いかにもな伏線→回収の短編が5つ 特に「#拡散希望」の設定は長編でも読んでみたいなと思った 短編は世界観に没入する前に終わっちゃうのが寂しい

オンライン飲み会やYouTuberに憧れる小学生など、様々なシチュエーションで起きる短編ミステリ集。 絶対にあり得ないとは言い切れない、絶妙な世界観がいいですね。 個人的には家庭教師の話がお気に入りです。 でもこれどうやって映画化したんだろ？

結城さんが、同じ出身地、同い年なことにも勝手に驚いたのですが……！笑 惨者面談と＃拡散希望が特におもしろかったです！ 読みながらわぁ！とかうわぁ！って声が思わずもれてしまいました～！

殺人事件の短編集。 殺人の動機に全く共感が出来ないサイコパス性を感じつつも、随所に散りばめられた伏線回収は没入感があり、あっという間に完読。 共感性がなさすぎて、終盤までストーリーがどこに向かっているか見当もつかないのも面白みの一つ。 読み物としてよく出来てるなという面白さはあるものの、どの時間の動機も人の命が軽んじられているように感じてしまい、個人的には好きにはなれなかった。

家庭教師が訪れた家の住人達は変だった。 手袋を外さない母親(？)なぜか110という数字しか書かない子ども。トイレが使えない。三者面談をもじって惨者面談…５編の中でこれが1番よかった。

殺人事件の短編集。どの話も、加害者にも被害者にも共感するところが無い点は面白いのかもしれない。が、あまり展開が好みではなかった。

良くも悪くも伏線がわかり易い。 最初の家庭教師のやつで、成程こういう感じかじゃあ最初から行動や物事を注意して読み進めれば最後に答え合わせ出来るなと読んでみたら全部同じ感じだった。 詰め込み過ぎとも取れるし、良く考えてるともとれる。そんな現代ミステリ短編でした。

途中に伏線を散りばめ、最後に回収して、スッキリとする流れでした。短編の集まりということもあり、まさかと驚くようなどんでん返しはなく、それを求めていると少し物足りない気もする。文量としては読みやすいので好みによって評価は変わるかなと思います。

うーむ、「あなたはこの違和感を見破れるか」とあるのだけれど、ミステリーで違和感を覚える部分はだいたいトリックなので、見破るというか「やっぱそれだよな。」となるのである。違和感を覚えさせちゃったらアカンのである。

惨者面談は面白かったです。 それ以降のお話も面白かったですが、読み進めるにつれて伏線の傾向が掴めてきて、予想通りの結末でした。 伏線回収する際の登場人物の少し癖のあるセリフに、感情移入できず、冷めてしまうことがありました。映画で見た方が面白そうな印象を受けました。

とても読みやすい短編集。（自称）ミステリー好きとしては一部展開が読めてしまう部分もあったが、全体的な満足度は高い。全短編集が最後に繋がって来る展開があるとより良かったかなと。

最後の話はトゥルーマン・ショーから着想を得たのでしょうか。全体的にツッコミどころ満載…。 本を読み慣れてる人には物足りないかも。

映画化されるということで話題になり、映画を観る前に読みました。 現代社会の話題盛りだくさんでとても面白かったです。 ひとつひとつ短編になっているので読みやすかったです。

日常のちょっとした謎解きミステリーは読むけど、レベルアップしたいな、という時に丁度いい一冊ではないでしょうか。 表題をわかりやすく言い換えるとしたら 「ヒントをばらまくので、推理してみて下さい。 真相は最後にお話しします」 といったところ。 今どきの話の短編集。 程よくドキドキ。 程よくビックリ。 それぞれのタイトルが絶妙でした。 見た目は好みじゃないと思ったのですが、意外にも楽しめました。（ダブルで失礼ですが） 長編やシリーズ化してるとなかなか手を出しにくいので、こういうミステリーがあるといいですね。

短編集。 どの話も「ちょっとした違和感」がじわじわ広がり、 最後にゾクっとさせられる構成。 ◆ 惨者面談 中学受験を控える親子へ、 家庭教師の営業バイトをしている片桐。 今日もアポイント先の親子のもとを訪れるが、 この親子にはどこか違和感が･･･。 ◆ ヤリモク 妻子持ちの男性が出会い系サイトで 知り合った女性をお持ち帰りしようとする。 食事も雰囲気も順調で、 このまま上手くいきそうだが、やはり違和感が･･･。 ◆ パンドラ テレビから流れたのは、15年前に起きた 「連続幼女誘拐●人事件」の新証拠が見つかり、 裁判がやり直しになるかもしれないというニュース。 そして数時間後、「母から事情を聞きました」という 一通のメールが届き･･･。 ◆ 三角奸計 学生時代からのイツメン3人でリモート飲み会中、 宇治原から「今からあいつを●しに行く」と 個人チャットが届く。 どうやら婚約者が浮気しており、 その相手はもう1人のイツメン・茂木らしい。 リモート飲み会の裏で、 個人チャットのやりとりが緊迫していく･･･。 ◆ ＃拡散希望 幼くして島へ移住し、そこでの生活が全てだった 渡辺珠穆朗瑪（わたなべちょもらんま）。 ライブ配信で、ある●人事件の真相を 暴こうとする場面から物語は始まる。 初めて読んだ結城真一郎。 どの話もテンポがよく、 最後に必ず意外性が待っていて楽しめた。 中でも一番好きだったのは ラストの 「#拡散希望」。 衝撃と余韻が強く残った。

映画から知った小説なので、映画との相違点を楽しむことができた。ミステリー小説としても短編で読みやすく、現代的なテーマを元にどれもが意外な”真相”を迎えてワクワクした。

映画を先に見たが、違う物語もあって、それぞれが短編集になっていた。読み進めると、思わぬ真相が明らかになり、面白かった。

短いながらにまとまってて、そういうことね〜！と楽しめながら読めた。推理小説というよりはクイズとかパズルに近い感じの印象かな？長い重苦しい本に疲れたなってときはいいかも。

まだミステリーあまり読んだことない方などにオススメ。 既に結構ミステリー読んでるような方だと割とトリックがわかってしまうような気がした。 個人的にはリモート飲み会のやつがいちばん面白かった。

元々映画化前から話題になっていた本書。 そのときは読む時間がなくて読めなかった…！ 映画で有名になって今は漫画も文庫もあり、読みたくなったので読んでみました。 ５つの短編で構成されており、どれもイマドキのパパ活やリモート飲み会、YouTuberなどをモチーフにした内容になっています。 読書が苦手な人でも１つの話を30分くらいで読めると思います。ミステリーを読まない人でも、もしかしたら結末がよめるかもくらい分かりやすい話もありました。個人的には1回読めば理解できるので読みやすくて好きでした。 この著者の別の作品も読んでみたくなりました。 映画も本当は映画館で観たかったなあ。 まだ観れてないですが…。

単行本が発売されてから話題の本であったので気にはなり、映画化もされ、もっと気にはなり、それでもあとで読めばいいかなと思い、つい最近購入して読んだが、あっという間に読み終えてしまった。 短編集で読みやすいことはあるが、若い世代が想像しやすいテーマかつ次の展開が気になってしょうがないと思わせる書きぶりのため、一度本を開き、読みだすと、最後まで読まないと気がすまない。 どの物語も面白くなるほどなと思わせるトリックであった。本の内容と映画の内容は、違うとのことなので、次は映画を観てみようと思う。

タイトルがキャッチーで上手。故に期待して読んだけど、各話、最初の数ページで早々に展開が予想できて微妙だった。特に「#拡散希望」は、出だしの４行でトゥルーマン・ショーの展開だ！とわかった。。

映像化されるとの帯を見て購入しました。各章とも最初の伏線がどんどんつながっていく構成がとても読んでいて気持ちよかったです。また今の時代にあったThemaだなと思いました。

映画を観て本購入。 映画と本多少違う所もありつつ、映画には無い作品もありつつ…。 ひしひしと忍び寄るようなミステリー感。 面白かった。 五篇だからこそ、読みやすかったし、日常にもありそうなものだからこそ想像できるシーンが多く、とても良い作品でした。

殺人事件にまつわるちょっとした謎解き短編が五篇。トリックというよりミスをめざとく見つけて暴くと言ったクイズ感のある話だった。どれも面白く読めたし、話の良し悪しにあんまり関係ないけど、どいつもこいつも殺人に至るトリガーが軽すぎだろと思った。

映画を見て購入。 映画そのままかと思いきや、こちらは短編だった。 なので映画に関わらず楽しめる。 内容は色々な事件の真相を語っていくもの。 真相を見てそこに至るまでの違和感に気付いたときにはゾワゾワした。 長編苦手でも読みやすくてオススメ。

面白かった。 拡散希望はひどいわ。かわいそすぎる。 ヤリモクも三角かんけいも容赦ないし、最後は…？ 映画は観ていないけど、子供が観ているので、 これから原作と映画の違いを親子で語り合おう。

すごく読みやすくて、サラッとしたタッチで描かれたミステリーのようで、すごく速く読めた。 こういう主人公による語りで進む感じ、すごく好きだなぁ。引き込まれる語り口で、どんどん読み進めてしまって、あっという間に読み終えてしまった。 全然違うはずなのに、なんとなく星新一を感じるような気配は、いったい何なんだろう…

分量的にも内容的にもかなり読みやすく１日で読了！ 前情報を知らずに読んでいたので、こんなばらばらな話が最後に繋がるのか？と思っていたら短編小説集だった（笑） 分かりやすいトリックや、現実離れした設定などもあったように思うが、とても面白かった！

そわそわ、ぞくぞく。予想していたものとは全く違う真相が待っていて、読んでいてとてもわくわくしました。この小説は今年、映画化しましたが、映画とはまた違ったぞくぞくを体験することができました!!続々と同時に、様々なことを考えさせられる内容で、読んで本当に良かったです。

短編集 パパ活、YouTuberなどまさに現代がモチーフにされている 先に漫画を読んでたからか、サクサクと読めた 全部最後にどんでん返しがある リモート飲みなどは、もうちょっと時代がすぎてしまったかも

短編5話。1話目を読み終わったとき、ああ、このパターンなのねと分かり、あとは次はどんなオチかなぁと考えながら楽しく読んだ。軽い文章なので、短時間でサッと読み終わる。何も考えずに軽く楽しみたいときにおすすめ。

日本の〈いま〉×ミステリー！！ 5つの短編で読みやすいのに、全部の内容がちゃんと濃かった 個人的には3つ目の「パンドラ」の話が1番好きやった

ミステリー短編集ですごく読みやすい。おそらく小学生でも楽しく読める作品。である一方で、結末は読み始めてすぐに想像がつく。そういう意味では物足りなさを感じるかも？

伏線の貼り方が丁寧すぎてどうしてもオチが読めてしまう。 そりゃそうにしかならないだろうという展開で、予想を裏切ってくれることは特に無かった。 YouTuberのやつは除いて、大体がどこかで見たことのあるような話でそれも残念だった。 文章が読みやすいのは好印象で、全体的にサクサク読めた。 久しぶりに本を読む人や、短時間でパッと読みたい本を探している人にオススメ。

タイトルに惹かれて購入。 読んでいる途中でラストが予想できてしまい、特に驚きもなく予想通りの終わりになるので少し残念。

これ、どうやって映像化したんだろう。と、読了後に気になって映画のHPを見たら人物相関図が出ていたのでなんとなーく映像構成を把握。 三角奸計が一番面白かったので、推しのメインストーリーになってて良かった。そしてもう1人の推しはやはり悪人役でしたね。 短編だしそれぞれの話が軽いのでサクッと読めました。

これはミステリーの短編集かな。各話、題名通り真相が知りたくて、どんどん読み進めたくなる。結城さん作品は初めて読みましたけど、新しい切り口で新鮮でひとひねり、ふたひねりあって面白かった。

映画化するってことで読み返してみた。 いくつかの短編が入ってる感じで、終盤蓋を開けたらハッとする内容ばかりでリアルな感じがした。 個人的には、惨者面談とヤリモクが好み。

惨者面談、三角奸計が面白かった。ん？が、そうだったのか？とスッと繋がると気持ちいい。 現代ならではの設定が面白く、普段あまり読書をしない人にも勧めたくなる本でした。

そっちだったかー！！という裏切りが爽快！！設定も現代的で隣町で起こっている話のようで現実感あって◎短編集なので後半は展開に慣れも来ちゃう？

2時間くらいあれば読める読みやすさ。 全てどんでん返しミステリの短編集。 ただ読んでいると予想がついてしまうオチも何作かありました。 ヒントが何個も散りばめられているので、分かりやすい展開ではあると思います。 個人的には1番最初の家庭教師のお話が面白かったかな。 家庭教師の営業に来ただけなのに…この家族なんか変だぞ？というお話でしたが、内容が分かった時のスッキリ感もあり良かったです。

あっという間に読み終えた。惨者面談は面白かったけれど、子供の存在すらっていうのは無理があるかなあ。読後感がよくなかった。人の死が軽い。

1日あれば余裕で読める。 短編集で読みやすいし、どんでん返しというか、少し驚く結末があるから面白く読める。

てっきり全部の話が繋がってるのかと思ってたんだが短編集だったのね！！ 終盤にそれに気付いたけども読みやすいミステリーでちょこちょこ読めた！

映画になってて、期待値が高かっただけに、オチが少し弱いなぁという感じはした。そもそも、短編集だと思わなかった。

2025.06.audible どの話もちょっとボタンかけ間違えちゃった的な話だけど、こわいね。 amazon本の紹介 島育ちの仲良し小学生四人組。あの日「ゆーちゅーばー」になることを夢見た僕らの末路は……(「#拡散希望」)。マッチングアプリでパパ活。リモート飲み会と三角関係。中学受験と家庭教師。精子提供と殺人鬼。日常に潜む「何かがおかしい」。その違和感にあなたは気づくことができるか。新時代のミステリの旗手による、どんでん返しの五連撃。日本推理作家協会賞受賞作を含む、傑作短編集。

2025/5/22読了 短編集なので半日で読了。「惨者面談」と「♯拡散希望」が好き。淡々とした文体で読みやすかった。どれもよくある日常で、どれもあり得る事件なのでぞわぞわ。 「なんでそうなる？まあいいか。関係ないし」で済ませるのが怖くなった。映画も観たいな

広告とかで見たのかいくつか結末知ってた。 現代的な問題とかを取り込んだ、最後に「あー…」ってなる作品集だった。 最後の話はここまででなくてもありそうだなって思った。 今でも結構SNSとかで子供の顔出し問題とか故意に子供を泣かせて視聴率集める動画とかあるし。デジタルタトゥーは消えないから、良識のある判断をしてほしい。

これ映画ではどう描かれているんだろ。なんとなく一つ一つの話があっさりとしてる感じ。(短編を読むのが久々だからそう感じただけかも？ ただ最後の「#拡散希望」の真相、なぜ子供たちにスマホを禁止しているのかがじわじわと明らかになる過程は、妙にリアルさがあって怖かったな。

伏線があちらこちらに張られていて、真相がわかったとき何度も前を読み返しては照らし合わせて答え合わせをしながら読んだ。 映画は観に行けなかったけど、この話が予告でやっていた映像にどう繋がるのか、いつか観てみたい。

読みやすくてすぐに読み終わった。 すごく怖い物語かと思って読むのをドキドキしたが、怖がりでもスラスラと読めた。 映画化ということで、原作だと繋がりもなく、オムニバス的なかんじだか、映画ではどうなってくのか気になった。

さらっと読め、若めの文体かつ王道の流れなのでミステリ入門によいと思う。 短編で落とすところまで持っていくからか、登場人物皆、少々短慮なサイコ感があり面白い。

映画になったのと、ミセスが好きなので読んでみた。 説明も読まず読み始めたので、短編集とは思わなかった。どれもドロドロとしつつ、感じる気味悪さの真相が明かされる時はスカッとはするものの、真相が明かされたことによる読後感の悪さ… しかし作者の作品を一つも読んだことがないので、最初の惨者面談は面食らった。パンドラもなかなか薄気味悪さがあった。どれも現代ならではのミステリと真相の明かし方だなと思った。

事前に短編集という情報を知らず読みましたが、1つ1つがちょうど良いボリュームで世界観に引き込まれるので、読みやすく面白かったです。 一方でどこかで聞いたことあるような内容で、新鮮さは感じられないこともありました。

長編だと思ったら短編集だったが、スキマ時間に読むのにちょうどよかった。推理好きの人なら途中で真相がわかるよねって思いながら読み進めたら、全く別の真相が出てきた。うーん、そうきたか・・・。 どの話も今の時代を反映しているし、実際に起こりそうな事件ばかりだ。中には大人びた子どもも描かれているが、情報過多の令和はこんなものかも知れない。これが現実。

１話目(惨者面談)は面白い　伏線がちゃんと仕込まれていたと感じる。ちゃんと初読では伏線に気付きにくいようになっている。 ただし回収がかなり説明的ではある。 ２話目(ヤリモク)は結末がわかりやすい　好きではなかった ３話目　わかりにくいが、まあわかる　何が起こったのか、スッパリわかってどんでん返されたい人には不向き 別に好きではない 4話目　無理やりがすぎる　やりたいことを一つの話でやろうとしすぎたのか？　好きではない

短編でどんでん返しって難しいなあと思った。 文章は軽くて読みやすいし、伏線が分かりやすい。 サクサク楽しく読めるけど、短編だからあまり詳細まで作り込まれていなくて物足りなさも感じる。

短編が5本だが、冒頭の「惨者面談」の題名に違和感を感じ、読み始めてむずがゆい感じがし始め、後半で真相が披露される段でそれまでの妙な感触が一掃された．筆者の力量に驚嘆した．村上氏の解説も非常に的確で全体的に素晴らしい文庫だと感じた．「ヤリモク」でのピアス、「バンドラ」でのもう一人の娘・翔子、「三角奸計」での宇治原の策略、「拡散希望」での凜子の死亡時間の改竄．どれもあっと言わせるものばかりだ．非常に楽しめた．

いわゆるどんでん返し系ミステリーの短編集。全5編からなる短編集だけど、個人的に1番面白かったのは「惨者面談」かなー。映画化もされてめちゃくちゃ話題だったけど、そこまでのめり込むというとこまではいかなかった。

読みやすくて一気に読了 短編集のような構成。 映画になったから気になって読んでみたけど、逆にこれをどうやって映画化したのか気になって映画も見たくなった。 ちゃんと後から読み返せばここで匂わせてたんだ！という小ネタが違和感なく散りばめられていて面白い。 25/6/25

「短編嫌いは食わず嫌い」と思うほど、楽しく読めた短編でした。どの話も想像できない展開で夢中になって読めました。 40年前、母の影響で読み始めた「西村京太郎ミステリー」も短編は面白くないと読まなかった私ですが、この本を機に短編も読んでみようと思える作品でした。

全5篇の短編集。 映画を見る前に読了。 短編集ということもあり、サクッと読めました。現代だからこその問題を話題にしている感じで、本当に怖いのはやっぱり人間なんだなと感じました。

短編集 1話は意外性があり、良かった 2話は王道 3話は？となるけど考察すると面白そう 4.5話はサイコパス 真相はわかりました で、どうなったまで知りたかった 1.2話のような展開の話がもっと読みたかった なんだかモヤモヤ

とにかく読みやすい！ どの話もサクッと読めるのに、最後の一文で「うわ…そう来たか…」ってなる。 人間の怖さとか、善意の裏側みたいなものがじわっと効いてくる短編集。 いま映画化でもやってるから、どの話がどうつながるのか気になる〜！

読了後に映画鑑賞しました。 短編作品の原作が映画では上手にダイジェストされた感じでした。 今からの方はどちらが先にって事はないですが、読書好きな方は是非本から先に読んでみて下さい！

一遍がチョコレート一欠片分の美味しさ。 いやはや30分で人を楽しませられる天才に出会ってしまった。 読んでみた体感はショートショートに近い。短い内容で結末がついて、また次のストーリーっていう感じ。 ただ星新一さんとかと比べると無駄がない。 理論上、伏線が全て回収されてコンパクトにまとめられててスッキリしてる。 #真相をお話しますっていうタイトル通り「種明かし」じゃなくてまさに「真相」で締めくくられる。 それがマジックの種明かしの爽快感じゃなくて、真に迫った迫力があって読了感が特別になってる。 流石に「んなわけあるかい」ってなるところはあるけどフィクションなのでそれは禁句っす。

先に映画を観て、原作も気になったので読みました。 サスペンス風で世間に問いかける終わり方です。 現代の倫理観と道徳観とは？？

「現代」をテーマにした短編集。日常の中に潜む違和感を描き、ラストに一気に覆すどんでん返し。全ての話で結末が予想できなかった。

映画がとても面白くて購入。映画とは少し設定が違ったりしたけどこぅちは完全なひとつひとつの短編集です。 なんかひとつひとつの話がとても読み応えがあってどんでん返しが沢山あって面白い！事件の｢真相｣がわかった時とてもびっくりして目玉が飛び出ちゃいそうになります！特に好きなのはやっぱりYouTuberの話！この本を読んでから本の表紙を見ると捉え方が大きく変わっちゃう!? 映画を見ていてもそうでなくてもよんでみてください！

Audibleにて読了。５つの短編に分かれており、家庭教師、マッチングアプリ、精子提供、リモート飲み会、YouTuberといった現代的な話題の中で、日常に散らばる違和感が少しずつ積み重なっていき最後にひっくり返る。全体的にゾッとする気持ち悪さがある。展開が読めてしまう部分はあったが、二重のどんでん返しが用意されているところが面白かったし、1人視点の語り口調で進む話のテンポが良くて読みやすかった。

映画公開中ですが、 まさかの短編集でした( ˘-˘ ) 全部イヤミスで 思いの外とても好みだった(*´°`*) 最初のお話すごい面白かった(*´°`*) 短編のドンデン返しってすごく 作り込んでないとできないよなって思う！ 他の作品もまた読みたい ·͜·♡

今やミステリーもこんな形になったのか…。 と驚くべき作品です。 現代的、戦略的です。最先端の文明の利器、或いは世相を色濃く反映させた短編の秀作です。 プロットの巧みさに驚かされると共に、スマホ、YouTube、リモートワークとここ10年のうちに目まぐるしく変化してしまった世の中の仕組みを熟知し、昇華して物語を紡ぐ筆力に脱帽と共に、復習しないと追いつけない自分の情弱者かげんを思い知ります。 わたしの好みのほのぼの系とは対極にありますが、ミステリーとしてはよみごたえありです。

初めてのミステリ。 短編集でテンポよく進み、読みやすかった！ だけど満足感もあり、展開も予想外のものが多かった！ 全体的に買って良かったなという本！

著者初読。子供が読みたいとの事で買いましたが、ちょっとまだ早かったかな？というのが正直なところ。実際子供に感想を聞いても「ちょっとよく分からなかった」との事。５つの短編からなる本作。後からなるほど！と思う伏線ばかりでしたが、ほとんど気が付けなかったw映画にもなる様で話題性はあるんだと思いますが、私個人的には長編の深みのある物語が好き。でも話のネタとしては良かったのかな？最初の「惨者面談」が1番面白かった。

Kindleアンリミ対象だったので読んでみました。サラサラサラ〜っと読めて、お、そうきたかとなるほど面白い。 短編集ですが、各話斜め上の「真相」でおおっとなりました。脳みそ程よくびっくり納得する感じ。 軽く楽しみたい時にいい感じの本です。

映画化されたので、興味本位で読んでみた。 短編集かつボリュームも多くないのでサクッと読了。 最後に全てがつながったらもっと面白くなると思う。

短編集 特に最後の拡散希望が面白かった。 現代ネット社会の闇が短くも濃厚に描かれていて、ゾワっとなる。 序盤でネタバレしちゃうお話もあったけど、臨場感あるお話が多く、楽しめます。

＃真相をお話しします/結城真一郎 読了　2025.02.11 コミカライズ化されており、漫画一巻を持っていた。小説を読むようになり、原作も見てみようと思い購入。 漫画一巻は小説二話+漫画版描き下ろしのお話。原作小説は五話。知ってる話も、知らない話も楽しみだ。 まぁ漫画のときから分かっていたかもしれないが、読んだあとで胸に響いた～みたいなものは特に無く、ミステリとは言えどんな感じでどんな規模のどんでん返しか多少は予想がつくし、短編なので思い入れの深さの分の衝撃みたいなものも無い。 島のやつは親がひどすぎて声出た。精子提供のやつは胸糞悪いな。面白かったけど、今後も読み返したいって感じではなかった。 漫画の方がテンポ感や魅せ方が好きだった。漫画の2巻3巻買おうか悩み中。 映画はまた違った話で、面白いのかなぁ…？と様子見中。

どの話もめちゃくちゃ読みやすくてあっという間に読了。シンプルながらもしっかりどんでん返しを味わえます。

▼配架・貸出状況 https://opac.nittai.ac.jp/carinopaclink.htm?OAL=SB00558471

面白かった！どんでん返しの短編集で、どの話も伏線回収が秀逸でラストは騙される快感が味わえて、読んでいてとても楽しかった！3編目の「パンドラ」の終わり方は個人的にはハマらなかったが面白かった！

題名に惹かれて読んでしまいました。 前提が「真相をお話しします」なので、物語の入りが穏やかでも「きっと何かあるんだろう」何だろ？と読めて面白い。色々なヒントが散りばめられてアレコレ推理や想像するが、それを超えてくる真相が面白かったです（私の想像力が乏しいだけかもしれませんが）。 個人的に好きだった物語は「ヤリモク」と「拡散希望」でした。子どもがいる私からしたら想像しやすかったのですが、、、この真相の想像は全く出来ず、ゾッとしました。短編集なので、サクッと読めてオススメです。

5つの短編ストーリーですが、どれもサクサク読めました。真相をお話ししますというタイトルをどれも回収しており、伏線ばっちりでした。映画も見てみたいです。

綺麗な文体で、贅肉のない筋肉質な文章。 ストーリーも伏線を全て回収する、真面目さがあり、読後感はスッキリする。 とても、几帳面な作家だなと思う。 ５つの短編、どれも秀逸で、他の作品も読みたくなる。