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ばけもの好む中将 平安不思議めぐり
ばけもの好む中将 平安不思議めぐり
瀬川貴次/集英社
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総合評価

92件)
3.5
10
22
44
1
0
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    図書館本。右大臣の子息にして美麗の公達左近衛中将宣能のもののけ好きに付き合わされる右兵衛佐宗孝…飄々とした宣能と生真面目で臆病な(普通の感覚)宗孝のやり取りがとても面白くて笑みがこぼれます。怪異より不思議な宗孝の姉君達。お姉さんが12人もいるなんて宗孝も大変ね。実に軽妙で楽しくて気持ちも軽くなりました。

    0
    投稿日: 2025.09.27
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    妖しがストレートに登場するのかと思ったら、肩透かしでした けれど、中将の妹は変わった視力を… 妖し情報の謎解きになっていて、肩のこらない感じがいいですね

    0
    投稿日: 2025.07.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    連作短編4編 平安時代,妖に興味を持つ中将宣能と12人の姉のいる右兵衛佐宗孝の遭遇する怪異に似た出来事それぞれが最後に一つに繋がっていく.なかなか登場人物がかわいくて続きが読みたくなる.

    0
    投稿日: 2025.01.15
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    あーやっぱ妖怪系の話は楽しい!ワクワクする! 私も立派な化け物好みだ。 平安時代ものと言っても色んなジャンルの話があるもので。 女性が主役になるのならやっぱり後宮の恋愛ドロドロがメインになるものが多いんだろうけど、じゃあ男性が主役になったら?と思って探して手に取ったのがこの本。 十二人の個性的な姉を持つ主人公宗孝と、とにかく何もかも完璧なのに化け物が大好きで夜な夜な噂のある場所に赴いちゃう宣能が御所や街で遭遇した化け物の噂話が果たして真実なのかどうかを確かめるバディもの。バディものでいいんだよねこれ? 一話一話は独立しているものの、最終話には今まで読んできた話がちょっとずつ絡んできて「なるほどそういう事だったのか」とか「あいつまだ性懲りも無くそんなことを……」みたいにクスッと笑えるような小ネタもあったり。 とにかく化け物に対して並々ならぬ熱意で会いに行こうとする宣能の行動力がすごい。 平安時代なんて本当に真っ暗な闇の中だろうに、彼にとってはその闇が大好きなものが潜んでいるかもしれない特別なもので。 いちいち引っ張っていかれて何故かとばっちりをうける宗孝はちょっと可哀想だけど、それでも何やかんやついていくんだから優しいよねっていう。 立場とか位とか色々理由あっても本当に嫌なら断ればいいのに普通に酒を酌み交わす仲になっちゃうし。 もうあれはずっと振り回されるポジションだわ。 個人的に宣能は本物の妖怪に出会えるのかも気になるけど十の姉が何をしているのかも気になってしまう……カッコよすぎでしょ姉ちゃん、まじで何者なんだ。 読み進めたら分かる日来るんだろうか。

    9
    投稿日: 2024.08.21
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    タイトルが「ばけもの」とあるし、平安時代なのでついつい陰陽師のようなものを期待して読んだら、ばけものは一才出てこず…。 途中から初草が出できて、面白くなってきた。 雰囲気としては「准教授 高槻彰良」を読んでいるような感じ。 タイトルに「ばけもの」が無い方がすんなり読めた。

    1
    投稿日: 2024.05.05
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    平安時代、怪異に興味がある中将と腹違いの姉達に振り回される貴族のお話 以下、公式のあらすじ2種類 ---------------------- 十二人の姉が居る以外は、ごく平凡な中流貴族の宗孝。御所に鬼が出たという噂を聞き、仲間たちと度胸試しで確かめに行くが、そこに居たのは怪異を愛する変人と名高い名門貴族・宣能だった。なぜか彼に気に入られてしまった宗孝は、彼と共に鬼の正体を追うことに。結局、人の仕業とわかって落胆する宣能だったが、その後も続く怪異の裏には、とある陰謀が隠れていて…。新感覚、平安冒険譚。 ---------------------- ときは平安。左近衛中将宣能は、家柄もよく容姿端麗で完璧な貴公子だが、怪異を愛する変わり者。中級貴族の青年・宗孝は、なぜか彼と共に都で起きる怪異の謎を追うはめになり……。 ---------------------- 特に何かに秀でているわけでもなく全てが平凡な宗孝(むねたか) 家柄も良く容姿端麗で冷静で博識だけれども、ばけもの好きという欠点(?)のある宣能(のぶよし) 怪異の種類としては、おびただしい血痕が残る建物、三本の角を生やした鬼女、四つ目の集団の行列、昔一緒に遊んだ記憶がある想い人のその後 ばけものを見たいという欲求から現場に赴く宣能と付き添う宗孝だが、その実態としては人の成すものだったというオチ 物語の構造としては京極夏彦の百鬼夜行シリーズだけど、もの凄くライトな感じ 作中では平安の世にもかかわらず、「牛車、爆発しろ」などと現代風味のセリフがあったり、宣能の雰囲気も含めて岡野玲子のマンガ「陰陽師シリーズ」に近いものを感じる 宗孝の異母兄弟の姉たち12人 更衣になっていたり、出家していたり、武士と結婚していたり、行方知れずになっていたりと様々な彼女らに振り回されるが、何だかんだ言って宗孝は優しく素直なところがある また不思議な存在の少女 若草 字が読めないけど、文字から動きや色を感じて、書いた人の詳細を伺い知れる特徴を持つ 現代であればディスレクシアとか共感覚という概念があるけど、当時の貴族としては致命的な障害なのかもしれない 変わった人々が何人も出てくるけど、解説にある通り「虫愛ずる姫君」と同様にそれぞれ自分の信念に素直に従っているだけなんだよなー いくつも続編があるのは知っていたけど、とりあえず今のところは1巻で止めておく 気が向いたら続きを読む予定

    1
    投稿日: 2023.12.24
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    ばけもの大好き変人中将に、ひょんなことで気に入られ、怪しい夜歩きに付き合わされる羽目になった、十二人も姉がいる以外は普通の貴族・宗孝くん。いいキャラですねえ。 魑魅魍魎の実在が信じられていた時代、忌み避けるのではなく、我が目で確かめようという中将、妖なんかより人間の方がよっぽど恐ろしいと知り抜いているのかも。

    0
    投稿日: 2023.04.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    仁寿殿で発見された大量の鮮血。 洛外の稲荷神社に深夜現れる三本角の鬼の正体は。 葵祭の場所取りの集団が出逢った四つ目の物の怪たち。 歌も楽器も苦手で恋人もなかなか出来ない、右兵衛佐宗孝は、「ばけもの好む中将」と噂の貴公子、左近衛中将宣能に引きづられて奇怪な事件に巻き込まれるが。 最近、あやかしの本が多い中、ホームズのような宣能の洞察力にワクワクして、不器用な宗孝もワトソンみたいだし、このコンビのこれからに期待。 平安時代の後宮のドロドロやきな臭い闇で起こる怪異をこれからも二人でひっそりと解決するのかな。 宗孝の12人の異母姉、今回は5人?しか紹介されなかったけど、それぞれ個性的でニヤニヤしてしまう。こちらも楽しみ。

    2
    投稿日: 2023.02.05
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    タイトルで『虫愛づる姫君』を思い出した。十二人の姉を持つ右兵衛佐宗孝は縁あって、ばけものを好む左近衛中将宣能とばけもの探しに出かけることに…。平安王朝ミステリー。 「不思議めぐり」というだけに、なんか不思議なできごとだったなあ…って感じの事件解決が多かったが、最後にきちんと伏線が回収された。テンポのよい文章で楽しく読んだ。

    0
    投稿日: 2023.01.26
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    時代物妖怪もの好きなので期待しすぎた。妖怪の裏に結局人間の業がある っていうのはいいんだけど、その業があんまりウェットに見えないからかな?

    0
    投稿日: 2023.01.04
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    化け物を愛でたくて探し回る貴公子の宣能と生真面目な中流貴族の子息の宗孝の組み合わせがなかなかいい。宗孝に姉が12人もいて今回は3人出てくるが、その存在が物語の展開に上手く生かされている。十の姉が破天荒で凄いよ。宣能の妹の初草の君も特異な能力を持っていて面白い。

    62
    投稿日: 2022.10.28
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    怪異を愛する変わり者の左近衛中将に振り回される中級貴族の主人公。 だけどこの主人公も(主人公の家)も変わっている。 中将宣能と宗孝が怪奇を解決する話だけど途中ふふっっと笑えるところもあり楽しく読めます。

    1
    投稿日: 2022.10.06
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    平安時代の推理小説な感じ。シリーズをゆっくり追ってみよかな。 イケメンなのに"ばけもの好む中将"といわれる宣能と、12人も姉がいる末っ子長男の宗孝のやりとりがおもしろい。 わりとなんでも物の怪の仕業だと考えられてる時代に宣能は相当な変わりもの。イケメンなのに…ね、と残念扱いされても何も気にせず飄々としてる。こういうひと今もたまにいるよねって思える。 たまにこういう時代物小説を読むの好き。漢字の知識にもなるし。

    5
    投稿日: 2022.09.11
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    この時代は、物の怪がいると本当に信じられていたから面白い。 物の怪好きな中将と主人公が一緒に謎解きをしていくおはなし。 ふしぎな現象には裏があるのですね。

    1
    投稿日: 2022.05.08
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    時代小説でしかも戦国時代以降と違って 生活が想像しづらい古典の世界 そんな平安時代を描いた作品だが コメディ要素があったり ミステリー要素があったりと 名前の読みさえ慣れてしまえば 読みやすい内容となっている連作短編集 シリーズの第1作 時代小説であり あまり描かれにくい平安時代を舞台に 陰陽師だったり源氏だったりといった 花形ではなく高貴な方ではあるが中将という 中間的な役職の若者が核となり 主人公とともにいろいろ展開していく 先にも書いてますが 名前さえ読みなれれば時代小説で しかも平安時代だから読みにくいだろうという イメージはすぐに消え去ります 劇的な展開のオンパレードとか 複雑な謎を次々解いて行く本格ミステリー ってことは無いですが 読みやすいって感じでした

    1
    投稿日: 2022.02.28
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    タイトルを見て、平安時代の妖怪物とは思ったが、それにしてはストレート過ぎない?とは薄々感じてはいました。 読後、やっぱりね。妖怪よりも人のほうが怪奇かもしれませんね。

    3
    投稿日: 2020.12.10
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    家柄も容姿も申し分ない上流貴族でありながら、何故か怪異を好む変人・宣能。 姉が十二人もいることを除けば、とりたてて特技もない中流貴族の宗孝は、そんな宣能になぜか気に入られてしまったようで… フォローしているfukuさんのレビューを読んで、手に取った本。 瀬川貴次さん、初読。 平安時代を舞台にしたラノベのようなシリーズということで、期待通りの楽しい読み物でした。 まさに解説にあったように、四半世紀前(!)に『なんて素敵にジャパネスク』を読んだ時のよう。 コレをきゃあきゃあ言って回し読みしてる今の若い子たちも、「あなや」とか言って笑ってるのかな。

    9
    投稿日: 2020.09.19
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    積読本を一年越しに読んだ。著者は「闇に歌えば」からのファンやけど、こちらももちろん面白かった。 読了後、あ、なるほど、タイトル、「虫めずる姫君」と、通じるところがあったのか、と、気づいた。 「闇に歌えば」は現代が舞台やのに次から次へと怪奇現象が起こるのに、こちらは化け物の天下な平安が舞台やのに、その怪異は怪奇現象ではないというのが、意外やった。 宗孝が予想する、宣能の「ばけもの好き」の理由が切ない。 著者のシリーズにはマイノリティがよく登場する気がする。そしてそれを応援するふしもある。 著者自身が、わりとエキセントリックな10代を送っていたのかな、と、思う。実際、作風は読者を選ぶかもしれないし、あとがきのノリも相変わらずで好きやなあ。 (もちろん私は著者の作風が好き) 宮中のドロドロを読むのはちょっとしんどかったけれど、ギリギリ読めたかな。あれ以上はいらん。笑 宗孝の十の姉上は宣能以上に怪異を呼びそうやし、これは続きも読みたいかも。でも、図書館で借りたい…。 (蔵書がない) そしていつも思うけど、平安貴族ってほんますごいよね。 怪異に触れたから出仕をやめる、って、おは朝の占いで十二位やったから今日は会社休むわ、ってレベルじゃない、これ(笑)。

    1
    投稿日: 2020.08.14
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    ライトノベル風平安怪異シリーズ第一作。 タイトル通り、怪談に目がなく、聞くと現場を確かめずにいられない佐近衛中将宣能(のぶよし)と、彼に振り回されるヘタレな右兵衛佐宗孝(むねたか)コンビが様々な怪異譚の謎解きに挑む。 おびただしい血痕が残る建物、三本の角を生やした鬼女、四つ目の集団の行列。 怪異と書いたが、実はいずれも物理的な解決が出来る。つまり怪異でも妖怪でも鬼の仕業でもなく、人によるもの。 これは裏表紙の内容紹介にも書かれているのでネタバレにはならないと思うのでご安心を。 しかしそこにはとある陰謀が見えてくる。げに恐ろしきは人の業なり、ということか。 ライトノベルっぽくスルスルと読める。平安時代ならではの衣装や役職名の難しさもあるが、そこに躓くことなく現代風な会話のやり取りを楽しめる。 主人公の宗孝は異母姉が何と十二人もいて、男は宗孝一人。大切に育てられたのか姉たちに何かと世話をされたのか、怖がりで押しに弱いヘタレだ。これといった才はないが、舞と武芸は少し出来るようだし、いざというときには頑張りを見せる。 一方の宣能は容姿端麗で頭脳明晰、穏やかで人間関係もそつなくこなし、女性たちからの熱い眼差しもさらりとかわす非の打ち所のない男だ。ただ何と言っても唯一の欠点(?)は怪談話に目がないこと。 この凸凹コンビのやり取り含め、面白い。 ただ宗孝の名誉のために書き添えると、当時は鬼や妖怪や霊の存在が当たり前にあるものと信じられていて、肝試し程度ならいざ知らず、自ら進んで怪異に近付くなど狂気の沙汰、つまり宣能の方が変人なのだ。 宗孝は迷惑だと思いつつ宣能に気後れして強くは抵抗出来ないが、宣能はそんな宗孝を上手く利用しつつきちんと評価もしている。 また宗孝の姉たちも個性的。 帝の更衣(妃の一人)である八番目の姉だけは帝に見初められるだけの容姿も中身も女性らしい人だが、その八の姉に仕える十一の姉を始め他の姉たちは押しが強い。 中でも第三話に登場する姉は独特で、まだまだ何らかの絡みがありそうだ。 登場していない他の姉たちも続編で出てくるのか、楽しみにしたい。 宣能の方にも個性的な妹がいる。彼女のある才を発揮した活躍は今後も楽しめそうだ。そして宣能が何故『ばけものを好む』のか、宗孝なりの解釈は当たっているのか。 読み終えればとても狭い世界で起きた事件だった印象だが、これは狙いがあるのか。 今のところ9作まで出ているようで先は長い。宣能がいつか本物の怪異に出会えるのか、どんな展開や物語が待っているのか、楽しみになってきた。

    29
    投稿日: 2020.07.11
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    「捕らえるなんて、そんな無粋な」  笑いを含んだ、やわらかな低音が返ってきた。 「怪異は愛でるものだよ。遠くの月を眺めるように、手の届かぬ高貴な女人に恋するようにね」 (P.33)

    0
    投稿日: 2020.06.13
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    http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2013/05/post-e5ac.html

    0
    投稿日: 2020.02.29
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    陰陽師シリーズのライトノベル版という印象。 宗孝の10番目の姉がまだまだ奥が知れなくて、この先が楽しみ。

    1
    投稿日: 2019.09.08
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    読む本が無くてなんとなく手に取った作品。 陰陽師の理論武装版みたいな感じでした。 主人公の片割れに11人姉が居るって設定は良いな。 思いもかけぬ所で繋がっているかも、というのが面白い。二人が段々バディになって行くのかと思うと楽しみです。

    0
    投稿日: 2019.06.17
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    超美形でエリートなのに「ばけもの好む」という肩書がつく宣能。そして、その宣能になぜか好かれる小心者の宗孝には12人もの姉がいる。。 4つの奇怪な物語。 宗孝は、宣能に巻き込まれたって言うけど、実は宗孝の姉様方たちに深い関係があったという(笑) 平安時代、やっぱ愛だわね。。。 そして、恐ろしくは物の怪より人の性。 源氏物語とか、伊勢物語の筒井筒とか、数十年前に教科書で習ったことを思い出す。。 大好きだったあさきゆめみしや、なんて素敵にジャパネスクも。。。 妹君の初草や十の姉上の活躍も、これからもっと楽しみ♪

    4
    投稿日: 2019.03.11
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    読みやすい、けど物足りない。ホラー要素を求めるなら小野不由美の方がパンチが効いている。ファンタジーとしてなら良い話では。 瀬川作品読者デビューした暗夜鬼譚の登場人物がチラホラ出ていて、おぉ!となった。読む順序が逆だったかもしれない。

    0
    投稿日: 2018.09.15
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    少し期待はずれだったけど、軽い物語で平安時代の雰囲気は感じられた。この程度のばけものでは中将もご不満では?と思ってしまう。宗孝は弟キャラで今時の若者、こういう青年身近にいる! 宣能や姉上たちに引っ張っられながら、痛い目ににあいながら日々の小さい事件に巻き込まれていく。平安時代にもこういう若者がいたのかなあ?

    0
    投稿日: 2018.09.02
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    某作品に似ているとどうしても思ってしまうが…… 爽やかな語り口。全体的にサラサラした印象。 主役二人の青年(バディ)に加え、十二人の姉と風変わりな妹という設定がとても面白い。 続編に期待。

    0
    投稿日: 2018.08.14
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    家良し、顔良し、唯一の欠点が「ばけもの好き」という中将・宣能と、ひょんなことから知り合いになってしまった12人の姉を持つ、ちょっとビビりの右兵衛佐・宗孝。 なぜだか宣能に気に入られ、あっちの怪異、こっちの怪異と連れまわされる。 怪異の裏には女の嫉妬や権力争いが! 知らぬ間に渦に巻き込まれていく姉たち。 主役以上に、この12人の姉が面白い♪ 次はどの姉が登場するのか。。。次巻が楽しみです。

    0
    投稿日: 2018.02.28
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    瀬川さんの小説、十数年ぶりに読みました(暗夜鬼譚シリーズにすごくハマってました!) 暗夜鬼譚のような怪異だ、陰陽師だといった話を想像していましたが、いい意味で裏切られました。というか、裏切られても面白くていい話! 平安時代を舞台にしながらもライトな文章でサクサク読めるのは相変わらずで。 続編もあるようなのでそちらも読んでみようとおもいます。

    0
    投稿日: 2018.02.12
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    平安時代の怪異風ミステリ。一巻は人物紹介のよう。これからどう展開していくのか楽しみ。 2018/1/21

    0
    投稿日: 2018.01.21
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    最初の仁寿殿を読んで正直結末が不明瞭だったのでハズレだったかなーと思いながらも読み進めると、ちゃんと後々しっくりきた。ちゃんと最後まで読んでないのにハズレと思ってごめんなさい。ばけものや妖の類かと思ってたけどそこまでオカルトではなく、ばけものの正体を明かそうとするミステリーっぽい。登録しようとしたらシリーズがいっぱい出てきたので続編も読んでいきたいです。 h29.6.26

    0
    投稿日: 2017.06.26
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    何も考えずに読める。疲れた時にも読める軽い読み物。貝合わせの描写が間違っていたり、従者を連れずに貴人が出歩いたり、異母姉妹と仲が良すぎたりと時々気になるところはあるけれどもやはり面白い。怪異を論理的に見極めて、結局超常現象は全く現れないところが意外といい。

    0
    投稿日: 2017.06.08
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    容姿端麗で高貴な中将宣能と中流貴族の宗孝のコンビで怪異に潜む謎と人間の業をときほぐしていきます。宗孝には12人も女兄弟がいて、順に物語に絡んでくるのでしょう。宣能の妹は、宗孝と絡むには幼すぎますね。「陰陽師」のようないいコンビに描いてくださいね。平安ライトノベルです。

    0
    投稿日: 2017.05.20
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    なんだこのやおいチックな主人公二人の関係は……! いや、なんとなく予感はしてましたけどね、ええ。「ばけもの」に遭遇したくてたまらないのに、なかなか出会えない中将が気の毒(苦笑)ながら、右兵衛佐との軽妙なやりとりを楽しめた。右兵衛佐には12人も姉がいるという衝撃の設定だけど、ただの設定ではなく、姉たちがちょこちょことストーリーに絡むのも楽しい。

    0
    投稿日: 2017.01.30
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    平安時代の都を舞台に、あやかしの噂に好んで近づく中将と、 それに付き合わされる若手貴族が主人公の探偵もの(?)。 2人はもちろんその姉妹らも個性的で、 キャラ小説的な楽しみ方もできる。   作者はコバルト文庫に多数の著書がある。 ティーンズ向けに書いてきただけあって、読みやすい。 会話もあえて現代語風で。崩しすぎ、とは思わない。 連作短編の形式で、一つずつ事件を解決しながら、 大きなエピソードを描いていく手法は、 ビブリアやタレーランなど、 近年の日常の謎系にも似た雰囲気を感じる。

    0
    投稿日: 2017.01.29
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    怪異好きの変わり者イケメン名門貴族である宣能に気に入られ、いっしょに怪異探しに付き合わされる中流貴族の宗孝。宗孝は十二人の姉をもち、姉にも宣能にも振り回される苦労人体質で、平凡平凡といいながらもいざというときはびしっときめてくれる。 はじめの方の話は淡々としているかと思ったけれど、中盤から登場人物らの魅力が増してきて、個々の話も繋がってきて面白かったです。平安時代の雰囲気の中で、わかりやすいように現代っぽい台詞や言葉が出てくるのですが、気軽に読むのに程よいバランスかと思います。 宣能の家族のことも、まだ見ぬ姉君らのことも気になりますし、続きをぜひ読んでみたいと思います。

    0
    投稿日: 2017.01.08
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    また、お気に入りのシリーズを発見♪ ばけもの好きの中将様に振り回される宗孝。 でも、今度こそ本当の怪異かと胸躍らせる中将宣能は、結局がっかりするはめになるという(笑) 宣能の強引な言動に引きまわされる宗孝だけど、憎めないんだなぁ、これが。というより、ああいうの、かなり好きだったりする。 魑魅魍魎跋扈する平安時代。 わくわくする。 ちょっと、どこかで目にしたようなエピソードがあったりもするんだけど、宗孝の姉が絡んでいたりして、彼女たちのキャラがたってるのがいい。 弘徽殿がああいう性格って、某古典っぽいし。 宗孝ってば、自己評価は低いんだけど、12人もいる異母姉の1人は更衣だし、意外と(笑)文武両道っぽい。 最終話は、けっこうシリアスだったけど、お狐さま、やってくれましたね(笑) きっと、また登場してくれることでしょう。 ああ、こういうの、大好き。 早く、続きもゲットしなくっちゃ。

    0
    投稿日: 2016.10.29
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    変わり者でばけもの怪異大好き宣能さまのお目にとまっちゃったばかりにあっちこっちホラースポットに連れてかれちゃう苦労人宗孝くんのお話でした。いやはや、かわいいなあ。 宣能さまは身分もたって美青年で頭もよくて女の子の扱いも抜群にうまくて光源氏コースまっただ中なのに、お化け大好きで「怪異」「もののけ」と聞くとワーイ!と子どものように飛び出していっちゃうところがかわいくてほほえましいです。ワーイ!なんて書いてるけど、そのワーイ!のさまが雅なんだから宣能さまはずるいお方だ……好きです。 宣能さまに連れまわされる苦労人宗孝くんもいいやつで、いざとなったら宣能さまを守らねば!と思ってるところも好きです。おもしろかった! 姉上たちがたのしいのでした。

    0
    投稿日: 2016.09.09
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    設定は面白く、文章も上手くてテンポがいいので、あっという間にページは進んでいったのだが、最初の小編「仁寿殿の怪」、そして次の「角三つ生いたる鬼女」を読んだあたりでは、正直、プロットそのものにそれほどのフックを感じることなく、ただ口当たりがいいだけの連作集かな、と少々残念に近い思いを抱いていた。 しかし、後半に入るとそれぞれの独立した小話が有機的に絡み始めてきて、ああ、なるほどこういうことだったのね、と著者の技術に気付くことができた。 容姿端麗で頭脳明晰、だけどどこかエキセントリックな面を持つ主人公と、どちらかというと凡庸な部類に入るキャラクターで、何かとその主人公の振る舞いに巻き込まれてしまう相方…という、ミステリーにおいては古今東西問わず、定番かつ鉄板のコンビネーションが、現代と違い魑魅魍魎が当たり前のように跋扈していた平安の世の夜を舞台に活躍を繰り広げる様はとても痛快である。 科学技術の発達した時代の物語でないからこそ、もちろん展開にかなりの制限は加えられるわけだが、逆に現代を舞台とする小説ではあり得ない前提や描写も可能になることがある、という面白さにも改めて気付かされた。

    0
    投稿日: 2016.08.12
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    うーん、暗夜奇譚がとても良かったし、レビュー評価も良いので買ってみたけど、ちょっと違ったかなぁ。 怪奇かと思いきや、人が絡んでおり一番怖いのはやっぱり人なのねってことなんだし、それはそれで良いのだけど違ったかなぁ

    0
    投稿日: 2016.08.10
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    正直言うと、中将が苦手です。 鵲の橋でなんとなくどういう考えでばけものを探しているのかや妹への愛情が宗孝の思考から感じられるものの、人となりが多く語られず、煙に巻いたような性格と、宗孝を自分勝手に連れ回し巻き込む姿勢がどうにも……。 物語としては、短編かと思ったら最後になって急に繋がり展開が一気に進んだ印象が強い。そのため加速を始める終盤まではなんだか中だるみ感が強かった。 短編(だと思い込んでいた)にしてはテンポが悪いし、仁寿殿、角三つ生いたる鬼女、葵祭の夜と出向いた先で、宣能と出会い巻き込まれ、結局人間のしわざでした。大きな盛り上がりなんてなかったのに、最後であんな風に詰め込んでくるなんて! きっと続編も読んでしまうんだろうな。

    0
    投稿日: 2016.05.22
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    ばけもの好むとありますが、化け物は出てきません。 さらっと読めてしまう1冊。 12人の姉達が、みんな個性豊かな予感がするので、今後の展開が面白くなると期待します。

    0
    投稿日: 2016.03.05
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    シリーズ第一弾 久しぶりに読む平安朝もの、設定もちょっと変わっていて面白い 怪奇現象が人によるものと終わるのだが、結構面白い 主人公の重要なパートナーの12人の姉のかかわりと妹の特殊な能力が!

    0
    投稿日: 2016.02.01
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    なんて素敵にジャパネスクの大ファンになって以来、平安時代を舞台とした作品を色々読んだけど、思ったものに出会えなかった。これは理想に近い。恋愛要素があると、もっと楽しめるかなと思うけど。解説で書かれているように現代と地続きということを感じる。宗孝の巻き込まれっぷりを楽しむ。 続刊があるみたいなので、また読みたい。

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    投稿日: 2016.01.27
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    人間ドラマに恋愛事、怪異騒動に個性的な登場人物達、そして彼らと御所を取り巻く陰謀の波―――。「ばけもの好む中将」のあだ名を冠する御所の花形・左近中将宣能と、12人の姉を持つ中流貴族・右兵衛佐宗孝の、妖怪怪異の追っかけから始まる歴史ミステリコメディ。ジャンル盛りすぎじゃない?とツッコミを受けそうですが、この小説見どころが多すぎてこうとしか表現できないんです。 物語自体は短編ほどにまとめられた4つの章で構成されていて、歴史ものらしく見慣れない単語が連続して出てきたりしますが、不思議と読みやすい。それぞれの章に隠された伏線が、結末に向かうにつれて収束していく様も素晴らしいの一言です。 その上宣能と宗孝のキャラクター性もいい。「普段は平凡気味で怖がり、でも土壇場に力を発揮する」宗孝君、「変わり者、しかし切れ者で底を見せない」宣能と、正反対の個性を持つ二人が友好を深めていく様は見ていてとても微笑ましい。そこに宗孝の姉たちや宣能の親族たちも参戦して、しかも全員キャラが立っている。登場人物たちの掛け合いも現代風で面白く、平安が舞台ということを感じさせないほどの軽快さで読者をくすっと言わせてくれます。

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    投稿日: 2016.01.10
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    ばけもの好む中将シリーズ、1作目。 平安時代モノ。夢枕獏さんの「陰陽師」シリーズよりは軽く、でもちゃんと時代の雰囲気は出ている感じ。その時代の怪異に対する受け止め方が独特で面白い。 ストーリー自体は3章までは何となく中途半端であまりのめり込めず、読み進めるのに意外と時間がかかってしまった。でも、最終章で一気に繋がり、読後感としてはまずまずといったところ。次作以降にも期待したい。

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    投稿日: 2016.01.05
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    平安時代が舞台とくれば、どうしてもおどろな話になりがちだけど、この作品はなんというか…ポップな感じ?^^; 軽妙で読みやすい文章だけど、単に”軽い”というだけではないところがいいですね。それぞれのキャラクターがしっかり立ってるし、筋立てもいい。今後は12人の姉上たち全員が出てくるのかな?そこも楽しみ^^

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    投稿日: 2015.10.16
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    ほんわりしていて心地よい ポップな夢枕獏といった感じ 若草の君がアクセントになってて読後感がとってもよい しかし12人姉がいるのはそりゃ気弱に育ちますわいねぇ

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    投稿日: 2015.09.24
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    購入。たまたま手に取ったののですがアタリでした。 平安時代を舞台に、あの時代の怪異について語っているかと思いきや。登場人物の描写も巧みで面白かったです。 牛車爆発しろ、は名言です。続編も読みたいです。

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    投稿日: 2015.09.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    特に、色気があるシーンが出てくるわけではないのに、文章自体から香りたつような艶やかな色気を感じます。好きです。

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    投稿日: 2015.09.16
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    ライトノベル感覚で、すらーっと読めてしまえる一冊。 その軽さが良い風に出ていて、素直に楽しめます。 個人的に、“牛車、爆発しろ”はツボでした(笑)。

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    投稿日: 2015.08.02
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    平安時代を舞台とした軽快なストーリーです。 謎自体は簡単なものでミステリ要素は薄いですが、平安の雰囲気をを味わうにはもってこいです。 源氏物語や伊勢物語のネタがちょこちょこ入っているのもいいです。

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    投稿日: 2015.07.16
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    平安時代を舞台とした短編日常ミステリ。 12人の姉がいる末弟の中流貴族が主人公。 題名の通り、人間よりも化け物などの怪奇が好きな中将に気に入られ、共に怪奇の噂が立てばそこを調べに行く。 実際は化け物ではなく人間の仕業なのだが、バラバラに起きていた怪奇がラストで全てつながり、一つの陰謀だったことがわかる。 最初はただ、怪奇の噂があっても結局人間の仕業で、しかも解決されず話が終わったりしていたのでつまらなかったが、最後の章で繋がり、やっと面白さが出てきた。

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    投稿日: 2015.05.01
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    氷室冴子さんの平安ものが大好きだったので、恋愛&謎解きを比べてしまい、かなり劣る印象です。話はそれなりの面白かったのですが、心にじーんと来るものがないのが残念。

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    投稿日: 2015.04.10
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    中将様と一緒にばけものを追ううち、見えてきたのは、人。 十二人の姉がいる末っ子長男中流貴族の宗孝。こういう人はまず「普通」じゃないけど、設定上は「普通」です。まあ、怪異を辿れば人の想いが、というのはよくあるけれど、さっくりと読めて、読後感も悪くないので、好感触。 作者は集英社コバルトで平安モノを結構書いている人と知って、色々腑に落ちた。平安時代が好きな人向け。興味を持った人は『伊勢物語』にチャレンジすべき。以前読んだけど、もう一度『伊勢物語』を読みたくなった。

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    投稿日: 2015.04.08
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    夢枕獏さんの陰陽師のように、妖しくてシットリした雰囲気で、 安倍晴明と源博雅好のコンビもいいけれど 中流貴族で12人の異母姉がいる宗孝と、 近衛府中将という宮中でも花形の職務にあって 繊細で中性的な容貌の上流貴族の御曹司:宣能のコンビもいい。 安心して読める平安貴族のなんちゃってホラー ほのぼの日常連作短編って感じですかね?

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    投稿日: 2015.03.28
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    とても軽い読み物ですが、嫌な感じはまったくしないです。こういう害のないお話好きです。今後、ちょっと感動する話とかでてきたらいいなぁ。 主役の宣能(のぶよし)がうっかり官能(かんのう)と読み間違ってしまいがち(私だけでしょうか)なのが残念デス。 続きも読みます。

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    投稿日: 2015.02.26
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     表紙が綺麗でかわいかったので読んでみました。  平安時代のいつ頃とは定めず、お化け大好きなイケメン貴族と、彼に振り回される若者が、お化けの噂を聞いてはその場所へおもむき、謎解きをしていく、ややコメディタッチの平安コンビ物ホラーミステリー(?)  描写がすごく上手くて、ぼんやりと「平安時代ってこんな感じだよね」というイメージを持っていればすんなりと読めてしまうのが良い。  それでいて、短編連作の最後の話には、途中の話で張られた伏線が回収されていくからお見事。  やっぱりキャラが立っているほうが、話も分かりやすくなる気がします。  肩肘張らずに読めるエンタメ時代小説。オススメです。

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    投稿日: 2014.12.19
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    もう一声、なお話。 キャラも舞台もテーマも素敵。でも、視点がややバラけてるなぁといった印象。 よってもう一声。もっと続きが読んでみたいという、いい意味でも、もう一声。

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    投稿日: 2014.10.28
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    時代物ではあるものの、軽快で面白かった。平安物に馴染みがなくても楽しめるはず。伊勢物語が色々話にでてくるが、高校の古典でならったところを出して入れていているからよく分かる。序盤より終盤はだんだんと面白味が増してきます。

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    投稿日: 2014.10.19
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    面白い。短編のような話が続くのだが、最後にそれを伏線として張っていたことに気づかされる。平安時代という取り付きにくい時代を、化け物と現代的な文章で親しみやすくしてくれている。主人公の宗孝が変人な中将や、気の強い姉たち、変人な中将の可愛らしい妹に振り回されつつ、物語の核心へと進んでいくのは、現代的な楽しみに満ちている。ちょっとウキウキしちゃいますね。

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    投稿日: 2014.10.16
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    キャラクターが生き生きしてる作品は、やっぱり読んでて面白い。 ちょっとコミカルな感じがありつつ、平安時代の雅な雰囲気がどことなく漂っていて、すごく好きな作風だった。

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    投稿日: 2014.09.24
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    12人の姉を持つ以外は平凡な宗孝と、見た目よし、地位よし、教養もある、しかし怪異が大好きな宣能の物語。 平安時代が舞台ですが、わかりやすい文章で読みやすいです。

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    投稿日: 2014.08.30
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    氷室冴子さんの「なんて素敵にジャパネスク」を思い出す平安もの。主人公に12人姉がいるという設定で、ドタバタしたコメディ。さらっと読めます。

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    投稿日: 2014.08.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    怪異の起こる都…かと思えば、調べを進めれば人の思惑が 蠢いている。 おどろおどろしい話…かと思えば、それもまた違う話。 ばけものに出会いたくてたまらない中将に連れまわされる 主人公の哀れさが笑いを誘って どんどん読めちゃうんだよなあ。 12人の姉がいるってところも、かなりおかしい。

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    投稿日: 2014.08.20
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    「物の怪」とは一体何なのだろうか。 人の心より生まれ出づる、 人の心に住まう、 人の心を巣くう そんなあやふやで でもすぐ傍にいるものなのかもしれない。 中将は人よりも物の怪に興味がある でもそれはまわりまわって 誰よりも 「人の心」 に近い人物なのかもしれない。 誰よりも「人」らしい宗孝とのコントラスト 深みはないけれど 微炭酸。 夏には丁度いいかもしれない。 2巻にも手を伸ばしてみようかな。

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    投稿日: 2014.08.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どこかで聞いた名前と思ったら、コバルト出身。 読んだことはないけれど長編シリーズをやっていたということは実力はある方なんだろうな、とよんでみる。 『妖』事件にかかわる二人組となれば、思いつくのは晴明ものですが、あえて陰陽師とかかわりない貴族の青年二人組を配したのは目新しい。 一人は実力者の女御(家の力が強く皇子を産んでいる)の甥。 もうひとりは今は勢いははないけれどかつて寵愛されていた元五節の舞姫の更衣の弟。 源氏物語のさわりさえ知っていればどういう力関係か一発で連想しやすくなっているから若年層の平安時代ものファンも取り込みやすい。 お約束の通り、家柄容姿才能すべて取り揃えたモテ男『化け物好む中将』が探偵役で、どっちかというととろい下級貴族の主人公がひきずりこまれるという筋立てだ。 車争いや更衣への嫌がらせ、鬼女の牛の刻参り、あと美しき女傑と、源氏物語や今昔物語などの有名どころのエピソードをアレンジして、元ネタを考えるという楽しみも踏襲している。 王道なのである。 なのに、ちゃんと面白くかけているというのはこの作者がきちんと仕事をしているという証拠だ。 シリーズものにつなげるため、主人公に十人以上の異母姉(しかも今のところどの姉も弟を溺愛しているお約束)という設定をつくり、ひとりずつクローズアップし、ほかの姉はどんなのかと読者をわくわくさせるこれもまた常套手段を使っている。 特に個性的な噺ではない。 主人公も中将もパターン化されたタイプだ。 夢枕獏は晴明の相方に心優しき平凡な青年を配したが、実はその平凡と見えた彼の優しさや誠実さは突き抜けておりそれ自体が強烈な個性にしているが、これはもうやっちゃったからよほどうまく書かないとインパクトが無い。 瀬川氏はこの主人公に個性を与えるのを放棄し、かわりに姉というオプションで主人公にスポットライトをあてるようにしている。 堅実な小説だった。 続きも買おうという気にさせてくれるくらい。

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    投稿日: 2014.07.18
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    平安時代、暗闇が存在した時代の独特な雰囲気が 人ならざるものの存在を感じさせる。文体は現代文なので読みやすく、キャラクターも現代的。 引用も有名な文なので理解しやすい。 それにしても、宣能がなんであれほどばけもの好きなのか…。結局どれも人の仕業で今のところ 物の怪には会えていないので、何か他に目的があるのか?十の姉の目的も何かありそう。 次に期待

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    投稿日: 2014.07.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「しゃばけ平安時代バージョン」みたいな話をイメージしていたので、最初本物の妖怪が全く出てこない事に戸惑った。 特に1話目があっけなく、中盤まではあっさり風味。 「まさかこのままこういうあっけない話が続くのか!?」と思ったが、終盤で今までの話がきれいにまとまる。 話の流れがちょっとがたついている感じがするものの、キャラクターが本当に魅力的で、続きを読みたいなぁと思う。特にまじめで素直な主人公が好感触。初草の君も可愛らしくて良い。

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    投稿日: 2014.05.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    オカルト大好きな中将が怖い話苦手な主人公を巻き込んで怪奇事件に首突っ込んでいく話。怪奇と思いきや人間の仕業というパターンがほとんど。キャラ小説として読むのがマル。

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    投稿日: 2014.05.05
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    なかなか面白かった。というか読んでいたらなんかニヤニヤしてしまう。 平安ものだけど砕けた口調で馴染みやすく、またキャラがとっつきやすいので変な緊張せずに読めた。 宗孝の生真面目さと宣能のゆるやかさがいいコンビ。あと宗孝の姉が十二人いるという設定もえ?っと思ったけど案外楽しめたよ。まだ出ていない姉君たちはこれからに期待ということでいいのかな。

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    投稿日: 2014.04.08
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    学生の頃に、コバルト文庫で読んでいた作者の作品を本屋で見かけ、懐かしくて購入。 サクサク読めます。時々その時代の解説が入ったりもありますが、それ程気にならず。 古典の作品の歌が随所に出てきて面白かった。

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    投稿日: 2014.03.19
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    バケモノ成分を期待して読むと肩透かしですが、中将・宣能と中流貴族・宗孝の凸凹コンビをはじめ、宣能の妹・宗孝の十二人の姉たちのキャラ読みが結構楽しく気安く読めます。連作短編かと思っていたら、最後の第4話で思いがけないオチで意表を突かれました。次巻もあるようですので、読みたいと思います。

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    投稿日: 2014.03.16
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    ものすごく面白かった。いや『聖霊狩り』シリーズ辺りから、人前で読めなくない作家に……。 だって、笑っちゃうから。 いやぁ、ここまで来ると素敵!

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    投稿日: 2014.03.07
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    光源氏と対等に張り合えそうな地位と美貌の持ち主ながらも、惹かれるのは女性ではなく怪異という変わり者の中将と、うっかりかかわってしまったばかりにいつの間にか一緒に怪異を愛でる友人(助手?)とみなされた宗孝。自分では12人の姉がいる以外は平凡だと思っている宗孝も、無意識のうちに活躍してたり。いいコンビのふたりと、馴染みやすい語り口が歴史モノ苦手な人にもとっつきやすいと思う。

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    投稿日: 2014.03.02
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    いい意味でお約束の入る主人公コンビは見ていて安心する。 でも何より、十二人の姉上ズが予想の斜め上を行くキャラクタで次々現れるのが楽しい。 続巻で残りの姉上方も登場するのかな。

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    投稿日: 2014.03.01
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    とてもライトな読み味だと思ったらしい、コバルトで活躍されている作家さんと聞いて納得。イメージしやすい表現が親しみやすく、小説にあまり馴染みのない人にもトライしやすいかもしれない。 惜しむらくは、帯情報からミステリーの要素を見出して購入したものの、あまり謎らしい謎が無いという点。本格ミステリーと言うよりはキャラ萌えの要素が強いかも。 麗しの中将が不思議な少女を伴い化物探し。なんとも怪しく奇っ怪で魅力的ではありませんか。所謂萌えの詰め込み方こそ、この作品の魅力なのかも。

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    投稿日: 2014.02.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    瀬川さんの平安物はやっぱ良いねぇ。 しかも今回はホラーじゃなくてミステリ。 女性陣は相変わらずパワフルな方々が揃ってて楽しいです。 続編が出るそうなので凄く楽しみ。

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    投稿日: 2014.01.23
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    さらっと読める。 さらっとし過ぎて少々物足りなさを覚えた。 もう少しホラーテイストなものを予想していたのだけど全くそんな事もなく。 連作短編集のような構成になっていて最後に全てが繋がる。 シリーズ化するのかな。 続編が出たら多分読むと思う。

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    投稿日: 2014.01.08
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    【あいつむぎ2013年12月陳列】2013.12.12 推薦者:くらら(http://ayatsumugi.blog52.fc2.com/blog-entry-364.html)

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    投稿日: 2014.01.05
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    4編からなる連作集でした。 主役は宣能(のぶよし)さんですが、 どちらかというと宗孝(むねたか)視点で書かれています。 この宣能さん、左近衛中将という花形の職にあって、 家柄も容姿も抜群なのに、ただ1つ難点あり。 それが「ばけもの好む中将」と噂される程の怪異好きなことでした。 この時代、物忌みやらなんやらと皆避けて通る怪異なのに、 自ら突進していく訳です。 本当にこんな人がいたら絶対周囲から浮いていたでしょう。 片や、12人の姉の下に嫡男として生まれた宗孝は、 いろんな姉にいじられ、もとい、可愛がられて育った為、 お人よしで流され易い。 そんな2人がひょんなことから御所で出会います。 宣能さんはマイペースですが、 周りの状況もちゃんと見えている怜悧な人なので、 怪異の噂を聞く度に現場やら関係者の所へ行きますが、 真相を見抜いては興味を失ってしまいます。 宗孝は、そんな宣能さんに引っ張り回されてちょっと気の毒な感じでした。 ドタバタコメディタッチな部分は面白かったし、 宗孝の素直な性格にちょっとほっこりしたり、 宣能さんの怪異好きの意味や姉達の姉妹愛にジーンときたり。 楽しい内容でした。

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    投稿日: 2013.12.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

     軽っ! なんだこの異様な軽さは? 背伸びして難しい言いまわしを使っているような印象すら受けたのですが、ティーンズ向けらしいので、わざとこんな文章にしてあるのか……? なんにせよ、おかげで気楽にサクサク読めました。  時代物としても怪異物としても推理物としても非常に生温くて、個人的には物足りない感じ。ですが登場人物は可愛らしいです。それと、この手の話に共感覚を出してくるのは新鮮でしたね。どうもシリーズものになりそうな雰囲気なので、初草の文字鑑定をメインにした推理物としてでも続けて行くのかな?

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    投稿日: 2013.09.06
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    四つの短編からなるが、全編を通して大きな謎が解決されていく。その構成が巧みだ。主人公には十二人の異母姉がおり、今回出てきた姉は全部ではないが、かなり個性的な女たちであり、物語を回していく役割を果たしている。まだまだ、謎の伏線が残されており、続きが期待できそう。 ただ、怪異譚というにはそれほど怖くなかったゾ。

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    投稿日: 2013.08.31
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     短編だけれども、最後にすべてがつながっていく。権力を持ち美男子、教養ありだがなぜかばけもの好きの中将と彼に振り回される権力中くらい、見た目もまあまあ、教養もそこそこだけど、性格がまっすぐでお人よしの主人公が魅力的。主人公の姉が12人もいるので次々登場させることができるので、続編がでるかもと期待する。

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    投稿日: 2013.08.06
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    読みやすくて面白かった。派手じゃないけど、堅実なつくりという印象。シリーズ化されたら続きを読みたい。

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    投稿日: 2013.07.08
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    読みやすい!面白い! 出てくる人物も個性あるし、話の展開もちょっとした伏線回収も楽しかった。陰陽師ものかと思ったらそうではなくて人間ドラマだった! シリーズ化してほしい

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    投稿日: 2013.07.02
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    瀬川貴次先生の新作を読破。 平安王朝を舞台にしたお話は、コバルト文庫でも多く出されていて。 「暗夜奇譚」シリーズを読んでみたかった……。 どうしてあのときの私は「時代モノだから」と敬遠していたんだろう(>_<) さて、このお話は「十二人の姉を持つ平凡な中流貴族の宗孝(むねたか)くんと、ばけもの好きの名門貴族の 宣能(のぶよし)さんが夜遊びをする」というもの。 ごほん、違いました。 ばけもの好きの宣能さんに引っ張り回されて、苦手な怪異探検に駆り出される宗孝くんのお話です。 うん、間違ってないな。 笑 宗孝くんのお姉さんの中には帝の妃になっている人もいて。 というか、お姉さんたちみんな個性的ですww 自称「平凡」な宗孝くんだって舞はかなりのものですし。 そんな宗孝くんがひょんなことで知り合ったのが、変人と名高い麗しの中将・宣能さんで。 出会った場所が「鬼が出る」と噂されている所で、それが原因か、宗孝くんはしばしば怪異に見舞われるようになるのです。 冒頭のシーンは読んでいて思わずニヤリとしてしまいました。 あ、これ、あのシリーズにもあったとこだ、とか。 こういう共通点を見つけるのって楽しいです(*´▽`) さて、この「ばけもの好む中将」には呪術や陰陽師などは出てきません。 なんの力も持たない彼らが、御所やら森やらに潜む怪異にどう立ち向かうのか―― ドキドキしながら読んでいたら!! まさかの展開にwww 読み終わって、宗孝くん家ww と噴きました。 これ、最初から最後まで読んでほしい。 あんな仕掛けをされるとネタバレ感想するのももったいない、って気になります。 そんなわけで、コバルト文庫シリーズとはまた違った平安王朝ものがたり。 最後の最後(あとがき)まで楽しめました。 おもしろかったー(*´▽`)

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    投稿日: 2013.06.27
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    登場人物がみな魅力的だった。短編集のようだけど、お話は続いていて、最後にあっと思わせてくれる。シリーズ化するといいな。

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    投稿日: 2013.06.03
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    時は平安時代。12人の異母姉がいることを除けば、ご平凡な中流貴族の若者・宗孝が、ばけもの好きの名門貴族の御曹司・宣能に振り回される冒険譚……というか、オカルト風味のミニミステリ。ホームズ&ワトソンみたいなバディものというより「たいした問題じゃない」。速星七生にイラストを描いてもらいたいなあ……女性向けコミック誌で漫画化されてもおかしくない、軽いタッチで描かれた話だけれど、世界はどこでも良くて単に単語を平安物に換えたようものではなく、ちゃんと鬼の時代の物語になってました。

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    投稿日: 2013.05.13
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     書店に行った時の表紙買いです。お江戸はよく見るけど軽いノリの平安ものはちょっと珍しいかも…と読んでみました。名作「なんて素敵にジャパネスク」みたいな感じだったらいいなって。  限りなく微妙な面白さでした。どうしようこれ。  つまらなくはなかったんです。主人公の立ち位置もその家族構成も面白く、家族のキャラも立っていて、続きがもしも出るとしたら彼らのその後や別の活躍をぜひともみたいと思いました。  が、「これおもしろーい!皆さんにぜひおすすめーっ!」…って気持ちにはならなくて、なんか消化不良というか…。うーん…?期待どおりのくだけた笑いもちゃんと入ってたんですけど…。  もしかして、表題にもなっている貴公子にあまり魅力を感じなかったからかもしれません。あと、なんでもないようなことなのですが、貴公子の名前がかっこよくない…。  それ以外はほんと面白かったんですけど…。  

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    投稿日: 2013.05.09
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    コミカルなテンポと世界観が意外に合っていて、するする読んでしまいました。 ただ先の展開が読めちゃうのがちょっと残念かも。

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    投稿日: 2013.04.26
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    ばけもの大好きな宣能とまきこまれまくる宗孝。 面白かった! シリーズ化しないのかなー。もっとこのコンビを見たい。

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    投稿日: 2013.04.25