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すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー
すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー
新井素子、須賀しのぶ、椹野道流、竹岡葉月、青木祐子、深緑野分、辻村七子、人間六度、カシワイ/集英社
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総合評価

19件)
3.5
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8
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    「ごちそうさまでしたがきっと身に染みる」 食糧問題を解決した画期的なスープに隠された驚愕の事実、食事を通して寄生する何か、食べ物が作られなくなった未来で発見された遺物、異世界にもたらされた現世の料理... 人が生きていく上で欠かせない食事は当たり前にあるものではない。そして欠かせないからこそそこには様々な物語が生まれる余地がある。 不気味なお話から面白い話、考えさせられるお話、三者三様の食事にまつわるアンソロジー。

    0
    投稿日: 2025.09.20
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    8人のSF作家による、食をお題にした短編集。 新井素子氏以外、全く知らない。 人それぞれの発想で、普通に読める。くらい。 一世風靡し、世の中の一角を一変させてしまった、素子構文健在。昔どハマりした。 相変わらず、笑顔で人間を解体するような人。 舞台がSFっぽいが、内容がSFでも何でもないところが何だか。ちょっと期待と違った。

    0
    投稿日: 2025.09.19
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    豪華作家陣が想像力と食欲を刺激する、新世紀のごはん小説。 日常SFから遠未来SFまで8編を収録。 「人類と食」にまつわるSF小説アンソロジーです。 「食」は人間が生きるうえで欠かせない大切なもの。生きるのに不可欠……というだけでなく、いつしかそれは娯楽となり、美食を求め奇食を追い、飽食に飽き、ある種の歪さを孕んでいるようにも感じる昨今。食のポジティブな面だけではない部分に目を向けた一冊。 具体的に言えばディストピア飯やオルタナティブフードなどをテーマに扱ったものが多いです 美味しいものが大好きな私としては、こんな未来が来ないことを祈るばかり。 個人的に好きだった話は、『E・ルイスがいた頃』と『しあわせのパン』どちらも寂寥と罪悪感、そしてしあわせの詰まった素敵な話です。

    23
    投稿日: 2025.09.07
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    新井素子さんの「切り株のあちらに」はSFとしながらも、現実の少子化、移民、食糧問題、戦争などの問題の根本がとこにあるかを著者流の考えで示していて、私にはまったく考えていなかった視点があり蒙を啓かれた。 とくに主人公の行動により以降に起こるかもしれないと祖父が考えている危機については、人を助けるということでも裏の裏まで考えて行動しなければいけない、という示唆が素晴らしかった。

    0
    投稿日: 2025.09.05
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    『E.ルイスがいた頃』はちょっとノスタルジックで良かった。 『切り株のあちらに』はちょっと考えさせられる。

    0
    投稿日: 2025.09.03
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    食をテーマにしたアンソロジーはほぼコレクションしているけど、それをSFでってのが新しいじゃないの! 面白かった。

    0
    投稿日: 2025.09.01
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    オレンジ文庫のSFアンソロジー。あまりオレンジ文庫の短編アンソロジーを見たことはなかった。 作家さん自体は、昔コバルト文庫、ホワイトハート文庫でお目にかかった方も多くその点も興味がありました。 SF自体は海外のガッツリSFから、ショートショート的なものまで見てきたので、若干物足りなくはありましたが。 E.ルイスがいた頃は食べ物が美味しくみえてよかったなと思いました。最後の日には肉を食べたいはちょっと官能的というか耽美。思考を捨てて操られるように生きる人の不気味さを感じて考えてしまう作品。 しあわせのパンもよかった。

    0
    投稿日: 2025.08.31
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    新世紀のグルメSF小説・・・ 生き物に必要な「食」をテーマに遠未来を擬似体験を・・・ 個人的にはイマイチイメージがしにくかったです。 SF小説自体あんまり読んだことがないからかもしれません。 短編小説だったので、一つ一つのページ数が少なくて読みやすいが、世界観に入るのにかなり苦戦しました。 でも、個人的に好きだったのが「石のスープ」でした。 もう少しSFを読んでイメージ力が必要かもしれません。

    26
    投稿日: 2025.08.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    E.ルイスがいた頃(竹岡葉月) 装備する火力と平均年齢が高すぎるのが良かった。 笑ったけどかっこいい。 最後の日には肉を食べたい(青木祐子) 怖いと思ったのは私だけだろうか。 まるで**の為の人。 おいしい囚人飯(椹野道流) 紫人参によってポトフがポトフに見えなかったのを思い出した。 視覚効果って大切ですね。 囚人飯とは言えないけど楽しめそう。 しあわせのパン(須賀しのぶ) 管理官が手を貸していた事に驚いた。 管理官の心の次元は違うけどいいと思う気持ちは同じなのが嬉しい。

    0
    投稿日: 2025.07.21
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    『最後の日には肉を食べたい』と『しあわせのパン』の世界観が個人的に好き。新井素子さんのはコメが余ってる未来の話。コメ不足の今読むと皮肉が効いてる。倫理的に正しいことと、ルールを遵守することが両立しない状況はいつの時代でも起こり得る。自分がおじいちゃんの立場だったらどうするだろうかと考えた。

    0
    投稿日: 2025.06.30
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    SF×食卓の短編集。 個人的にいちばん好きだったのは やっぱり竹岡さんの「E・ルイスがいた頃」 だったけれど、 テーマ的にもいちばん合っていておもしろいと思ったのは 須賀しのぶさんの「しあわせのパン」 そして新井素子さんはさすがのトリ。 タイムリーなテーマでしっかり読ませてくれる。 ぎゅっ

    3
    投稿日: 2025.06.13
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    8人の作家による SFごはんアンソロジー いろいろな時と場所のごはん ごはん 生きるために必要なもの 生きていく楽しみになるもの サプリだけで栄養を摂るのは 嫌だな やっぱり 美味しいと感じながら食べたいな

    8
    投稿日: 2025.06.11
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    https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89153350V00C25A6BE0P00/

    0
    投稿日: 2025.06.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    SF良いよね。 食をテーマにしたアンソロジー。 素子さん目当てで買いました。 新井素子「切り株のあちらに」 怖いよー。 ゾワゾワしてひえーってなる。 どこに繋がるのこれ?って思ってたら、人類の種としての晩年って、怖すぎるだろ。 さすがだよー大好きだよー。 農業のとらえ方とかね、新鮮で、素晴らしい。 その他のも秀逸で、面白かったです(^^)

    2
    投稿日: 2025.06.05
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    深緑野分作品の中には雑誌で発表しているが本になっていない作品がいくつかある。今回は「石のスープ」が収録されていると言う事で即買いした。帯には「人類と食にまつわる8編のSF小説アンソロジー」と書かれてあった。しかも、この本には人間六度と新井素子の書き下ろしも収録されているのでお得感満載。他の5人は初めて見る作家。書き下ろし作品以外は全て「集英社WebマガジンCobalt」で公開されたものとのこと。このマガジン名は初めて知った。また帯には「豪華執筆陣が贈る空想科学ごはん小説」と書かれてあった。私の知っている3名以外の人も豪華執筆陣なのか。知らなかった、後で読んでみよう。 〇 石のスープ/深緑野分 SFなので、石の機能発現の理由なんて特に説明する必要はないが、元々の素材の味よりも悪くなる理由は知りたかったかな。普通は食材の組み合わせで味が良くなったり悪くなったりもするし、スープの濃さも味の旨さに影響する。単にこのような事は言わなくとも、十分にあり得ることなのかもしれない。しかし、栄養素はあるのだから、あとは調味料でなんとでも味をごまかせると思うのだが。この時代はアミノ酸の合成技術がなかったのだろうか。それよりも、この石に振り回される人たちの心の動きに着目した方が遥かに面白い。全く人間って奴は愚かなのかな。愚かだから本作品は面白いのか。 〇 敗北の味/人間六度 食生活は子供の頃と現在ではまるで異なる。今や野菜ばかり食べていても生きていける。油だけ飲んでも生きていける。体はうまくできているもので、炭水化物を全くとらなくても生きていけるので健全に痩せることができる。食に関する知識が桁違いに増えているからだ。どの様な形でも、食物からエネルギーを得ることで生きていけるが、エネルギーへの変換効率は実に悪い。従って、直接電池でエネルギーを取り込むことができれば生きていくために効率はこの上ない。 味だって、食品は化学物質の集合体なので、成分分析が完璧であればどんな食材の風味を完全コピーできる。食品会社の研究所ではそれが現実化している。そもそも味とか匂いとかなくても生きていける。点滴だけでも生きていける。実際、コロナに罹患した時も味覚が全くない状態で食事をしたし、酢の一気飲みもできたし、CoCoイチの10倍カレーも問題なく食べることができた。 これら食事の究極の形が電池なのだが、人間の体の細胞には記憶が眠っていたようだ。生物はいくら進化したとしても、脳には昔の記憶が片隅に残っていたのだろう。最近、鯨の刺身を食べたが、昔たくさん食べていた頃の記憶が一輝に蘇った。涙は出なかったが、脳全体にビビビと電気が走って、瞳孔が一気に開いた気がした。 〇 切り株のあちらに/新井素子 新井素子のデビュー作、勿論オンタイムで読みましたよ。でも、それ以降は全く読んでいない。何故かというと、新井素子の文体を全く受け付けないから。これは生理的レベルの嫌悪感と言える。それにも拘わらず今回読んだのは、歴史を経てさすがに文体が変化しているだろうと考えたから。しかし、昔と全く変わっていなかった。勿論この文体が良いと思う読者はいる訳だが、私は花粉症レベルのアレルギーがある。もうくしゃみをしたくないので、今後も読まないだろう。新井素子さん、ごめんなさい。 他の作品を一つ読んでみたが、どの作品とは言わないがちょっとレベルが違い過ぎるので残りの作品を読むことを諦めた。途中で諦めるのは、宮内悠介の「スペース金融道」以来だ。

    13
    投稿日: 2025.05.27
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    悪くはないですが、切り口は多様でも結論が同じと感じることの多い短編集でした。 一人キャリアが長い故か、新井素子の視点のみが斬新ではないものの唯一違うように感じました。

    1
    投稿日: 2025.05.27
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    SFと食事に関するテーマアンソロジー。どことなく漂うデストピア感と失われていく料理という文化。アンソロジーなので色々な切り口があって面白い。無駄も多いけど、多彩な料理文化が維持されていくといいなぁとか思います。 1つだけ気になった。テーマアンソロジーに既存作品の番外編を持ち込むのはちょっとどうなんでしょうね。

    30
    投稿日: 2025.05.19
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    オルダス・ハクスリーの「すばらしい新世界」のオマージュかと思ったけどそうでもなく。ほんのりディストピアな舞台は多かったけど。 SF飯って完全栄養食の普及で世界から失われたグルメにであった主人公感動!みたいな流れが鉄板だと思っていたんだけど(実際そんな物語が半数くらいだけど)そうでもない感じの話もあってよかったです。

    1
    投稿日: 2025.05.18
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    SF世界に出てくる「食事」にスポットを当てたアンソロジー。SFの中に出てくるご飯はどれも味気ないイメージだったけど、本当にその通りで(笑)、そこから繰り広げられるドラマだったり広がりや人との繋がりなども感じられて面白かった。 個人的には「E・ルイスがいた頃」(竹岡葉月)が好き。暖かい気持ちになれる。 「美味しい囚人飯」(椹野道流)は本編も読みたくなった。

    1
    投稿日: 2025.05.06