
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ネタバレ読書ノート:https://note.com/futen_seisuke/n/nb0aac3936caf
0投稿日: 2026.01.11
powered by ブクログオーディブルで聴きました。短いのでサクッと聴いたけれど、なるほど⋯と思うところはありました。仕事でのメールやらにも活かせそう。 新聞記者は文章のプロ、というふうに何となく思っていたけれど、プロの意味が違った。新聞を読んでいて面白いと思ったことがないことに納得。 個人的に一番刺さったのは接続詞の件。仕事のメールは特に、文章を簡潔にしたいので、省ける接続詞は省いていたけど、読みやすさを考えたら、確かにあったほうが読みやすい。 そして、釣りタイトルを使う輩については、やっぱりそうなんだ!と。そりゃそうだよね。Yahooで出てくるTRから始まる会社の記事は、タイトルが上手い。ついタップしてしまうと、中身がバカなので、タップしないように気を付けている。でも反射でタップしてしまうこともあり、「やられた!」と密かな戦いをしているのだが、奴らもPV稼ぎのためにタイトルに命をかけているのだろう。 いずれにしても、バズる記事を書くのはそうそう簡単ではない。ちょっと残念だけど、そりゃそうだよなと安心しました。
11投稿日: 2026.01.10
powered by ブクログJAL機事故のJR東海、ANAの件は秀逸です。 大手新聞は読者の変化に気付かなかったわけではなく、気づきたくなかったのかもしれません。
0投稿日: 2025.12.28
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タイトルがもったいない。共同通信で新聞向けの記事を25年つくってきた著者が、デジタル配信を担当することになった。それまでの記事の書き方では、PV(ページビュー)が極端に伸びないことに疑問を持ち、PVの多い記事を分析し、読み手に意見を聞き、原因を探っていく。内容だけでなく、さすが文章も構成も読みやすく、良質のノンフィクションだと感じた。 新聞記事の書き方の特殊性は、リードと呼ばれる第一段落ですべてを詰め込む手法。新聞を「継続して」読んでいる人に最適化し、途中から読む人に優しくない続報。紙面スペースの制約に対応する略語の使い方など。 まず、新聞記事に対する読み方は、新聞を手に取った時点で能動的で、その書き方に慣れている。一方のデジタル配信、ネット記事は、じっくり読もうという人は少なく、「ストレスなく」、流しながら楽して情報を集めたいと、大きく読みての姿勢が異なることが分かる。そしてデジタル記事は、わかりにくいと思われた時点で、離脱される。そして、ストーリー性と、読者の感情を動かせる表現も大切。 最終章の「メディア離れが進むと社会はどうなる」という考察も興味深い。二次情報があふれる世の中、取材しないコタツ記事の氾濫、何が正しいのかも不明になり、トランプが連呼する「あれはフェイク記事だ」という都合のいい大声や陰謀論。ジャーナリズムが生き残る必要があるが、世間の反応は厳しく、より一層の努力が必要だと述べている。
8投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログ「バズる」という言葉を使ってるのでPV至上主義かと身構えつつもぜんぜんそんなことはない、むしろすごく読者を向いて誠実に書くことの重要さが伝わる良い本でした。世代が変わってることについていけない、自分の仕事でもあるあるなので、それこそめちゃくちゃ共感しながら読んでました。
2投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログ私の分類上、星★1つにしていますが、内容が悪かったわけではありません。 2024年3月31日に定年退職したとき、部屋の中に散らかっている本を見て、1年以内(2025.3.31)までに全て処理することを心に決めました。段ボール箱3つと、スーツケースに入った本達です。読み終えてポストイットが貼ってあるものは完全にレビューまで書き終えましたが、読みかけ本の処理に困りました。 半分以上読んでいるものは、読み終えてレビューを書きましたが、それ以下のものは処理に困っている状態でした。興味があって購入し、読み始めたもの、読んだらきっと良いポイントがあるのは分かっていますが、これから読みたい本も出版されるし、部屋を整理するためにも、全ての本を片付けたく思い、このような結果となりました。尚、当初は61歳までの誕生日を目標としていましたが、左目の不具合期間がありましたので、期間を2025円7月末までとしました。 2025年7月21日作成
0投稿日: 2025.07.21
powered by ブクログ共同通信のデスク級の著者が自分が信じてきた文章術(記事書き術)を換骨奪胎してネットでバズる書き方を探求していくというもの。 これを読むと確かに、新聞というオールドメディアとネット記事では書き方が全然違うことがよくわかる。それ以前に雑誌記事だってネット記事よりだから、新聞だけが特殊ということか。 しかしいくらバズるため、多くの人に読んでもらうためといってもここまで迎合しないといけないのかなあ。ストーリ性が重視されるのは最近の風潮だけど、それって情緒を混ぜるってことだし、しかも他人(書き手)がにおわせてくれる情緒の好悪で読む・読まないが左右されるということだろう。自分で感じるとか判断するっていうことを捨ててるね。それに別件でも最近思ったけど、もう人々は真実至上主義じゃない。自分が好きなものであれば嘘でも都合よく解釈してそのなかで生きるのがいまの風潮。 もう一つ感じたのは、アメリカとかだとジャーナリズムとかが発達していて、記事の書き方のセオリーとかも確立していて、日本のように揺らいでないんじゃないかな。フランスとかイギリスとか欧米系も自分の意見表明を大事にするから、ちゃんと書けるし読める人がいまでも続々輩出されていそうな気がする、知らんけど。何もそんなに新しいことが至上なわけじゃないんだから新世代に合わせなくてもいいんじゃないか! とはいえ、いつネット上でご機嫌とらないといけない立場になるかわからないから、こういうネット上用の書く術を押さえておくことは必要なんだろうな。
0投稿日: 2025.07.08
powered by ブクログ紙媒体からネット媒体の編集者に転向した身としては耳が痛い内容。 非常にわかりやすく分析、カテゴライズされていてかなり参考になる。 主語と述語を近くに、ダラダラかぎかっこで語らない、など読了後に書いた原稿では早速意して実践。実践してみると、自分でも読みやすいので推敲しやすい。 時系列を追って主人公を立ててストーリーで書くというのは、ルポには当てはまらないなと思ったり。 著者さんのように本を書けるくらい自分も精進したいと思った次第。
1投稿日: 2025.06.24
powered by ブクログ新聞記者である著者が編集者に言われた言葉、「新聞記者って、文章うまくない人が多いんですよね」は同感。新聞記事は多様なように見えて、ある種の型が決まっている。それは「逆三角形」と言われる大事なこと、言いたいことを前文に持って来る書き方だ。だが、ネットではそれが通用しない。若い読者に聞くと、読みにくいというのだ。 そこで著者が編み出したのが「「ストーリー性」「共感や感動」を重視した読み物だという。時系列に、説明ではなく具体的な場面や登場人物がどう思ったのかを盛り込んでいく。確かに新聞人としては記事は読んでもらった方が良いのは確かだが、これは無料サイトでの話。果たして有料課金モデルにつながっているのかは定かではない。 著者はPV至上主義の弊害も指摘し、新聞社のような組織ジャーナリズムがなくなれば、二次情報だけのネット空間が広がることを懸念する。一方で、読者も変化している。新聞など読んだこともなく、本も読まない。そもそも長文を読むことに苦痛を感じている層が増えているとの指摘もあった。Xの短文、またはチャットGPTで生成した要約文しか読まない、あるいは読めない人々が大量に存在するのが近い将来なのかもしれない。
1投稿日: 2025.06.19
powered by ブクログ近年、マスメディアとしては急速に影響力を失っている新聞、70代以上が8割購読しているのに対して、4-50代でも5割、2-30代に至っては2割程度しか読まれていない。斜陽産業とも言われる新聞から、ネットに情報伝達の主流が移るなかでその記事の書き方についても違いがみられる。それらを新聞記者の立場から分析し語った内容となっている。 個人的にも新聞は読んでいないし、ネット記事にしても新聞社の配信する情報は即時性に欠けて、政治やスポーツなど限られた分野でしか参照しなくなっている。限られた紙面においてコンパクトに要旨をまとめ、見出し⇒リード⇒1行目と重要度に応じてニュースの内容が理解できる書き方は社会全般の動きを知る上では有用だが、毎日購読した上での続報や独特の略称、暗黙の了解のような前提情報といった紙面は若者にとってはとっつきづらい。 新聞記者からネット配信担当へと立場が変わった筆者は、従来の新聞の書き方ではバズらない=PV数が増えないとして、試行錯誤しながらアプローチを変えていった。具体的にはより情緒やストーリーを重視した“エモい”書き方をすることで、ネット記事はより多くの人々に見てもらえるのだ。このプロセスは、新聞記者に限らず多くの書き手にとって参考になる内容だし、読み手として無意識に続きが読みたくなる仕組みが言語化されており、概ね納得感のあるものだった。
6投稿日: 2025.06.13
powered by ブクログ書店にはいいたが買いたい本がなく、しかし購買欲だけは亢進。欲を収めるために仕方がなく買った本。あまり期待はしていなかったが、案外面白かった。新聞記事が購読者に向き合っていなかったのではないかという問題意識とこの先、新聞が果たす役割。
0投稿日: 2025.05.29
powered by ブクログ■記事がバズった理由を5つの要素に分類することができる。 ①「共感」や「感動」 ②ストーリー性 ③最新ニュースの関連記事 ④見出しとサムネイルの結びつきの強さ ⑤コメントの盛り上がり ■ストーリー形式の威力 デジタル記事の書き方 ・記事を説明文にせず、物語(ストーリー)にする ・出だしはできれば場面の描写から入る ・リードの末尾には本文に読み進んでもらうための「匂わせ」を入れる ・主人公を一人立てて場面ごとに主人公の気持ち・感情を書き込む ・できれば時制を遡らず時系列で書く ・一文を短くし、テンポを良くする。主語の前に長い修飾つけない ・カギカッコの前にはできるだけその発言者を置き、後ろに述語を置かないようにする ・接続詞や指示語をくどいくらい付け、段落や文同士の関係性を明確にする ・データや指揮者の言葉など「説明文」になりがちな要素はストーリーの後ろに回す ・新聞慣用の省略形は使わない ・表記に迷ったらGoogleトレンドで比較する
0投稿日: 2025.05.28
powered by ブクログ同じ日本語で書いた文章であったとしても、場合によっては読まれない。言い換えると、ある工夫を施すと多くの人に読まれる。新聞記者である著者は、本書で新聞とデジタルそれぞれの特徴と、現在主流であるデジタル記事が読まれる要素を分析する。著者によると、記事の初めに重要な情報をコンパクトにまとめた逆三角形スタイルが現在通用しないと痛感した。その一方で、多くの人に読まれるデジタル記事は、共感や感動があり、ストーリー性のあるものだとわかった。文章の書き方においても接続詞、指示語の多用、一文を短くするというように、これまでは過剰だと思われたこともしなくてはならない。これ以上にも読まれる記事のポイントがあげられるが、いずれにしても、読者にとって自分事であるものが現在求められる。
0投稿日: 2025.05.25
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夫が図書館で借りたので私も読んでみました。 著者は共同通信社の記者で、限られた紙幅に出来るだけ多くの情報を詰め込む新聞記事を書くプロフェッショナル。 それが、社内に新設されたデジタルコンテンツ部に異動になり管理を任されますが、新聞記事をそのままデジタル配信されても全く読まれないことを痛感します。 本書は彼が悩み、試行錯誤した末の書き方のエッセンスが詰まった一冊で、とても面白く、あっという間に読み終えました。 はじめに新聞記事という特殊な誌面のための技術についての解説があり、その後、文字数制限のないデジタル誌面での書き方を、実際の記事を例に挙げながら丁寧に比較しながら解説されています。 私自身は何か記事を書いてバズらせるようなコンテンツは持っていませんが、まさに本書の主張通り、読みやすさのための技術や工夫はもちろんのこと(こちらについても丁寧な解説があります) ・他人事でも読んでもらえる ・ストーリー仕立て ・読者にストレスを与えない ・読者のモヤモヤに答えるネタを ・読者を迷子にせず などが体現できる良書でした!
2投稿日: 2025.05.17
powered by ブクログバズねえ、と読んだら思ったより真摯ないい本でした。新聞という媒体が時代に立ち遅れたことを内側から粛々と受け止めている点や、ネットでは文章が長くても感情を刺激する話がウケてそれは危険もはらんでいるという観点など色々興味深かった。
0投稿日: 2025.05.14
powered by ブクログ・新聞や週刊誌の読者は能動的で、デジタルの読者は情報収集についてより受動的。 ・短い一文がリズムを生む
0投稿日: 2025.05.08
powered by ブクログ新聞記事は要点をできるだけ簡潔にまとめる技術が求められる。一方でネットの記事は時系列で接続詞をきちんと使い1文を短く読みやすくしないと読まれない。 普段新聞を読まない人には理解しづらい内容になりがち
0投稿日: 2025.04.26
powered by ブクログ著者が記者のため、この著書自体の文章も読みやすかった。日々目にするネットニュースの文章がどんな構成になっているかと、気にするようになった。
0投稿日: 2025.04.14
powered by ブクログネット記事についてでいえばタイトルの惹句がどうにも、「釣り」的とまではいかないにせよ著でいう共感などを目論んだ提示の仕方には未だに喉に小骨が刺さったような感覚はあるものの 新聞業界の文化に染まった記者の目線から、デジタル的なニュース配信における善後策を探る中で、購読者層の高齢化が叫ばれる新聞メディアとネットメディアとの差異があぶり出される様は、単なる世代間論以上に実像のある解釈をもたらしているように思う。 とはいえ、アテンションエコノミーに堕することを防がねばならないという前提があるような現代のメディアの立ち位置は今後どうなるのかとも。
0投稿日: 2025.04.12
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新聞の濃度高めで追記的なニュース記事は特殊な文体であることに気付き、どうすればネット記事(特にYahoo!ニュース)の中で埋もれずに読んでもらえるように出来たか、の経験談。キーワードは「共感」。実際の記事例も多く挙げられており理解しやすい。 当方は新聞記者ではないのでその文体、つまり最初の段落が記事要約になっている文体で書くことはまず無い。だが他のコツには面白いものもあった。 第3章「デジタル記事の書き方」からコツを列挙してみると: ・ストーリー形式で時間順に書く ・接続詞(特に順接も)や指示語を多用する ・複数の表現がある言葉に悩んだらGoogleトレンドで選ぶ ・(新聞記事的コツだが)最初の段落の末尾には本文への「匂わせ」を入れる ・主語が修飾で長くなるときは文を分ける ・決まり文句は使うな この本の最後の最後に、共感主体の文体だと新聞的文体より読まれやすいが、読者の感情を煽る「恐怖」の社会を生み出してしまうのではないか、との言。ニュースが(見かけ上)無料になったこの世界、意味ある記事をいかに読んでもらえるようにするか、記者たちの苦悩は今後も続く。
0投稿日: 2025.04.10
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とても具体的かつ実践的で面白かった。 仕事上、広報業務をする中で、ウェブサイトにあげる記事を書く。 まあ、ほぼほぼ読まれないのは分かっている… 誰に向けて何を届けようとしているのか、という点がとても大事なのはわかる半面、 だからと言って、めちゃ読まれることを狙ってこれまでの形を崩してでも届ける、というようなことをすることを求められているわけではない… というようなことが、 この著者が、新聞の紙面記事とウェブメディア上での記事の性質の違いなどを話されていて、 なるほど!と、普段なんとなくやり過ごしてきたこの点について、理解の仕方を知れた気がした。 著者がこれまでの経験でいろいろと試行錯誤して得た、読まれやすいウェブ記事のポイントがいくつかあって、紹介されている。これは実践的で興味深いのですが、 考えさせられたのが、 あくまでやりすぎない、ということが大事だということ。 読まれているのか、その記事の価値を図るうえで、ページビューが数として一つの指標になる一方、 PV至上主義には警鐘を鳴らす。 読者、視聴者の感情を煽ったり、 誤解を招きかねないタイトルでクリックを誘ったり、 そうしたら確かにPVは増えるかもしれない。 でも新聞社という信頼性ある組織という立場からも、 また私の所属するような一企業や組織の立場からも、 あくまで信頼性があっての広報であり、事業の実施がある。 ウェブ空間を感情の世界、と著者は読んでいるけれど、 まさにそうだと気づき、 同時に、著者はウェブメディアはどうすべきかを問う。 多角的視点を取り入れること、どこまで自制するのか、ということ、… つまり、この本のテーマでもある中で、「読みやすさ」はどこまで追求するものなのか」ということ。 そもそも著者がこれを探究し始めたのは、 自身が新聞社で記者として勤務する中で、 デジタルメディアの担当になり、 紙面に掲載するために新聞社で蓄積され受け継がれてきた記事執筆のスキルと枠組みがどうもうまく機能しない、ということを知り、 じゃあどうやってウェブ記事をもっと読んでもらえるように書いたらいいのか、ということになった。 とはいっても、 簡潔にまとめられた紙媒体の新聞の文章はそれはそれで紙面での文章としては最適化されていて、記者の要約スキルは、もっと読みにくい研究論文とか、そもそも一般車向けに書かれてはいない文章だけれども、それに比べたら断然「読みやすい」ということでもあるのだけれど、 ウェブ上の読者の間では、新聞記事そのままの文章だと、まあ、「読みにくい」に入る、ということについて少し話していた。 で、その新聞社による記事の中でも、「読みやすい」新聞記事の文章があり、 さらに読みやすいのが、週刊誌などの記事の文章で、 さらに読みやすいのが、ネット上の文章、これはそもそも記事というよりマーケティング、広告になっていく、と… そしてほぼ文章ではないぐらいの見やすさ?のものがSNS… と考えると、 そもそも、感情の戦いには参戦すべきではないのかもしれない。 どういう目的で、 どのレベルで読者を増やすか、 それを明確にすることなしに、 ただPVが増えるようなものを出そうとしたら、 完全に方向性間違ってしまうと、あらためて気づいた。 大事なのは正しい理解が広がること。高まること。 なかなか一目で確認できることではないけれど、 それを確認し続ける姿勢は忘れてはいけないなーと思った。 そう、読者ファースト、と書かれていますが、 理想の読者をどう描くか、それはかなり大事だと思ったり。 読者を育成するという課題は、誰に託されているのだろう。 「読みやすい」を求めるがあまり、読者のリテラシーの低下を招いてしまわないか。 扇動したら取り返しのつかないことが起こることも歴史の教訓である中、 バズらせることは全く目的ではないということでもあり、 バランスって本当に難しいし、これこそ今とても大事な話なんじゃないかと、 思い起こさせられたお話でした。その点でとても面白かった。
1投稿日: 2025.03.11
powered by ブクログ紙とデジタルのちがひ Twitterの田中健一さんから。 興味深い内容だ。 能動的に読む新聞記事から、受動的に読むネット記事へ移ると、なにが起るか。読者は気ままにニュースにふれてゐるから、格式張った新聞記事は苦しいのだといふ。 また、PVを得る仕組みも、新聞記事とはちがってゐる。そのため、要点を先に伝へる逆三角形の文章では、最後まで読んでもらへないのだ。 要するに、紙の記事とデジタル記事は根本的にプラットフォームの性質が異なるのであり、そのまま移行しただけではいけない。 筆者はそれに苦心して、PVを稼ぐ(しかし嘘はつかない)記事を書かうと努力した。 たとへば、単語もなるべくGoogleトレンドでどちらが優勢に使はれてゐるかを比較した。五輪とオリンピックだったら、後者に直す。という具合だ。 ところで、余談。 文学畑のおれからすると、ここでつい村上春樹と大江健三郎の文章について考へてしまふのだが、小説の未来もなんとなく見えてきさうな内容だった。大江はすぐれた作家だが、同時に中期の文章の面では、やはり失敗してゐたのだらう。(反省があって、後期は改善した。)内容は大江で、文章は村上で。といきたいものだ。
0投稿日: 2025.03.02
