
総合評価
(51件)| 7 | ||
| 23 | ||
| 18 | ||
| 0 | ||
| 1 |
powered by ブクログ悪ふざけで罪のない命を奪った6人。大人になってからも目先のことにとらわれてしょっちゅうミスチョイスするので、展開が思わぬ方向に開けて行って、意外とページターナー本だった。 善人は死に悪人が生き残る。みんな我が身だけが大事。 「あなたならどうする?」と問われている気がした。
0投稿日: 2025.11.07
powered by ブクログ6人の若者達の度胸試しによって死亡事故が発生、その罪を1人で被ることを条件に少女は5人の仲間達と協定を結ぶ。 どういう方向に話が転ぶのか分からない疑心暗鬼のイギリスサスペンス。 傲慢な若者達が選択を間違え続けて右往左往する展開は無関係の読者からすると最高のエンタメ。
0投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
このミス2025で知り、購入。積読状態でしたが、読み始めると、先が気になる展開で、隙間時間はずっと読んでいました。 海外らしい事の始まりで、青春を謳歌する仲良しグループの若者が、度を超えるはしゃぎすぎの結果、最悪な事件を起こすという…。 グループはどうにか罪を逃れようと話し合い、その結果1人が罪を被り…。 あっさり時が経ち、刑期を終えた1人がグループの前に現れ、要求した事とは… 主な登場人物として…ずっと何を考えているのか、腹の中が掴めないメーガン。事のきっかけを作った割に罪悪感に乏しいフェリックス。頭は切れるが同時に冷酷なタリサ。臆病者でどこか卑怯なダニエル。優しい心の持ち主のアンバー。弱気気味であるが、賢く誠実イケメンなザビエル。 最後の展開は否定的な評価が多かったですが、見事に予想が外れ、私は割と好みでした。 フェリックスが生き残ったことは少しモヤモヤしますが、メーガンはどうか今後、少しでも幸せに生きて欲しいです。
15投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログ多分、何かの読書チャンネルでオススメされていて、図書館で借りた本。 なかなか読む気になれず、返却期限ギリギリから読み始めたら、ページを捲る指が止まらない。 8月はかなり小説を読んだけど、1、2を争うほど面白かった。 高校時代の友人6人の罪を独りでかぶり、殺人犯として20年服役したメーガン。 彼女が出所したのち、友人たちの前に現れて...という話なのだけど、メーガンの心理や意図がハッキリと分からない(思わせぶり)ので、どんどん疑心暗鬼になる友人5人。 もし、あの時....って悔やんで遅い。 1つの選択を誤った時かは、坂道を転げ落ちるかのように、選択を誤り続け、気づいた時にはどうにもならなくなっている。 終盤、駆け足になりすぎた?とは思ったけど、そう来たか!と。まんまと騙された。 正直、登場人物の誰にも共感はできない。 でも、恐れから見て見ぬふりをしたことって、誰かに指摘されなくとも、ずっと自分を苛み続けるんだほうなって思いました。まさに「お天道様は見ている」ってことかな。
0投稿日: 2025.08.29
powered by ブクログ最後の最後のどんでん返しに、恐怖した。久しぶりに良質のサスペンスに出逢ったなぁと思うのと同時に、人生の選択を誤れないなと、真面目に平々凡々が一番だと思った。
0投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログイギリス、オックスフォードの私立高校、グループ6人は明日の卒業式を前に、広大な屋敷に住む一人の家で飲んでいた。そして最近しているある遊びをしよう、ということになった。それは高速道路の3分間逆走ドライブだった。その結果は・・・代償はあまりにも大きかった。 それまで5人がやり切れていた。最後にやったのは仮免に一度落ちてしまっていたダニエル。事故は起きてしまった。対向車には幼い幼児二人と母がいて死亡。見にはいくもののそのままにして帰ってきてしまったのだ。明日は卒業式、皆優秀で未来が約束されている。ダニエル一人に責任を転嫁するか、しかし言い出したのはフェリックスだ。とその時、一番優秀だと目されているメーガンが身代わりになると言い出す。口裏を合わせあう5人。裁判では思ったより重い刑が。刑に服するも、減刑を申し出るたびに却下され、20年の服役の後に出所し、副大臣、弁護士、実業家、投資家、校長となった5人の前にメーガンは現れる。その時、5人はメーガンに何らかの義務を負うことになっていたのだ。 罪の意識はありながらも、逃れる道が示されると逃れようとする、しかし頭にはやはり罪の意識はある。20年後の悲劇も、やはり罪の意識からの切迫といえる。メーガンから圧迫される5人の緊張と傲慢な心情描写と、またメーガンが現れたことで呼び起こされる学生時代のメーガンに対する心情描写がこの本の醍醐味だろう。 しかしなぜメーガンが罪をかぶったのか、成就しない恋と家族関係になっているが、ちょっと弱い気がした。5人は裕福な家で、メーガンだけは貧乏な奨学生、という設定になっていて、裕福ななかに入り込めないメーガン、という描写もあるのだが。また、捜査が甘いのかな、偽証は見破れたのでは、などとちらっと思ったが、でもこの物語は、5人と1人の、心の振幅描写にあると思うので、きっかけの出来事ということでいいのか。化学好きのフェニックスが仲間を元素にあてはめているのがおもしろかった。 2021発表 2024.5.1発行 図書館
16投稿日: 2025.06.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とにかく選択ミスの連続。恐怖から誰も信じられなくなってしまって、仲間が敵になってしまう。もう、破滅へ向かうしかない。
10投稿日: 2025.05.25
powered by ブクログ何かでオススメに出てて期待したが駄目だった・・・。 苦手なパターンの海外小説であった、海外作品はミステリーよりはサスペンスのほうが多い気がする。 改めて自分はサスペンスは苦手かもと感じ始めた。 内容は終盤以外はワクワクすること無く終わった。
13投稿日: 2025.05.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
表紙も仕掛けの1つだった。見事に騙された。 ラストシーンのくだりはちょっと無理を感じてしまったが、じぶんの都合しか考えいない人たちに起きる最後としては、かなり「マシ」な結末にはなったのではないと思う。途中の選択(分岐)次第では、もっと悪い結末はいくらでもあったのだから。
1投稿日: 2025.05.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ほぼ一気読み。 とくにちょうど半分くらいまではあまりに面白くてページをめくる手がとまらなかった。 しかしラストはよく意味がわからなかった。 なぜ何人もころす必要があったのか。 その前の父親襲撃も唐突すぎてよくわからない。 それで戻ってくるメーガンもわからない。「何かが起きていると感じたのよ」って曖昧な理由だった。 面白かったけれど最後は消化不良。 映画化したら観ます。
0投稿日: 2025.04.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
かなり面白かった。 まず、プロットが良い。 1人の少女が仲間達の罪を被り、刑務所へと入れられてしまう。女が刑期を務めている間、仲間達はそれぞれ成功し社会的な立場がある大人へと成長していた。そこへ20年の刑期を務め上げた女が帰ってくる。 何も起きないわけがなく…。 プロットも良ければ、話の転がし方も上手い。 序盤中盤は女が社会へ帰ってきたことで生じる波乱を丁寧に描いている。主に「仲間達 vs 女」 の構造。 いつ秘密を暴露するか分からない時限爆弾のような女をどう扱って良いものか、仲間達側が苦心している様子が面白い。 そして、終盤ではその対立構造から一変する。 停滞していた雰囲気から、一気に結末へとひた走る怒涛の展開が待っている。 ボリュームもそれなりにあるため、読み応えバッチリな作品だった。
1投稿日: 2025.04.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最終試験を終え、アルコールの絶えない退廃的な日々を送るオール・ソウルズ校の成績優等生6人組。 調子に乗った愚行の極みで、真夜中の高速道路を逆走するという肝試しがグループ内の流行りごととして横行。 それまでは幸運にも何事もなかったが、最終試験の結果発表の前日、唯一やっていなかったダニエルにお鉢が回ってきたところで悲劇が起こるべくして起こる。 慌てて現場から逃げ去った6人だが、罪の意識、それ以上に自分たちが捕まる恐怖から責任の押し付け合いで右往左往。 そこでメーガンからの提案。 「わたしがやる(自首する)わ。全員の人生を台無しにするなんて馬鹿げてる。だれかひとりが残りのみんなを救えばいいのよ。ただし、あなた達全員はそれぞれひとつずつ義務を負う。なんであれわたしが求める義務を。わたしが求めればいつでもその義務を果たす。」 訝しさを感じつつもその魅力に抗えず、提案に乗る他の5人。 メーガンは、明日は皆予定通り行動し自分のことは誰も知らないと言うのだと残し皆のもとを去る。 一夜明け、とはいえ。。。 メーガンはそもそもなぜそんなことを申し出たのか。 若干思っていたのとは異なる状況を迎え、何か思惑があったのではと不安に駆られる面々。 当初はメーガンの窮地を皆でバックアップすることになっていたはずが、針は逆方向に触れ、保身に全力を費やし非道な程に距離を置く。 そして。。。 20年後の再会時の設定とそこからの展開がエグすぎる! 彼女の言っていることはどこまでが真実なのか、何かを見定めているのではないか。 冷静な態度は企みを感じさせるが、時にこぼれ落ちる率直な感情に憐れみを誘う。 それでも手を差し伸べることの出来ない我が身かわいい罪深さ。 1人の仲間に絶対的に借りのある者達の心理サスペンス。 トリックがどうこう、真相がどうこうということではなく、そういう追い詰め方!?というゾクゾク感が際立つ一作。 いやー、ほんとエグかった。 朧げながらに浮かび上がってくる義務の実像とか、震える。 全然話の筋は違うのだけど、1人の不気味な人物に翻弄されるその他大勢という点で『爆弾』を彷彿とさせられた。 最終盤の、ことが起こり始めてからのパニックサスペンス路線ぶりが、まぁありがちな感じだったので星4.5といったところだけど、途中までは星5の勢い。 帰ってきたシャロン・ボルトン。 このミス2025年度版海外編9位。
42投稿日: 2025.04.06
powered by ブクログ小島秀夫監督のヒデミス2024に選出されていたため気になって購入。 序盤からずっと展開が気になって読み進めていたが、色々と疑問(というか気になる点)を残したまま急展開で終わってしまってちょっと残念かな。
6投稿日: 2025.03.21
powered by ブクログえー! えー! そうきたか? いやまだまだ… そうくるの?? え、なんでなんで この終わり方なのか ってくらい最後まで展開読めなくて面白かった
0投稿日: 2025.03.18
powered by ブクログ超優等生達が起こした事故、罪を被ったひとりの女性が出所後にどうするか。恐ろしい復讐のストーリーと思って読んでいて、途中でそれだけじゃないことに気付きます。徐々に明らかになっていく過去や、登場人物達の弱さが切なくもあります。
0投稿日: 2025.03.18
powered by ブクログ凄い傑作だと思った。ラスト近くまでは。 みんな同じような感想を持ってるから、それこそがこの作品の弱点なんだと思う。登場人物が絶望感に満たされたところで読み終えるのが良いかも。
1投稿日: 2025.03.17
powered by ブクログ身代わりになった女性が刑務所から出所した後の他の5人の心理描写が引き込まれるくらい良かっただけに、終盤があまりにもあっさりと終わってしまって少し残念... 本当は星3.5くらいにしたいが、不完全燃焼に終わったので星3に
9投稿日: 2025.03.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
高評価だから,期待して読んだけど。 メーガンが自ら志願したんだから、身代わりと言うにはどうかな? A試験を失敗して、父親と仲間のせいで自暴自棄にだったから、数年の刑期を終えたら、仲間から報酬を得て、好きだったザヴと結婚して…とか考えたのかな。 それが20年になるとは… 思惑がはずれたってことなんだろうけど。実際には、メーガンは復讐から殺人を犯すような性格ではないし。 なんか、結末はうーんって感じかな。
0投稿日: 2025.02.09
powered by ブクログ掛け値なしの傑作というのは、こういう作品のことを言うのではないでしょうか。『身代りの女』というタイトルと簡単な作品紹介だけを見て、作品の良し悪しとは別に、自分の小説の興味のベクトルとは別の方を向いてそうだな、という気持ちがあったのですが、読んでびっくり、なんでいままで読まなかったのかと後悔してしまいました。ラストまでどう転ぶか分からない物語をぜひ楽しんで欲しいので、事前情報はあまり持たずに読んだほうがいいような気がします。でも、それでも簡単に内容に触れるとしたら……。 卒業を間近に控えた名門校に通う仲良しグループ六人。メーガン、フェリックス、アンバー、ザヴ、ダニエル、タリサ。輝かしい未来が約束された六人の未来はある日突然、暗転する。魔が差したようにはじめてしまった『肝だめし』という名の危険運転。その結果として、彼らは三人の人間を死に追いやる事故を起こしてしまう。これからどうするかを揉めた際、六人のうちのひとりが、すべての罪を被る、と宣言する。出所した時にその代わりとなる義務を払う、ということを条件に。そして二十年が経ち、出所したそのひとりが成功者として地位を得ていた彼らの前に現れる。 というのが、本作の導入。650ページのそれなりに長さのある小説ですが、澱みのない文章と先の読めない展開の妙があって、そんな長さは決して感じないと思います。自らを救うために、二十年後に代償を払うことを条件に悪魔と契約した五人の物語とも言えるかもしれません。この作品に分かりやすい形で描かれる〈善人〉はいませんが、その一方で、どこか共感を覚えてしまう人間らしさは全員に備わっているように感じました。キャラクターが魅力的でした。ラストの余韻も、どこか愛おしくなるものがあって、すごく好きです。
1投稿日: 2025.02.02
powered by ブクログ復讐劇が予測不能でどんどん読ませる。嘘が始まりでまた嘘をつくあたりはシンプルプランを彷彿とさせる。 結末に強引さは否めないが、まーおもしろかった。
2投稿日: 2025.01.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まあまあ。 ミステリーはほんのり。サスペンス。 そしてミランダを殺す、みたいな。 そしてミランダのほうが話はうまいかなと感じた。好みの問題。 メーガン視点が無いのは良い。想像の余地がある。でも、後半はたくさん出てきちゃったのがちょっとナンセンスさ。 メーガンの頭の良さは面白かったけど、また身代わりという罪を被るのなんかな。 解説で選択の物語と言われていたが、確かに、こうはならなかった場合も有り得る書き方で、ゲームのマルチエンドの一つという感じは受ける。ノーマルエンドかな。 メーガン大勝利エンドも有り得るのが匂わされているのが面白い。 未来ある若者がやらかしてその時はうまく誤魔化すが後で破滅するって結構いくつか出てきたな感。ラストサマーとか。 実際にイギリスで、お店でやらかして殺しちゃったっていう事件も起きてるし。 日本でも揉み消しはあるんだけど、あまり大々的に表沙汰にならない(だから揉み消してるわけだけど)し、厳しい視線を向けるエンタメ作品って思い付かないな。
2投稿日: 2025.01.23
powered by ブクログ高校卒業を間近に控えた優等生六人グループは、遊び半分の行動で死亡事故を起こしてしまう。メーガンが一人で罪を被ることを自ら引き受けたが、しかし彼女は予想外の重い罰を受けることになってしまった。そして二十年後、刑務所を出所したメーガンは、かつての友人たちに接近し償いを要求する。読む手の止まらないサスペンスです。 軽い気持ちで行ったことが、取り返しのつかない惨事を招いてしまう。そしてその責任から逃れようとしてどんどん泥沼にはまっていくことに……引き返せるポイントはいくつもあったのに、こんなことになってしまったのは悲劇と言うべきなのか。そして二十年後の彼らもまた、悪いけれど学習できていないな、と思ってしまいました。メーガンの腹に据えかねる気持ちがとても理解できます。 仕事、家族、社会的地位、守るべきものを持った彼らと、何もかもを失ったメーガンの対決は息詰まるようで切なくもあります。身勝手に思える五人に関しても、もし自分がその立場になってみたらそうなるだろうな、という気がして。どっちの立場からもつらく、だけれどサスペンス感に引っ張られて一気読みでした。
2投稿日: 2025.01.18
powered by ブクログラストの急展開を再々読 導入の第一部、20年後の第ニ部に入ってゆき、まあぐいぐい読ませるが、ラストはまず一回では理解できず、再読したがその日は理解できなかった。 翌朝読み直し、ようやく理解できた。 あの夜、メグの提案に乗ってしまい警察に届けなかったばっかりに、結局あの夜のドライバーのダンが最後気が触れてハンマーを下ろし獄中のメグを救えたのに逆をしたタリサを殺し、約束を破り結婚したサヴを殺した。 ただ首謀者フェリクスが、ダンの仕業に最後気づき、ギリギリ間に合い、その時潰れてたアンバーと20年服役したメグを救った、と。 まあ、ラスト展開が急すぎて、まだスッキリしないので、星四つで。 疑問点。なぜフェリクスは一人で親父を殺したか? 弱い点。メグの最初の脅しかたが、強引すぎる。
1投稿日: 2025.01.11
powered by ブクログ高校の成績優秀な6人グループが、卒業間近の夜に高速で逆走運転をし、親子3人を事故死させてしまう。メンバーの一人が、全部の罪を被り20年服役して帰ってくる。5人は、それぞれ成功しているのだが、20年前に交わした約束を果たすことを求められ…。 読み始めたら止まらない、という紹介文が多かったが、確かにそうだった。では、星5つかというと?こういう結末で良いのか?何のかんの言っても、親子3人死んでいる訳だし、6人ともジコチュウ過ぎるだろう。確かに「予測不能サスペンス」ではあった。
2投稿日: 2025.01.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
・あらすじ イギリスが舞台。 有名伝統校の監督生グループである6人組メグ、フェリックス、タリサ、アンバー、ザヴ、ダン。 6人は大学入試試験前夜に車道を逆走するといういつもの度胸試しを行った所、対向車と事故を起こしてしまう。 救護せずに逃げ出した6人は対応策を話し合う中で、誰か一人を犠牲にして警察に自首する案を採用する。 誰がその一人になるべきか……。 そんな中メグが自分一人で運転していた事にして自首すると主張した。 他の5人全員がメグに対して義務を負う、という条件の下で。 そしてメグは事実を記した念書と写真を撮り次の日に警察へ出頭する。 そして20年後メグは出所し、それぞれ成功した5人のもとへ戻ってくる。 メグは5人に何を求めるのか、そして5人はきちんと義務を果たせるのか。 ・感想 面白かった!けど最後が駆け足だった感じが勿体無い……! あの最後は私結構好きだったなー。 ハッピーエンドではないし、終わったからと言ってフェリックスもアンバーも心から幸福にはなれないだろうけど、メグは新しい土地で幸せに生きて欲しい。 フェリックスのキャラ描写はもうちょい深掘り出来そうだったからそこが1番勿体無い感じする。 続きも気になるし、短い章立ての作品で読みやすかったのもありスイスイ読み進められた。 5人とも薄情だけど1番最悪なのはタリサ、恐ろしい女だw 消してしまいたい、無かったことにしたい現実を直視できない弱さと人間の身勝手さ。 舞い戻ってきた悪夢に対して、あそこで誠心誠意の謝罪と感謝を見せておけばまた展開が違ったのにと思うけど仕方ないよね。 結局みんなその場の享楽を楽しむだけの一時的な仲間で真の友達では無かったってだけなんだと思う。 「もしあの時ああしていれば」「こうしていれば」とたらればは沢山あるけど全員が毎回選択肢が出るたびに最悪な手段、方法を選択していった良いサスペンス作品だった。
3投稿日: 2025.01.08
powered by ブクログ「このミステリーがすごい」ベスト10に入ってたかと思う。 たしかにノンストップで読ませる筆力すごい。 けど後味の悪さ。救いのなさ。疲れた。 自分がミステリーに向かなくなってきてるのかなぁ…
0投稿日: 2024.12.24
powered by ブクログ高校卒業間近の男女6人が酒を飲んで親の車を運転し高速道路を逆走、対向車と事故を起こし、母子3人を死なせてしまう。6人のうちメーガン1人が出頭して服役し、それから20年後に釈放されたメーガンが他の5人に見返りを強要する…というサスペンス。 徐々にメーガンがモンスター化していくにつれて、メーガンに抱く同情心が薄れていってしまい、むしろ他の5人の方に同情しつつハラハラしながら読み進めていくが、終盤は強引な展開に気持ちが冷めてしまった。
0投稿日: 2024.12.19
powered by ブクログ海外ならではの教育システムの背景とか高校生でも親の車ガンガン運転しちゃう感じのイメージを思い浮かべながら読んだ。ダニエルがダンだったり、メーガンがメグだったりするのが慣れず誰?となりがちで、ちょこちょこ読むより一気に読んだほうが入ってきやすかった。ヒヤヒヤして心臓に悪い、イコール面白い。人の精神が病んていく描写がうまかった。犯人はこの人だろうな、からのまさかの人へ。読者だけでなく登場人物すら騙されていた!
0投稿日: 2024.12.16
powered by ブクログ注:内容に触れていますが、あえてネタバレ設定にしていません。 この本を読んでない方は、最初の20行くらいだけ読んだら、あとは飛ばしてください。 読んだのは、7月の中頃くらい?(今はいつだっけ?w) 本屋で、なんともホラーな表紙wに目が行って。 タイトルの『身代わりの女』で、「あ、これ読みたい!」と思った口。 裏表紙の内容紹介にある、 “パブリック・スクールの優等生6人が自動車で逆走。母娘3人の命を奪う大事故を起こしてしまう。20年後、一人で罪を被り刑期を努めあげたメーガンが、国会議員、辣腕弁護士ら、いまや成功を収めている5人の前に姿を現す。彼らと交わした“約束”を果たさせるために……。” を読んだら、海外ミステリーやサスペンスを“長年親しんできた”読者の大概は、コーネル・ウールリッチの『黒衣の花嫁』や『喪服のランデブー』を思い出して、絶対この本に飛びつくと思うのだ。 ましてや、タイトルは『身代わりの女』だ。 不当に罪を押し付けられた女性が、20年後に自らに罪を押し付けてのうのうと暮らしている5人に次々と復讐していく…、 そういうストーリーを思い浮かべるはずだ。 でも、この小説は、『黒衣の花嫁』や『喪服のランデブー』とは違うお話だ。 ……と、あえてネタバレ設定にしないで書いたのは、この本がウールリッチの『黒衣の花嫁』や『喪服のランデブー』を期待して読まない方が面白く読めるんじゃないかな?と思ったからだ。 ということで、この後は100%ネタバレ。 結末を含め、内容についてかなりのとこまで書いているので、この本を読んでない人は(読もうと思っている人は)ここで止めておいてください。 *以下、かなり内容に触れています。 この本を読んでいない方は読まないでください。 本屋でこの本の内容紹介を読んだ時、ウールリッチの『黒衣の花嫁』や『喪服のランデブー』のあの面白さを思い出し、その時点でもう買うつもりだった。 ただ、解説を見て、この著者の著書である『三つの秘文字』というのを見た時、「これはやめといた方がいいかも…」と本を戻し、家に帰った。 というのは、『三つの秘文字』は、下巻の中盤まではすごく面白いんだけど、後半で急に違和感のある展開になっちゃって、すごくガッカリだった記憶があったからだ。 とはいうものの、『黒衣の花嫁』や『喪服のランデブー』を彷彿させるストーリーは、やっぱり気にかかる。 そこで、流域面積世界最大の川wはじめ、ブクログや読書メーター等、いろいろな人の感想をチェックしてみたところ、評価は結構いい感じ。 ていうか、そもそも、自分はこれをすごく読んでみたいんだけど、前に読んだ著者の本がつまらなかった記憶があるから買うのを躊躇っているわけで。 内心では、買うのに背中を押してもらうことを欲していたわけだw そういう時っていうのは、よい評価の感想ばっかりが目に入り、反対に悪い評価の感想を否定的に読んじゃうものだ(^^ゞ つまり、もはや買うのは時間の問題(爆) そんなわけで、やっぱり買ってしまったこの本w 読み出したものの、ミョーにだらだらした前段(第一部)に、なぁ〜んかノリがわるいなぁーなんて思っていたら。 メーガンの「わたしがやるわ」に、な、な、な、な、な、なんじゃそりゃ!?(・・? だって、タイトルは『身代わりの女』なのだ。 罪をメーガン一人がかぶることを、メーガン本人から言い出したんなら、それは“身代わり”じゃないじゃん!? いや、まぁ身代わりというなら身代わりなんだろうけど、でも、誰にも強要されずに自ら「身代わりになる」んなら、20年後に復讐する大義名分がない。 (もっとも、メーガンは服役中に自らの身に起こったことで、5人に対して見返りを求めるのではなく復讐を装った嫌がらせをすることに変わるわけだが) ウールリッチの『黒衣の花嫁』や『喪服のランデブー』が読んでいてワクワクするのは、復讐する側に大義名分があり、復讐される側は復讐されてザマーミロ!な連中だからだ(^^ゞ つまり、「必殺仕事人」と同じだ。 「必殺仕事人」が面白いのは、仕事人に殺されるヤツらが殺しても飽きたらないような極悪人だからだ。 殺されるヤツらがいい人だったら、面白くもなんともない。 メーガンと5人はその場のノリで起こしてしまった事故で3人を死に至らしめてしまうという許されないことをしてしまうわけだけど、だからといって根っからの悪人というわけではない。 彼ら彼女らというのは、大事なのは自分と家族で、他人なんてどーでもいいというタイプの人たちだ。 程度の差こそあれ、世の大概の人はなんかしら“悪いこと”をしているはずで、メーガンと5人というのはその延長にいる人たちなのだ。 つまり、メーガンと5人というのは読者と大して変わらない。 そういう人たちということだ。 そういう人たちが復讐されるストーリーというのは、イマイチすっきりしない。 もっとも、その人の人となりは配偶者やつき合っている相手を見れば、なんとなく見えてくるように。5人のパートナーが揃いも揃って魅力に乏しいところをみれば、この5人というのは傍にいて愉快な人物ではないのだろう。 そんなわけで、自分としては著者が『三つの秘文字』のシャロン・ボルトンってわかった時点で嫌ぁーな予感がしていたんだけど、そういうのって、やっぱり正しいんだなぁーと、後悔しきり。 そういうわけで、いったん読むのを止めてしまった。 でも、また読み出したのは、特に面白い本がなかったからだ(^^ゞ 言ってみれば、仕方なくw そんな風に読めば、おのずとつまらなく感じてしまうもの。 20年後に現れたメーガンの容貌が、「まるっきり怪談じゃん」とシラケてみたり。 特に復讐するでもなく、だらだらと続くストーリーにウンザリしてみたり。 やっと、正体を現したメーガンが何をするかと思えば、「子供の一人をよこせ」などと常軌を逸した要求を突きつけたりする。そのハチャメチャっぷりに、「もはやこの人、モンスターじゃん」と思ってたら、登場人物からもそう言われている有り様(^_^;) いや、「子供をよこせ」なんて無理無体言ったら、逆上した相手に殺されかねないじゃんって、メーガン(というか著者)は思わないのかな?という気がするんだけど。 ていうか、ぶっちゃけ、自分がその立場だったら、「あ、コイツ、コロす…」って思った(爆) 5人がメーガンに逆らえないのは、うしろめたい気持ちがあるからだ。 でも、その気持ちが憎しみに変わったら、メーガンと5人の力関係は即座に逆転する。 もちろん、まがりなりにも普通の人である5人が実際にメーガンを殺せるかはわからない。 でも、メーガンのことを殺す決意した5人と、うしろめたさを感じている5人では交渉の迫力が全く違うはずだ。 5人は全員社会的地位のある人間だ。 一方、メーガンは罪を償ったとはいえ、未だに社会全体から後ろ指をさされる人間(という設定)。 ということは、メーガンを殺しちゃったとしても、5人が口裏を合わせて「突然襲ってきたから、正当防衛した」とか言えば、それで言い逃れられる可能性が高い。 頭のいいメーガンがそれをわからないはずはなく、そういう意味ではご都合主義的展開だなぁーと思った。 もっとも、20年前の事故では5人も疑われていたわけで、それを蒸し返されると危ういというのはあるんだろう。 ただ、そういうことは一切語られない。 その点でも、この小説はご都合主義の陳腐な小説だと思う(^^ゞ でー、モンスターメーガンの次は、5人の内の一人のケータイを使ってウソのメールを送りつけるなど、やたらオールマイティーな有能さ。 5人が、5人内だけで使う別のケータイを持ってるって、どうやって知ったんだ?というのもさりながら、なんでパスワードでロックをかけていないんだろう?と不思議でもアリw その後、やっと明かされた、20年前、メーガンがなぜ自ら一人で罪をかぶったのか?の真相も、なんだか、ミョーに唐突な話だし。 いっやー、なんだかやたらとご都合主義的だなぁーという展開に、これなら、5人が事故で殺しちゃった母娘の幽霊がメーガンにとり憑いて操っていた……、みたいな展開にしちゃった方がよっぽど面白かったんじゃない?なぁ〜んて思っていたら。 唐突に一人が行方不明になり、別の一人が死ぬ。 さらに一人死んだ後、残った一人のもとにメーガンが現れて、「困らせたかっただけ」ときちゃった日にゃぁ、殺しているのが誰なのかは、もはやミステリー小説の常道で決まったようなもんじゃん(爆) そうなると、定番だけに、逆に読むスピードが上がってきちゃって(^^ゞ クライマックスは、定番通りに嵐の夜w そこに犯人が登場する場面も、何かのホラー映画で見たような、見ないようなw 最後の「これでお前も眠れるな」というセリフには、解説者も「わたしも、やっと寝られる…」とホッとしたんじゃない?(爆) …と、自分はこの小説にあまりいい印象を持たなかったけど、もちろん高評価の方もいる。それっていうのは、やっぱり『黒衣の花嫁』や『喪服のランデブー』を期待して読んじゃったか否かの差なのかなぁー。 もちろん、ウールリッチのそれらをまるっきりパクった小説を読まされても困るわけだけど。 とはいえ、出版社は原題の「The Pact(約束とか契約という意味らしい)」を『身代わりの女』としているわけだから、『黒衣の花嫁』と『喪服のランデブー』を匂わせることで読ませようとしているんだと思うのだ。 であれば、『黒衣の花嫁』と『喪服のランデブー』と全然違うからツマラナイという感想を持つ人がいるのはしょうがないよね?(^^ゞ ていうか。 個人的には、この本は普通の人がその場のノリでバイトテロや社会的な迷惑行為をやっちゃって、ノリの続きでSNSにあげちゃって大炎上みたいなことが当たり前に起きちゃう時代なんだからこそ、「若気の至りやその場のノリでやっちゃったことって、実は後々かなり怖いんだよ」的な帯にした方がいいような気がした。 だって、その方が誰もが多かれ少なかれ身に覚えがあるだけに、「イヤミス」的なサスペンスとして受け入れられやすいんじゃないのかな?と思うのだ。 第一部で6人がやったことは、もちろん若気の至りですませられることではない。 そもそも、高速道路で車を逆走させてスリルを楽しんでるって、おおよそ常人の感覚ではない。 どう考えたって異常だ。 しかも、それを何度もやっていたって…。 自分は学生の頃、友だちが運転する車に乗っていた時、友だちが間違えて対向車線に入りかけたことがあったけど、あの時、真正面から向かってくる車を見た瞬間の髪の毛が逆立つような感覚というのはいまでも憶えている。 あの頭の中が瞬間的に爆発したかのような恐怖を楽しむためにやるっていうのは、1000%キ●ガイの所業だ。 とはいえ、若い頃、その場のノリや友だちとの会話の流れで、タガが外れてしまって、ついとんでもないことをやってしまって。後で考えたら怖くなった…、 というような経験は誰にでもあるのも事実だろう。 「そんな経験ない」と思っている人がいるとしたら、それは、たんに自分のやったことが実はとんでもないことだったことに未だ気づいていないだけだ。 人というのは、誰もが自分が思っているほど利口ではない(爆) そういう意味では、この小説の楽しみ方は過去の自分の「若気の至り」を思い出して、ゾォーっとすることにこそあるのかもしれない(^_^;)
3投稿日: 2024.12.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
プロットでスリリング感が一挙に最後にきた。 人は自分にとって辛いこと嫌なことを思い出す出来事やそれに連なる人物は、思い出したくないしなかったことにしたい。それを思い出すと自分が苦しくなる、罪を思い位出させるから。人を助けたつもりでも、助けられた人は忘れ去りたいし、いらない人物になってしまう。
0投稿日: 2024.12.11
powered by ブクログ全体的に漂う不穏感に先が気になって一気読み。寝る前に読んだらダメな本。 結末は賛否両論ありそうだが、個人的には悪くないと思う。終盤からラストにかけて、もう少し丁寧に描写されていればもっと良かったかも。
0投稿日: 2024.11.28
powered by ブクログ久しぶりの海外ミステリーでちょっと読みにくかったかな。なかなか入っていけなかった。展開はめちゃくちゃ面白いんだけど、ラストもどうなるのか気になってしかたなかったけど、とにかく進まない。海外作品ブランクかな。もったいないことをしたな。もう一度改めてじっくり読む必要ありかな。
4投稿日: 2024.11.27
powered by ブクログ面白かったけど、あらすじを読んだ時は、もっとドロドロな嫌な話になるかと思ったけど、案外まともな話だったな。 話の展開やテンポなども良く、飽きずに読めます。
4投稿日: 2024.10.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読書家さんの本棚で見つけた。 メーガンは何故1人で罪を被ったのか?他の5人に何を求めているのか?5人はどうするのか?謎だらけで話が進んでいく。ラスト30ページになっても結末がわからず、600ページ越えの作品だったが、飽きることは全くなかった。
1投稿日: 2024.10.11
powered by ブクログ途中まではグイグイ読ませてくれたのですが 頭が悪いせいか 後半わかりづらくなってきて ただのホラーのように。
1投稿日: 2024.10.02
powered by ブクログ成績優秀でこれから大学に入る仲良し男女6人。高速道路を逆走する遊びで事故を起こす。運転してないが自分が身代わりになって出頭するとメーガンが言い出した。 面白かった。出頭するまでのサスペンス、20年後を描くスリル。本当に悪いこととは何か、他人のためにできることは何か考えさせられる。
0投稿日: 2024.09.24
powered by ブクログ展開がスリリングで楽しめたのは確かですが、ウーーン、、です。身代わりになって20年も監獄にいたのなら、メーガンの気持ちは当然だし、彼女をうとましく思うのはずいぶんと勝手。悪者扱いに至っては、あんたたち何様?と言いたくなりました。ラストの急展開にはバタバタ感が。「予測不能」を求めるあまり、やっつけ仕事になったのでは?と思っちゃいました。
1投稿日: 2024.08.28
powered by ブクログ罪の身代りとなった女の狂気に ぐいぐい引き込まれ、振り回された。 成績、容姿、お金などなら 頑張ればなんとかなりそうだけれど 親、家、名声のようなものは 自分の力ではどうすることもできず そのままならさによる嫉妬が この出来事の原因なのかもしれない。 最後、身代りの女の正体は これで良かったのだろうか? 目的が曖昧になり それまできつく張り詰めていた緊張感が 一気に緩んでしまった感じも… 手に汗握る展開が面白かったけど。
2投稿日: 2024.08.23
powered by ブクログメーガンを除く5人は裕福な家庭出身、大学受験資格試験の結果発表の前夜、高速道路を逆走するゲームで人身事故を起こす。メーガンは皆の罪を負い、刑期終了後に5人に贖うべき役割を課す。20年後自由を得たメーガンが要求する人生を破壊するほどの代償に追い詰められる5人、抹消出来ない過去の悪事が暴かれる状況での後悔、罪悪感、絶望、恐怖で心が歪んでゆく様が描かれるが、メーガン自身の真意は秘されたまま物語は進む。解説者と同じように、この状況下で自分ならどうするか考えさせられながら読み進み、結末の意外さに少し戸惑いながら一気に読了。
15投稿日: 2024.08.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一昔前にS・J・ボルトンとして東京創元社から三作ほど紹介されていた作家。10数年ぶりの翻訳で非常に驚いた。どうやら今回の方が本名らしく、本国ではシリーズ物もあるよう。 以前の「三つの緋文字」等は、小さいコミュニティかつ土着的な作品だったが、今作は全く雰囲気が異なり、昔のイメージで読むとあれっとなるかも。 卒業を間近に控えた六人の若者が、肝試しと称して高速道路の逆走を繰り返す。ある晩とうとう自己を誘発してしまい、相手の車は炎上、母親と子供二人が犠牲となる。約束された未来が突然閉ざされパニックになる中、メーガンが全ての罪を被り自首することを提案する。 それから20年。メーガン以外の五人は成功してそれぞれの人生を歩んでいたが、とうとうメーガンが出所してくることに。。。 見事に選択肢を間違えバッドエンドまっしぐらな者たちのサスペンス。出所したメーガンが怖くて怖くて。。。20年も経てば事故を起こした時の気持ちも薄れ、今の生活を壊さないように欲が出てきてしまう。捕まらなかった者たちのその自己勝手さが絶妙に腹ただしく。 中盤の動きのなさに好みが分かれるかもしれないが、少し我慢して終盤の畳み掛ける展開を楽しむ作品。ラストが少し淡白でもったいなかった。。。
13投稿日: 2024.08.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白いやんけ。正直第一部は退屈で「コイツら正気か?」と思いながら読んだ(メーガンの動機も理解不能だし)。第二部からは一気読み。最後は「何じゃこりゃ。は? 殺人犯の動機わい!」と思わす叫びそうになりましたが、ここまで読ませたんならまあ良しとしましょう。
0投稿日: 2024.08.04
powered by ブクログCL 2024.7.27-2024.7.30 サスペンスフルで、とにかく先が気になる。 一人で罪を被ったメーガンが、20年の刑期を終えてオックスフォードに帰ってくる。5人の友人たちに義務を果たさせるために。 20年前の事件が描かれる第一部からそれぞれの心情も含めて丁寧に描き出されていて、5人の性格がはっきりと浮かび上がる。その一方でどうもメーガンの内面がわかりにくいからか、ラストが唐突に感じてしまった。
0投稿日: 2024.07.30
powered by ブクログ★5 怖い! 優等生6人組が引き起こした事故、1人だけが身代わりに罰を受けるのだが… #身代りの女 ■あらすじ まもなく卒業を控えた名門校に通う優秀な6人組、彼らが酔っぱらいながらパーティーをしているといつもの肝試し遊びをやることになった。その遊びとは6人が自動車に乗り込み、高速道路を逆走するという内容だったのだ。しかし遊びだったはずが、母娘3人が亡くなる大事故を引き起こしてしまう。 将来を断念せざるを得ない状況になった彼らは、解決するために必死に悪計を練る。いつも口数が少ない生徒会長であった女性メグが、自分一人だけが自首するという計画を提案するのだった。 ただこの事実を念書にして残し、将来いくばくかの義務を果たすことを約束することになり… ■きっと読みたくなるレビュー こえーーーーーー ★5 若かりし頃の粋がった遊びをきっかけに、人生が泥沼化してしまうというサスペンス&ミステリー。どうでもいいけど、表紙の女性が不気味なのよ。うっとおしい髪の毛をなんとかしなさい。 まず本作で推したいポイントは読みやすいところ。これ大事です。お話の筋がシンプル、文体もセリフもわかりやすいし、キャラクターの特徴も何処にでもいそうな若者たちなんです。海外ミステリーはどうも苦手と敬遠しがちな人にもおすすめ。読み始めるともう止まりませんよ。気になる気になる、あっという間に第一部を読み切っちゃうんですよ。 そして時を経て…第二部の始まり。恐ろしいのはこれからです。犠牲になったメグ以外の5人は、今や政治家、弁護士、実業家など成功した人生の真っただ中なんです。どう落とし前をつけることになるのか… そしてメグが5人の前に表れるのだが。 こわっ! もうこれ以上は言えない! ただそのまま脅迫や復讐の流れになるのかっていうと、そうでもないんですよ皆さん。5人の心情を思うと、霧の中を漂うような不安定で不気味な気持ちにさせられるし、さらなる間違いを侵してしまう筋道も見えてくる。ジワジワジワジワ追い詰められていく描写がマジ怖いし、そりゃかつての優等生もこうなるわって感じで人生の凋落っぶりったら、もはや毛が抜けおちるレベル。 で、結果どうなるのよこれーー!感じで、気づいたら後半もすごい勢いで読み進めてしまうのです。ラストはもうね、マジかよって状態になる。これ以上の形容はできないし、言えない。 今年イチオシの鬼サスペンス&スリラーでしたね、あまり詳しく語れないのでテンション高めのレビューで失礼しました。差し迫る恐怖を体験したい人は今すぐ読みましょう。 ■ぜっさん推しポイント フィクションではあるのですが、やたら現実的で打ち震えました。本作のようなことは、自分ならそんな無茶をしない、悪だくみはしないと簡単には言えないはずです。だって誰しも少なからず黒歴史はありますよ。 かつて炎上するような写真をSNSにアップしてしまうような若者がいました。メディアでは散々叩かれていましたが、自分なら絶対にしなかったと本当に言えるでしょうか? 満たされない環境や悪友たちの中にいて、未熟な年齢で知識や経験も浅ければ、このくらいの悪ふざけはしちゃうかもしれない。もちろんいけないことです、しかし人生はほんの少しのきっかけで急転してしまう。 胸を張って正しい道を生きるということがいかに難しいのか… ほとほと理解させられる物語でしたね。
103投稿日: 2024.07.19
powered by ブクログ大学進学直前に男女6人組が起こした自動車事故. その罪を一人で被った女が出所してくる. 復讐に怯える5人.... 一気読み必須です.
1投稿日: 2024.06.23
powered by ブクログ大学入学試験の発表を控えた裕福な優等生6人組が、度胸試しに猛スピードで高速道を逆走する、と言う場面から始まる。事故で対抗車の3人が亡くなり、メーガンが全ての罪を被り自首すると言う第1章。刑期の明けた20年後にそれぞれ成功者となった昔の仲間の元に彼女が現れ、約束の履行を求め始めて、仲間達に不穏な空気が、、、と言う650ページのミステリー。第2章からは仲間達のおぞましさが浮き彫りになる。着地は甘い感じに思ったが人間の心理を読ませてくれた。
9投稿日: 2024.06.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
同乗で起こした逆走殺傷事故で独り責任を負い、20年の刑期を終え出てきたという前ぶりと帯の文句「この女、予測不能」という煽りで、当時の仲間に対するベタな復讐譚。わかりやすい背景なので、ページがさくさく進む。都合で4日に分けて読んだのがちょっとミスだったけど、一気に読むと面白さは倍増だったと思う。途中までは予測通りの展開でふ~んというところだけどね。後は読んでのお楽しみというところだろうか。先入観とは怖いものですね。あまり感想サイトは見ないで読むのが吉です(読んでもらってますが)。
1投稿日: 2024.05.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「私がやるわ」メーガンは言った。 なんで? なんで、この大きな罪を一人で被ることを即決したの? 最初に出てきた、この疑問に引っ張られながら、、、 犯人はあの人?この人?と予想しながら、、、 一気読みで終わってしまった。 書評家の解説には「読者が登場人物にどっぷり感情移入できるような、そして一ページごとに手に汗握ったり驚いたりしてしまうような、ツイストの効いた心理劇が展開されるのだ。」とあったが、それはとんでもない!登場人物全員が最低の屑人間ばかりで、感情移入などは微塵も出来なかった。ツイストが効いてましたか?と、聞き返したいくらい、全く、捻りは感じなかった。 さらっと一気読みで、終わってしまう本だった。 本書は〈選択〉の物語とも解説に書かれていた。人生においては、どんなに些細な罪悪感でも背負う選択は辞めにしておかなくてはいけない。結局、その罪悪感が心に燻っている限りは、生きることは暗く重い。どんなに小さな選択でさえも、敢えて自分の感情よりも善悪を基準にしなくては、不幸が重なっていくものだ。 それは本書のおかげで、強く感じられた。
4投稿日: 2024.05.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本当は6人全員で罪を背負うはずだったのに、1人が肩代わりした事で、20年後に出所した彼女にそのツケを払わされる話。 荒唐無稽なことはあまり起こらずに、メーガンが1人1人に静かなお礼参りをしていき、そのストレスで罪を償う機会を逃し続けた5人がとんでもない被害妄想をして暴走する。 最後まで読み、メーガン視点で考えると5人はかなり滑稽にみえる。メーガンがどこまで本当のことを言っているのかが曖昧で底知れぬ怖さがある。 最後の展開が違ってたら神作品だったかも…絶対にメーガンじゃないって分かってるし、ここに来て連続殺人はいきなりぶっ込んできたように感じる。脅すだけのつもりだったのよって…まさか!そんなこと言わないであいつらをやっつけてよ! 終盤の凡庸な展開で尻すぼみ、中盤までのワクワクが持続すれば傑作だったな。
31投稿日: 2024.05.26
powered by ブクログ2024.05.15 解説にて大矢氏は本書は選択の物語であるという。私もそう思う。 そして、53歳の今、「若気の至り」と苦笑いで思いだすことが、実はヒヤヒヤものだったと思い起こし愕然としている。 例え自分が実行者ではなくとも、いわゆる度胸試しが「高くつく」とき、人はどうやってそのツケをどう払っていけばよいのだろうかと自問自答している。一歩間違えば他人事ではなかったなと自分の大学生時代の思い出とともにほろ苦く第一部を読んだ。
3投稿日: 2024.05.15
powered by ブクログシャロン・ボルトン『身代わりの女』新潮文庫。 20年もの時を超えて描かれるサスペンス小説。女性の怨みほど怖いものは無いと思わせるようなストーリー。20年前に一体何があったのか。何故、メーガンは20年もの間、収監されていたのか。 卒業間近のパブリック・スクールの優等生6人は、泥酔して自動車で道路を逆走し、母親と2人の幼い娘の命を奪う大事故を起こしてしまう。実際にハンドルを握っていたのはダニエルだったのだが、メーガンが皆の身代りに一人で事故を起こした罪を被ることになった。 裁判の結果、メーガンには最低拘禁期間20年の終身刑という重い刑が言い渡される。 20年後、メーガンは出所し、国会議員、辣腕弁護士と、今や成功した人生を享受している5人の前に姿を現す。心に罪悪感を抱えながら生きてきた5人は保身と利己心のために疑心暗鬼となり、愚かな行動を取る。そんな5人にメーガンはとんでもない要求を突き付ける。 本体価格1,200円 ★★★★
67投稿日: 2024.05.05
powered by ブクログ度胸試しの危険運転で母娘三人の命を奪う人身事故を起こした高校生六人組。全ての罪を自分一人で被ると申し出た女学生・メーガンが五人に求める代償とは何か―?本編650頁を超える大ボリュームの作品だが、サスペンスフルな展開に頁を捲る手は自然と逸る。本編中にメーガンの視点が挿入されていないため、序盤から中盤にかけては彼女の本心が見えないことが物語の牽引力になり得たが、終盤はそのことが些か足を引っ張ってしまった印象。人間の多面性を描いていると言えなくはないが、私的には彼女の人物造詣に今ひとつ納得し難い部分があったり。
4投稿日: 2024.04.30
