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powered by ブクログ若さま侍捕物手帖しか読んだことがなかったのですが、こんなのを書く方だったんですね。 幻想の中のちょっとドライなところが好きです。 この中では「ジャマイカ氏の実験」が一番好きです。
0投稿日: 2025.06.08
powered by ブクログショートショートの先駆者でもある作者の自薦集。 少し読みにくいものもあることはあったけれど、時代が変わっても読み返されるのも納得、という感じでした。もう1冊の「のすたるじあ」も楽しみです
0投稿日: 2025.03.28
powered by ブクログ探偵小説・大衆小説作家にして詩人であった 城昌幸の怪奇幻想掌編集。 江戸川乱歩、稲垣足穂、久生十蘭などの作品を好む人に お勧めの、猟奇色ありメルヘンっぽさあり、 人生の光と影あり……といった趣の一冊。 特に面白かったのは―― ■古い長持(1959年) 結婚以来、決して開けてはならないと言われてきた 中二階の長持。 四十年経っても夫の言葉は変わらず、 妻は夫がそこに秘密を隠しているのだろうと思い、 嫉妬を覚え、遂に勝手に蓋を持ち上げてみた。 すると……。 ■猟奇商人(1938年) 夜の銀座で〈私〉に話しかけて来た男は 「刺戟を提供してあげよう」と誘いかけた――。 ■たぶれっと(1933年) 遠い異郷の騒乱の、絢爛で頽廃的な叙景。 ※後で同時刊行の別作品集『のすたるじあ』と併せて ブログに細かい話を書きます。 https://fukagawa-natsumi.hatenablog.com/
0投稿日: 2024.12.08
powered by ブクログこれまで様々なアンソロジーで城昌幸の作品を読んではいたけれども、一冊まるごと城昌幸の本を読んだのは初めて。1963年に桃源社から刊行された作品集が、補遺・その他の短篇を加えて復刻された。江戸川乱歩による『跋』(pp265-269)はさすがの内容で、ごく短い文章で城昌幸の本質を「彼は人生の怪奇を宝石のように拾い歩く詩人である」と言い当てている。「ショート・ショートの先駆者」とも乱歩は書いており、たしかにそうなのだろうけれども、星新一と違うのは、ストーリーがなく心象のみを掌編小説に結晶させた作品も多いことだ。その不穏で静謐で美しい世界を、数日かけて通勤電車の行き帰りでじっくり楽しんだ。
1投稿日: 2024.11.06
