
総合評価
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powered by ブクログ登場人物多い割にそれぞれのキャラクターが活かせてないし、オチが弱くて1章読んで飽きちゃった。 自殺サイトで知り合った若者6人が 一緒に自殺しようとして失敗して死にきれなくて、それなら社会に復讐しよう!っていう物語で、短編で復讐が続いていく。 1話目の復讐が、クスリの売人狩りしてヤクザに喧嘩売りに行ったら地下室に連れ込まれて半殺しにされて、よくわからん感じでヤクザ説得して奇跡的に生還するんやけど、 特にハラハラもなく、ハッとする場面もなく、ストーリーの繋がりが浅すぎる。 どんなすごいクズが出てくるんかなって期待しすぎたんかも。喧嘩売りに行ってあっさりボコボコにされた瞬間、つまんねーって思っちゃった。笑 面白いって書いてる人もいるから、好みはわかれるのかも。 個人的には、めちゃくちゃつまんなかった。
3投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログ相変わらず、イイ。 足を洗ったはずのヤクザ界にひょんなことから引きずり戻されていく中年男を描いた前作に比べて、今回は若い男女6人組が主人公。しかもそのどれも、「トラッシュ」。まさに、クズ。 やることなすことがぶっ飛んでいて、自分のことしか考えていない。でも、様々に傷ついた過去がある(ないものもいるが)若者が、わざと判断力を鈍らせて自ら退廃の道を駆け抜けてゆく様は、かっこよくもあった。ハードボイルドさを感じた。 華々しく逝った仲間を見て、「人生は全部、死の瞬間のためにある。生は所詮、死を彩るための準備段階に過ぎひんのかも」と言うシーン(171p)。これは正直、グッときた。だから何をしてもいいというわけではなく、月並みだが、死ぬ時に、後悔しないように自分の生を歩んで行くという意味では、真理に近い気がする。そこを履き違えて、自己中心的な悪の道を突き進んでしまうのは、人生経験の浅い若者ゆえなのか、時代がそうさせるのか。 増島さん、渋すぎる。 作中に出てくる曲もめっちゃいい。どういう生い立ちをすれば、こんな渋い世界を描けるのか、めっちゃ気になる。
5投稿日: 2025.04.07
powered by ブクログ増島拓哉『トラッシュ』集英社文庫。 小説すばる新人賞受賞作『闇夜の底で踊れ』に次ぐ2作目。文庫化にあたり結末を大幅に修正した完全版ということらしい。 本作もピカレスク小説である。本作では一度集団自殺を試みて、死にきれなかった6人の若者たちが主人公となり、まるで現代の若者たちの声を代弁するかのように、生きることの苦しさ、閉塞感、虚無感と生きることの意味を模索する姿を描いている。そして、迎える破滅の時…… 虐めや差別、虚無感、愛されない苦しみ、親との確執といった様々な理由から闇サイトで入手した薬で集団自殺を図った6人の若者たち。しかし、薬は偽物で、全員が生き延びてしまう。一度捨てた生命だから怖いものなど無いと、6人は自分たちを死の淵に追い詰めた加害者たちに復讐を果たしていく。 ドラッグ売人狩り、差別団体へのテロ、そして首相暗殺と次第に6人の活動は過激さを増し、1人また1人と辛うじて拾ったはずの生命が失われていく。 本体価格760円 ★★★★
62投稿日: 2024.09.30
