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ナルニア国物語7 さいごの戦い(新潮文庫)
ナルニア国物語7 さいごの戦い(新潮文庫)
C・S・ルイス、小澤身和子/新潮社
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総合評価

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    アスランが? そんなこと言うの? アスランが言うなら 間違いない 私の前にいるのは? 本当のアスラン? あいつが言うなら 間違いない 何を信じるのか 何を疑うのか まずは自分を信じてみよう 目の前の人にすべての事を任せないほうが良さそうだ それにしてもアスランの世界はまだまだ奥がありそうでワクワクする

    2
    投稿日: 2025.08.28
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    シリーズ最終巻! 大好きな『馬と少年』を含めナルニア国シリーズは岩波版を繰り返し読んでいたが、最終巻だけは全然好きになれずたぶん1回しか読んでいない。何度も出てくるロバとサルの名前(瀬田訳ではトマドイとヨコシマ)に気が滅入ってしまったのと、ハッピーエンドのように描かれている物語の結末に当時の私は納得できなかったためである。この新潮版小澤訳で久しぶりに物語に触れて幼少期とはまた違った気持ちを抱いた。 想像していたより息苦しくない。上記でも触れたが、ロバとサルの名前の効果が個人的に大きいと思った。他翻訳版はどうなってるのだろうか。読み進めるしんどさが減ったので物語の内容に集中できてさらに楽しめた。思っていたのよりもしっかり冒険してるなぁ。 この物語の結末は今も昔も私にとってのハッピーエンドではないが、この物語にキリスト教の価値観が盛り込まれていることや、現実の社会で生きていくことは結構な苦痛を伴うと今の私は知ってしまっているので登場人物の嬉しそうな姿を見てまあこれはこれで良いか、と思いました。 訳者あとがき、解説も良い。好き。お疲れ様でした。

    8
    投稿日: 2025.08.18
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    偽のアスラン出現によって惑わされる動物たち。なんだか現実世界にも似たような出来事があるような…。ナルニア国さいごの王ティリアンは強い祈りのすえ、ユースティスやジルをナルニアに呼び込む。滅びの危機に晒されたナルニア国はどうなるのか。アスランがナルニア国を戸締りするシーン、最後、今までのメンバーが総結集するシーンは懐かしみを感じる。 が、予想通りというか、ちょっと悲しみもある。 色々な作品に影響を与えたよきファンタジーでした。 願わくは、ナルニア国物語をハリポタより先に、守り人シリーズより先に読んでいたかった。

    15
    投稿日: 2025.08.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ナルニア国とは、の位置付けがその崩壊から明示されていくのが爽快だった リーピチープとタムナスさんは胸熱すぎる が、そうか列車事故か… 現実と思う世界も、ほんとうの世界の影にすぎず 現実での死によってほんとうの世界での幸せな日々が始まり以後永久に続いていくと アスランとしてはナルニアの崩壊は織り込み済みだったのかな シフトが暴走しはじめる前に現れることだってできただろうに ルーシーたちイギリス組の受皿としての役割もあった? そもそもがポールたちが入り込んでしまった時に作った世界だしな 良き生き物が育まれる土壌を作り、ほんとうの世界へ誘い栄えさせるのが役割なんだろうか

    0
    投稿日: 2025.07.04