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いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)
いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)
一穂ミチ、古内一絵、田辺智加、君嶋彼方、錦見映理子、山本ゆり、奥田亜希子、尾形真理子、原田ひ香、山田詠美/新潮社
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総合評価

43件)
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4
14
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2
0
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    恋と食のある10の風景 小説新潮掲載作品から編まれた、 人気作家陣による〈恋〉と〈食〉をテーマにしたアンソロジー。 顔ぶれはなかなか豪華。 「わたしたちは平穏」 一穂ミチ 平穏なふりをする平穏が好きなふたり。 波風を立てず、壊さない距離を選び続ける関係性が、食卓の静けさとともに描かれる。 元妻の生霊だか怨霊だかの存在だって平穏 「ワタシノミカタ」 古内一絵 シングルマザーの漫画家と、その息子。 忙しさと不安を抱えるふたりのもとに現れたのは、救世主のような若いイケメンアシスタント。 外見だけでなく、心までイケメン。 仕事にも生活にも、さりげなく手を差し伸べる存在は、ふたりにとって確かに“味方”。 エッセイ 「初恋と食事」 田辺智加 お笑い方面の方みたい。 「ヴァンパイヤの朝食」 君嶋彼方 君嶋彼方は、まだそれほど作品数が多くない作家さん。今ならあなたもコンプリート可。 最新作は予約中。 本作も含めて、やっぱり君嶋さんの小説が好きだと再確認する一編。なんていうか、優しくて強い感じのストーリーが多いんでは、と思う。 ※BL作品のため、内容には触れず。 (結局そこかーい) 「くちうつし」 錦見映理子 自分の生家へ移り住み、ほどなくして 夫を階段転落で亡くした。 愛しさと寂しさ、そして引っ越してきたことへの後悔が入り混じり、日々は空虚に過ぎていく。 そんな時知り合った美容師の女性。 どこか現実と異界の境が曖昧になる感触は、 『異人たちとの夏』を思い出させる短編だった。 掌編 「ゆかりとバターのパスタ」 山本ゆり 料理コラムニストの掌編。 飾らない文章と、華やかで手軽なレシピで知られ、ブログが人気だという。 料理が好きで、しかも上手。勝てない。 「白と悪党」 奥田亜希子 読んでも読んでも、初読みの作家が現れる。 読書の楽しさは、たぶんこういうところにもある。 落ち着いた文章で、とても読みやすい。 短編でも無理がなく、世界にすっと入れる感触があった。 長編も、そのうちに。 「SUMMER STREAMER」 尾形まりこ コピーライターで、そちら方面での受賞も多い作家。本作の主人公は、夫を突然亡くした、やや高齢の女性。 引きこもりがちな生活の中で、大谷翔平の魅力に惹き込まれ、やがてアメリカへ試合を観に行く決断をする。 かつての昭和主婦世代は、 仕事を持たず家庭にいた人も多く、 趣味にお金や時間を使うことを どこか「いけないこと」「自分には許されないこと」と 感じていた人も少なくなかったと思う。 残された時間は自由。 ただし、詐欺には気をつけて。 「夏のカレー」 原田ひ香 婚約までしていた彼女が、 実家の倒産をきっかけに失踪し、連絡が取れなくなる。 その後、人生の節目ごとに すれ違うように再会するふたり。 会うたびに、彼女の立場や暮らしは変わっていく。 けれど、カレーの味だけは変わらない。 昭和の途中までは、 夜逃げという言葉が現実にあった記憶。 変わり続ける人生と、 変わらない味。 エッセイ 「恩讐の彼方のトマトサラダ」 山田詠美 山田詠美さんの こういうタイトルのセンスが好き

    105
    投稿日: 2026.02.09
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    最後の山田詠美さんのエッセイはなかなか良かった。 今っぽい?恋愛小説がほとんどなイメージ。心にグサっとくる瞬間がほぼなくて、なんだか戸惑うばかりだった。 私が古臭いのかもしれない

    1
    投稿日: 2025.12.24
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    食事と恋をテーマに編まれた短篇集。現代を代表する作家による 7編と、3編のエッセイを収める。 お気に入りはラストの原田ひ香「夏のカレー」。近付いたり、離れたりを繰り返す運命の男女の物語語。最後にあっと思わせる趣向も見事だが、それは小説としての体をなすためだけに付けられた結末で、そこを除いたとしても十分に傑作。 次点は古内一絵「ワタシノミカタ」。昴のお兄さんっぷりが子気味よく、主人公の葛藤もよく描かれていて、プロットも良い。 他は平凡か。

    12
    投稿日: 2025.12.03
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    料理と恋愛にまつわる短編集。 料理が絡むからか、どれも一定大人の恋愛ストーリー。 一穂ミチのエピは不思議な色気を感じる作品。地味女かと思わせといてなかなかやりおる男女だわ。 古内一絵作品はこの人の根底にあるものが伝わるので嫌いじゃない。 君島彼方の作品は性的マイノリティの葛藤がいい具合に滲み出ていてこれも好き。 奥田亜希子のズルい男とそれをわかってて演じた女の話も結構好き。転がされてるようで転がす女は勝ち組だな、って思う。 ということでどれもなかなか思いを馳せることの出来る味わい深い短編集でした。 カレー食べたくなるよ 2025.11.11 204

    8
    投稿日: 2025.11.11
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    一穂ミチさんが好きで手に取りました。短編集は気になっていた作家さんをパッと読めたり、触れたことない作家さんに出会えるのでたまに読むようにしています。 どの短編も読みやすかった。 今回は前から気になっていた原田ひ香さんを次読みたいなと思いました。

    13
    投稿日: 2025.10.30
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    食卓を囲む恋人たちの物語。 こう書くと、幸せな話のように感じるかもしれないけれど、そんなおめでたい話ばかりではない。 食欲は人間の二大欲求の一つだから。その上に立つ物語はそれはそれは濃いものでなければ成り立たない。人間の生と欲が濃密に描かれた短編集。

    18
    投稿日: 2025.10.15
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    恋と食のある10の風景 個性豊かな短編とエッセイがぎゅっと詰まった一冊 収録作品は以下のとおり 一穂ミチ 「わたしたちは平穏」 古内一絵 「ワタシノミカタ 」 君嶋彼方 「ヴァンパイアの朝食 」 錦見映理子 「くちうつし 」 奥田亜希子 「白と悪党」 尾形真理子 「SUMMER STREAMER 」 原田ひ香 「夏のカレー」 《エッセイ・掌編》 田辺智加 「初恋と食事」 山本ゆり 「ゆかりとバターのパスタ」 山田詠美 「恩響の彼方のトマトサラダ」 私は特に、錦見映理子さん、尾形真理子さん、原田ひ香さんの作品が好みだった。 ある作品では、涙がじんわり浮かんでくる。 またある作品では、言葉のセンスが上手すぎてニンマリしてしまった。尾形さんの背徳行為とか。笑 どの作品も、恋と食がテーマという以外は、全く趣が違っていて面白い。其々の個性が光っているので、気になった作家さんの他作品も読んでみたいと思った。

    31
    投稿日: 2025.10.09
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    一穂ミチ目当てで手にとる。あと巻末の山田詠美のエッセイ 「恩讐の彼方のトマトサラダ」も。 さすが山田詠美!この短い短いエッセイの中にユーモアの中にちゃんと彼女らしい美学が語られている。 今まで振られたことはないって、「男と別れるのは、相手が逮捕されるか、強制送還されるか、死ぬか、のどれかなんで」ってすごい。 原田ひ香の小説、(夏のカレー)初めて読んだけどこの60歳過ぎたしーちゃんと冴子の好き同士だったのに結婚には至らず40年にも渡る出会いから邂逅を経て別れまで(冴子の死)せつないラブストーリーだった。 恋、片思い、両思い、愛、婚約、浮気、裏切り、不倫、 恋愛に関することは”結婚”以外全部(冴子)とやった。 っていうとこがほんとに唯一無二の存在。 あータイカレー(グリーンカレー)が食べたくなった。

    0
    投稿日: 2025.09.30
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    食べるとき 誰と食べるかは、私たちにとって とても大切なことではないかなと感じる 誰とどこで、なにを食べるのか 1人で食べた時にふわっと思い出す 大切な記憶。 それが恋する人ならなおさら。 様々な作家さんのひとつひとつの物語の中に 表れる料理と誰かの想い。 思わずいいなぁと声が漏れてしまう 一冊でした

    0
    投稿日: 2025.09.28
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    ぽかぽかした。 男の魅力という点で、高身長というのは外せないんだな。 おいしいものは好きなひとと食べたらもっとおいしい、みたいな言説がありふれているせいで、一人でケーキを買って食べるという楽しみをやめてしまったのだ。いつになったら食べられるんだろうな。責任をとってくれ。

    0
    投稿日: 2025.09.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アウトドアに長ける、歳下のアシスタントを好きになる子持ちの漫画家のシングルマザーの話が素敵だった。年齢を気にしないで恋できるっていいな

    0
    投稿日: 2025.09.04
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    食がテーマであること、と、 こんなに豪華な作家さんが集まった文庫本、読むしかないでしょ?! と、手に取りました。 期待通りです。 食と恋がテーマの短編小説でしたが、それぞれのシチュエーションでこんなにもバリエーション豊かに物語が紡がれていけるんだ、と。

    7
    投稿日: 2025.08.31
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    恋と食にまつわる短編小説。スキマ時間や寝る前のひとときに読みたいなと思って手に取った本。 古内一絵さんの「ワタシノミカタ」、奥田亜希子さんの「白と悪党」、ぼる塾田辺智加さんの「初恋と食事」がよかった。また同じ作家さんの違う本を読んでみたくなった。 田辺さんのエッセイ好きです。恋愛って頑張って、背伸びして付き合う時期があってもいいけど、いつかやっぱりボロが出るから、自然体でいかないと、長続きしないなと思った。でもあの経験があるから、今につながっているのかなと思うと、応援したくなりました。

    11
    投稿日: 2025.08.30
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    やはり、恋愛に食は欠かせない。 一緒に食べる相手により、料理の味が美味しくも不味くもなる。 逆に一緒にいることが大切過ぎて、食べたモノの味を忘れることもある。 もう一度、あの人と一緒に食事をしたいと願う思いが、幽霊になって出てくるのかな。

    1
    投稿日: 2025.08.25
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    食事が出てくるお話を読みたくて、借りた一冊。古内一絵さんとか一穂ミチさんの短編が入っていて、いろんな【ふたり】が食とからみながらお話が進む。 尾形真理子さんの大谷翔平が出てくる話に、小説にまでご本人で出てくる大谷翔平のスゴさんを感じた。 個人的には原田ひ香さんの『夏のカレー』が切なくて好きだった。

    0
    投稿日: 2025.08.25
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    もぅ〜!! 最高の1冊!! 文庫本で読ませていただいていいのか!?って心のなかで叫びました お買い得だと思います、この1冊 恋と食のある10の景色のサブタイトルもすてきですが、わたしとしては恋よりもひととひととのつながりを強く感じました 誰かと出会うこと 誰かと寄り添うこと 誰かと愛し合うこと それはとても簡単なようで、簡単ではない いっしょに食事することも相手が違えば、高級であっても味気なく、カップ麺でもおいしく感じるように 最後の山田詠美さんの『恩讐の彼方のトマトサラダ』まで、どの作品も好きですが しいて!! 強いて、好きな作品は 君嶋彼方『ヴァンパイアの朝食』 奥田亜希子『白と悪党』 原田ひ香『夏のカレー』

    43
    投稿日: 2025.08.24
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    誰かを好きになることと、食に対する気持ちは、深く関係すると思う。1日3食、喜びと美味しさを分かち合う食は思い出とセットだよね。

    1
    投稿日: 2025.08.17
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    食事にまつわる恋の物語と思ったら、好みでは無い幽霊話とか予想外だった。『ワタシノミカタ』が一番好きだ。

    0
    投稿日: 2025.07.31
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    「わたしたちは平穏」が好きだった。似たような食生活だからかな。白いもの好き。 1人と2人じゃ同じもの食べても味は違う気がするし、よりおいしく思える気がする。誰かとの食事は思い出も食べているような感じ。

    0
    投稿日: 2025.07.23
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    読めば面白いけど、読むのに時間がかかった、なんていうか頭に残らない。ただ読むだけ。 原田ひ香 古内一絵 は結構好きな人だけど。

    0
    投稿日: 2025.06.30
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    大切な誰かと共にする食事にまつわる物語やエッセイ。大人の恋、思い出の恋、同性愛、初恋などなど全部面白かった。山本ゆりさんのゆかりのパスタは絶対に作ろ。。

    1
    投稿日: 2025.06.20
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    「恋と食」 がテーマの、小説新潮に掲載された短編を収録したアンソロジー。甘やかで幸せなだけのお話が一編もなくて逆に楽しめた。 一穂ミチさんは、淡白な味を好む淡白そうに見えるカップルのまったく淡白ではない情念のお話。言われてみればポン酢ってしびしびしてるかも。 古内さんは、計算だけではないけど計算も働かざるを得ない大人の恋愛の話。旨味調味料はハマると駄目になる気がして避けて生きてます。 君嶋さんはこの中で最もオーソドックスな恋愛小説。キュンとします。 錦見さんの短編は語り手が料理上手なだけあって一番美味しそうな料理が登場した。不思議なお話で、恋愛だったの??という感想。 奥田さんは毒親を捨てる話。土鍋で炊くおかゆ。 尾形さんの推し活に励む老女とモデルの女性の交流の話が一番好き。他の著書も読んでみたいな。 原田ひ香さんの駄目な男女の話も不思議と胸に残ったなぁ。作者の既読の作品の中で一番好きだな。 エッセイも3本収録されてて、恋心と食欲って両立しないよなぁなどと改めて感じいった。

    9
    投稿日: 2025.06.20
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    数日かけて一話ずつ読みました。 すぐ忘れてしまうような内容ばかりでしたが読みやすい文章が多く、時間がある日にさらっと読めて良かったです。

    0
    投稿日: 2025.06.01
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    小説とエッセイで描く10の恋と食のアンソロジー。 一穂ミチ「わたしたちは平穏」、原田ひ香「夏のカレー」、 古内一絵「ワタシノミカタ」、山本ゆり「ゆかりと バターのパスタ」等を収録。

    2
    投稿日: 2025.05.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    恋は、甘くてほっこりだけじゃない、というテイストの本。 恋のはじまりと、途中と、おわり。そこにある、食の風景。 恋と食を通して、たとえば、どろりとした部分もしたたかさも葛藤も、いろんな感情が描かれるのが面白かった。

    2
    投稿日: 2025.05.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    恋と食のある10の風景なんていうから てっきりライトな話が多いのかと勝手に 思ってたらなかなか濃さでした・・・ どの話も面白かったけど最後の方の2編 「SUMMER STREAMER」の爽やかさと 「夏のカレー」と言うタイトルの割には 全く爽やかさ(個人的感想)のないなんか どろどろと言うかちょっと濃いめの 男女二人の軌跡が対照的で印象に残ったかな? 途中出てきた「ゆかりとバターのパスタ」では 浮かれる男に怒ったけど、やっぱりおいしい ものはおいしいんだなぁ~と思う女に共感。 まぁでもこれは作中にあるように「ゆかり」を 作った三島食品がすごいんだよ!間違いない! 知ってる作家も知らない作家も色んなテイスト が読めてお腹いっぱいの一冊でした。

    1
    投稿日: 2025.04.16
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    2025/02/20予約 18 山本ゆりさんの「ゆかりとバターのパスタ」が好き。本当に料理もお人柄も文章もステキ

    0
    投稿日: 2025.04.16
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    ふたりで「いただきます」 いろいろな場面でいろいろな立場の二人が いろいろな料理を食べる 記憶とメニューが繋がるのだろか 同じものを食べると 当時を思い出すのだろうか 朝と昼は一人で食べ 夜はたまにふたりで食べる、ほとんど黙って これは寂しい食生活と言えるのかな……

    2
    投稿日: 2025.04.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「ヴァンパイアの朝食」が良かった。 祥太を否定されたように感じて元カノさんに怒る文也も、ダメダメ酔っ払いムーブで雰囲気直してくれる祥太も、すごくやさしい。あたたかいもので満たされました。

    0
    投稿日: 2025.04.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「ワタシノミカタ」古内一絵さん 女性がバリバリ好きなことで働いている、というところに惹かれた。 恋人?相手が年下っていうのもなんだか新鮮な感じ。

    4
    投稿日: 2025.04.05
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    食事をともにする話を集めたアンソロジー 明るくハッピーだったり甘い話が多いかと期待したが、想像以上にシビアなものが多かった。イメージとは違った。 古内一絵さんの作品が良かった。

    0
    投稿日: 2025.03.20
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    好きな作家さん揃い踏み。 「わたしたちは平穏/一穂ミチ」 「ワタシノミカタ/古内一絵」 「ヴァンパイアの朝食/君嶋彼方」 「くちうつし/錦見映理子」 「白と悪党/奥田亜希子」 「SUMMER STREAMER/尾形真理子」 「夏のカレー/原田ひ香」 「初恋と食事/田辺智加」 「ゆかりとバターのパスタ/山本ゆり」 「恩讐の彼方のトマトサラダ/山田詠美」 恋と食をテーマにした7話とエッセイ3話が収録。 装丁からスイートな物語を想像していたけれど、切な系も多く多種多様な10の風景を楽しめた。 印象に残ったのは古内一絵さんと原田ひ香さん。

    9
    投稿日: 2025.03.19
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    どの短編もなかなかの良品で楽しめます。間に挟み込まれたエッセイも箸休めにgood! ただ残念だったのは大好きな原田ひ香さんの作品が既読の「夏のカレー」だったこと。まあ2回目でもいい話なので、よしとしましょう。

    2
    投稿日: 2025.03.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前情報入れてなくて、ただタイトルから「ほっこりごはんものかな〜?」と思って読んだら、ビターなストーリーばかりだった。一穂ミチさんの文章大好き!原田ひ香さんのお話最後びっくりした。物悲しいけれど鮮やかな結びでした…。

    0
    投稿日: 2025.03.09
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    ワタシノミカタ、が好き。長編で読みたい。味が浮かばなくて作ってみたいと思ったのは、山本ゆりさんのゆかりバターパスタ

    0
    投稿日: 2025.03.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    わりと人間関係のダークな部分 どれも好きだった、その中でも原田さんのお話グッときた。 絶対運命なんだけど、結ばれることはない 最後会いにきてくれて泣いた

    0
    投稿日: 2025.03.08
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    恋と食のアンソロジー。どちらかというと恋の比重が重たい印象。 豪華なメンバーによる10の短編やエッセイは、バリエーション豊かで面白かった。アンソロジーって設定がかぶったりしないのかと思うけど、どれもいい具合にばらけている。編集者さんが調整したりするものなんだろうか。 気に入ったのは古内一絵さんの「ワタシノミカタ」。 短編ながら物語に緩急がついていたのも良かったし、何より昴の言動にキュンキュンしてしまった。 年齢差を超えそうになる理都子の気持ちがわかる。 楽しみにしていた原田ひ香さんは、既読の「夏のカレー」だった。初出って書いてあるけど。

    34
    投稿日: 2025.03.06
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    タイトルとカバー絵のイメージと比べると、そこそこ話自体が重い。複雑な人間関係の中にいる「ふたり」がたくさんいる。だからこそなのか、その合間で描かれる食べ物を想像すると、それらはしっかり美味しそうな感じがした。「野菜がそのままでもおいしい夏が、大好きだった(p.194)」という一文が一番好みだったかもしれない。 野球を見にいくたびに思うけれども、大リーグを見にいく女性が食べる球場飯はなぜ美味しそうに見えるのか。気候と雰囲気と濃いめの味付けの食べ物が絶妙なバランスで成り立っているのだろうか。

    0
    投稿日: 2025.03.04
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    恋と食がテーマのアンソロジー。 テーマに恋があるせいか「美味しそう」という印象は少ないかな。 レシピはまねしたいと思いました。 恋愛の方に踏み込んでいる感じでアダルトかも?

    0
    投稿日: 2025.02.22
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    食と恋は切り離せない存在なのだと思った。多くの小説に幽霊が出てきたのも印象的だった。 間にあるエッセイも読みやすくおもしろかった。

    0
    投稿日: 2025.02.16
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    尾形真理子さんいる!と思い即購入。一穂ミチさんも読んでみようと思っていたので雰囲気わかってよかった。古内一絵さんやっぱりよかったな。あとボル塾の田辺さん。お上品な感じなのにだよねってくすっとできて読んでて面白かった。

    0
    投稿日: 2025.02.16
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    p28 の、 『身に覚えがあるでしょ、と夫婦だけの空気を醸されるのは交尾を見せられているみたいで気持ち悪かったので、』 が面白い

    0
    投稿日: 2025.02.05
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    新刊情報で見掛けて気になり、手に取った作品。 装画とテーマがとても好みだった。 「恋と食」をテーマに描かれた小説、掌編、エッセイのアンソロジー。 作家さん以外にお笑い芸人さん、料理コラムニストさん、コピーライターさんが参加されていて豪華メンバー。 山本ゆりさんのレシピには大変お世話になっている。 本書のタイトルを見て、「心温まる話が多いのかな」と思っていたら、いろんな意味で衝撃的な話が多く、それも含めて楽しめた。 どの作品も出てくる料理がとてもおいしそうー! パエリア、ロールキャベツ、カニクリームコロッケ…食べたい…! 食欲を刺激されまくりの一冊だった。 ︎✿「わたしたちは平穏」一穂ミチさん 性格や食の好みが合い、同棲している2人。一見平穏に見える2人の間に潜んでいる不穏さが怖い。ラストは若月さん、まさか…?この2人、この先どうなっちゃうんだろう…。 ︎✿「ワタシノミカタ」古内一絵さん 家庭内には味方が必要だよね。この3人には世間の目に負けず幸せに暮らしていってほしい。昴の例え方が秀逸!昴が作ったキャンプ飯、私も食べたい♡ ︎✿「初恋と食事」田辺智加さん 「ぼる塾」の田辺さん。描かれていること全てに共感しかない。私もしんどい時はとりあえずおいしい物を食べて、乗り切っている。 ︎✿「ヴァンパイアの朝食」君嶋彼方さん 目次を見て一番気になっていた作品。タイトルだけ見てファンタジーなのかと思いきや、ヴァンパイアって、そういうこと…!恋愛の甘さと苦さが詰まった作品。 ︎✿「くちうつし」錦見映理子さん 人生にどれだけ絶望しても、食べることをやめなければ、いつかはきっと立ち上がって生きていける。食べることは生きることに直結するんだなぁと改めて感じた。 ︎✿「ゆかりとバターのパスタ」山本ゆりさん 母が作ってくれたお弁当にはいつもゆかりご飯が入っていたことを思い出した。ゆかり買ってきてパスタ作ってみよう。 ︎✿「白と悪党」奥田亜希子さん 土鍋にまつわる初恋のお話。美弓の関谷への執着がなんだか怖く感じた。私は何故か小さい頃からお粥の描写にとても惹かれてしまう。土鍋でかしぐお粥、いいなぁ。 ♥「SUMMER STREAMER」尾形真理子さん 野球観戦を通じて知り合う2人が絆を深めていく様が微笑ましい。自分が好きなものを一緒に楽しめる相手がいるって素敵。そして試合のシーンがとても胸熱。 ︎✿「夏のカレー」原田ひ香さん 男女が知り合ってから40年間のお話。結婚はやっぱりタイミングだなぁ。人生で全てを捨ててでも一緒にいたい相手に出会えることは幸せなことだと思う。 ︎✿「恩讐の彼方のトマトサラダ」山田詠美さん 序盤から衝撃すぎる…!だって、真実なんだもん。(p.348)って…!失恋のお話なのに湿っぽくないのは山田さんのお人柄なんだろうな。 ✎︎____________ 突然いなくなられると、実体より気配が恋しいんだ。(p.23) いいよねぇ。外食以外で、誰かが作ってくれるあったかいご飯(p.57) 人間なんて、一生なまものだよ(p.63) 美味しいという感覚は、突き詰めれば、もっと食べたくなる後味にあるのかもしれない。(p.75) ‪”‬おめでとうございます‪”‬と言いながら、世間は、結婚し、出産した女性たちに、「妻として」「母として」の美しい自己犠牲を強いてくる。 なにがおめでとうだ。誰のための、なんのためのおめでとうだ。 騙されてたまるものか。人生を丸ごと自分のためだけに使い切ってなにが悪い──。(p.88) 無自覚であればあるほど、若さと美しさは恐ろしい。(p.92) 誰だってそうだけれど、いつまでも若くはいられないのだ。自分から若さを取ったとき、一体何が残るんだろうと考えるとぞっとする。(p.107) 人生百年時代ですものね。何度も生まれ変わるみたいにして、いろんなことを乗り越えていかないとね(p.171) 愛は消えたりしない。いなくなっても、愛だけはずっと残るのよ。(p.189) よく食べなさいよ、とにかく食べられさえすれば生きていけるから(p.195) 自分を最終的に救えるのは自分だけ。(p.199) 食事を共にすることは、人の心を開かせる。(p.224) 小ずるいとは、可愛いのことなのだ。(p.231)

    33
    投稿日: 2025.02.02