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ほんとうの名前は教えない
ほんとうの名前は教えない
アシュリィ・エルストン、法村里絵/東京創元社
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総合評価

38件)
3.8
7
18
8
3
0
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    “最初の嘘”がすべてを決める――でも物語は嘘の味が濃すぎた。 名前を変え、ターゲットに近づき、潜入して任務を遂行する女・エヴィ・ポーター。 今回の目的は機密情報の奪取――だが、そこでまさかの“自分になりすました誰か”と遭遇する。 設定は抜群に面白いのに、とにかく読むのがしんどい。 理由は、物語とは関係のないアメリカンロマンスが随所に入り込み、テンポがブツ切りになるから。 翻訳小説特有の“会話の嘘っぽさ”も強くて、「Lie(嘘)」感が全編に漂う。英語圏のノリが強すぎて、日本語の読者にはやや重たい。 現在と過去を行き来しながら最後に全体像が完成する構成も悪くはないけれど、そこに辿り着くまでが長い。 映画化のポテンシャルはあるけれど、小説としてはちょっと相性が悪かった。 原題「First Lie Wins」は“最初の嘘が通れば勝ち”という英語の決まり文句。 読み終えて「ああ、そういう意味ね」となるけど……評価としては、嘘に振り回された感のほうが強かった。

    0
    投稿日: 2025.12.14
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    めっちゃよくできてる!!おもしろかった!時系列が入り組んでいて、そのまま映像化できちゃいそう。 主人公のキャラクターが途中まで好きかどうか‥と思いながら読んでいたけど、途中からすっかり好きになった。ただ自信があるだけじゃなくて抜かりなく計画と準備をしているところがよき。

    0
    投稿日: 2025.10.29
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    登場人物の多さ、時系列がバラバラで混乱しつつも最後は意外な展開だった。 翻訳の文章があまり好みではなかったのが残念。

    0
    投稿日: 2025.10.26
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    面白かった。 最後までどうなるか分からず、ドキドキしながら読んだ。 仕事で調査対象のライアンに惹かれていくエヴィ。しかしボスであるミスター・スミスに命を狙われる。反撃できるか、ミスター・スミスは誰なのか、息もつがせず話は進む

    116
    投稿日: 2025.09.20
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    他人の名をかたって潜入調査をする女性。 謎のボスからの指令を受けて、今は調査対象の恋人になっているが‥? 全米ベストセラー1位になった小説です。 エヴィは、資産家ライアンの恋人。 ライアンと長い付き合いの仲間たちに、品定めされるところから始まります。 彼女たちの方が育ちがいいのだが、ライアンがエヴィを気に入ったのはおそらくそのせい、と考えるエヴィ。 エヴィの本名は、ルッカ。 エヴィという女性は実在し、ちょっと調べれば経歴など身元が確かめられる。ルッカと背格好などはかなり似ていて、細かい点も似せてあるのだ。 信用させておいて、調査対象の内部事情を探り、いずれ依頼者の要望に応えられるように立ち回るのが仕事。 ミスター・スミスと名乗るボスの命令で動き、すべては知らされず、自分も監視されている。 ある日、エヴィの本名ルッカを名乗り、経歴もそのままの女性が目の前に現れる。 その目的は? かって強制されて配下となったエヴィは、ここから解放される道も探し求めていたのですが。 そのうえ、エヴィは、ライアンに本気で惹かれ始めていた‥ 仕事の真の目的もわからず、いつバレるかわからない、しかも怖いボスにも見張られる緊迫感。 ヒロインは善人というのではないけれど、悪人でもない。 機転が利き、難しい立場でも仕事をこなしていく強さがあります。 なりすましというやり方が有効なのかどうかはちょっと謎だけど‥(本人にばったり会ったりしないのか?) 小説の設定としては、ユニーク。 スリルをうまく生かしてますね☆

    24
    投稿日: 2025.09.19
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    米ニューヨークタイムズ紙のベストセラー作家による世界23ヶ国語に翻訳された著名ミステリー。海外ものに違わず登場人物が多く、ストーリー展開が早い。加えて過去と現在を織り交ぜての展開であり、内容についていくのにひと苦労する。米国の地名や距離感も予備知識としてはあった方が理解が深まる。読みこなすのにやや難易度は高いが大筋だけを捉えることでも充分に楽しめる。

    0
    投稿日: 2025.08.30
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    お笑い芸人さんがおすすめの本を紹介する番組でこの本が紹介されていて、おもしろそうと思い手に取った。人の名前の多さと時系列が行ったり来たりするのでちょっと混乱しつつも、次の展開にわくわくしながら読むことができた。

    0
    投稿日: 2025.07.12
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    アメリカのミステリーって感じ。日本には少ない感じの作品。映画やサブスクとかで、映像化したら面白いと思う。

    10
    投稿日: 2025.06.06
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    ほほう!!ほう!!なるほど!!そうくるのね!!!??? と最後まで楽しませてもらったよエヴィちゃん。 ネタバレすると台無しなので予備知識なしでみんな読んで。 どんでん返しとかそういうことではなく、ひとりの女性が自分の知力と能力で仲間を得て自分の人生を取り戻して、王子様となかよく暮らしましためでたしめでたしという、かなり斜めから攻めたシンデレラストーリだよ。

    4
    投稿日: 2025.05.05
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    犯罪組織の一員として、指示のあった人間を徹底的に探り秘密を掴んで組織にうる女性がマークしている男性にひかれてしまい~といった粗筋、久しぶりに翻訳ミステリーを読んだが評判に違わない期待通りの出来。 若干、複雑な箇所もあるが大筋には関係なく、最後まで興を削がずに読み進められ、映画化される予感もするスリリングな展開

    0
    投稿日: 2025.04.19
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    著者はヤングアダルト向けに活動しているらしく、訳者も法村で読みやすかった 各章が短いのと現在過去を行き来する構成は良し ミステリー要素で特筆する点はなかったのと、クライマックスを含め都合よく進行する着地点で星ひとつ減 読後感は良し

    0
    投稿日: 2025.04.06
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    偽名を使って任務を遂行する彼女 なぜそんな仕事をすることになったのか 任務中の思わぬ出来事からの危機に どう立ち向かうのか 徐々に真実が明らかになっていく あれとそれは予想できたけど 全体の話の流れがよくて 過去に手掛けた任務と 現在が交互に描かれることによって 伏線回収というか あれがそうなるのかという面白さがあった

    0
    投稿日: 2025.04.02
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    まあ楽しめた。映画にしたら面白いんじゃないかなと思う。いつもそうだが、私の脳が時系列の複雑さについていけなくなって途中で分からないところがあった。

    10
    投稿日: 2025.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミスタースミスの命令に従うだけではなく、自分の信念のもとに彼を裏切る計画を立てていたルッカを尊敬した。ただ、もう一段階どんでん返しがあったらなおよかった。

    0
    投稿日: 2025.03.16
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    ハラったし、ドキッた…。最初は、やっぱり元々英語の本だったから、世界観に入るのが難しかったけど、中盤くらいから、面白くなり始めて、良かった。 異文化なサスペンス小説に触れた…感じ。 こうくるか、っていう場面がかなりあったから、楽しめた。世界観の設定も、かなり独特で、先が読めない感じが良かったなぁ。 物語は終わったけど、その先を考えるのも、また一興!

    1
    投稿日: 2025.02.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    クライムノベルはまず主人公に共感できなくて苦手、なんだけど、これは割とすらすら読めた。ヤングアダルトなので文章が平易?なのもあるかもしれない。 最初から癖の強いレイチェルがもっと出てくるかと思ったけどそんなこともなく、デヴォンがなかなか良いお兄さんで好印象だったりもした。ライアンとのロマンス描写が多くて、でも仕事のためとドライに割り切るのかと思いきや、全然割り切らなくてしっかりほだされてて、まあこの辺もヤングアダルトですから、人間の絆を粗末にしてはいけないんでしょうね、という大人の読み方をしました。 タイトルの「ほんとうの名前は教えない」は結局『ルッカ・マリノ』のことなのかな?信用出来ない語り手系だと思って色々読み飛ばしてしまった。

    0
    投稿日: 2025.02.04
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    普段読んでる作品とは異なる切り口で新鮮でした。一般人がこんな仕事できるのかと思うくらいのヘビーさ。機転で切り抜けていくエヴィのスマートさには舌を巻きます。表情変えずに嘘がつけるのすごい!なんでも顔に出る民なので、羨ましい限りです。使われている身であっても自分の足で立てるように準備することと、味方を作っておくことが大事なんだな、と痛感しました。どんな仕事にも当てはまることだと思います。ラストの◯◯◯◯◯と呼ばれるシーン、実に痛快でした。

    4
    投稿日: 2024.12.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分の安易な予想はことごとく外れ、主人公にハラハラさせられる。主人公の過去がちょくちょく書かれていた事が最後に大きく関わってきて、おぉっこうなるのかと唸らされた。

    2
    投稿日: 2024.12.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    裏カバーに書いてある紹介文から、斜めにすっ飛んだ物語が展開されるので、あらら、どうなるかと思ったが、凝った展開もあり、なかなか面白かった。サスペンススリラーとも書いてあるけど、スリラーって何(笑)。ヤングアダルト作家ががんばって初めて大人向け作品を書いたそうで、キャラ設定はYAそのもので甘辛ロマンスのくせに、展開はやたらリアル。なんやかんやで求心力あるスピード感ある展開で、ベストセラーになった理由もよくわかる。細かいことを求めるのは場違いだと思う。読んだ後の読後感は結構良かった。

    2
    投稿日: 2024.12.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ルッカ・マリノは窃盗の現場を押さえられ、それを見逃す代わりにミスター・スミスなる謎の男の下で働くようリクルートされた。そこでは他人になりすまし、ターゲットに接近して重要な情報を盗むミッションが与えられる。目的を達成すると再び名前を変え、また新たなターゲットに近付いていく。次にルッカがエヴィ・ポーターとして接近したのは、盗品の売買などの裏稼業に手を染める魅力的な青年ライアンだった。ライアンのボーイフレンドとなり彼の動静を監視していたエヴィだったが、とあるパーティでかつての自分であるルッカ・マリノを名乗る女と出会う。ルッカは自分自身なので、これはミスター・スミスによって自分に差し向けられた諜報員だとエヴィはすぐに気付いたものの、その目的がわからない。 物語は、窮地に陥る現在のエヴィ・ポーターと、彼女が様々な名前を騙ってきた過去とが交互に展開されていく。その形を取ることで、現在のエヴィに差し迫った危機の背景が少しずつ見えてくる。 ミスター・スミスとの対決の中で、自分自身との訣別を決めたエヴィに痺れる。 スパイ映画を見終わった後のような読後感。

    0
    投稿日: 2024.12.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アメリカの作家、アシュリィ・エルストンの本邦初紹介作品。YA向け小説で有名らしく、今作で初めて大人向け作品を執筆したとのこと。 ある女性が、何かの目的を持ってファイナンシャル・プランナーの男性に近づく。今まで偽名を使い様々なミッションをこなしていた彼女だったが、今回ばかりは男性に惹かれてしまい。。。 事前情報なしに読み始めた方が良い作品。先の読めない展開で、止めどころがなかなかない良作。 読みやすくあることもポイントだが、何より、間に挟まれる過去の出来事が、非常に良いタイミングで現在に影響を与えてくる。今作はスリラーだったが、ぜひミステリを描いてもらいたい。 唯一の欠点というか、他の方も書いていたが、助っ人キャラがあまりにもチート。都合の良い展開になりがちなので、気になる人は気になるかも。。。

    14
    投稿日: 2024.11.30
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    追いつめられても諦めない主人公のバイタリティが良い。しかし中盤で万能お助けキャラが出てきて興醒め。もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな、ってレベル。

    0
    投稿日: 2024.11.29
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    https://www.nikkei.com/article/DGKKZO84013260Q4A011C2BE0P00/

    0
    投稿日: 2024.11.24
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    なんか昔のシドニーシェルダンの明日があるなら を思い出しながら読んだ。 こちらの方が内面がしっかり描かれているけれど、ふっきれた面白さは明日があるならの方がずっと面白い。

    0
    投稿日: 2024.11.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    内に何か秘めている題名に惹かれて手に取った本。主人公は誰かになりすますという特殊な仕事をしている状況だけど、仮面を付けてなんとか社会に対応しているように感じてる私自身に通じるようで共感。 そういう中でほんとうの自分を大切にしようとする主人公の必死さが爽やかだった。

    0
    投稿日: 2024.11.15
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    ドメスティックなスパイものって感じか。先への興味で読ませるが、裏の仲間が万能すぎて、”わたしたち、やったわ”と言うほどの読後感は得られないところが。

    0
    投稿日: 2024.11.14
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    他の女になりすましライアンの彼女になったエヴィ。ライアンの友達が連れてきた彼女は自分にそっくりだった! めちゃくちゃ好みの小説。どんでん返しに次ぐどんでん返し。極上の犯罪小説で極上のスリラー。スゲー、スゴすぎる。

    1
    投稿日: 2024.11.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ずいぶんこってりしているお話し。 あるところで物語の調子が切り替わり デヴォンがスーパーマン過ぎて、都合がよすぎるのでなんだか白けてしまいました。

    0
    投稿日: 2024.11.02
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    皆さんの言うとおり、あらすじでサイコスリラーっぽく思わせといてクライムサスペンスですw でも面白かったですよ。ただデヴォンが万能有能すぎ。しかも経過とか手段を描かず何でも出来ちゃう辺りがヤングアダルト出身の作家さんだなあと。

    3
    投稿日: 2024.11.02
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    分類はスリラーらしいけれど、怖さは全く無くて、テンポよく進んで行く話に引き込まれました。 面白いです! 暴力や殺人場面がないのに、謎解きを思わせるよう。 久しぶりに文庫本を購入して、値段にビックリでしたが、飛行機の中で夢中になって読んでました。

    0
    投稿日: 2024.10.31
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    秋さんの★5そしてわいの第二の故郷ニューヨークでベストセラー1位とあれば、それはもう読まねばなるまい なかなか面白かったです ただね、どうしてもクライムノベルはマイナスからのスタートになってしまうのよね、わいの場合 だってほら結局犯罪者なわけじゃない主人公が いかに愛すべき人物であったとしても、犯罪行為を応援することに後ろめたさを感じてしまうのよ そういう純なところがあるのよ どんどんやれー!とはならないのよ 純なこころの持ち主だけに まぁ、そこを覆してくる傑作もたくさんあるんだけど 本作はそこまで飛び抜けてって感じじゃなかったのね エヴィのボスのミスタースミスも早々に正体がわかっちゃうしさ ただ結末は非常にわい好みでした なんていうか皮肉の効いたユーモアね 好みでした そしてクライムノベルにありがちな残酷シーンみたいなんが一切なかったのも◯ 安心して読んで下さい

    68
    投稿日: 2024.10.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・あらすじ アメリカ ルイジアナ州が舞台。 エヴィ・ポーターは恋人であるマイケルと付き合い始めて4ヶ月。 同居することになり幸せいっぱいの恋人同士にみえるが、実はエヴィは本名ではなくその経歴も嘘だらけ。 エヴィ=ルッカの正体はミスタースミスをボスとする組織からマイケルの裏稼業を探るために送り込まれたスパイだった。 そんな中マイケルの友人が自分にそっくり、名前もエヴィの本名、経歴もエヴィ自身の過去を語る恋人を連れてきた。 彼女の正体は?マイケルの本性は?そしてミスタースミスとは?? ・感想 先の展開が気になって一気読み。面白かった! 語り手であるエヴィも信用ならない語り手だし、そもそもミスタースミスが怪しいし、マイケルだってもちろん怪しい。 超絶有能なデヴォン以外信用できない。 どいつもこいつも本音を言わず怪しいやつらばかりだな、と疑心暗鬼で読み進めた。 中盤からはマイケルがスミスなのかと予想しながら読んでたから見事に騙された! マイケルはただ単に犯罪に手を染めてる人だったw ルッカの過去パートと現在パートが展開されていて、過去パートのサスペンス感と現在パートのスミスから追われてるヒリヒリ感が良かった。 ルッカの語らない部分にヤキモキしたし、上手に情報を隠して読者の疑いをあっちこっちに誘導してくれる良い作品だった。 それにしてもルッカもすごく有能だけどデヴォン凄すぎでチートキャラだった。 デヴォンいなかったらルッカは絶対ミスタースミスに負けてたはず。 ミスタースミスは正体もだけど実態?も思ったより小物感あって少し拍子抜けした部分はある。 もっと闇の一大組織の大ボスかと思いきやなんだか結構小間使いみたいな感じだったのかな。 ラストでマイケルとは別れて、その別れ際のセリフがタイトルなのかと思ってたんだけど、YA小説出身の作者らしく何だかんだいい感じにまとまって大団円でスッキリ終わって良かった

    3
    投稿日: 2024.10.08
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    ★5 胃の奥底までヒリヒリしてくるサスペンス、力強い主人公に惚れちゃう #ほんとうの名前は教えない ■あらすじ ずっと他人に成りすまし、ボスからの怪しい仕事をこなしてきた主人公。現在の彼女はエヴィとして生きており、資産家のライアンの秘密を探るべく彼氏と恋人関係にあった。ある日パーティで出会った女性が、なんとエヴィの本名を名乗り、自分自身の経歴を語りだす。彼女は何者で、何故こんなことになっているのか… ■きっと読みたくなるレビュー 胃がいてぇ! ★5 こんなにも胃を痛くしてくれるサスペンスは他にないすね、面白かったー 主人公のエヴィは過去何度も他人になりすまし、ボスから指示のあった仕事をこなしてきた。ボスの指示は絶対で、常に先を読む狡猾ぶりで正体もわからない。裏切ればおそらくは消されてしまう。しかも主人公をもてあそぶかのような計略もしてくるという恐ろしさ。だからこそ常に主人公は追い込まれ、ギリギリの自己弁護とウソで生き残っているという。 これがまさにサスペンスフルで、一時も目が離せないですよ。物語の始まりこそ男女のあまーい雰囲気もありますが、そこからウソですから。抱き合うシーンすらヒリヒリしてて、もうガクブルですよ。こえぇーー さてこの物語ですが、まず着地点が良くわからないんです。次々危機が迫ってくるんですが、どういう結末を迎えるのか…? これがメインの読みどころでもあるので詳しくは言えないですが、ストーリーの構成を少しだけ。 ひとつは主人公の現在の視点。常に自身の正体がバレないように防御しつつも、資産家のライアンの秘密を追っていく。 もうひとつは主人公の過去の出来事を追う視点。ボスからの依頼を受けた過去の仕事について物語が展開される。この過去パートが物語全体の筋を大きく形成していているんですが… さて、どうなるか。 本作の魅力、それはとにかく主人公の女性が力強くて素敵すぎるんですよ! 生き残るためにはどんなことでもやってのける。甘えなど本書の全部の文章をさらってみても一文もありません。自分を誇示したり、マウントとるのに忙しい昨今の女子たちに、この自分の力だけ生き抜いている彼女を見てほしい。いや女子だけなくて、ひ弱でヤサ男な男子もだろって感じですね(私も含め)。すみませんでした。 また他の登場人物で超推したいのはデヴォンですよ。凄すぎて何者やねんコイツって感じなんですが実は私の理想の姿。子どもの頃から目立つ主役にはなりたくなくて、主役を支える参謀や補佐みたいに、裏から支えるような役割がカッコいいと思うんですよ。野球でいえばキャッチャー、バンドでいえばベース、政治家でなくて事務方みたいな。縁の下の力持ちって渋くないすか? 私だけかなー、誰か共感して。 以上がレビューなんですが、かなりごまかしているのがわかります? まぁ色々言えないんです。楽しみを奪ってしまうようなレビューはしていないつもりです、後はぜひ読んでみて下さいね! ■ぜっさん推しポイント 後半に入ってくると物語の着地点が見えてくるんですが、これがどう解決するのかさっぱり分からない。むしろどんどん追い込まれて、無理だろ… って感じになるんですが、そこからの展開とその背景が痺れましたね~ こんなにも気持ちのいいサスペンスは久しぶり、というか今年一番の爽快さですね。まるでフルマラソンを走り切ったような感覚でした、面白かった!

    109
    投稿日: 2024.09.30
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    ボスの指示に従い名前や出自を次々変えてミッションを行う主人公ルッカ。今回の対象者はライアン。恋人同士の睦まじさを装いながら覗く、危ういライアンの様子。スミスを名乗るボスへの不信など全て不穏な動きばかり。その間に過去のミッションが織り込まれる。どれも手に汗握るスパイもの。最後はきちんと伏線回収されてミステリーとしても気持ち良く読了できた。

    12
    投稿日: 2024.09.27
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    #読書記録 #ほんとうの名前は教えない 先が見通せない不穏な空気が渦巻く現在のパートと、過去の潜入活動のパートがうまく織り交ぜられ、全く先を読めないままそれらが終盤に収束していく見事なサスペンス作品。さすが創元推理文庫。 #読書好きな人と繋がりたい #読了 #読書の秋 #ミステリの秋

    9
    投稿日: 2024.09.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読もうかなって思ったらあらすじは見ずに読んだ方がいいと思う。 ほとんどネタバレされて美味しいとこ残り少なかったのが残念

    36
    投稿日: 2024.09.20
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    身分を偽って潜入調査をしていた女性スパイの前に、自分の本名を名乗る女性が現れる…というサスペンス小説。 潜入調査を命じるボスは誰なのか、潜入調査の目的はそもそも何なのか、ということを調査の傍らで探っていくうちに窮地に陥ってしまい…というストーリーで、スパイものだが派手な銃撃・格闘・カーチェイスシーンがあるタイプの話ではなく、良い意味で地味で安心して読める。

    5
    投稿日: 2024.09.18
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    今まで海外文学を読みにくいと思って避けてきたけど、アガサクリスティーを読んで面白い!と思って何か他にもないかなーっと探してて出会った本作。 今まで読んできたミステリーとかスリラー作品とは一味違う!どんでん返しに次ぐどんでん返しで、騙された! 主人公には幸せになってほしいと心から願った

    2
    投稿日: 2024.09.15