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機嫌のいい犬
機嫌のいい犬
川上弘美/集英社
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総合評価

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    白シャツになりすもも食ふすもも食ふ 初夢に小さい人を踏んでしまふ きみみかんむいてくれしよすぢまでも 俳句にあまり馴染みがないので、完全に句の意味を理解することはできなかったと思うけど、読んでいて楽しかった。「白シャツに〜」の句はリズム感がすごく好きでお気に入りの句になりました。 長嶋有との対談がたっぷりで、興味深い話を読めて得した気分。川上弘美の『わたしの好きな季語』を読んだあとにこの句集を手に取ったので、より彼女の俳句に対する考えがよくわかった。合わせて読むと面白さが倍増しそう。

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    投稿日: 2025.06.30
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    2025.4.14 以前読んだ川上さんの本の言葉が素敵で こちらを買ってみた。 歴史的仮名遣いで俳句作る方なんですね。 ことばのチョイスもステキです。 どこが季語なんだろうというのも あるのだけど… やっぱり、俳句は難しいですね。

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    投稿日: 2025.04.13
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    1994年から2009年までに作った俳句集。 最後に、俳句を作ってみませんか、と誘われて俳句にはまるまでの経緯が書かれている。 作句の背景や心情に思いを馳せながら愉しんだ。

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    投稿日: 2025.01.12
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    私の語彙力や想像力が及ばず、この解釈でいいのかな〜?とか全てを理解することが出来なかった気がする、それでいいのかもしれない。 ただ、川上未映子さんの人柄は読む前に比べて知れた気がする。心の距離はおそらく同じアパートの上の階と下の階の住人くらいに近づけた気がする。 またこれから川上さんの作品を読むので仲良くなれればなと思う。 私も詠めるようになりた〜い!

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    投稿日: 2024.12.20
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    川上弘美さんの俳句集。 しっとりとした人間の恋愛を描き、人間ではない生き物の物語を描き、90年代から絶大な人気を誇る作家さんは実は俳人でもあった。 俳句もさることながら、『すばる』に掲載された長嶋有さんとの対談では発見もあった。それは最近の川上さんは恋愛小説とは異なる作品が多くなってきたなと思ったことに対する理由が対談の内容から自分としてはしっくりくる箇所があり、発見だった。 俳句は難しいし、ある一定のルールもあるが、それでも楽しめる神髄に触れてみたい気持ちもある。…作ってみるか。

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    投稿日: 2024.10.29
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    初句集。1994年から2009年までの220句+巻末に長嶋有との対談(初出は「すばる」2024年10月号)がたっぷり。 俳句や短歌が詠めたらいいのにな、と思いながらなかなか飛び込めずにいるけれど、こういうのをみると、思い切ってはじめてみたくなる。

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    投稿日: 2024.10.25