、一気にみんなの人生が狂ってしまったなぁというかんじ。 オリヴァーは海外作品特有の嫌な白人て感じでめちゃくちゃイライラしながら読んだけど、思わぬ結末で因果応報とはこういうことかと。 今回の件で一番しっぺ返しをくらってるなぁ。 マディとレッドの友情もどうなるのか、、 気まずいどころじゃないと思うし。 アーサーとは再開するのだろうか、、? レッドはきっと警察には言わないと思うけど、アーサーとの関係を続けることもなさそうだなぁ。 普通に出会ってたらいい恋愛をできただろうに… ほんと、一夜でこんなに人生が変わることがあるんだなぁ…と思わされた作品でした。
2投稿日: 2025.12.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公の性格がいまいち掴めず、最初は読むスピードが遅かったけど狙撃者からの連絡が入ってからは急展開の連続で一気読みしてしまった。 レッドのお母さんのこと、狙撃者の狙いの秘密と何か関わりがあるのかな?となんとなーく思ってたら最後にそう来る?!って!! 確かにチャイムの音の下りがあって、でもお母さんが亡くなった現場は住宅街じゃなくて…… マディがRVの外に出ていくまでのレッドの心情は泣きながら読んでしまった。 海外ミステリーか〜ぐらいの気持ちで読んだけどすっごくおもしろかった!読んで良かったです
0投稿日: 2025.12.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読んでる間中、体にずっと力が入ってしまうほどサスペンスフル。一気読み。 解説「誰かオリヴァーをぶん殴れ。話はそれからだ」には同意 笑 エンディングでレッドが撃たれるのは想定外。キャサリンとオリヴァーは殺されないで法的・社会的制裁を受けてほしかったけど、アーサーの手紙を読んでこういうケリの付け方もあるかなとは思った。 アーサーがカッコよく見える。厳しい環境に育ち、取った行動も正しいとは言えないけど。レッドとのユーモアのセンスも好きだった。二人は再会するのだろうか。
1投稿日: 2025.12.14
powered by ブクログ最初の十数ページは遅々として進まず、読みたいと思えず。 ホリー・ジャクソンどうした⁈と思ってしまうほど。 でもやはりホリー・ジャクソンはホリー・ジャクソンだった。 中盤からは想像を超える展開でハラハラしながら読み終えた。 レッドとアーサー。 会えてたらいいな。
2投稿日: 2025.12.07
powered by ブクログ因果応報。 主人公レッドの、母親を亡くしているという設定自体が既に過酷。 途中、レッドのYESに入れたのオリヴァーの他あとひとりだれだったんだろ ガンパレって思った。アーサーも。
5投稿日: 2025.11.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
協力者は割とわかりやすい。伏線となる描写が繰り返し出てくるので。 ただ、もうひと段階、真の黒幕は予測できなかったなぁ。ひどい工作だったわけだ。 投票でYESに入れたもう一人が明かされない。読了するとマディかな?と思うのだけど…
1投稿日: 2025.11.29
powered by ブクログいやぁおもしろかったー!どんどんのめり込んでしまう。ティーンエイジャーらしい葛藤や行動がいい。 まじでコイツくそだな!!とずっと思っていたけどまじでなんでみんな言う事ちゃんと聞くのさ(笑)私だったら1発どころか何発殴っても足りないくらい。 いろんなところが繋がって、クライマックスが最高だった。
0投稿日: 2025.11.27
powered by ブクログまるで面白いサスペンス映画を見ているような没入感、納得のいく伏線回収、そしてロマンス? スマホや監視カメラ技術の進んだ現代における陸の孤島の作り方が秀逸 からんでくる刑事事件の内容がいかにもアメリカという感じで興味深い これはおすすめできます
0投稿日: 2025.11.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ひさびさに、ページをめくる手が止まらない!という体験をした。 超級のく◯野郎に長いことイラつかされた(稚拙な防御策をこんなに細かく描く必要あるの?も含め)そ の後の急展開と伏線回収。 よき人たちが強く賢く生きてほしいと願う青春小説と最後には思わせてくれるが、全体的にはひどい話し。 この作者の3部作も、読み終えたあとは否定的になったのだが、おもしろいのは確かなので、今後も読んでしまいそう。
1投稿日: 2025.11.23
powered by ブクログキャンピングカーで旅行に出かけた高校生4人とその1人の兄のカップル大学生2人。 人里離れた場所で狙撃され車に閉じ込められ、狙撃者から6人のうち誰かが秘密を抱えている、夜明けまでにその秘密を打ち明けろ、という要求が。 さすが「自由研究には向かない」シリーズのホリージャクソン、高校生主人公のミステリはこの人ほど上手い人はいないんじゃないなと思える非常に良くできた作品です。 大人になりきれていない、でも子供でもない。親友にも弱みは見せられないし、家庭の事情を全て晒すのはプライドが傷つく。上手くやってると思った人間関係をすぐにダメにしてしまう自分に嫌気がさしてしまうレッド...ハグしてあげたい気持ちになります。 閉じ込められた中、互いに疑心暗鬼になって緊迫した状態に... しかし。 途中からずっとオリヴァーをぶん殴ってやりたいと思ったのは私だけではないはず!
1投稿日: 2025.11.22
powered by ブクログ狙撃手に狙われ、キャンピングカーに閉じ込められたティーンエイジャー6人。生き残るには、「誰かが抱える秘密」を明かさなくてはいけない。疑心暗鬼の腹の探りあい、曝け出されていく本性と、展開が進むほどヒリヒリするサスペンスの体を成していく。青春小説の趣もあって、程よいエンタメを感じられる作品だった。
1投稿日: 2025.11.18
powered by ブクログ献身的に寄り添ってくれる男の子、家族同然の親友、そしてその家族など。前作と同じような人間関係だな、と一番に思った。 文章は読みやすく展開もスリリングで面白いんだけどもね。 魅力的な男の子書くのは上手いけど、友情がいつも希薄なんだよなあ。 あと、とんでもなく嫌な奴が一人は居る笑
0投稿日: 2025.11.17
powered by ブクログ前の「自由研究には向かない殺人」シリーズと設定は違うけど骨格が似ている。 どちらも主人公はハイティーンの女の子。真摯に守ってくれる男の子がいる。(前シリーズはラヴィ) 「ハンガーゲーム」もそうだけど、欧米のYA小説ってスリルと流血があり、どす黒さを感じて大人でもハラハラする。 この本が(前作も)創元推理文庫で出てるのもうなずける。
36投稿日: 2025.11.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これは、罪悪感の物語。 いやーおもしろかった… 深夜RVに閉じ込められた6人、生き残るには6人のうち誰かが抱える秘密を明かさなければいけない。 あらすじからもうたまらないし内容も緊迫感ある展開。 でもその一方で紡がれる主人公レッドが母親と交わしてしまった最期の言葉の後悔。わたしのせいでという罪悪感。 絶対6人それぞれの視点の章があって、それぞれの背景なんかも明かされるターンがあって…て想像してたらそういうのはなくて、序盤からどういう秘密なのかってのは一貫しててそこは日本の作品との違いなのかなーと。 日本の作品だったらサイモンのターンもきっとあったと思うんだけど、サイモンには結局一度もスポットは当たらなかったし、このひとがもしかして秘密を…?みたいな疑心暗鬼ターンもなかった。 あとオリヴァーが一貫してカスすぎた。 レッドは主人公補正で無事だったけどマディが気の毒過ぎた… でもそんなオリヴァーのカスさがあったからこそのこの物語の盛り上がりだからな… この先どうなるの?というハラハラな展開を楽しませつつ、でも読了後は、愛する人と交わす言葉は後悔のないようにしなければ、と決意もさせてくれる良作。
5投稿日: 2025.10.30
powered by ブクログRV車ですキャンプに行く途中何者かに誘導され狙撃される6人。犯人の要求は秘密の暴露。それぞれが心の奥に隠している問題が明かされ、またスパイ疑惑などどんどん険悪な空気になっていく状況がリアルに描かれている。そして思いがけず過去の出来事の真実まで明らかになる。 自由研究とはまた違った面白さです。
6投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった! マイク凄すぎとは思った。 オリヴァーはクソすぎ。 レッドは開始数ページで、ADHDか?と思ったら、ASDもあるようなキャラらしいと察した。ハーバードの話したらオリヴァーが固まったのウケる。 ハーバード行って欲しい。アーサーと結ばれてほしい。合法で大金を作るやり方を見つけ出してくれ。 オリヴァーとキャサリンが死んだのはほんとによかった。報いを正しく受けた。 司法に委ねるべきでは?とは思うが。 前三部作もそうだけど、司法も信用してないよな、この作者。やや私刑賛成派の考えが根底にある。 このキャラならそうするだろうで動いてて面白かった。 マディがもうレッドのお世話したくない!って、いつレッドにブチ切れるかハラハラしてたけど、そうはならんかった。 みんな罪悪感があって良い。 オリヴァーは無い。改竄して自分は悪くないと思い込もうとしてる。 後悔ならあるが、申し訳なさが無い。 最後に女性警官がレッドを撃ってしまったシークエンスが入るのは、レッドが命に対して命で償おうした、ということかな。 そして、マイクにこれ以上人殺しをさせないという意思。 アーサーは人殺しをしてしまったが。 レッドはキャサリンを殺してくれてありがとうと言うだろうか。 マディは? 感謝はしないだろうけど、許しはするんだろうな。 その距離感が良い。
2投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログ一気に読ませるのは確かだが、現実的には無理がある展開だろう。デビュー作のような青春モノと思うと間違いで、第3作のどす暗さが再び。
0投稿日: 2025.10.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
夜中の数時間の出来事なのに、ほんと怖かった。 ティーンエイジャー版のゴッドファーザーか(笑) 6人が余裕で乗れるキャンピングカーで起こる事件って、壮大なアメリカならではのストリー展開だ。 疑心暗鬼になっていくメンバーたち、抱える秘密がどんどん変化するところが見どころ。 しかし、結末が救いがあるというものの、生死の分かれ目がなんだか納得できるような出来ないような微妙な余韻。
7投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログYA作品。サスペンスとしては物足りず、デビュー三部作ほど夢中になれなかった。 小説よりも漫画で読みたい。それぞれのキャラが際立ってより面白そう。
0投稿日: 2025.10.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
イギリスの作家、ホリー・ジャクソンのノンシリーズ作品。中編(だけど一冊)を含めると邦訳5作目。 高校生4人と大学生2人の6人がキャピングカーで旅をする。迷い込んだ先で狙撃され、車の中に閉じ込められることに。どうやらある一人が秘密を持っており、朝が明けるまでその秘密を打ち明けなければ、全員の命が危なくて… 後半の加速度と意外な展開、真相は非常に良かった。今年の作品で言うと「ハウスメイド」や「デスチェアの殺人」並みにリーダビリティが高く、読みやすさと相まって一気読み必須。 なのだけど、何故星4かというと、狙撃されていることがわかるまでもが結構長いし、誰の秘密がキーなのかを調べ始めるまでも長い。 加えて、犯人により作られた密室の中での推理合戦を期待すると、思ったほどその展開にならず肩透かしを喰らう。 更に一番の原因は、あるキャラがいくらなんでもクソすぎて、読んでいる最中ずっとイライラしっぱなしだった。最初は視点人物であるレッドのウジウジ加減もキツかったが、そんなことが吹っ飛ぶほどの酷さ。もちろん、作者の意図どおりで、ここまで感情を揺さぶる人物描写は凄い。のだけど、それとこれとは別というか、読んでいて気持ちがいいものではなかった。 本当にいい作品で、読み始めると止まらなかったのだが、好みに合わなかったかなぁという。残念。
15投稿日: 2025.10.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
半分くらいまでは長いな〜と思って読んでたけど、後半ページをめくる手が止まらなかった! オリヴァーが終始胸糞悪いんだけど、オリヴァーがいるから話が面白いんだよなぁ… 個人的にはオリヴァーは死なず、信じたママの悪事を知って、自分のやってきたことを反省してほしかったってか、うわ俺恥ずかしーみたいになってほしかった。
1投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログ「自由研究には向かない殺人」シリーズのホリー・ジャクソンの新作ということで飛びついた。 キャンピングカーという密室の中で姿なき犯人を巡る息詰まる攻防と、隠された「秘密」とは何か、という二重のサスペンスにのめり込んだ。さすがにこの作者は物語の構成がうまい。 ラストの伏線改修も爽快。この作者には今後も引き続き期待。 物語がほぼキャンピングカーの中とその周囲だけで展開するので、映画化にはうってつけの題材。 「自由研究・・・」と同様、一見良好な人間関係の裏のドロドロしたものを描くのはこの作者の特徴ですね。 またやはり前作と同じく、女の子同士の友情の絆が強調されているのは女性作家らしいなという感じ。
0投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった。 が、前回の三部作同様重い… これでYA(ヤングアダルト)小説とは。 予想しつつ読み進めていて、役割ごとに目星をつけてた人物は当たってたけど、予想外なとこもあったし、それぞれの人物の役割がうまくおさまってる 感じがした。 とても厚い本で、正直事件が起きるまでは少し集中できなかったけど、事件が起きた後は一気読みだった。 ずっと主人公目線のリアルタイムで物語が進み、過去のシーンになったり、別地点の話は一切なし。 それがスリリングで読むのをやめられなかった。 最後、悪い奴は捕まったけど、スカッとハッピーエンド!とは思えなかった。 物語のラストとしての評価ではなく、胸糞な登場人物がどこまでもクソだったこととか、主人公と幼馴染のこの先とか、胸に重くのしかかる読後感だった。
1投稿日: 2025.10.08
powered by ブクログ前作が好きで買ったけど、思った程ではなかったなぁ。 最後の方が駆け足だったし、犯人の描写が欲しかったなぁ。
0投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログ前作からの作者のファンですが、この作者、ストーリーを引っ掻き回し読者をイライラさせる嫌なやつを描くのが上手すぎる!!このキャラクターのせいで何回も今日はもう読むのやめようかなに何回もなって中々読み進まなかった! それでもストーリーが進むば続きが気になって、ブツブツ某登場人物に文句を言いながら読み終えました。 秘密と罪悪感を抱えても、せめても大切な人や周りの人を守りたい、良き人でありたいと密かに願って行動しようとする人達が結果的には辛い思いをする展開がズーンと来てしまった(某登場人物との対比でますます) 子供にとっての親の存在って良い意味でも悪い意味でも強すぎて、、、10代なんて特にだよね。 レッドが罪悪感から解放されて、お母さんとの思い出を良い思い出として取り戻せて良かった。 色々あった悲しみは拭えないけど少し希望をもてるラスト好きでした。また次回作を楽しみにしてます。
1投稿日: 2025.10.04
powered by ブクログほとんどワンシチュエーションもののミステリー・スリラー。「自由研究には向かない殺人」は結末でやりすぎ感があり、これもちょっとそんな感じ。読んでる間中イライラするし。おかげで読み始めたら止まらなかった。
0投稿日: 2025.10.03
powered by ブクログ久しぶりにめっちゃ面白くワクワクして楽しかった本に出逢えた。 主人公はメンヘラでイライラしたし、 登場人物の1人が本当に嫌な奴でストレス溜まったけど ストーリーはなかなか良き。 閉じ込められた感がいい! 寝る時間がおしく感じたのも 早く続きが読みたい!と思えたのも なんかいいね〜·͜·ᰔᩚ
5投稿日: 2025.10.03
powered by ブクログキャンピングカーという 狭い空間に閉じ込められた 6人の若者たちが 「秘密を明かせ」と見えない敵に脅され お互いに疑心暗鬼になっていく心理状態は 緊迫感があって面白かった。 少し残念だったのは 主人公の思慮深さにより 余計なことまで多く語りすぎていて それは 幼さや不安の意味なのかもしれないけれど せっかくのスピード感を滞らせていた。 そして、その割に 事件の結末はあっさりと唐突すぎた…
4投稿日: 2025.10.01
powered by ブクログ春休み、キャンピングカーで出かけた高校生4人とお目付け役として同乗させられた大学生のカップルが主人公のミステリー。人里離れたスマホの圏外の山中で何者かに狙撃されてしまい、運行不能の車中で6人は犯人から誰かが抱えている秘密を暴く様に告げられる。 密室と限られた時間が皆にプレッシャーを与え続ける。紙面の多さに比べて内容は少し物足りない様な気がした。「自由研究には向かない殺人」は超えられなかった。
14投稿日: 2025.10.01
powered by ブクログ『夜明けまでに誰かが』読了。『自由研究には〜』とは全然違う、クローズドサークルサスペンス‼︎ 治安悪い、銃普通に持ってる、人間関係のギスギスさが日本と違う、なのでキャンピングカーで狙撃に狙われる怖さがリアル。後半の怒涛の展開も良い。舞台で見たいな。
0投稿日: 2025.09.30
powered by ブクログ今やヤングアダルト向けスリラーのトップランナーとなったホリー・ジャクソンの『夜明けまでに誰かが』を読みました 上質のサスペンススリラーに青春小説を掛け合わせた本作は、まさにホリーの真骨頂であり、またしても読み逃せない一冊に仕上がっています さて、本作ではうわーなんかいい感じにそれっぽいレビュー書いてみようと思ったけどやっぱ無理ー 仕切り直し うん、でねスリラーなんちゃらは置いておいて、わいが本作を読んで、すごく感じたのは「遺伝」って本人の性格にどの程度影響するのかな?ってこと ほらよく言うじゃん「この親にしてこの子あり」みたいなさ 子どもの性格が親に似るって当たり前にあるやん 例えばうちの長女はママそっくり、ママはお義母さんそっくりなんだけどwいや笑い事ちゃうねんマジで それってさ、やっぱDNAの仕業なのかな?それとも間近にいて、親をお手本に育ってきた「環境」のせいなのかな? まぁ、両方なんだろうな〜 はいはい、本作では主人公レッドの親友マディのお兄さんでオリヴァーという大学生(主人公は女子高生)が登場して、グループのリーダー役を務めるんですが、これがもう見事に嫌なやつなんよ! ホリーの造型凄すぎてね よくここまで嫌な奴を作りあげたな!っていう しかもだいぶアホ、自覚のないアホ で、この性格ってやっぱり母親から来てるんだろうな〜っていう裏側を想像させる素晴らしい作品でした(評価のポイントがそこ?) ちなみにわいの性格は95%くらい母親ですw
70投稿日: 2025.09.30
powered by ブクログ2025/9/28読了 H・ジャクソン、『自由研究』シリーズから趣はガラリと変わって、今回は密室&タイムリミットサスペンス。前半、なんとか脱出しようとジタバタしている割には、話が進まんと思っていたら、後半(午前3-4時〜)の本格的な“秘密”の探り合いに移ってからの怒濤の展開よ! そして、終始場を仕切ってい(る積もりでい)たオリヴァーのまぁムカつくこと。自分がリーダー、自分が常に正しく失敗はあり得ず失敗したら他人の所為、皆自分に従うべきでそうしない奴は排斥すべき敵である。こんな奴が調子に乗ってロクに頭も打たず(失敗する、恥をかく、挫折を味わうの意であって、勿論“撃たれる”コトではない)、性根を入れ替えないままに歳を取ると、某大統領みたいになるんだろうか。 (以下、ネタバレ内容 特に未読の方は、ご注意を!) ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 読み終わって思い返せば、ゴティ家然りラヴォイ家然り、親の罪(ゴティは、マンニーノ殺害に関与してなかったけど、犯罪組織の構成員という時点でアウト)の報いが子に向かい、新たな悲劇を生む構図はまるで横溝正史。よもやジャクソンさんの蔵書に、Seishi Yokomizoがありはしないだろうけど。 そして、この物語での一番の被害者は、(まぁ、間違いなくオリヴァーが、自分だと言い張るだろうが)愛する家族を奪われた上に、信じていた人達に裏切られ、それらの傷を抱えて生きることになるレッドだろう。極限状況下での選択を迫られ続けた彼女は、最後にアーサーから提示された選択肢に、どう答えたのだろう?
43投稿日: 2025.09.29
powered by ブクログプロローグ 『自由研究には向かない殺人』は、勿論知っていた 知ってはいたが、なんとなく題名が気に入らず スルーしていた作品及び作家だ その名もホリー・ジャクソン! てっきり男性かと思っていたら女性作家である しかもイギリス人作家 イギリスのミステリー作家恐るべしである 自身にとってイギリスミステリー作家の 新たな扉を開く瞬間であった!!! 本章 『夜明けまでに誰かが』★5 mariさん、akiさん、1Qさんの本棚から いゃ〰素晴らしい 舐めてた〰 やられた〰 もっと早く読めば良かった〰 でも読んで良かった〰って感じ❢ 密室のRV車、所謂キャンピングカーの中で 6人の学生が繰り広げる疑心暗鬼の群像劇 大どんでんに次ぐ大どんでん返しに我も忘れて 興奮しっぱなし&放心状態で瞳孔が開きっぱなしに なるほどサイコーに唸ってしまう作品であった エピローグ 行きつけの喫茶店と本屋を巡り、 老後のおじいちゃんのような日曜日を過ごした でも、心の中は充足感に包まれている 真夏に戻ったかのような蒸し暑さだが 読了の興奮が更に暑さを助長する 帰りにアイスでも買おう そう思い帰路に就いた 完
58投稿日: 2025.09.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ホリー・ジャクソンの他作品、「自由研究には向かない殺人」をNetflixで拝見して興味を持ち、購読。読んだ感想として初めに出てきたのは、帯の広告が過剰というものだった。帯にある極上のサスペンスという文言やあらすじを読み、私は、長編にわたり、車内という狭い閉鎖空間による疑心暗鬼に陥った六人の腹の探り合いが行われるのだとそう考えていた。 実際に、その通り中盤からは各々が抱える秘密が暴かれ始める。楽しみが待っているはずの旅行が一転しまるで戦場のように気の抜けない場になるギスギス感、中盤の老夫妻の登場シーンや、ラストシーンの主人公を思わず応援したくなるような展開は、語りが非常に上手いからこそなせる技だと感じた。 しかし、それと比較して、ただただ傲慢で薄っぺらいキャラだったり(緊張感を生むために必要だとは思うが、カタルシスのために消費されるのがあからさますぎる)、序盤のやたら長い車からの脱出パート(ここで犯人が2人だと明かされる→内通者がいるのではとなる なので先入観にとらわれ、そのまま脱出が不可能に感じたままになるのは見事に感じた)のわりに腹の探り合いがすんなり終わる点、あと犯人が舞台装置になりすぎてる点にはちょっと違和感があった。それらからこの帯は言い過ぎでは...というふうに思ってしまった。 でも振り返ってそう思うだけで、読んでいる際に、怖いシーンは確かに怖かったし、極上ではないかもしれないけど、しっかりサスペンスはしてたし、号泣はしなかったけど、主人公の感情に共感もできて、読んでて面白かったです。まだ自由研究の続きを読めてないので、そのうち読みたいです。
0投稿日: 2025.09.26
powered by ブクログキャンピングカーで目的地に向かう六人の若者たちは、その途中で何者かに狙撃される。車は動かず周りには人家も何もなく携帯の電波は圏外。そんな中で正体不明の狙撃者は、若者たちのなかの誰かが抱える秘密を明かせと要求する。息もつかせぬ展開のサスペンスです。 母を悲惨な事件で亡くしたことに未だ囚われている女子高生のレッドが主人公で、彼女の目線で物語が進みます。最初からレッドが秘密を抱えていることは明らかなのだけれど、しかしそれは狙撃犯の目的とは思えないらしく、また他のメンバーにも秘密はありそうな気配が。なんとかして狙撃犯の裏をかこうとする彼らの奮闘、そしてやがては彼らの間に巻き起こる疑心暗鬼と軋轢。どこをとってもサスペンスフルな展開なのですが、ラストの展開が怒涛すぎて愕然としてしまいました。あまりに残酷な物語、だけれど救いがないわけではない、かも。 主な登場人物が六人だけで物語が進むので、彼らのキャラクターの描写も事細かで没入感があります。解説で述べられているように、私もとりあえずあいつをなんとかせい、って思いながら読んでましたよ(笑)。そしてレッドの苦しみがあまりにつらい。しかし彼女が最後にとった行動……これはあまりに感動的でした。あの状況でそれを思いついて実行できるのは、心に傷を負った彼女以外にはないでしょうね。そして彼女が何をしようとしたのか、わかってくれた人がいたことにも安堵しました。
1投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログ友達とのキャンプやドライブがトラウマになりそうな一作だ。仲間と青春を謳歌するが如く楽しい気分で出かけたのに、パンクするわ、銃は飛んでくるわ、車に監禁状態になるわ、仲間割れするわ、本当に最悪だ。そして、敵は見えないし、要求がわからないし、終わりが見えない、底なし沼。 口語的な言い回しが多く、ポップなノリなのに、内容はドロドロで、なかなかのイヤミスぶりが、自分好みだった。
14投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログ一緒にキャンプに向かう6人が、車中で進路を絶たれ、しかも誰かが秘密を言わないと命はないという状況。 スリリングで終始はらはらした。6人の人物描写がしっかり描かれているため、レッドは気弱で自分に自信がない性格だとか、オリヴァーは皆のリーダー的人物だけど自己中で鼻持ちならない奴だとかが徐々に分かってくる。 犯人側の要求は、秘密を言うことなのだが、誰が言うのかまでは教えてくれない。だからこそお互い疑心暗鬼に陥ったりするところが上手いなと思う。 本当は、誰が秘密を言うか犯人が指名してくれれば、もっと早く解決への道を辿っていたのではとも思うが…。 いやでもやっぱり、最後までいろいろあったからこそ、オリヴァーのあの一言により事件の真相が分かっていったんだよなぁ。 しかし、事件の真相に絡む人物は意外だった。意外だし、レッドの気持ちを思うと信じたくなかった。 自分の信じていた人物に裏切られたというショックはこの先消えることはないだろう。
1投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログとにかくホリージャクソンさんの本は場面展開がぱぱっとしていて読み飽きないので大好きです。 翻訳なしで読んでみたいなと思いました。
1投稿日: 2025.09.18
powered by ブクログ自由研究シリーズ読後に本作を手に取った為、期待値はかなり高かったが、とにかく冗長という印象。スピード感を感じさせる作品でないことは理解しているが、テンポの良い展開はクライマックスに向かう最後半だけ。車内に監禁されているにも関わらず、当事者である犯人側とのコミュニケーションが少なく、オリヴァーの利己的で単眼的な脱出策を繰り返し読まされるのは正直苦痛だった。最後アーサーがレッドに宛てた手紙も感情移入出来なかった。
1投稿日: 2025.09.17
powered by ブクログ私には密かに夢があります いつの日か、全長31フィートのキャンピングカーでぶらぶら〜と旅をしてみたいです ところで31フィートって何メートルなの? 教えてグーグル先生! (31フィートは9.449メートルです) ハイエースの一般的な「標準ボディ」モデルが約全長約4.7メートルなのでほぼ倍の長さ デカ!Σ(゚Д゚) 運転できるか? ま、そのときは最近バスの運ちゃんの資格を取得したひま師匠に運転をお願いしましょう (一門の慰安旅行か!) これで今のところ参加者は2人 6人まで参加オッケーなので、私も!っていう人は言ってくださいね (一門所属でなくても可です) ただし、参加資格は誰にも言えない秘密を抱えている人に限ります (そうしないと物語の舞台が整わないので) ま、誰だって秘密のひとつやふたつあるのがふつうでしょう ほかの人よりもすっげぇ秘密を抱えた人お待ちしています! それから、参加したらキャンピングカーに閉じ込められます (ひま師匠のオヤジギャグの強制的に付き合ってもらうことになります) で、ライフルで命を狙われる可能性ありです 悪しからずご容赦くださいm(_ _)m
57投稿日: 2025.09.12
powered by ブクログ待ちに待ったホリー・ジャクソンの新作!! キャンピングカー内に閉じ込められた6人の内 『誰かが抱える秘密』を暴かなければ 助からないという緊迫感。 3分の2までは少し単調すぎたけど 最後はみんなの秘密が次々に明かされ一気読み! 明かさなくても良い人が明かしてしまう 極限状態はやはり面白かった。 誰もが秘密を抱えて生きているし 誰だって過ちを犯すこともある。 大矢さんの解説まで読むとすごくスッキリした。 「自由研究〜」ファンとしては 申し訳ないけどピップに会いたくなってしまった! 元気にしてるかなー?笑 あとこれを翻訳している最中の 翻訳者:服部京子先生と直接お会いし 翻訳で苦労した点など聞けたのは宝物。 次回作も楽しみに待っているので またよろしくお願いします!!
29投稿日: 2025.09.10
powered by ブクログ面白かった。 後半に向けてどんどんテンションが上がっていく。誰が犯人? 誰が共犯? 最後はあぁそう来たか!? 自由研究シリーズも良かったけどこの作品も凄かった。 この作者の次作を早く読みたい。
2投稿日: 2025.09.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
・あらすじ レッドは友達3人、親友マディの兄とその恋人の6人でキャンピングカーに乗って旅行していた。 だが目的地に着く前に迷ってしまい、山奥で立ち往生してしまった。 抜け出そうそうとした時にキャンピングカーは銃撃される。 そして銃撃犯は6人に対してある要求を突きつけてきたのだった。 ・感想 面白かったーー! 語り手である主人公のレッドも何かを隠してるから信用できない中で物語が展開していくし、真相が気になる事に加えオリヴァーのあまりのクソさで、終盤までは結構読み手に高負荷かかる作品だと思う。 ストレスですっごいジリジリしながら読んでたけど終盤に怒涛の展開で一気読みした。 また夜ふかししてしまった…。 読みながら色んなパターンを想像してたけど、真の黒幕に関しては予想が的中。 決してハッピーエンドではないけど2大クソキャラの迎えた結末で溜飲が下がったところはある。 レッドが撃たれたあとのお母さんとの回想シーンでは泣いてしまった。 お母さんと交わした最期の会話でずっと後悔してるキャラクターに私は弱い…こういう場面はすぐ泣いちゃう。 相手がお父さんだと泣かないんだけど() お母さんが自分を愛し、そして自分もきちんとお母さんを愛していたんだと思い出して自分の中の苦しみを昇華するシーンというのはどの作品で読んでも涙が出る。 あの手紙を受け取ったレッドはどうするかなーそういう想像ができる余地のある終わり方も良かったな。 そしてレッドが車から降りる方に投票したのは誰だったんだろうか…アーサーではないという事しかわからない。 そういうじんわりした悪意を残したままなのもまた良し。
4投稿日: 2025.09.07
powered by ブクログ半分過ぎくらいからもう読むのが止まらなかった。こんな一気読みは久々だ。 こんな話マジでどうやって思いつくのよ?! 車が動かなくなってから最後まで基本的にずっと緊迫してるんだけど、狙撃手との攻防パートと内輪揉めパートという2種類の緊迫メニューがタイミング良く交互に提供されてダレることなくずっとおもしろかった。 極限状態に置かれたことで普段の人間関係でかぶってた仮面が剥がれて、それによってストーリーが危なっかしく転がっていくっていうクローズド・サークルものの一番美味しいところもたっぷり味わえます。 各々の秘密が明かされていくプロセスに何段階も「流れ」が変わるポイントがあり、クライマックスに向けての加速が絶妙にデザインされてるのが見事。そして遂に「誰が・どうやって・何のために」のタネ明かしでは「あれも伏線だったのか!」って大興奮。 スリラーとしてシナリオの出来が良いだけじゃなく、登場人物の心の描写やセリフにも血が通ってて素晴らしかった。
1投稿日: 2025.09.04
powered by ブクログ「自由研究に向かない殺人」を遥かに超える傑作。 最初から最後までずっと面白くて、1日で読み切ってしまった。所謂クローズドサークル系だと思うものの、登場人物のキャラが立っている事、状況の描写が鮮明で、のめり込む様に読んでしまった。 この作者からは今後も目は離せない。
2投稿日: 2025.09.03
powered by ブクログ『自由研究には向かない殺人』作者だから、爽やか青春ミステリかと思いきやなかなかの重さ。半分くらいまで死人も出ないので、うーんと思ってたら、後半は怒涛のページターナーに。 人里離れた場所で6人の若者が巨大キャンピングカーに閉じ込められ、ひとりが隠す秘密を夜明けまでに話さなければ殺すとスナイパーに狙われる。当人たちも言う通り『蝿の王』になりかけるも、うまく展開させたな。そんなに都合よくいくか?とも思うけど、彼ら彼女らの負った傷は深いし、自分の痛みを他者に経験させるまいと走る主人公には心動かされた。
1投稿日: 2025.09.03
powered by ブクログ初めての海外ミステリ作品。 500ページを超える長編で読み切れるか不安でしたが、登場人物の心理描写が痺れるほどの臨場感でスリル満点。 時間は少し掛かったけど、最高の読書体験でした。
11投稿日: 2025.09.02
powered by ブクログ巨大な車で高校生と大学生6人が旅行中。外から車が狙撃される。犯人は秘密を持っている者にそれを明かせと命令。 面白かった。2/3ぐらいまではまあまあぐらいだったのに、以降は超面白くなる。秘密とは何なのか?なぜ隠すのか?ドキドキ読書がラストまで疾走
1投稿日: 2025.09.01
powered by ブクログ作者の本は前シリーズから全て持っているが、今作はどうも冴えない。 仕舞い方が上手いとは思えず、何とも言えぬ。
1投稿日: 2025.08.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み始めたらまさに一気読み! 「自由研究に向かない殺人」のホリージャクソン新作。 キャンプに向かう道中、高校生と大学生の5人が何者かから銃撃を受ける。生きて帰るには、夜明けまでに誰かの秘密を差し出さなければいけない…という流れのサスペンススリラー。 主人公のレッドは、読者にも明かさない秘密を冒頭から抱えていることがわかるんだけど、その情報の出し方とか、緊迫した空気感、明らかに嫌なやつを描く感じとか、天才的に面白いです。 ホラーか?くらい怖いけど、これ、YAなんだって…日本でこんな尖ったYAに出会ったことない。 ところで、レッドを差し出すことに同意した「YES」を書いたあと1人は、誰だったんだろう。 わたしはマディじゃないといいな、アーサーじゃないといいな、という希望から、サイモン説を唱えます。 ところで、あとがき含めどのレビュー読んでも「オリヴァーが嫌なやつ」と書いていて本当に笑った。目眩しだったんだろうが、本当に嫌な奴すぎていっそ清々しい。
1投稿日: 2025.08.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった〜!あぁ終わってしまった…。 現在、午前3時で気がつけば、こんな時間まで没頭して読んでしまいました。 ずっとオリバーにイライラ。アーサーには癒され、サイモンは時々良いアシストをしてくれて、レイラはどんどん好きに…。マディは親切なんだけど、なんだかんだで兄に逆らえず、そこに少しイラッとしました。 どんどん明かされていくみんなの秘密。後半はずっと、まだ秘密があるの!?の連続でした。その点ではオリバーは序盤から、あからさまに本当の秘密を隠してそうにみえて、早くバレないかなぁ〜と思っていました。 やはり、かえるの子はかえるというか、子がこれなら親も親でしたね…。マディは父親似なのかな? 最後はレッドが一命をとりとめてくれて良かった…。これから、ちゃんと前を向いて明るく生きて欲しいです。そしてどうかアーサーとあの場所で会って欲しい…。 そして結局、投票でYESを入れたのはオリバーと、もう一人誰だったのでしょうか…。私はマディかなぁと思っています。
21投稿日: 2025.08.27
powered by ブクログ高校生のレッドとその友人たち6人が乗り込んだキャンピングカーが突然行く手を阻まれる! 車のタイヤと燃料タンクが何者かによって狙撃され、撃ち抜かれてしまったのである よりにもよって、携帯も繋がらない… そんな時、狙撃者からのメッセージが届く 「6人のうちひとりがある秘密を知っている!命が惜しければその秘密を明かせ」と… 制限時間は夜明けまで… キャンピングカーの中という密室状態、時間制限あり… もちろん車外に出れば撃たれる… 極限状況下のサスペンス! 狙撃者の求める秘密を持っているのは誰なのか? 互いに相手を疑い、探り合いが始まる… 読んでいる私もハラハラ、ドキドキ… こんな状態になると人間の本性がね… 分かるよね… 終始イライラさせられるアイツ! まぁ、そのアイツの存在がこの作品をおもしろくしているんだけどね… そして秘密の真相にもびっくりだったよ…(笑)
8投稿日: 2025.08.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
極限状態にあると人間の本性がみえます。 とにかくオリヴァーがイヤなヤツでしたね。 秘密が明らかになったあとに、もっと大きな衝撃がありました。
5投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログ面白かった! 冒頭からレッドが何を抱えてるのか気になってたけど、そーゆーことだったのか。 オリヴァーの悪人っぷりがすごい。 悪人というか、臆病者のくせに自信家で俺が正義で俺がルールだという傲慢なやつだった。 アメリカの映画とかによくいるやつ。 本当にひどかったので、報いを受けてスッキリした。 ラストの展開もとてもよく、諸々スッキリ終わって読了感よかった。 とはいえ、あのRVの車内で起こったとこがオリヴァーは被害者でなく、加害者でキャサリンは悪党だというが明るみになったら良かったけど、そーするとアーサーのことがバレるしうーん。 あのラストしかなかったかな。 願くば、アーサーとレッドが再会しますように。 と
15投稿日: 2025.08.19
powered by ブクログ友人たちとキャンピングカーで旅に出たレッド。 何者かに狙撃され、車に閉じこめられてしまう。 まさにホラー映画のような展開。 物語の内容としてはサスペンスですが、ユーモア溢れる文章はさすがホリー・ジャクソン。 明るい文章やジョークで読者を飽きさせることなくラストまで突っ走ります。 しかし最後まで気を抜いてはいけません。 気を抜いたが最後。読者が著者に撃ち抜かれてしまいます。
9投稿日: 2025.08.19
powered by ブクログ原作を読めないからわからないのだが、服部さんの翻訳がとにかく素晴らしい。 前作シリーズもそうだったが、良い意味で海外小説っぽさがなくて次へ、次へとページをめくりたくなる。描写の説明と会話のテンポが丁度良くて分厚さが嘘のようにあっという間に読み終わった。 各登場人物の性格や関係性に序盤は違和感があるのだが、秘密が明かされていくたびに一つ一つの人物描写の意味に合点がいく。 特に主人公レッドの自己肯定感の低さや気弱さの理由を知ると、この物語のテーマの罪悪感と誰しもが持つ秘密に繋がるのが良く練られているなあと感じた。 何故命を狙われるのか?誰がどんな秘密を抱えているのか?犯人は誰で目的は? とにかく息つかぬ展開に夢中になること間違いなし。
1投稿日: 2025.08.18
powered by ブクログアメリカのサスペンス映画といった印象。主人公レッドは、警察で働いていた母親が殉職していて、亡くなる前日にケンカをして母親と向き合えなかったことを思い詰めて生きてきた。きっと自分のことを憎んでいただろうと思っていた。でも最後にそうではなく、愛されていたんだと気づいた終わり方が良かった。 それはそうと、オリヴァーが嫌な奴すぎる。常に自分中心で、人のことはどうでもいい、うまくいったら自分の手柄で失敗したら人のせい。作戦は悉く失敗しているのに、次は絶対うまくいくという、努力と根拠のない自信。そして何よりも命を軽く見ている。あ〜、この一緒に旅している友人たち、なんでこんな人間と一緒にいるんだ、友達やめちまえと何度思ったことか。 原題では『FIVE SURVIVE』なので、5人の生き残り。キャンピングカーに乗っているのは6人なので、ひとりはどうなったか。それは書かないでおこう。
1投稿日: 2025.08.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【2025年99冊目】 キャンピングカーに乗り込み、春休みの旅行に出かけた6人の学生たち。だが電波の悪い地域に入り込んだ彼らは道を誤り、挙句の果てにはタイヤがパンクしてしまう。スペアタイヤで難を乗り越え、ほっと一息ついたものの、今度は全てのタイヤがパンクする事態に。これは事故ではない、銃声が聞こえていた、私たちは狙撃された――混乱する6人に向け、謎の声が響き渡る。「その中の一人が秘密を抱えている。死にたくなければ夜明けまでにその秘密を明かせ」極限状態下での密室ミステリー! 「自由研究には向かない殺人」シリーズと前日譚まで読んでいたので、主人公だからといって油断はできないぞ、と肝に銘じつつも、翻訳者の方があと書きに書かれていた「とりあえず誰かオリヴァーをぶん殴れ。話はそれからだ」に激しく同意する物語でした。めちゃくちゃ笑ってしまった、わかりみが過ぎる。 主人公のレッドが過去に負った心の傷に再び向き合うことになる物語でもあるし、それぞれの罪悪感が試される話でもありました。レイラの罪悪感も印象的に描かれているし、アーサーやマディが抱えていた罪悪感も蓋を開けてみればとんでもなかったりして。 序盤からうっすらと匂わされていたレッドの過去がしっかり現在の事象に繋がって、後半になるにつれてピースが揃っていって「おお!」と思いつつも、こんな絶望的なパズルがあってたまるか、という気持ちも。 やっぱり作者さんはメリーバッドエンドが好きなのかしら、でも面白いんだからもう…。 あとは毎度毎度邦題がめちゃくちゃオシャレですね!読み終わってから原題なんだろって調べたら「Five Survive」と。いやそのままやないか。日本語の良さを実感するなどしました。 またこの作者さんの本でたら買っちゃいそうですが、次もメリーバッドエンドなのかしら。
4投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログ「卒業生には向かない真実」が、私は面白さよりショックの方が上回ってしまっていたので、本書は読むかどうか迷っていたのですが…書店で平積みを見掛けたらやっぱり気になり、手に取った。 キャンピングカーに閉じ込められた6人の学生。その中の「誰かが抱える秘密」を暴かなければ、狙撃者に皆殺しにされてしまう。タイムリミットは、夜明けまでの数時間!6人の運命はー…? 主人公レッドの語りで進む物語。 彼女の語りに序盤から不穏さを感じ、キャンピングカー内で次々起こる不可解な出来事に、ドキドキハラハラしながら読み進めた。 中盤から、読む手が止まらなくなり… 徐々に明かされる「誰かが抱える秘密」、その先にある真相がヤバい…! そして、終盤のレッドのある行動に胸を打たれ、最後の最後まで驚かされた。 衝撃度は「卒業生には向かない真実」の方が上回るように感じたけれど、個人的には本書の方が楽しめた( ᵕᴗᵕ ) ✎︎____________ 恥ずかしさは赤くて熱い感情で、罪悪感や怒りに似ている。(p.21) そういう小さな取るに足らないこと、たとえば電話を切るといった些細なことが、重要な意味を持つときもある。(p.299)
65投稿日: 2025.08.14
powered by ブクログ#夜明けまでに誰かが #ホリー・ジャクソン 狙撃手に狙われた動けないキャンピングカーがクローズドサークルと化す。夜明けまでに、誰か一人が抱えた秘密を暴かなければ、全員が死ぬ。 1時間ごとが各章になっていて、午前三時から夜明けまで一気読みだったよ。 『自由研究』シリーズでなくても、やっぱりホリー・ジャクソン作品は間違いなし! #読書好きな人と繋がりたい
8投稿日: 2025.08.12
powered by ブクログキャンピングカーに閉じ込められた6人。 生き残るにはこの中の『誰かが抱える秘密』を暴かなければ。極限状況下のサスペンス。 夜明けまでに『秘密』を明かさないといけないタイムリミットや、車の外に出ると死が待ち受けてる恐怖がスリリングで読む手が止まりませんでした。 物語は登場人物それぞれの罪悪感が鍵を握っていますが、その描写が絶妙。 真相が明らかとなったとき、伏線が見事に回収され大満足の結末でした。 超有名作の『自由研究には向かない殺人』も読みたいと思います。
27投稿日: 2025.08.10
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発売を楽しみにしていた長編 思わず一日で一気読み! 終始緊張感があって面白かったけど、ミステリ読者としては、隠し事ありそうな人とか、ここはもしや…的になんとなく予想のつく展開ではあったかな みんなオリヴァーにムカつきながら読んでたと思うけど笑、すぐ人のせいにする保身が巧みな男、いるよね〜 しかし登場人物と同世代の子を持つ親としては、若い子達が大人のエゴに盛大に巻き込まれて人生狂わされたのには胸が痛む… これがピップならもっと勘がはたらいて、あと携帯電波がダメでもBluetoothとかエアドロを駆使してなんか方策が取れたかもと色々思ったりした いずれにせよ一気読み推奨のハラハラドキドキ最高のエンタメで大満足の時間を過ごすことができた♪
3投稿日: 2025.08.10
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あの!三部作の作者の最新作。高校生と大学生6人が大きなキャンピングカーで春休みのキャンプへ出かけ、道に迷い、タイヤとガソリンタンクをライフルで撃ち抜かれ、秘密を打ち明けなければとの狙撃犯からの要求を突きつけられる。リミットは夜明け。 レッドという女の子の胸の内で語られる母親との思い出とそれに繋がる罪悪感を中心として時間は過ぎてゆく。 わかりやすい悪役と化した親友のお兄さんやら、罪もない老夫婦の死やらでノンストップの一気読み。誰もが心の中に秘めた事あるけれど、命がかかってくるほどの?しかも他人も巻き込んで。相手の手口の方法すら分からないという緊迫した中で、人間はどう対応するのか、パニック小説です。腑に落ちないけれどそれもまたしかり、という結末で、心臓バクバクしただけ寿命の縮まる思い。 レッドに今後、良いことがありますようにら祈ることしかずにはいられなかった
14投稿日: 2025.08.09
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午前五時から物語が二転三転していく。 結局だれがどんな目的で…?!と予想が全て裏切られていくような展開でした。 個人的にじゃあ自分がリーダーを!って頼まれてもないのに言う人が大体苦手なのですが、 オリヴァーが期待を裏切らず嫌なやつでした。 後半に行くにつれ最悪な流れに。 母を亡くしたレッドがずっと頼りにしていた人物が、その人物こそがレッドの母を殺したと知った。そして親友のマディはそのことに気づいていた。怒りよりも呆然としたレッドの感情が伝わってきて苦しかったです。 そしてまた個人的にはアーサーが好きでした。 アーサーのしたこともまた、褒められた行為ではありません。けれどレッドに寄り添おうとする姿に心惹かれました。野暮だけれど、レッドとアーサーのその後が気になります。 私はレッドとアーサーは約束の場所で、2人でゆっくり話をすると思ったのですがどうなのでしょう。
2投稿日: 2025.08.07
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【自由研究シリーズ】のピップとは真逆のキャラクターである本作の主人公レッド。語り手としてはぼんやりしていて頼りなくて不安になるのだが、実は誰よりも冷静で賢い。 舞台はキャンピングカー内に固定されており、登場人物も限られているにも関わらず、さすがのストーリーテーリング力、読ませる力がある。オリヴァーには始終イライラさせられた…。 狙撃犯との攻防もおもしろいが、レッドの隠していた第二の秘密が明らかになってからより引き込まれる。限られた設定のなかで、うまく盲点をついた真実だった。
5投稿日: 2025.08.06
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ホリー・ジャクソンといえばピップが主役の「向かない」シリーズ。三部作のどれもがミステリファンを虜にした。 今回の主人公は3年前に警官の母親を亡くした女子高生レッド。 友人3人とお目付け役の大学生カップル6人が、RVでキャンプ場へ向かう途中で巻き込まれた事件。 ライフルでタイヤとガソリンタンクを撃ち抜かれ身動きの取れない状況で犯人から突きつけられた要望が、6人の中の誰かが持つ秘密を明かせ、というもの。 そのタイムリミットが「夜明けまで」。 母親同士も、自分たちも幼馴染みで助けられてきた親友とその兄。他のメンバーもそれぞれレッドにとって大切な人たち。 なのに、犯人からの容赦ない攻撃と、それへの対応で6人の中に不協和音が生まれていく。 疑心暗鬼。この言葉がこれほど似合う状況はそうそうあるまい。 犯人の知りたい「秘密」とは。それを抱えているのは誰か。 命のかかった状況で、それぞれの持つ秘密が明かされていく。 なんとスリリングで、なんとクールで、なんと悲しい事件なのか。 他人事ではない冷や汗が背中を流れていった。
3投稿日: 2025.08.04
powered by ブクログ500ページもあるのにジェットコースターのような展開で一気読み、読みやすくてあっという間に読めた印象。前作とは全く異なるテイストで、ホリージャクソンのストーリーテラーの才覚に驚かされます。ラスト近く、あらゆる真実が明かされるところは見事としかいえませんね。ところどころ伏線?と気になるところチェックしていましたが、関係ないところも。深読みしすぎ?とは思いましたが、そうしたくなる作風です。大変楽しめました。老夫婦が気の毒すぎ。
3投稿日: 2025.08.04
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警察官の母を亡くしたレッド、その親友マディ、マディの兄で最年長・リーダー格のオリヴァー、オリヴァーの言うことは何でも受け入れるレイナ、飄々としたお調子者サイモン、レッドが想いを寄せる優しいアーサー。 旅行へと向かう6人が乗ったキャンピングカーが、何者かに銃撃される。その何者かはトランシーバーの向こうから「6人の中で秘密を抱える者を選べ」と要求してくる。当初6人は脅迫者に立ち向かい、キャンピングカーから脱出する方法を模索するが、ことごとく失敗し脅迫者の要求を呑みことを選ぶ。 31フィートのRVに閉じ込められ、外へと出ようとすれば即座に射殺される。生き残るためには、脅迫者の求める秘密を曝け出さなければならない。まるで生贄を選ぶように秘密を抱えた者を見つけ出そうとするオリヴァーによって、疑心暗鬼に陥り、車内の緊迫感が次第に高まっていくスリルがたまらない。 序盤でのある人物のポケットに関する記述に注意を引かれていたので、その人物がいつ、どのように行動するかハラハラした。
1投稿日: 2025.08.04
powered by ブクログほぼ、この土日で一気読みでした。めちゃくちゃ面白かったし、読まれる時は時間を確保することをおすすめしたい。止まらなくなるので……!! ホリー・ジャクソンは、もちろん『自由研究には向かない殺人』シリーズ(三部作+一作)を読んでいて、めちゃくちゃ信頼厚い作家さんだ。特に、本書も高校生たち(と大学生たち)がメインと知り、いやが上にも期待が高まる。 ストーリーは、RVといういわゆるキャンピングカーの中で展開するサスペンス。 道に迷い込んだ主人公のレッドたち6名は、何者かにRVのタイヤ等を狙撃され、身動きが取れなくなってしまう。狙撃者はさらに、6名に「とある人物のとある秘密を明かせば解放する」という条件をつきつけ、そこから、お互いの秘密を知らない6名による心理戦がはじまる…… 前作のシリーズで一躍、YAの名手におどり出た著者。ティーンが抱える(には少々重い)胸の内を描かせたらやっぱりすごい。6名の各々が葛藤し、徐々に追い詰められていくさまは本当にハラハラした。 ある人物の造形がとっっっても嫌な奴に描かれていて、フィクションのキャラクターなのに読んでいて本当に腹が立ってしょうがなかったが、大矢博子さんの解説を読んでなるほどなと思うなど。 概ねわたしの予感どおりの着地で物語が終わり、余韻というか感慨がすごい。
18投稿日: 2025.08.04
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金曜日、久しぶりに行った本屋の平積みコーナーで目に入った本。 「自由研究に向かない殺人」の作者さんの新刊。 面白さは保証されているはず。 好物のクローズドサークルもの、ということで値段と厚さに迷ったものの、この土日で読んでやる、と気合を入れて購入。 オリヴァーのヘイト集め役っぷりがすごい。 他責思考のクソ野郎だろうが本物の殺人者だろうが、そんな人物がリーダーであること、全員がそうであることを許容している空気が作り出されているところがなんだかリアル感あった。 誰にどう思われようがリーダーは君だぜ、オリヴァー! 主人公レッドの一人称で話が進んでいく。 こちらは自責思考が随所に出てくる。そうなった原因も少しずつ明かされていったので説得力があった。最後の謎解きでその仕掛けが効いてきたのは気持ちよかった。 終盤はこれでもかと怒涛の展開が詰め込まれていて目が離せなかった。 パニックに次ぐパニックで、読んでる最中はもう何がなんだかしっちゃかめっちゃか。 最後、結局多数決でイエスにしたのが誰だったか明かされていたっけ? 読み飛ばしてしまった? 予想している人物はいるけど誰だったんだろう? 読みやすかったけど、事が起きるまでの導入が長く感じてしまった。これみよがしな含みをやけに入れてくる、レッドの一人称を読み続けるのが少しだるかった。これは好みの問題か。 クローズドサークルの緊張感や、じわじわくる恐怖感をいまいち味わえなかったところが残念。 この辺り、オリヴァーに邪魔された感があるかな。 とはいえ仕掛けも素晴らしく、楽しい時間をいただけました。ありがとうございます!
1投稿日: 2025.08.03
powered by ブクログあとがきにあったけれどとある一人の人物に対する苛立ちが一種の目眩しになってるというのがなるほど…となりました 読んだ人には分かると思います
1投稿日: 2025.08.03
powered by ブクログ鬼★5 喉が痛くなるほどの緊迫感に耐えられない! 疑心暗鬼サスペンススリラー #夜明けまでに誰かが ■あらすじ 高校生のレッドは、春休みを利用して親友のマディと仲間たち共にキャンピングカーで旅行に来ていた。夜遅く、携帯電話の電波が届かない人里離れた場所に迷ってしまい、しかもタイヤがパンクしてしまう。 なんと何者かによって銃撃されたらしく、彼らはキャンピングカーに閉じ込められてしまったのだ! 犯人からの要求は、命が惜しいのであれば、仲間のうちひとりが抱えている秘密を明かせとのことなのだが… ■きっと読みたくなるレビュー 鬼★5 おもろい! そして怖っ サスペンススリラーであり、青春小説であり、超一級品のミステリーでもあるドエンタメ小説。こういう本を読むために生きてるなーと思えるほどの作品、読み逃せない一冊ですね。 ●人間味に溢れた登場人物 主人公レッド、親友のマディ、友人のアーサーとサイモン、マディの兄で大学生のオリヴァーと彼の恋人レイナ。このたった6名のやり取りだけでメインストーリーが進行していく。 相手のことを思いやれる人物もいれば、自分の考えを譲らない人物もいる。彼らはまだ若いけれど、これまでの知恵や経験、そしてトラウマを背負っていて、各々の価値観を持ち合わせている。 特に主人公のレッドは、心情描写がきめ細やかで、ずっと心臓をわしづかみにされっぱなし。警官だった彼女の母親は、ある事件のために既に他界していて母親のことが心残りになっている。 いつもさみし気で何かを後悔しているようなのですが、そこにまだ少女が幼さと生き抜く自信のなさが表れているんすよね。まだ二十歳前後の若者たちの苦闘ぶりが力強くって、すっかり彼らの虜になってしまいました。 ●RV 閉じ込められたキャンピングカー 設備の整った大きなキャンピングカーなんて憧れますよねー。キャンピングカーの平面図があるところがニクイんですよ、はーい私、二段ベッドの上で寝たいです。 それが一転、狙撃者に狙われ、携帯の電波も届かず、閉じ込められてしまうという… なんとなく絵がイメージしやすいんですよね、この設定が秀逸なんです。 さらにその後もプロットもよくできていて、どんどん追い込まれていくという丁寧な仕上がり。読み手を飽きさせない仕掛けが次々ともう…、特に中盤以降はさらに目が離せなくなりますね。また銃声が怖いのなんのって! 暗闇に着弾する音って怖過ぎでしょ! 彼らは無事に脱出できるのか、狙撃者は何者なのか、最初から最後までフルマックスの緊迫感を味わってください。 ●誰かが抱えている秘密って何だ?! 助けあい、逃げ出すために議論してきた仲間の6人だったはずが、徐々に関係性が崩れてくる。 怪しいのは誰なのか? そして何を隠しているのか? なにせ殺害されてしまいほどの秘密なんです、いったいどんな隠し事なのでしょう。この疑心暗鬼がたまんねぇのよ。 そして赤裸々に明かされた秘密が刺激が強すぎてビビった~。こんな密室の緊迫感のある状況でこんな話きいたら、私ならマジ鼻血だしてぶっ倒れる。緊張度が半端なさすぎで手汗がえぐかったです。 ●知りたくなかった事実、そしてひとりひとりのこれから… 本作はサスペンスがメインと思いきや、謎解きも予想以上なんすよ。しっかりと筋にも組み立てられていて素晴らしいですよ。ぜひ読んでみてください。 今年を代表する海外ミステリーですね、控え目に言って必読です。 ■ぜっさん推しポイント きっとこの作品を読んでいる方は、ホリー・ジャクソンの自由研究シリーズの三部作も読まれているでしょう。近年10年くらいの翻訳ミステリーにおける3部作ではNo1だと思っています、未読の方はぜひどうぞ。 ・自由研究には向かない殺人 ・優等生は探偵に向かない ・卒業生には向かない真実 さて、なぜここで自由研究のシリーズをあげたのか。 ホリー・ジャクソンは若い人たちの挑戦、苦難と現実、失敗、成長を描くのがお上手なんですよ。本作でも深々としたためられていますので、是非じっくりと味わってみて下さい。
146投稿日: 2025.08.02
