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中山民俗学探偵譚
中山民俗学探偵譚
柳川一/東京創元社
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総合評価

7件)
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     この数年、大正から昭和にかけての実在の人物達を登場人物にしたフィクションが次々に刊行され、気になったものは手にとり楽しませてもらっている。この連作集の中心人物は中山太郎。取り巻く人物達は種田山頭火や江戸川乱歩や三遊亭円朝や宮武外骨。そして、中山太郎を「軽薄なる人」と痛罵した南方熊楠。作者は、作中で、この熊楠の言葉の真意を、想像を膨らませて語ることで、あの世での中山太郎との和解を願っているようにみえる。実際にはどうだったのか、誰にもわからないけれども。

    1
    投稿日: 2025.10.07
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    民俗学というからワクワクして読むが最初だけ楽しめて他はどんどんスピードが衰えていく。 昔の人物を知らないと楽しめないのかも知れない。 期待した分ガッカリな内容というか知識不足な自分が悪いのだが。

    0
    投稿日: 2025.09.13
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    新聞記者が民俗学者の中山太郎を訪ねて、彼の同時代の偉人たちのエピソードを聞き出すというスタイルの連作短編集。柳田國男、種田山頭火、南方熊楠などが登場する。 一見怪異のように見える話も実は…という種明かしがいまひとつインパクトに欠けるので地味な感じだが、柳田國男がオシラサマにビビっているところなど面白かった。

    1
    投稿日: 2025.03.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    章ごとにホラーだったり、ちょっと不思議な話だったりを語っていく短編集みたいなもの。 最初に収録されているオシラサマなど、ストーリーの内容は面白かったけど、それを語っている登場人物の話しかたが苦手すぎて読み進めるのが大変だった。 とにかく横道にそれるし、言葉遣いもまどろっこしくて読みづらすぎる。そもそも会話劇のような会話の分量の多い本が苦手なので、そこから合わなかったらしい。

    0
    投稿日: 2025.01.23
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    かつて柳田國男に師事した栃木県足利郡出身の異端の民俗学者・中山太郎。昭和21年、探偵小説執筆を目指す下野新聞の記者が彼のもとを訪れ、同時代を過ごした謎多き偉人たちとの交流について話を聞く。 中山が語る話は、6編の短編で、いずれも怪しく不思議なミステリーとなっている。東北に伝わるオシラサマの不思議な力、外法頭(げほうがしら)という切り落とされた人の首の呪いの力、百物語の会場で高価な首飾りが消失する話、忘れられた生人形師の作品にまつわる不思議な現象など。  それらの話の中に、柳田國男の他、種田山頭火、宮武外骨、南方熊楠、安本亀八、井上円了、江戸川乱歩などが登場する。 不思議な昔話として気楽に読むつもりで手に取った本だったが、民俗学者についての基礎知識がほとんどない自分には手強い内容で、理解できない部分が多く、正直、楽しめなかった。

    0
    投稿日: 2024.12.22
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    言うほど民俗学してたか?地方を扱っているのはオシラサマくらいじゃない? 著者は69歳でデビューだそうで、幾つになっても希望を捨ててはいけないという一例。

    0
    投稿日: 2024.12.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    地の文が極端に少ない、半分以上が会話劇な一冊。 これだけで好き嫌いが分かれそうだなと思うんですが、私はこの「登場人物達の会話をただぼんやり聞いてる」ような空気感が好みだったので、面白かったです。 ただ探偵っていうほど探偵してたかな?(まあ話は謎解きだったけど)とも思うので、なんとも言いがたい気もします。

    0
    投稿日: 2024.12.02