
総合評価
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powered by ブクログ歴史の浪漫を感じる、久々に読んでいてわくわくする物語でした。 草薙剣が発見されていないことは歴史的事実ですが、事実とどのように折り合いをつけるのだろうと思いながら読み進めました。 読了後、物語を振り返ると、ところどころ出てくる奈岐の神託は、「結局、ちょっとずれてる?」など細かい粗は感じるのですが、それを補うに十分なラストシーンでした。 私は、登場人物それぞれに「剣」とは何かという意味を見出す結末であると受け取り、これはこれできれいにまとまっていて、大変さわやかな読後感でした。
0投稿日: 2025.06.22
powered by ブクログ誰の心にも、ましてや為政者には心に抱いていて欲しい剣。そんな心持ちが真っ直ぐと感じられた良作。 平家の落人と帝の薄幸の物語は興味深かった。争いではなく生き延びること争わないことを選んだ彼等の生き方が胸にしみる。
0投稿日: 2025.01.17
powered by ブクログ源平の最終決戦・壇ノ浦の合戦で敗れた平家は、二位尼が8歳の安徳天皇とともに入水。その時、三種の神器のうち「草薙剣」(くさなぎのつるぎ)が、海の底に沈んだという。 主人公の小楯有綱が、神剣を探す旅に出る物語。一緒に旅を進めるのは、刀工の伊織と不思議な力を持つ巫女?の奈岐。 仕事もプライベートも忙しい時期に読んだからか、あまり集中できず、大局がつかめず残念。最初に人物整理をすればよかったのか? 安徳天皇が今日を離れた時に4歳で即位した後鳥羽天皇、三種の神器が無いままの即位は、本人のコンプレックスになったという。この時期、一時的に二人の天皇が存在していた。後鳥羽天皇は上皇となった後、鎌倉幕府から隠岐島(島根県)へ流される。この道中で、伊賀局・亀菊から刀を託され、いつか時が来たら行動を起こせと命ぜられたのが有綱。
7投稿日: 2024.12.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
源平合戦から承久の乱の後の西国という、なかなか尖ったシチュエーション。 安徳帝の伝説をきれいにハマらせている。 話の流れが難しいような気がしたが、読む時に私が酔っ払っていたからだろう
0投稿日: 2024.08.25
powered by ブクログ図書館本。 念願のセリアの三種の神器をたまたま手に入れたタイミングで目に触れた本書、想定以上に面白く惹き込まれました。偽りの兄弟三人の友情と信頼がとても清々しく好ましく、神剣に纏わる崇高なテーマにとても合致して、心地よい読後感になりました。登場人物が章ごとに語り手となるスタイルはこの頃流行りなのかなとも思いますが、これまたいい感じでした。掘出しもので満足度大です。 2024-033
0投稿日: 2024.07.09
powered by ブクログ読み始めに天叢雲剣や八咫剣等さらには天照大神や瓊瓊杵尊また大和武尊等々懐かしい登場人物や剣の名前が出て来て物語がスタートする。話しは進んで壇ノ浦、一ノ谷など源平の合戦となりあの弓の名手の那須与一まで、登場する。夢中になって読んでしまった。エピローグでは歌う如き文章力に圧倒され大冊ではあったが負担感無く読了だった!
0投稿日: 2024.07.01
powered by ブクログ壇ノ浦で沈んだとされる、三種の神器のうちの「草薙剣」を探し求めて、上皇の武士有綱、刀匠伊織、不思議な力を持つ少女の3人が四国を旅してゆく。広島に住む私にとって音戸や宮島を作った清盛や平家は近しい存在なので興味深かった。少女に折々に憑依する過去の霊の場面が幻想的で、琵琶法師の一場面の様だった。
9投稿日: 2024.05.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初読。図書館。安徳帝とともに壇ノ浦に消えたはずの剣のありかを追い求める3人組の旅に、ワクワクしながらついて行った気分。平家の没落を語りながら、その中の誰かは密かに生き延びているのでは、と考えるのは敗者への思い入れなのか。隠れ住む平家の落人たちを支えた帝の存在が、人の上に立つ人物はどうあるべきかということを考えさせてくれた。
1投稿日: 2024.05.21
