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こぼれ落ちる欠片のために
こぼれ落ちる欠片のために
本多孝好/集英社
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総合評価

50件)
3.8
13
14
14
4
0
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    職質の女神だかなんだか知らんが、こんなコミュ障の人、刑事として私は認めません。 とはいえ、このしゃべらない人の一言は重い。どれも胸糞悪い事件ばかりで、しかもその中にどうしようもない警察の『慣例』やら『努め』だのがちりばめられていて、やり場のない気持ちが溢れる。 ちょっと違ったのは最後の一編で、これは小さな子どもが巻き込まれてるのもあって、ずっとドキドキが止まらなくて、最後から5ページ目のラストでは久々に叫びそうになった。良かった。

    0
    投稿日: 2026.02.01
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    私にはとても新鮮な短編集でした。何がって、正必ずしも真ならずって感じ。特にイージー・ケースは印象的でした。犯人は別にいる。でも、犯人である必要はない。わかっていても敢えて捕まえず。そんな事件もあるですね。

    0
    投稿日: 2026.01.09
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    凶悪事件を取り扱った刑事物よりよっぽど怖く感じてしまった。 警察も被疑者も真実を望んでいないことってあるんだな…

    7
    投稿日: 2025.11.14
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    真実を見抜き、治安を守る警察官 しかし、彼らの正義は本当に正しいのか。真実とはそもそもなんなのか。 そう問いながらただひたすら犯人を見つけるために、働く。 それだけのはずなのに、何故こんなにもそれが難しいのか。 真実か、正義か、それがなぜ天秤に計られるのか。 ひたむきに事件を追い続ける刑事の葛藤をとくとご覧あれ

    0
    投稿日: 2025.08.30
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    事件の真実を追う刑事達の話。めちゃくちゃ面白かった…!地道な捜査や心理戦が良くて、刑事が追う先の真実が知りたくなる。あと宮地班の刑事達のことめちゃくちゃ好きで、これシリーズじゃないの?続編というかまだまだ宮地班と和泉瀬良コンビ読みたいってなる

    3
    投稿日: 2025.08.29
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    こぼれ落ちる欠片は、真実なのか、正義なのか。 取り調べや聴取から人の心を読んで、汲んで、警察によって提出される“真実”に基づいて判決が下る。 久々の本多さん満喫した〜 これは心理戦であり、頭脳戦。相手の心をどう読み解くのか…おもしろかった。キャラも立っているし続編を期待したい

    1
    投稿日: 2025.08.24
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    Amazonの紹介より 真実を見抜き、罪を償わせる。 たった、それだけ。それだけのことが、なぜこんなにも難しい――? マンションの一室で発生したある殺人事件の現場に向かった、県警捜査一課の和泉。そこで出会った女性警官・瀬良の第一印象は、簡単に言えば「最悪」だった。 しかし、上の命令で瀬良とタッグを組み殺人事件を捜査することになり、和泉は彼女の類い稀な観察力を知ることになる。二人の懸命な捜査により、事件のかたちは徐々に輪郭を現していくが、待ち受けていたのは「正しい刑罰」の在り方を問う、予想外の真相だった――。 和泉と瀬良が立ち向かった最初の事件「イージー・ケース」ほか、事件に関する証言を頑なに拒み続ける容疑者の謎を追う「ノー・リプライ」、解決の糸口が見えない誘拐事件を描く書き下ろし中編「ホワイト・ポートレイト」を収録。心揺さぶる結末に息を呑む、圧巻の警察ミステリー! 全てを明らかにすることが果たして良いことなのか、考えさせられました。事件解決チャンチャンではなく、その先としての物語もちょっとあって、印象深かったです。 これで解決かと思いきや、その先には残酷な真実が待ち受けていたので、驚きでした。モヤモヤさがあって、後味が悪い結末ながらも、リアルさが際立って、印象深く心に刺さりました。

    3
    投稿日: 2025.08.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    連作短編集。どのお話も読みごたえがある。途中で止められずそれぞれのお話を読み終わるまでページを捲る指を止められなかった。 登場人物にも、作品の世界にも一気に引き込まれた。 1話目の後半からの展開にすごく驚いた。 2話目はすごく悲しく切ない。思い出しただけで涙が出てくるし、2話目を読み終わったあとはしばらく沈んだ気持ちから抜けられなかった。 3話目も重いし苦しいし悲しい。あの兄妹がどうか幸せに生きてほしい。特にお兄ちゃん。

    1
    投稿日: 2025.08.21
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    3件の事件に対する捜査と事情聴取をメインに、さまざまな理由で犯罪を犯してしまう心理や犯した罪は同じでもそのまま裁いてもいいのか等、考えさせられる内容だった。登場人物ですごく特徴のある女性刑事が事件解決のキーとなる指摘をしているが、そこまでの変わったキャラクターが必要なのかなと思った。

    1
    投稿日: 2025.08.19
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    事件に関わる人すべてが、事件をきっかけにして様々な「怖さ」を表せていく。ほんの些細な欠片がこぼれ落ちただけで、人の怖さ、恐ろしさ、弱さが表面に溢れ出てしまう。 相手の心の中が見えない人間やその集団だからこそ、わずかな欠片でも想定外の流れを作ってしまったり、思いもよらない方向へ進んでしまったりするのだろう。 そんな、人の危険性をしっかりと意識できた主人公のように、自分も相手の気持ちに思いを馳せ、少なくとも人を傷つけることはないように生きていきたい。

    19
    投稿日: 2025.06.11
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    「イージー・ケース」 無口な相棒との捜査。 これほどまで分かりやすい犯行理由があれば、後は足取りだけ見つけることが出来たら答え合わせは簡単だろうな。 「ノー・リプライ」 見えて来た真実とは。 調書を全て取り揃えてしまった後であったとしても、知ってしまったのであれば新たに語ることは許されないのか。 「ホワイト・ポートレイト」 探しても見つからず。 こんな親元に産まれても必死に生きているというのに、己のエゴのために振り回されるなんて苦難過ぎる人生だろ。

    1
    投稿日: 2025.06.07
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    県警本部の刑事部捜査第一課強行犯二係、宮地班長のもと、 30代前半で独り身の俺、和泉光輝が遭遇する事件。その捜査の過程で考え逡巡する和泉が描かれ、犯人、被害者、関係者と、捜査陣の人間模様も描かれる。短いので1時間ドラマをみるようだ。題名の「こぼれ落ちる欠片のために」という言葉がまさにぴったりはまる。事件が起きて顕わになる生活、人生の欠片。ちょっと上辺を掬いました、という感じがしないでもない。。 イージー・ケース 若い独身の男性訪問介護員が殺された。訪問家庭との間に何が・・ ノー・リプライ 死んじゃったんです、と女からの電話が警察に。取り調べに何も答えない女の成育歴のやるせなさ。 ホワイト・ポートレイト 父にも母にも見捨てられた小学生の兄妹。兄は妹の面倒をよく見ていたが、帰ってこない・・ 父の妹がよくめんどうをみていたというが・・ ちょっと見方は一面的か。生みの親とは・・ 2024.11.10第1版

    7
    投稿日: 2025.05.30
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    初めて読む作家さんです。物語の核となる箇所がどこなんだろうか、と思いつつ読み進めました。タイトルの意図を理解出来た時、やっと腑に落ちました。

    0
    投稿日: 2025.05.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    コミュ強だけど鈍感な和泉と、コミュ障だけど観察力に優れた瀬良のでこぼこコンビが、お互いの欠点を埋め合いながら事件を解決していく。 事件の背景にはいろんな事情がある。すべてを明らかにすることだけが正義ではない。 事件よりも人に焦点をあてたような優しい作品でした。

    1
    投稿日: 2025.04.27
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    職質の女神、瀬良の存在は必要なんだろうか? 人を見る能力にすぐれているそうだけど、 コミュ障って‥刑事なのに? 少々ストレスの溜まるストーリーだった。

    9
    投稿日: 2025.04.25
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    真相は追求するが明らかにはしない。被疑者の望む形での逮捕を容認する‥が2作続く。少々ストレスだったのだが、3作目は良い方に想定外。 職質の女神と称される瀬良だが、観察眼は鋭いにしても、どうやって職質していたのだろう?職質しているのは和泉なのでは‥?あのカタコトでは質問されても通じないと思うのだが‥ 警察の仕事は逮捕した犯人の罪を最大化すること‥ は正しいのだろうか。恐怖しか感じなかった。

    3
    投稿日: 2025.04.13
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    本多さん『アフターサイレンス』以来3年ぶりの新刊。『アフターサイレンス』同様警察が舞台の連作短編集。「ノー・リプライ」が良かった。

    0
    投稿日: 2025.04.11
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    3作品の短編集、1作品読み終わる毎に惹き込まれました。刑事もので、今までにないようなコンビと焦点の当て方で、斬新です。

    0
    投稿日: 2025.03.31
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    美女がイメージできないけど でも、話の筋はわかりやすい。短編集なんだな。複数の物語があり、それぞれは独立していた。あまり印象に残らなかった理由が自身で分析できないなぁ。面白くないわけではないのだが。

    0
    投稿日: 2025.03.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大きな山場はないけど、モブモブの名に相応しい、地に足ついた淡々とした現実感を伴う警察小説。 子どもが生きててよかった!

    2
    投稿日: 2025.03.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    探偵ではなく刑事であり。事件の真相を明らかにしないスタイルもあって割とすっきりしない筋立てだが、最後の事件に救いがあっただけでその辺は全部帳消し。ただいくらなんでも探偵役のコミュ障が過ぎて、多忙な刑事たちに対応がダダ甘じゃないかなあとは思ったが、シリーズ化してもらいたいくらいには面白かった。

    0
    投稿日: 2025.03.08
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    著者の作家生活30周年記念の傑作との帯。 確かにとても良かったです。 警察官としての見事な捜査や推理という派手さではなく、2人の対照的な容姿の警察官が地道に関係者の話を聞き、観察眼を大切にしている。 3話目の『ホワイト・ポートレイト』が一番だった。 小学生の失踪事件。 発見できず、犯人も見つからないまま時間だけが経過していく。 もうさすがに小学生の生命は失われたのだろうと思ったが、真実は予測できなかった。 思わず目頭が熱くなった場面が終盤に。

    18
    投稿日: 2025.02.16
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    とてもいいコンビの警察官が悲しい事件を紐解いていく。瀬良は人の心理をよく読む刑事だけど、その彼女の能力を活かせるのが和泉なんだろうな。哀しい事件ばかりだったので、必ずしも読了感が良いとは言えないけれど、またこの2人にどこかで会いたい。

    18
    投稿日: 2025.02.15
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    伝えたいメッセージは、  罪を犯したものに、罪を償わせること 彼女はまるで人形のよう、ガラス玉に見えるが、真実のみを見ていた、見えていたのかもしれない 類稀なる観察眼を持っているが、人とコミュニケーションが取れず、周りもどう接すればいいの 彼も周りと同じ印象を抱いたが、徐々に… 懸命な捜査により、事件のかたちが少しずつ輪郭を現していく…

    1
    投稿日: 2025.01.29
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    おもしろかった!読書タイムを中断せざるを得ない瞬間が憎くなるぐらい。 モブ顔の先輩刑事と、誰もが目を留めるほど美人の新人刑事。他の登場人物たちのキャラもしっかり立っているのも魅力的だった。 人に話させる能力、人の心を読む能力。天性の力を活かす取り調べには、おもしろさややりがいもあるだろう。しかし気負いも忍耐も責任も覚悟も共存する。 私が万が一捜査で聞き取りをされるようなことがあったらどう話そう、なんて考えながら読んだ。ここ最近で読んだ警察小説の中でも、かなり上位に入りました!

    1
    投稿日: 2025.01.28
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    県警本部の刑事部捜査一課の刑事和泉が主人公となる3件の中短編が収められた連作警察小説。 和泉は、瀬良というモデルのような美貌の持ち主だが、コミュニケーション能力に難のある女性警察官とバディを組むことになる。 どの話もスッキリ解決とはならず、やり切れない結末ばかりだ。 『俺たちの仕事は捕まえたやつの罪を最大化することだよ』 という警察官の言葉が恐ろしい。 実際のところ、警察の本音としてはそうなのかもしれないが。 犯罪を犯した人間を捕まえることが目的であり、罪状を重くできれば、その事情や動機はどうでもいいという…そうしたやり方によって、本来支援に繋げなければいけない人たちがこぼれ落ちてしまうんだろうな…と思うと辛いです。 主人公和泉の、人が怖いという設定は必要だったのかな…という気がしました。最初と最後に取ってつけたように出てくるだけで、捜査には特に影響がなかったので… あと、主人公がかつて同級生の両親が夜帰ってこないことを担任教師に漏らしたせいで、同級生が担任教師によって性加害に遭った事件について、自分が余計なことを言わなければ教師を犯罪者にしなくて済んだと後悔している場面に違和感というか…後悔するのは被害者の同級生に対してじゃないのか?と。被害者に寄り添うとか、被害者の無念に寄り添うという話はどこへ…

    0
    投稿日: 2025.01.25
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    最初、1話目に登場する先輩女性とのバディものが前作としてあるのかと思いましたが、違ったみたいです。 捜査一課の、コミュ力に定評がある若手男性刑事と、 コミュ力皆無ながら、観察眼と推察力が鋭すぎる美人女性刑事のバディもの連作集。 どんどん読める文章力、警察組織の描写のリアルさ、各事件の意外な真相などは、 標準以上に面白いものの、作者が手練れであることはわかっているので、そこまで驚きではない。 一番興味を引かれるのは、上記の女性刑事「瀬良」のキャラクターだ。 今作では、彼女のバックボーンや、能力の全容は明かされないまま。 続編を期待せずにはいられない。

    2
    投稿日: 2025.01.19
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    「被害者に代わって、加害者を捕まえて、法の前に引きずり出す」「俺たちの仕事は捕まえたやつの罪を最大化すること」 作中の刑事の言葉だが、とても恐ろしい。一見、正義感溢れるように聞こえるところがなおさら怖い。誤ることがあるかもしれないという内省がない。 一方、瀬良の「警察は、真実を探さなきゃ、駄目です……正義を、求めなきゃ、駄目です」というのも、青臭いというよりも、悩ましい。真実や正義は、人によって違うのではないかと思う。警察の真実、正義を追求することになりはしないかと疑ってしまう。 これらの信念をもって出来上がった犯人像を世間や裁判が覆すのは、難しいのではないだろうか。 犯罪事実を明らかにすることの難しさをつくづく感じたのだった。

    3
    投稿日: 2025.01.19
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    むちゃくちゃ面白かった。 とても久しぶりに読んだ本多さんの作品。 もう文句なし。 なぜかあまり話さなく、表情のない瀬良と和泉のコンビが良かった。 どの話も犯人や、犯人の動機に驚きがありそれと同時になんかやるせない気持ちになった。 宮地班いいなぁ。 都倉さんがかっこ良すぎる。 「ホワイト・ポートレイト」は、なんだか本当に切なかった。

    10
    投稿日: 2025.01.09
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    犯人の動機や状況は警察にとって都合のいいストーリーとして導かれて収まろうとする。そんな中でも人が怖いからこそまっすぐに真実と正義に向き合う2人の新米刑事の葛藤は読み応えがありました。

    0
    投稿日: 2025.01.05
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    新米刑事、和泉を主人公にした連鎖中編集。駆け出しの和泉の奮闘ぶりが面白い。が、バディを組む瀬良のキャラが今ひとつ明確でない。唐突に犯人を導くとかでなく、もう少し説明が欲しかった。

    9
    投稿日: 2025.01.04
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    事件も捜査も取り調べも、地味でエンタメ性も薄い。類稀なる観察力のセラという女性警官にしても、何がすごいのかよくわからない。 けれど、最後にどんでん返しがある。それも決してドラマチックではないが、じわじわと沁みてくる、考えさせられる結末がある。

    2
    投稿日: 2024.12.29
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    県警捜査一課の下っ端刑事・和泉を主人公にした警察ミステリ。3つの事件収録の連作集。見た目ぱっとしない和泉が一話目でペアを組んだのは誰もが振り返る容姿の女性刑事・瀬良。先行きに不安を覚えるほどコミュニケーションがまともに取れない彼女はどんな刑事なのだろうか…。どの話も心を揺さぶられる場面があってとても面白かった。〝警察にとっての都合と収まりの良い答え〟本当にそれで良いのかと疑問だがこれがリアルなんだろうな。後味の悪さもやや感じさせながら、これからのこの二人の刑事の成長が見てみたいと思った。

    3
    投稿日: 2024.12.29
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    警察小説、だけど暑さをあまり感じないのはメインの刑事2人が「人が怖い」と感じている人だから?。 警察の「正義」、被疑者と被害者の事情。 事件解決のプロセスや署内のパワーバランス。 解決しても簡単に割り切れない、すっきりしないところにもリアリティを感じる。 超絶美人でコミ症気味の瀬良さんの「観察眼」に、もっと切れ味が欲しいな。

    0
    投稿日: 2024.12.26
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    期待通り。圧巻。警察内部のルールや捜査の筋読み、一筋縄ではいかない事情聴取…頁を捲る手が止まらない。激務に折れず、被害者に心を砕く宮地班。和泉の視点で描かれる捜査一課の猛者たちは、一人ひとりがリアル。躍動感に満ちている。聞いてますよ、の気配を発する瀬良の存在もいい。人を怖がる彼女、そして和泉も訳ありで…読み応えのある一冊。是非とも続編を。

    1
    投稿日: 2024.12.21
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    さすがの本多孝好クオリティー。意外に面白かったです。瀬良さんの造形に深みが欲しいですが、続編に期待か。ドラマになりそう。

    16
    投稿日: 2024.12.20
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    警察ミステリー!大好き! 「イージー・ケース」「ノー・リプライ」「ホワイト・ポートレイト」収録。 うーん、さすがだ。面白い。 シリーズ化するといいなあ。 瀬良はちょっといらっとするけど・・・。

    0
    投稿日: 2024.12.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2024/11/12リクエスト 13 殺人事件の現場に向かった県警捜査一課の和泉と、第一印象が最悪だった女性警官・瀬良のコンビ。ここまでしゃべらない瀬良の気持ちを感じ取れる和泉、すごい。自分はあまり好みではなく少し残念。

    0
    投稿日: 2024.12.17
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    待ちに待った新刊! 今までの作風と良い意味でなんだか違う。 癖強い刑事たち。 事件とまっすぐに向き合うのではなく、視点を変えて心を読む。 瀬良がやっぱり著者らしい人間像。 この2人の次作、強く希望&期待しています!

    9
    投稿日: 2024.12.16
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    こんなに切なくなる警察小説は珍しい。 犯人を捕まえたら終わりじゃない。 語られない事の中に秘められた真実がある。 淡々と読み進めていたのに、そこに気づいた瞬間、泣きたい気持ちになってしまう。 中でも『ホワイト・ポートレイト』は印象的だった。 正しい刑罰とは何か、誰にとっての『正しさ』なのか。 考えてみても答えは出ない。 警察は正義のために奔走し、真実を追求する。 被害者は仕返しを許されていない。 だからこそ罪を最大化し、加害者に最大限の罰を与える。 確かにそれも正しいと思うのに、何故だか納得できずにいるんだよな。 個人的に、こういうテイストの作品が好きなのでシリーズ化して欲しいと思った。

    3
    投稿日: 2024.12.12
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    本多さんの描く連作短編刑事物。心の葛藤や優しさが時には冷酷に見えたりする。真実の罪に対する罰。正しい罰とはいったい何か。刑事も人の子、苦しさが伝わる。登場人物のキャラも際立っていて面白かった。

    0
    投稿日: 2024.12.12
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    少し視点を変えた警察小説。 警察官自身が自らの捜査を改めて振り返り真相らしきものに迫っていく。 県警捜査一課の和泉が捜査の流れに流されず、こぼれ落ちる微かな違和感に拘り、瀬良との捜査を続ける。 警察小説なのだが新人刑事和泉が新人故に、警察の捜査での"都合“に拘泥せず、事件の真実を垣間見る。 ストレートに事件を解決させない手法が、その真実をより一層深い問題提起となり感動に繋がる。 とても優しく丁寧な警察小説だった。

    1
    投稿日: 2024.12.09
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    一見ありふれていそうな事件を扱った連作警察ミステリ。犯人の罪にあった罰を与えるための取り調べを行う警察の役目は、「罪の最大化」。だけどそれが正しいことなのか、そして真実はいったい何なのか。人間ドラマの重厚さが胸を打つ作品です。 「イージー・ケース」「ノー・リプライ」の二作品は、事件としては単純なものです。犯人は明白。あとは殺人に至った動機や経緯を調べるだけ。ただしそこから導き出された答えは……これ、とても悩ましく思いました。被疑者の述べたことはある意味真実ではなく、それを取り調べた側も分かっている。真実を述べた方が情状により罪は軽くなるのだろうけれど、被疑者が覚悟を固めていて、そして警察は罪を重くしたい。結果として誰の思惑にも背いているわけではないのだけれど、正しいのかなこれは、ともやっとした気分になってしまいます。 そして「ホワイト・ポートレイト」はなかなかに予想外の展開でした。子供の命を救うために奮闘する刑事たちが熱くて。和泉も瀬良も当然だけれど、ここでは捜査を進めるためにあえて泥をかぶるような真似をした都倉がカッコよすぎます。が、熱意を持つのはよいけれど、のめりこみすぎるとそれこそ壊れてしまいそうで心配にもなります。

    0
    投稿日: 2024.12.08
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    SL 2024.12.5-2024.12.6 警察ミステリなんだけど、犯人見つけて逮捕して終わりではない、一筋縄ではいかない捜査の結末が、なかなか考えさせられる作品だった。 「警察は真実を探さなきゃ駄目、正義を求めなきゃ駄目」瀬良の言葉が重い。

    0
    投稿日: 2024.12.06
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    警察は、本当に「正しい」のだろうか?帯に書かれてあったが、まともに考えるとこわいことである。 真実を見抜くこと…だが簡単ではない。 県警捜査一課の和泉の相棒が、殺人現場で出会った最悪な印象の女性警官・瀬良だった。 挨拶もしない、礼儀も知らないのか目線を合わそうともせずに無口で、唯一飛び抜けてるのはモデル並みのスタイルに美人であること。 だが、ぼそっと呟くひとことが考えつかなかったことで、この観察力に凄さを感じていた。 全3編 イージー・ケースは、アパート内で殺害された訪問介護士で利用者のクレームから犯人に辿り着いたが…。 ノー・リプライは、42歳の女が25歳の交際相手を刺し殺したが、自身で通報後取り調べでは無駄口しか言わず…。 ホワイト・ポートレイトは、小5の男児が行方不明の事件で、最後まで犯人が特定されなかったが…。 どれも取り調べが重要となっている。 人間相手に心情を読み取るのがいかに難しいのか… 真実を追い求めるうちに見失っているものがあるのでは…と。 それぞれの性格によって取り調べの仕方や見抜き方などが違ってくる。 どれが正解かはわからない。 ただ和泉は瀬良と組むことで、上司の都倉の取り調べを見ることで成長したのではないかと思った。

    54
    投稿日: 2024.11.22
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    登場人物や、ストーリーにあまり魅力を感じる部分が少なかった。 作家さんには申し訳ないが、印象が残りづらい本。 いうならば登場人物皆普通。

    4
    投稿日: 2024.11.15
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    読みやすさとおもしろさのバランスがやっぱりどストライク。ひと捻りある真実を用意してくれているところがほんとうにすき。『missing』もそんな感じだったよなって思い出した。登場人物もよかった。特に瀬良。超絶美形設定だったけど、容姿より内側のまっさらさのほうが印象強くて、なんだかそこがよかったなあって思った。これ、シリーズになったら買うと思う。あとはただ、本多孝好の新刊を読めて嬉しかったです。

    1
    投稿日: 2024.11.13
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    県警捜査一課の和泉は、女性警官・瀬良とタッグを 組み殺人事件の捜査をすることに。待ち受けていたのは、 「正しい刑罰」の在り方を問う、予想外の真相だった…。

    1
    投稿日: 2024.11.11
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    今回はアフターサイレンスにちょっと似てる。 やっぱり本多さんは短編が上手い。 物語の締め方もクールです。 1話目を読んでこの感じを求めてた!とはしゃぎすぎて慌てて読まないように気をつけた。 へんにドラマチックにしたり、人情話にしないのがいいっすね。 キャラクターの関係性も良い、瀬良とあんまり仲良くならないのが特に良い。 都倉さんとの師弟感が徐々に出てくるのもツボ。 会話で後に起こることをその時には分からないが予見させるのが上手いなあ。 1つ残念なのは表紙カバーかな、いつもの風景とかよく分からないfine daysみたいなのだったら最高なのにな〜 これはシリーズにできそうなので期待!!

    54
    投稿日: 2024.11.10
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    感想 進まない仕事。苛立ちが募るばかり。一度立ち止まって深呼吸する。何かが変わるわけではない。しかし近くにいる人に気付ける。そこから変わる。

    1
    投稿日: 2024.11.07