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政略結婚の夫に「愛さなくて結構です」と宣言したら溺愛が始まりました 1
政略結婚の夫に「愛さなくて結構です」と宣言したら溺愛が始まりました 1
湯瀬ライム、杓子ねこ、NiKrome/KADOKAWA
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総合評価

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    お互いをライバル視するクラヴェル伯爵家とド・ブロイ公爵家、小競り合いが絶えない長年の天敵だったが、両家の縁談を調えるように。と王命がくだった。 王命には逆らえず敵地へ身一つで嫁ぐマルグリットを冷遇するド・ブロイ公爵家のルシアンだったが、マルグリットは日に日に活き活きとしはじめるのだった。 長年の宿敵ということもあって、「お前を愛するつもりはない」は本当の意味での言葉です。 味方が誰もいないその状況で、本来ヒロインは震えてしまうだろうけど、マルグリットは実家での冷遇の方がレベルが高かったので、何をされても言われても「詰めが甘い」とか「何もかもが中途半端」とか…だけではなく、筆頭でいじめをしてくるアンナには、アンナの恋愛模様を妄想し涙ぐむ始末。 「アンナは今日も元気ね」がツボすぎる。この目線でいる限りアンナに何をされてもマルグリットは堪えないでしょうね。 でも本当に実家では血の繫がった親子、姉妹ではないのか、と思うくらいの仕打ちを受けてるので、マルグリットのどん底レベルがレベチすぎて、どんなことも耐えられるものになってしまう。 不幸慣れって怖い。 そんなマルグリットは実家から離れたことで人間らしさを取りもどしていきます。綺麗な花に癒されたり、本を読んで感動したり、人との触れ合いに微笑んだり。普通のことが出来なかったマルグリットが生き返っていく様は読んでいて救われます。 そして、そんなマルグリットを見たルシアンが今度は動きます。自分の目で見て行動しようとする彼だからこそなんとかマルグリットと幸せになって欲しいです。 しかし、王妃はやり手だわー。 ある場面での釘を刺すやり方とか、表情の読み取り方とか、怖いですね。 それを瞬時に察して切り返すマルグリットもすごいんですけど。

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    投稿日: 2025.11.05