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総合評価

177件)
3.5
17
65
66
14
3
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    マンチーニさんのレビューから、 読みたくなって、借りました! (マンチーニさんありがとうございます) さて、ストーリーは、多忙な 50代の4人の 男性たちが、各地の喫茶店を巡りながら 怖い話を披露しあうというもの。 怪談は好きだけど、怖がりの私でも大丈か?!と 思いながら読んだのですが、大丈夫でした。 ただ、収録されている怪談話は、ほぼ実話らしくて‥あとから、ゾワゾワしました。 ちょっと可愛い(?)なぁと思ったのは、 付喪神がついているらしい傘の話。置き忘れても、絶対戻ってくる。捨てても必ず戻ってくる傘‥‥あ、もしかして別の意味で怖いか‥(人形だったら怖い) お酒を飲んだりスイーツを食べながら、珈琲怪談を楽しむ旧友の4人。なんだか微笑ましくて可愛い。私も仲間に入れて欲しいなあ。

    28
    投稿日: 2026.02.13
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    最初はどのくらい怖いのかドキドキしましたが、夜にトイレに行けなくなるという事はなかったです! ゾクっとする場面もありますが、面白くてさくさく読めました! おじさん達の話し方が可愛らしい部分があり、読んでて怖さが中和されました。

    0
    投稿日: 2026.02.09
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    長夜にのんびり読むのにいい。本屋で手に取ったところすぐに会話劇だとわかり面白そうだ、と。 怪談はぜんぜん怖くなくてゆるりとしている。それがいい。

    11
    投稿日: 2026.02.07
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    珈琲と怪談が好きな私には新鮮で素敵な設定でした! シリーズものだと知らずにこちらを先に読んでしまいましたので機会がありましたら他の2作品も読みたいと思います。 割と怖い話は昔から父に聞かされてきたこともあり慣れているので、怪談としてはそれほど怖くはなく楽しめました。むしろ怪談をレトロな喫茶店で仲間たちと楽しめる環境が羨ましく思いました。また珈琲怪談の続編を出してほしいです。

    11
    投稿日: 2026.02.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これ塚崎多聞シリーズ3作目らしい。前2作が未読なので読んでみようと思う。音楽プロデューサー、ミュージシャン、医師、検事という不思議な4人の男達が喫茶店やカフェ、ホテルなどで話す物語。本当にあった怖いことや不思議な事って、オチもなく、答えもない事が当然多いので、なかなかリアリティあって面白かった。ドッペルゲンガー、傘、怖いわ。いろいろよく読めば繋がっているのかな、何度もぺージを戻り戻り読んでしまった。あとがき読んだらほぼ実話らしい!なるほど、この世は不思議でおもしろい。

    3
    投稿日: 2026.02.05
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    面白いところが一つもなかった。 緊張感がなく怖い話を聞く姿勢をこちらに作らせないところがイマイチに感じた。 そこが珈琲怪談の雰囲気作りなんだろうが、OLがしている雑談とさも変わりなく感じる。

    0
    投稿日: 2026.02.04
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    外科医・検事・作曲家・音楽プロデューサーの4人の男性が喫茶店で珈琲を飲みながら怖い話をする、というお話。TV番組などで心霊系見なくなって久しいですが洒落怖が好きなのもあり購入。 それほどぞーっとするような話はあまりなく、不思議だね、怖いねぐらいのものが多くやや物足りず。「こうやって○んだ」というお話は背筋が寒くなる怖さがあり良き。 喫茶店から喫茶店に移動するときにちょっとした小話があり、「風月堂って、神戸が本店?」「違う。創業は東京の京橋で、上野と神戸は暖簾分けした店らしい。」とか、「ハイカラってどこからきた言葉なの?」「ハイ・カラー(高い襟)。西洋人が、襟の詰まった白いシャツを着てたから、そこから取ったんだ。そのアンチ語がバンカラ。こっちは全くの和製英語で、野蛮なカラー、つう意味の、ハイカラを揶揄するネーミングだったらしい。」とか、尾上氏の雑談力の高さに感嘆する、という本筋でない話のほうが記憶に残った。

    1
    投稿日: 2026.02.02
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    怖いのは苦手です‥ でも本作は、登場人物が語る怪談なので、いわばまた聞きのまた聞き状態。細部はボヤけ、心地よい怖さと不思議さに包まれました。苦手なボクには、ちょうどよいです。 生活の中にあふれる、違和感やズレ、理解不能なものに気づいてしまうことが、怖さ、つまり怪談につながっているのですね。きっと記憶に残っていないどこかで、ボクも不思議な体験をしていたのかも‥ こんなに怪談のストックはないけど、喫茶店を巡る珈琲怪談、参加してみたいです。

    32
    投稿日: 2026.02.01
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    働き盛りの中年の男たちが喫茶店に集まって、怖い話を披露しあう。怪談をして、次の喫茶店に移り、また怪談という流れ。物語は六つに分かれ、舞台は京都、横浜、神保町、神戸、大阪、そして京都と巡る。集まる4人の男は音楽プロデューサー、ミュージシャン、検事、外科医など。「ようこそ、珈琲怪談へ」というセリフとともに始まることが多い。なんというか喫茶店って不思議な場っていうのが印象に残った。具体的な店名は出ていないけど、実在する喫茶店が登場しているので行ってみたい。ちなみに自分は未読だが塚崎多聞シリーズとのこと。

    0
    投稿日: 2026.02.01
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    私も四人の開催する「珈琲怪談」に参加しているような気分で読み進めた。 物語に登場する喫茶店は全て実在する店舗で、この間行ったばかりのお店が出てきて嬉しかった。

    0
    投稿日: 2026.01.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    中年男性4人が喫茶店に集まって、珈琲を味わいながら怪談話を披露する。それ自体がなんともファンタジーというか、ホラーチックというか。笑 語られる怪談は、日常生活で誰でも経験してそうなものから、よくよく考えてみると背筋が凍るようなもの、ほっこり心が温かくなるものまで多種多様です。 これらが基本的には作者自身の経験や、誰かから聞いた話がもとになっているというから驚き。 気づいてないだけで身近なところに怪談は佇んでいるのかもしれないですね。 出てくる喫茶店がすべて魅力的で、訪れてみたくなること請け合いです。(モデルとなっているお店があるよう) 特定班の方よろしくお願いいたします笑

    2
    投稿日: 2026.01.28
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    出だしからカイル・マクラクラン! ブルーベルベットやツイン・ピークスを思い出すと不穏な空気感が漂って来るような 虫の話しで思い出した事 57~8年ほど前 夏休みに近所の子達と花火をしていて、ふと一人で5、6メーター離れた場所に植わっている菊の茂みを見たら、 葉の裏側にビッシリと白い蝶々がぶら下がっていて、その数が何十?何百? その多さに怖くなった事を思い出しました。 そして、その時これはみんなに話したらいけない、と思い 戻っても黙っていました。 畑もない所で真夏にモンシロ蝶? 次の早朝には一匹も居なくなってました。 それから花火をしている時に思い出して見に行っても、もう二度と蝶々祭り?はありませんでした。 あれは? いやいや、ただの思い出です

    0
    投稿日: 2026.01.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ホテルのクローゼット、内部照明の所には絶対泊まりたくないと思った…怖い… 怪談するために、多忙な大人が時間を作って集まるなんて、とても価値ある、大人なアソビだな。やりたい。

    1
    投稿日: 2026.01.17
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    おじさん4人組が、さまざまな都市のレトロな喫茶店で繰り広げる怪談話。恐ろしすぎる怪談ではなく、自分たちも子どもの頃から話していたような、知り合いの知り合いがこんなこと言っていたような、親しみやすい内容。私の中で一番心に残ったのが、寝たきりの叔父の万歩計アプリが、初七日の日だけ90万歩以上刻んでいたという話。黄泉の国への足跡か。ただ怖いのではなく、生きていたらそんなこともありそうだと思わせる、どこか大らかな民俗学のような聞き心地。「地下の喫茶店。アンダーグラウンド。黄泉の国に住む人々。こうしてみると、生者と死者は、大して違わないのかもしれない。案外、こんなふうに、普通に日常生活に紛れ込み、一緒に暮らしているのかもしれない」。

    1
    投稿日: 2026.01.16
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    舞台が関西という事で懐かしかった。 祖父と一緒に行った喫茶店はまだあるのかなーとか。 怪談の話としてはそれほど惹かれないけど、歳を取ってからも4人でたわいも無い話ができる事や空気感がまったりしていて読みやすかった

    1
    投稿日: 2025.12.29
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    「17年ぶりの塚崎多聞シリーズ」とのことだが私に取っては初めてのシリーズであった。 塚崎・尾上・水島・黒田の4人(黒田は不在のことが多い)で喫茶店で一人ずつ怪談を披露するのだが、その会談の内容は本格的にホラー要素のものがあれば怪奇現象で後味が悪いものと多数。当時、ゾッとしたいという気持ちでホラー小説を探していたところ、たまたま書店に並んでいたところに目について購入したのだ。 「なんか、怖い話ないか?」まさしく私の当時の心境を見事に表したものである。ゾッとしたい、怖い話が聞きたい読者はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。連作短編ということもあり非常に読みやすかった。

    1
    投稿日: 2025.12.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    楽しかった。慌ただしい年末の隙間時間にちょこちょこ読もうと思っていたら、一気に読んでしまった。藤田新策の表紙というだけでもうそれは異界の入り口だよね。この店はあそこだよね、と心当たりが何軒かあるのも楽しい。

    3
    投稿日: 2025.12.26
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    こわいというより、不思議な話がたくさん出てくる。突然どこから出て来たがわからないことを言う人っているよねと思いながら、主人公の発想にびっくり。 見える体質なのかそう考えているから見えちゃうのか… 恩田陸さんらしいオチがたくさんついてます。 文庫本になって、時々パラパラと見返したりしたいなと思った。

    0
    投稿日: 2025.12.26
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    のほほんな友人たちのコーヒーブレイク中の怪談だけど、それでもやっぱりちょっとした不気味さがありつつ楽しく読めます。シリーズだとは知らなかったので、他も読もうと思います。

    0
    投稿日: 2025.12.24
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    恩田陸さんのホラーは好きなのですが、この本は想像していたのとはちょっと違いました。 おじさんが数人集まり、喫茶店で不思議体験や聞いた話を披露するというもの。女子会ならぬおじさん会の話でした。素敵な喫茶店がたくさん出てきて、純喫茶で美味しいコーヒーを飲みたくなった本でした。

    12
    投稿日: 2025.12.21
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    おじさん4人組が場所を転々としながら身近に起きた怪談話をしていくお話。 中年男性なのに高校男子みたいなノリが微笑ましかった。笑 すごく怖いわけではなく、怖さへの感じ方に共感できるような話が多い。ハラハラというよりはリラックスして読めてしまう。 物語にのめり込める程の面白さを感じなかったので★3。

    1
    投稿日: 2025.12.18
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    怖い怪談と言うより、ゆる~い不思議体験の話を持ち寄り喫茶店巡りしながら中年男子4人が披露し合うと言った内容の本でした。 怖さは全くなく、みんな職業柄、仕事に追われ行き詰ったりしたりする為の気分転換の場、といった感じでした。 私としては、怖い怪談話を読みたかったのでやや期待外れでした。

    1
    投稿日: 2025.12.16
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    装丁と全然違う内容だった。もっと怖いのかと思ってたんだけど、実際はほのぼのしてた。 ただあとがきを読んだら少し怖くなった。 ジャンルがホラーで良いのかな?

    1
    投稿日: 2025.12.16
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    実在の喫茶店が舞台になっているので、あそこのお店かな〜と想像しながら読めて楽しかった。関西在住なので、京都、大阪、神戸の有名どころは知ってるかも... 怖いけど、眠れなくなるほど怖くなくて、人から聞いたちょっと不思議な話みたいなノリがちょうど良かった。珈琲と美味しい食事、時にはお酒を飲みながら、友人と怪談を愉しむっていいな。自分もその場にいるような気分になりました。

    2
    投稿日: 2025.12.14
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    図書館から「本が用意できました」との連絡があった。半年以上も前に予約していた珈琲怪談。他に読みたい本があったので、すっかり興味が失せていた。しかし返却しなければならないので渋々ページをめくった。 面白い!面白い!渋々読み始めて本当に申し訳ない。ああこれは私の好きな内容だ。「怪談じゃないかも知れない・・・」そう前置きしたら怖いにきまっている。私が知っている喫茶も何店かありつい行ってみたくなる。昭和な喫茶は次元が歪んでいる感があるので怪談にはもってこいだ。珈琲と怪談を結び付けた作者に尊敬しかない。珈琲怪談は全国各地で開催されそうだ。

    2
    投稿日: 2025.12.12
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     四人の登場人物が、物語性があるわけではなく、怪談には至らない少しだけ不思議な小話を披露し合うという内容である。ドラマやオチがあるわけでもなく、伏線回収があるわけでもなく、話に登場する風景や場所などの背景描写を浸るでもなく、徹頭徹尾あまり面白くない小話が続くだけであった。ただ単にこの著者と自分の相性が合わないだけかもしれないが、この本から何を言いたいのかを見出せなかった。しかし読み進めやすい文脈の本ではあった。

    9
    投稿日: 2025.12.12
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    喫茶店をハシゴして珈琲や紅茶、甘いものや時にワインなど飲食しながら怪談というか、不思議だ⋯と思う話をする会を4人の男がやってる、というただそれだけの本。 主人公は必ず怪談的な体験をするところがポイント。

    0
    投稿日: 2025.12.11
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    おじさん4人が喫茶店やバーをめぐって怪談話をしていくお話。 タイトルに惹かれてずっと読みたくて、図書館にあったので借りてきて読みました。最初は正直期待外れだったかな…と思いましたが、読んでいくにつれて登場人物たちにも愛着が湧いてきて、話もだんだんと面白くなってきました。 多聞さんがいいキャラしています! でも、尾上さんの怪談話に強欲なところも面白いし、水島さんは絶対ネタがいっぱいありますよね?って思うし、黒田さんもいい味出してます。 尾上さんのドッペルゲンガーの話と、多聞さんの傘の話、そして黒田さんの犬の話、少しぞっとして面白くもあった。(水島さんの話は?笑) これ、是非実写して欲しいです。話の内容もほぼ実話らしく、真実味があって良かった…! 怖いのが苦手な人でも夜中トイレに行けなくなるような本怖な話じゃないので読みやすいと思います。 これを読んで不連続の世界も読みたくなりました。 このおっさんたちが出るのが嬉しい。

    14
    投稿日: 2025.12.09
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    別にNHKの怪談ブームに便乗した訳ではなく、偶然に出版のタイミングが合ってしまったのだろう。本書は、幻冬舎(GINGER L。, 小説幻冬)で不定期に掲載されたシリーズを纏めたもの。帯には「17年ぶりの塚崎多聞シリーズ。連作短編集。」と書かれてある。内容は仲間4人が日本各地の喫茶店を巡って、それぞれが怪談話を披露しあうといった変なお話。その中の1人が塚崎多聞ということなのだが、塚崎多聞は他の恩田作品(月の裏側、不連続の世界)にも出ていて、これが3度目の出演となる。4人が集まっている最中にも、すぐに自分の世界に入ってしまい、仲間からは「ああ、またか」と言われる、いわゆる変な奴。なのに、時々思いがけない成果を出してくれる。さすが、恩田作品に何回も出てくるのも頷ける。 さて、本題の怪談話だが、4人が繰り出す怪談話はいずれも話が短く、恐怖度も殆ど皆無。よくこれで本一冊に纏められたなと感心するばかりである。偏にこれは恩田陸の強力な文書力に拠るものだろう。怪談自体にはあまり捉われずに、仲間4人の珍道中と思って、思い込んで読むことにより、スラスラとストレスなく読むことが出来た。勿論、時々出てくる塚崎多聞の一言がスパイスの様に作品全体を引き締めていたのは言うまでもない。

    15
    投稿日: 2025.12.08
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    加齢のせいか、恐怖感があまりなくなって、 昔ほど怖いものが少なくなったんだ〜。 そのせいか、この本はまったく怖くなかった。 フツーに寝られそう‼️ でも、四人組の男性が、喫茶店巡って、いろんなお話ししたり、美味しいもの食べたり、甘いもの食べたりするのは、とても楽しかった。

    18
    投稿日: 2025.12.07
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    中年男子のお茶会、といったところ。 女性は特にテーマを決めなくてもランチから始まって場所を変えてお茶まで、数時間もおしゃべりが続く。しかも話の内容は次から次へととめどなく続く。よくそんなに話すことがあるね、と男性から言われるほどだ。だから、男子同士で丸一日かけて喫茶店をはしごして、話し続けるにはテーマが必要なのかも。そんな違いを感じて面白いなと思った。

    1
    投稿日: 2025.11.29
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    まことに残念だけれど、いわゆる小説としての魅力が乏しいです。ゆるく編んだ物語であります。わたくし、ただ今晩酌でいい気分にて、レビューをしたためるにはいかがな状態かとも思うのですが、素直に物足りんぞと申し上げる次第であります。NHKの朝ドラ『ばけばけ』が面白く、それにちなんで怪談の主題に惹かれたわけです。珈琲飲んでくつろぎながら仲間内でのとりとめもない怪談談義。現実に語り合えばこんなもんですよ。ありそでなさそな怪奇譚。でもね、作品であるなら単なるおっさんの与太話ではいかんでしょう(酔ってる俺が与太ですが)。

    3
    投稿日: 2025.11.28
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    怪談の定義は曖昧だけど、人によっては何ともないかもしれないけど怖いと感じた話や、不思議だと感じた話をただゆるゆると話す感じ。 場所やシュチュエーションによって呼び起こされる記憶の不思議さや、その人によっての違いが面白い!

    1
    投稿日: 2025.11.26
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    やはり怪談をするとよくないものが寄ってくるんだろうか。一つ一つの話としては怖くないけど、何かが起こるんだなと思わされる。

    5
    投稿日: 2025.11.25
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    男4人が集まって喫茶店でなんか怖い話をする。 現状と噂の境目で、実際に怖いものがあるような…? 各章ごとに、現実のオチみたいなのが怖いが、全体的に怪談という範疇に入るのか怪しい話ばかり。 恩田陸らしいちょっと不思議な世界が広がる。 捨てても戻ってくる傘とか、日傘のおばあちゃんの話はなんか優しくて好き!

    4
    投稿日: 2025.11.23
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    『不連続の世界』読んでないけど不連続なので問題なかった。リアルな実話怪談だと思ったらほんとにリアルの実話怪談なんですね。怖いよー。ナニソレ系が多かった。いずれシリーズ後追いしたい。

    1
    投稿日: 2025.11.22
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    連作短編。雑誌に長期に書き継がれた作品(2014-2025)。 全くバラバラの仕事を持った中年のおじさん4人が、全国の喫茶店を巡って怪談話しをする。 京都、横浜、神保町、神戸、大阪、京都と全て会社や仕事で馴染みの場所なので、何となく街や喫茶店の空気感が分かる。歴史ある喫茶店が中心。 あとがきを見ると、作者の実話が元になっているとのことで、怪談が物凄く怖い訳では無い。そんなこともあるよな、と思ってしまう。 主人公と思われる多聞のシリーズもあるようだが、多聞の突拍子もない発言で、2件の事件が解決してしまった。推理小説的な内容も兼ねているようだ。

    80
    投稿日: 2025.11.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    多聞、尾上、水島、黒田の4人が、ぶらぶら喫茶店をハシゴしながら怪談を披露していく……のだが、ホラーというよりは不思議な話といった印象。 肝心の怪談がまったく怖くないので、ただ男4人がダラダラ雑談してお散歩しているだけになっている。怖いものを期待していただけに残念。喫茶店という舞台もまったく活かされていない。もっと店内の様子や注文したもの、メニューに関する表現がほしかった。漫画やドラマのような映像作品のほうが向いている作品だと思う。 ただ雰囲気は好きです。章の最後にある不思議展開もいい塩梅で良かった。

    0
    投稿日: 2025.11.22
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    カフェや喫茶店を巡りながら、友人関係の男性4人が一件の店につき怪談を一話ずつ披露していく短編集。 恩田先生にしては特別怖いわけじゃないけれど、 コーヒーを一杯飲みながら一話ずつ堪能するような、 軽い読み物としては良いと思いました。

    1
    投稿日: 2025.11.19
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    怪談だけど、ちょっとだけ怖い怪談。ちょっとだけ怖いだけだから、読み終わった後に怖さが残らなくて面白く読めた。怖いのが苦手な人全然大丈夫な作品。

    1
    投稿日: 2025.11.16
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    4人の中年男性友達が喫茶店、コーヒーショップ、カフェ、はたまたバー等で繰り広げる彼らが体験したちょっと不思議な、少し怖いお話を披露するという連作。 「怪談」と題名にはついているが、それほどの怪奇、ホラー物語ではない。この世では起こりえないであろうことが題材になっているが、京都、横浜、神保町、神戸、大阪と各地のお店は、名前こそ書かれていないが、場所、店の佇まいは実際にあるお店がモデルで、確かに私自身も行った事のあるお店が数軒出てきた。 事実と虚構がないまぜになって、読者を不思議な世界へ導く作品。

    0
    投稿日: 2025.11.12
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    著者の作品が割りと好きなので読んでみました。 ただ個人的にはホラーが苦手なので 若干恐る恐る読んでみたけれど 中年?のおっさん4人が喫茶店を中心に コーヒーとともに奇妙な話をするという物語 で、おっさん4人と喫茶店というのがホラー要素を軽減していて読みやすかったです。 あとがきを読んだら 著者が聞いた本当の話をもとに作られてらしくて... そこが一番ゾッとしました(笑)

    1
    投稿日: 2025.10.30
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    図書館。 シリーズものだという認識なかった。前作も読んでいたけれど、もう忘れていた。 淡々と、ジワとした日常の怖さを随所に置きつつ、終わりかたは恩田陸らしくて良い。ホラーが水にあっている。

    13
    投稿日: 2025.10.29
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    不連続の世界の塚崎多聞の久しぶりの続編 といっても、前作2作の内容はほぼほぼ覚えていませんが 前作は面白かった印象があるが、今回はただ読み進めただけで特になんの感慨もありません

    1
    投稿日: 2025.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まず全然怖くないし、1話1話薄すぎ 誰かも知らないおじさんたちがしょーもないホラーを話してるだけで、何も響かなかった これもかなり読むのに時間かかった…!

    1
    投稿日: 2025.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    珈琲飲みながら読めばよかった。 喫茶店で語られる不思議な怪談。スッゴい怖いでもなく、ただ怪談している雰囲気が書かれる喫茶店の雰囲気と合ってすごく面白かった。 現実は珈琲の中にある。

    0
    投稿日: 2025.10.23
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    わざわざ遠出しても集まって話したいと思えれる友人がいるのって良いなと思う。話される怪談も怖すぎない良い塩梅で。ラストに必ず"何か”が起きるのもある意味王道だけど面白かった。同じ人物が登場する別作品も読み直したい。

    3
    投稿日: 2025.10.19
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    この多聞のシリーズ、実は恩田陸の中ではそんなに好きなほうじゃないんだけど、読むと結構面白いんだよな…。 今回の連絡短編は、いつもに増して「わりとどうでもいいんだけど気になる小さなエピソード(しかもそんな解決されない)」の連続で、そこがなんとも恩田陸らしいし面白い。 また恩田陸作品いろいろ読み返したくなってきたなー。

    0
    投稿日: 2025.10.18
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    怪談っていいなぁ!と思えるお話だった。何年か前にYouTubeでたまたま見つけたオーコワというチャンネルにハマってひたすら怪談を聞いていた時期がある。この小説の中で怪談のいいところをいくつか挙げていて、読んでいてなるほどなぁと思った。 この本を読み終えたあと、夫に「なんか怖い話ある?」って聞いてみた。彼が子供の頃の話だが、ある日、家の物置からぽろっと坂東眞砂子さんの『死国』という小説が出てきたらしい。暗い花畑の真ん中に着物を着た髪の長い女の人がぽつんと立っている、というちょっと不気味な感じの表紙だったのもあり、「これって誰が買ったの??」と家族みんなで首を傾げたそうだ。結局、誰が家に持ち込んだものかはわからず、なんとなく怖かった話として記憶に残ってるのだとのこと。私にはそういう体験がないのでちょっとかなり羨ましかった。 「なんか、怖い話ないか?」怪談は好きだけど、知人にそう聞いたことは意外とないなって気がついた。今度人と会うときは聞いてみようかな。面白い話が聞けるかもしれない。

    1
    投稿日: 2025.10.16
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    今年の猛暑に少しでも涼しくなればいいと積読していた本を、やっと読みました。 すっかり寒くなってきた秋に読む怪談もなかなか風情があってよかったです。しかもほとんどが恩田さんが実際に体験したことなんだとか!いやぁ、怖い。 そして、登場人物の男性4人の空気感が心地よい。(多聞さんシリーズを読むのは初めてです) 男性数名が集まってランチとかお茶とかするのを見ない、ということを指摘していた小説もあるくらいなので、世の中的には珍しいのかもしれませんが、珈琲怪談をキッカケにこういう男性たちが増えたら素敵だと思いました。 珈琲好きは喫茶店等の雰囲気がよく伝わって、聖地巡りしたくなるはず! 私はサクッと数日で読んでしまいましたが、とてもライトで章も細かく区切られていて読みやすいので、併読の1冊としてもオススメできます。

    24
    投稿日: 2025.10.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    多聞を主人公にした他作があるとの事なのだが未読である、多作家の著者であるのでとても全作は読めないが知ってしまうと気になって仕方ない何かの機会があれば読んでみたい、4人のそれぞれかなりのステータスをもった男たちが怪談とも思えない話を披露するだけの話だがなかなか面白い、人生にある程度余裕がなければありえない話だ、最近の量子力学を知ると無碍にありえない話では無さそうに感じるから不思議だ、今年は小泉八雲の年であるため怪談話がトレンドになるかもしれない。

    1
    投稿日: 2025.10.12
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    物語の舞台は、夜の喫茶店。 常連客やマスター、偶然居合わせた客たちが、温かいコーヒーを片手に「ちょっと不思議な話」を持ち寄る。 彼らが語る出来事はどれも派手ではないが、現実と非現実のあわいで人の心に静かに入り込む、奇妙で美しい“怪談”ばかりだ。 それぞれの話は独立しているが、登場人物たちはゆるやかにつながっており、読み進めるうちに「なぜこの喫茶店に人々が集まるのか」という謎も浮かび上がっていく。

    0
    投稿日: 2025.10.11
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    ―ホラー(緩め)― 「ようこそ、珈琲怪談へ」 男性4人が、喫茶店に集まりコーヒー(たまにビール等)を飲みながら怪談話をする話。 尾上(作曲家)、水島(外科医)、黒田(検事)と、この小説のキーマン、多聞(音楽プロデューサー)。 「これ、怪談っていいのか分からないけど…」と話し始める内容もゾワッとするモノから、え?何それ?って思う事まで様々。 恩田陸さんの、馴染みない(一般的には難しいと思う)言葉を使いながらも、情景描写が抜群に上手いところは凄く好き。字を読みながら光景が頭に浮かぶ。 それも含めて面白かった。

    0
    投稿日: 2025.10.10
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    喫茶店と怪談に惹かれて、このシリーズは初めて読んだ。 喫茶店の雰囲気が小説から伝わってきて、そこにゾクっとするような怪談話。 主人公の何気ない?話が事件解決のヒントになったり、楽しく読めた。 短編なので読みやすく、あっという話に読み終わってしまった。

    0
    投稿日: 2025.10.04
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    ゾクッとする···。喫茶店という外界から切り取られた空間で語られるのもまたいい。六曜社の地下は雰囲気あるなー。

    0
    投稿日: 2025.10.04
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    “あるかもしれない、だからいいんだよ。信じる信じないじゃなくて、分からない、でいいと思うし、そういうもんだから必要とされるんだと思うが” まさに怪談の流儀だと思う。 珈琲×怪談は美しくもそこ知れない怖さがある。 怪談っぽい怪談よりも、日常に何気なく潜む怪談の方が何倍も怖いと思い知らされた… 特に怖いシーンは、多聞が霊感体質なのか いつも奇妙な体験に巻き込まれるところ。 失くした傘が戻ってきたり、亡き人が見えたり… リアルでゾッとした。 恩田さんの描く日常に潜む怖さは、 珈琲と同じくらい癖になりそうだ!

    11
    投稿日: 2025.10.03
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    シリーズ別作品は読んでなくてこれが初。 全体的にふわっとというか後味が不思議なお話。 一番ゾッと寒くなったのはほぼ実話というところだった 喫茶店まわりたくなる

    0
    投稿日: 2025.10.02
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    私の好きな物、珈琲と怪談が題名になっていて思わず読んでみました。 4人のそれなりに地位、名誉があっていい歳のおじ様たちが怪談話をしながら喫茶店巡りをするという話。短編集。4人のダラダラした感じがなかなかいい。 BSでやっている『飯尾和樹のずん喫茶』に似ていると思いました。この番組は、飯尾和樹さんが喫茶店を巡り、おすすめメニューを食べたり飲んだりします。マスターとのトークが面白いです。 話としてはゆる〜くていいんだけど、怪談にパンチが足りなくてイマイチ。あと、私的に喫茶店のメニューの描写がもっとあれば良かったかな、おすすめメニューなど。あ、それだとずん喫茶になっちゃうか(^^)

    52
    投稿日: 2025.10.02
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    4人のおじさんたちが喫茶店をハシゴしながら、珈琲片手に怪談を披露しあうという、ちょっと変わったホラー短編集。 どれもオチのない不思議な話ばかりで、怖さは控えめ。でも、あとがきによると、作中の怪談はすべて実話がもとになっているそうで、そう思うとじわっと怖さが増してくる。 描写が丁寧で、ワンピースの女性、傘、エトセトラ…情景が自然と頭に浮かんでくる。暑い夏の日に、ちょっとだけ背筋がひんやりするような一冊。 黒田検事が抱える事件の全貌がとても気になるので、どこかで読めたら嬉しい。

    0
    投稿日: 2025.10.01
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    恩田陸さんの文章が好き ものすごく心に残るかと言われるとそうではないけど、恩田陸さんの文章はスッと心に入ったきて読みやすいし、人物が生き生きとしている。久しぶりに読んで実感した。大作ではなく、スキマ時間にちょっとゾクゾクしたいときにオススメ。

    0
    投稿日: 2025.09.30
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    図書館の本を読む▼ https://kguopac.kanto-gakuin.ac.jp/webopac/BB00785811 なんか、怖い話ない? 異界が覗き、怪異の似合う古い街。 男たちが喫茶店に集ってすること、とは――。 ホラー小説家としてデビュー(『六番目の小夜子』)した著者による、深煎りネルドリップ、男子ホラーはいかが? 奇妙な味がじわじわ恐い(ほぼ実話)全6編。(出版社HPより)

    0
    投稿日: 2025.09.30
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    17年ぶりの多聞さんシリーズ、とのことで。 まじか……、と年月の流れにひとしきり慄きましたが、でも恩田先生アルアルっちゃアルアルか…。 まあ多聞さん、動かしやすいんだろうなあと再認識。 『月の裏側』、 『不連続の世界』がわりとどんでん返しっていうか、わりと「おおっ」となる終わり方だったからか、これはあっさりめでしたね。 のんべんだらりとおしゃべりしてる恩田作品、個人的には好きなので楽しめましたが。 夏の夜とかに読んだ方がほんとは怖かったんかな。 でもこれはそんなに怖がらすっていうより、日常にひそむすこしだけ不思議で怖いかも…みたいなものな気がする。

    0
    投稿日: 2025.09.29
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    珈琲怪談 恩田陸さん 塚崎多聞シリーズ第3作品 シリーズだった。 作者の恩田陸さんのあとがきに ほぼ実話と書いてあった 中年男子4人の会話が、 なんとなく、ほのぼのとして面白い こんな関係、良いなーと思った

    1
    投稿日: 2025.09.28
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    恩田陸さんの小説は独特の雰囲気があって、時々無性に読みたくなる。 今回は久しぶりに多聞さん達が揃い、あちこちの喫茶店をはしごしながら怪談を話す短編集。 喫茶店に行きたくなる〜。 怪談もさまざまで、とてもいい。

    0
    投稿日: 2025.09.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うだうだと話す様子が妙にリアルで面白い。そうして油断してるとぞわりとする話をぶちこんでくる。 そんな不思議な経験、したことないな。でも、覚えてない、気づいてないだけで、意外とあるのかも。

    0
    投稿日: 2025.09.27
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    出てくる話はほぼ実話と聞いて、ちょっとぞくっとしました すごく怖い話でもなく、ちょっとあれっと思った話などなので、リアルに感じて逆に怖い 日傘のおばあさんの話がほっこりあたたかくてすきです

    1
    投稿日: 2025.09.24
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    〔Ⅰ〕四人の、まあ成功していると言えるおっさんたちが各地の喫茶店をハシゴしながら短くて他愛ない怪談話(というより奇妙な話系か)に興じ続けるというもの好きなお話。 〔Ⅱ〕場所は、真夏の京都/真冬の横浜/五月の雨の神保町/神戸/大阪ではマヅラっぽい店や芝川ビルっぽいビルをはじめ知ってるとこが多かったのが嬉しくはある。御当地ものって面もあるなあ/晩秋の京都。 〔Ⅲ〕とても好みのタイプの本でした。たぶん、こういうのがいちばん好き。 ■塚崎多聞についての簡単な単語集 【尾上】塚崎多聞の友人。作曲家兼スタジオミュージシャン。もともと京都人。布袋様みたいな感じ。喫茶店ハシゴでの怪談会を企画した。インスピレーションが欲しいらしい。〔Ⅰ〕では文化庁に依頼された曲作りに苦心していた。絶対音感あり。ドラマにするなら俳優は小手伸也さんあたり? 【怪談】《俺さ、怪談話してると、ちょっと大袈裟かもしれないけど、「生きてる」って感じがするんだよ》p.49。《おお、これこそが怪談の効果だ。見るものすべてに意味を見つけてしまう。》p.76 【顔】《どうして、顔は怖いのだろう。》p.150 【記憶】《僕たちはどれくらいこうした偽の記憶を持っているのだろう。》p.34 【京都】《夏の京都くらい、「白昼」という言葉が似合うところもない。》p.50。《この街は今、白昼夢を見ている。しょせん僕たちは、街が見ている白昼夢の中の登場人物に過ぎないのだ。》p.52 【黒田】検事。忙しいらしい。ドラマにするなら俳優は西島秀俊さんあたり? 【坂】《坂って、微妙に怖いよな》p.179。《坂で曲がってると、誰でも減速するじゃないか。その時に、何かがちょっとずつ落ちて、角に溜まってるんじゃないのかな》p.180 【塚崎多聞】思考回路が独特らしい。大手音楽レーベルのプロデューサー。子供の頃は商社マンだった父親に連れられてラテンアメリカ暮らしが長かった。《僕って、究極のよそ者体質なんだよな。》p.16。ドラマにするなら俳優は田中圭さんあたり? …若いか? 吉岡秀隆さんあたり? 【日常】《すぐそこに怪異があっても、それはにちしの顔をしていて、ただ気付かないだけ。》p.45 【水島】塚崎多聞の友人。医師。『ブラック・ジャック』のドクター・キリコに似ている。普段はパンクロッカーみたい。甘いものが苦手。ドラマにするなら俳優は津田健次郎さんあたり? 【横浜】《そもそもがフェイクだった街。それはそれで面白い。》p.70

    0
    投稿日: 2025.09.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「ようこそ、珈琲怪談へ」と宣言して始まる、男だけの酢強な世界。京都、横浜、神保町、神戸、大阪、京都と4人の男が遠出し喫茶店を何軒もハシゴしながら、持ち寄った怪談を披露し合う。 怪談ではあるけど、特に怖いわけでもなく、ちょっと不思議な話。多聞の話が検事の抱える事件の解決のヒントになったりして、ちょっとミステリ。 とりあえず男4人が楽しそうにワチャワチャしてるのが微笑ましい。

    0
    投稿日: 2025.09.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本書に登場するエピソードは、不可思議な塩梅がとてもいい。妙に整っていないところが却ってリアルだ。そう思っていたら、ほぼ実話とのこと。多聞の謎めいたキャラクターと相まって、虚実のあわいともいうべき雰囲気が実に上手い。 確かなものであるはずの現実が揺らいで、この世ではないものを垣間見る。彼岸と此岸の境目が交じり合う瞬間こそが「珈琲怪談」での怖さであり、それを違和感なく受け入れているのが多聞の特異さであるように思った。

    1
    投稿日: 2025.09.20
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    面白くないわけでもないが、面白いとも思えない。まず登場人物の4人の職業が音楽Pにスタジオミュージシャン、外科医・検事とあまり一般的でなく、知識をひけらかすような会話の導入からして気に食わない。ちょっとした怪談自体はなかなかに興味をそそられるが、人物の魅力のなさが帳消しにしている。恩田作品としては完全な凡作。

    1
    投稿日: 2025.09.18
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    面白かった ホラー小説までは行かないが、登場人物の一人一人の職業や立場が違うため物事の捉え方が違うところも魅力だと思う。

    0
    投稿日: 2025.09.18
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    続き物と知らず読み終わりあとがきで多聞の話があることを知った。 前作を知らないので続き物としてどうかはわからないが、こちらはまったりと楽しめる作品だった。 珈琲怪談のために集まりお互いの話に青ざめ震えるおじさん達がとにかく可愛かった。 たまにはのんびりとこういう本もいいな、と。

    0
    投稿日: 2025.09.17
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    多聞シリーズで1番好き! 前作、夜行列車で怪談会をしていた4人が再集結。 現実と怪異の狭間のような世界観、不穏で、不思議で、怖くて、さすが恩田陸。 ミステリー的な解決を望むなら読まない方が良い。 なにひとつ謎解きも解決もされません。 あとがきに「怪談のほとんどは実際に聞いた話」と書いてあって、そこが1番怖いポイントだったな…

    0
    投稿日: 2025.09.16
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    職業もバラバラの4人のおじさんたちが喫茶店でコーヒー飲みながら怪談男子会してるって内容で、なんだかほのぼのしている。怪談というか、うすら怖い話的な?それ聞いてるおじさんたちが感度がめっちゃ高くて可愛かったw怖いか?って話にも鳥肌立てて怖がっててw あとニッチな喫茶店いきたくなる!

    1
    投稿日: 2025.09.13
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    多聞をはじめ、同級生4人の中年男が、喫茶店をハシゴし、一話ずつ怪談を語る。 恩田陸・怪談・コーヒー、が好きな者としては、どこを読んでも嬉しい。しかも「ほぼ実話をモチーフにしている」著者。サイコーだ! 個人的に、本当にあったこわい話をたくさん見聞きするが、信じない人には疑われる。「信じる人にしか話せない。」と語る友人もいる。 系列本と知らずに読んだ。 今から、塚崎多聞の本を借りるために図書館へ行こう^_^

    5
    投稿日: 2025.09.13
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    50歳代の4人の中年男性が、京都、横浜、東京、神戸、大阪の古い街にある由緒正しき喫茶店を何軒もハシゴをしながら、摩訶不思議な小話を披露し合うと云う内容となっている。 6話からの構成で、5都市を巡りながら各自が体験したり人から聞いた怪談が繰り広げられるのだが、エンターメント的な派手な怖さは無い。 日常、誰にでも体験したことのあるような現象のようで、冷静に振り返ると何気に不思議に感じられる事柄が多い。 もちろんゾッとする話もあるのだが、4人の会話の雰囲気がとても良いのだ。 職業も趣味も異なる利害関係の無い中年仲間が羨ましくなる程に、4人の大人の会話が楽しいのだ。 恩田陸女史が「あとがき」で述べられているのだが、4人が語る怪談は実際に起こった事柄ばかりとのことだった。 そして「珈琲怪談」が繰り広げられる各喫茶店も、外装・内装や雰囲気が綴られているので、喫茶店に詳しい方には何処のお店か理解可能だと思う。 私もそこそこの不思議な体験をしているので、なんとか気のおけない仲間に入れて欲しいなと思った次第。

    8
    投稿日: 2025.09.13
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    中年?の男友達4人が各地の喫茶店をはしごしながら一店一話の怪談を披露して歩く。 場所は京都から横浜、神戸、大阪と来て京都で終わる。 著者あとがきによれば本書で披露された怪談はどれも実話に基づいているらしい。 検事、医師、音楽関係と多忙なはずの男たちが旅先に集まって喫茶店を巡りながら怪談に興じる酔狂さの裏で、怪異体質の多聞の身の回りにリアルタイムで怪異が起こる二重構造や、さらには多聞の何気ない独り言?が捜査中の事件を解く鍵となる遊びが面白い。 語られる怪談は怖いというよりはレトロな雰囲気をまとい時に物悲しく、時に懐かしく、心暖まる。

    0
    投稿日: 2025.09.10
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    「ようこそ珈琲怪談へ」というせりふを皮切りに、男4人組が場所を変えては集まり、怪談を披露する。明確な怪談もあれば、ぼんやりとした話しもあり、時にはそれがメンバーの一人である検事の、事件を解くヒントになったりもしているらしい。なぜ"らしい"かというと、明確に事件の全容&解決が示されていないから。終始、どこか曖昧さを含んだ形で物語が進む。どうにもそのへんがもやもやとすっきりしない。そこが怪談話の良さなのか…? 恩田陸さんは実はほとんど読んでいない。 2~3程度しか読んでいなくて、理由は端的にいうと「ハマらないから」なのだが、そろそろどうだろう?と思って本書を手に取ってみた。…がやはりハマらない。 次に恩田作品を読むのは何年後だろう…。

    11
    投稿日: 2025.09.08
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    身近で、誰の元にも起こりそうなちょっとゾワっとする話。 凄く怖い話じゃない、それが逆に想像力をかき立てられて怖くなる感じ。 ああ夢に出て来そうだなぁと思ったところで、読むのを止めた(笑) これ以上読んだら、書いてないことまで夢に見る気がした。。。

    12
    投稿日: 2025.09.07
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    「月の裏側」「不連続の世界」に続く塚崎多聞作品。慌てて最初から読んでみたけど、「月の裏側」は飛ばしても大丈夫な内容かなぁ、と思いました。むしろ、最後に読んだ方が怖さ増すかも? この本は、多聞が友人と時々集まって珈琲の美味しい店(時に雰囲気のあるバーだったり、泊まるホテルも使うレストランも一流)で怪談話をし合うという、収入も身分もある50過ぎの男性よもやま話を聞かせてもらっているような、不思議な本です。シリーズでは一番すんなり読めました。そして、あとがきの"ほとんどが誰かから聞いた話か、自分で経験した話である"っていうのが、この本で一番怖かったかも。流石、ホラー体質の作家。 お店の名前ははっきりと書かれていませんが、知っている場所だとどの店舗かわかります。いくつかわかるお店でした。そのうちのひとつ、横浜のホテルが怖いっていうのが、わかる。あそこ、独特のオーラあるんだよね。そうか、古くて重厚で照明少ないだけじゃないんだ。行ってもへんにセンサーたてないどこ、鈍感モードでいよう、と思いました。個人的には横国のあるエリアもあんまり好きじゃないんだよね。話題になることないから、いないんだろうけど。 多少男女の関係話はあるけれど、読みたがったら小学生でも可。基本は中学校以上向け。

    4
    投稿日: 2025.09.07
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    『月の裏側』『不連続の世界』に登場する塚崎多聞の連作怪談。でも、この本だけを読んでも十分に楽しめる1冊。 「こうしてみると、生者と死者は、大して違わないのかもしれない。案外、こんなふうに、普通に日常生活に紛れ込み、一緒に暮らしているのかもしれない。」という一文が印象的ですが、私がいちばんゾッとしたのは「あとがき」。皆さん既に書かれてますけど。

    6
    投稿日: 2025.09.06
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    4人の中年男性たちが喫茶店やバーで怪談をひたすら話す、という『珈琲怪談』開催の様子がかかれた1冊。後書きによると怪談はほぼ実話なのだとか。 すんごい怖いわけじゃないのに、なんかありそうなリアルさがぞぞぞとして、読み始めた晩はなかなか寝付けなかった。ときに山登りでテントの中で誰かに触られた話が、布団にくるまりたくなるくらい嫌だった(笑)

    0
    投稿日: 2025.09.05
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    男子4人会。京都、大阪、横浜等々の喫茶店でコーヒーやたまにビールを飲んで怪談と言うよりは怖くて奇妙な話をする。怖いよりは不思議な話かな。恩田さぼぽくない感じだった。

    5
    投稿日: 2025.09.04
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    思ってたのと違ったけど面白かった。ほんのりほんわかホラーを体験できるって感じ。 別作品の続編らしいが、前編知らずともこの作品を楽しめるストーリーとなってるのは良かった。

    0
    投稿日: 2025.09.02
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    何の利害関係もない4人の中年男性(音楽プロデューサー、スタジオミュージシャン、外科医、検事)が、多忙な日々の合間に京都、横浜、神保町、神戸、大阪の喫茶店に集まり、「ようこそ、珈琲怪談へ」の発声のあと、それぞれ怪談を語る。恐怖という印象はないが、ちょっとした怪奇な話、不思議な話といった感がした。全体的なソフトな感じで、4人の雰囲気がいい。戻ってくる傘、死んだお婆さん、ドッペルゲンガー、デジャヴがゾクゾクとした。あとがきで作者の体験談とか実話だそうで、その多さに驚愕。まだネタがあれば続いて欲しい。

    0
    投稿日: 2025.08.31
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    珈琲も怪談も好きなので、ぴったりだと読み始めた。恩田陸さんも珈琲好きなことをはじめて知った。本の中に出てくる話もお店も実際のものがほとんどだとかいてあったので、その事にも驚いた。怖い話と不思議な話は、誰でもひとつふたつはもってるのではないかと改めて思う。私自身もいくつかある。夢なのか、まぼろしなのかはわからない。人間って不思議だ。

    6
    投稿日: 2025.08.29
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    さすがベテラン恩田陸。 無数のエピソードにぞくりとさせられる。 しかも、後書きを読み、さらにぞっとする。 (全て実話だそうな) 喫茶店をはしごし、珈琲を飲みながら四人の男性が怪談を披露する。 舞台は京都、横浜、神戸、大阪・・・ 実在の店ばかりで、ああ、あれか・・・とわかる店も出てきて それも楽しい。 この企画、真似したくなったが、 下手に手出しをしない方が安心というモノかも。

    1
    投稿日: 2025.08.28
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    面白かった! ものすごく怖いわけではないけど、 日常で体験した怪談とは違うかもしれないけどちょっと怖い話って感じ。 友達とこんな風に喫茶店をめぐりながら怪談を語るってすごく楽しそう。 読みやすくてあっという間に読み終わってしまった。

    9
    投稿日: 2025.08.27
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    『月の裏側』『不連続の世界』の塚崎多聞の物語。 ホラーは苦手だが、本作は喫茶店巡りをしながら一軒でひとつ怪談を語るという趣向のせいか、馴染みやすい。話の内容も、怪談というよりも日常に紛れ込むちょっとした不思議や不条理のようなものが多く、ガツンと怖いというよりも、後からじんわりと震えがくるような趣なので、ほんとうに怖いのはこっちの方かもしれないとも思う。 多聞さんは相変わらず、開いているようで奥底では閉じている感じで魅力的である。やはり彼が語る物語がいちばん真のところで怖い。彼には絶対に他の人には見えていないものが視えている。

    1
    投稿日: 2025.08.26
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    古い喫茶店を梯子しながら、一つずつ怪談を披露する試み、珈琲怪談。 何とも粋で、やってみたくなる風流さを感じた。

    0
    投稿日: 2025.08.21
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    作中に出てくる喫茶店などは実在するところで(名前は出てこないけれど、特徴で「あそこかな?」となる)、どこか想像するのも楽しかったです。 怪談は登場人物ごしに語られるせいか、不思議系が多いせいか、そんなに怖くはなかったですね。さらっと読めてなかなか良かった。 基本的に喫茶店で珈琲を飲みながらする怪談の会なので、読んでいるこちらもしっかりとした珈琲が飲みたくなりました(読み終わってからせめて、とドリップコーヒーを淹れました/笑)。

    0
    投稿日: 2025.08.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大学時代の同級生4人で夜行列車で怪談を話しながら高松を目指し、讃岐うどんを食べて回ろうと云う企画から8年今度は喫茶店巡りをしながら怪談を話そうとなった。 ひとつひとつの逸話は取り留めもないが時に鳥肌ものの話もあり楽しく読み終えることができる。 怪談がヒントとなり事件を2件解決したりもする。 続編がありそうな娯楽作品か。

    0
    投稿日: 2025.08.19
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    すごい怖いというわけではないが、鳥肌が少し立つような薄気味悪い感じの話。もしかしたら、この中のひとつかふたつ、みんな経験してるかも!

    24
    投稿日: 2025.08.17
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    多聞の脈絡のない「そういえば」が好き 初めて読んだけど、シリーズなんですね 多聞はもっと変人でもいいです

    1
    投稿日: 2025.08.14
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    珈琲の香りが漂ってくるような作品。 喫茶店に行きたくなる。塚崎多聞シリーズをはじめて読んだので他の作品も読んでみたい!となりました。喫茶店をハシゴしたくなる雰囲気でとても好み。

    0
    投稿日: 2025.08.14
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    なるほどと思う話があったり、妙に共感したり、時にゾクっとしたり。恩田陸さんの描く会話劇が好きだ。会話劇だけでこれだけ物語に没頭させてくれるのが、彼女の凄さだと思う。 海外の映画でよくおじさん4人組を見かけるが、本作でも仲の良い4人が微笑ましい。なんだかずっと4人の会話を聞いていたくなる。

    1
    投稿日: 2025.08.14
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    久しぶりの「塚崎多聞」シリーズ。4人の中年男性が喫茶店巡りをしながら怪談を語る、という設定が面白い。 一つ一つの怪談はそんなにボリュームはなく、その分ありそうな話に思える。ホラーがそんなに得意ではない自分でも楽しめるくらいの怪談。いわゆる怖い話というよりも、不思議でちょっとゾッとする話という感じ。文章もとても読みやすくてサクサク読める。 登場する喫茶店も実在する店やモデルにしたお店ばかりらしく、いろんなお店が出てきて楽しい。つられて喫茶店に行きたくなる。 久しぶりに以前の「塚崎多聞」を読みたくなった。

    0
    投稿日: 2025.08.11
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    珈琲怪談。なんという魅惑の字面。ありそうで見たことが無い組み合わせではないか。なんのこっちゃというと、それぞれにプロフェッショナルな職につく中年の男性の友達四人が、忙しい仕事の合間を縫ってある街に集い、喫茶店やカフェをひたすらハシゴしながら怪談話を語り合う一泊二日の遊びである。 と説明を試みたが、やはり字面からはその面白さがいまいちわからないだろう。でも読めばそのゆるさと不思議なクセに惹かれるはず。気楽に読める短編集だ。機会があれば手にとってみても良いと思う。 怪談と言ってもおどろおどろしさはなく、夜眠れなくなるほどのホラーもなく、ページを捲ると心臓が飛び上がるような不意打ちに遭うこともない。マイルドな、日常の中のちょっとした「ゾッとする」体験や不思議な体験のミニトークが永遠と続く。 例えば、なくしてもなくしても手元に戻ってくる傘のエピソードは結構ゾッとした。また、どうやら自分にドッペルゲンガーがいるようだ、というエピソードもささやかなヒンヤリ感があった。歴史的建造物で起こる不思議な現象など、場が持つチカラの話もゾワッとくる。 それを、珈琲を嗜みながら、あーだこーだ語り合う旧友の四人も良い。医者に検事に作曲家に音楽プロデューサーの組み合わせ。どこか非現実感も伴う設定だが、おしゃべりの内容はただの気心知れた古い友達のそれだ。集う街もいい。京都に始まり、横浜、神保町、神戸、大坂、そして再び京都。なんだか自分でもやってみたくなる。 恩田陸は、日常の違和感の積み重ねから生じるささやかなホラーが得意だ。本作は著者の趣味全開の本だと思う。あとがきを読んだら、著者は最近還暦を迎えたらしい。最近は、どんどん本人の趣味嗜好が色濃く出た作品が多くなってきた印象だが、そこが人間ぽくていい。彼女の作家デビュー数年目くらいから読み続けている身としては、好きな作家が歳を重ねてゆくさまを作品を通じて感じるのも、趣あって良き。 (ちなみに本作の登場人物は、過去作品にもいくつか登場しているキャラクターたちであるので、そういう意味でも恩田陸ファンは読むべきだろう)

    22
    投稿日: 2025.08.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    落ちがない怪談話も結構あるけどそこがある意味リアルだなと思った。淡々と4人の中年男性が語るところが良かった。作中に登場する喫茶店に行き、コーヒーを飲んでみたくなった。

    0
    投稿日: 2025.08.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    恩田さんの書く、会話でどんどん話が進んでいくところが読みやすくて好きです。 すごく怖いわけじゃないけど、ちょっと心に引っかかるような作品。

    0
    投稿日: 2025.08.05