
総合評価
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powered by ブクログ涙腺崩壊は必至。 主に高校野球時代の物語ではあるが、母親目線で描かれており、親の子に対する想い、葛藤が明瞭に描かれている。 試合のリアリティ溢れる情景には、緊張感が伝わりまるで親として子の試合を観戦している錯覚に陥る。 感銘を受けた点としては、挫折しても腐らずめげずにコツコツと努力を積み重ねてきたこうたろうが....というところや、そしてこうたろうの母親であるななこが、懸命にこうたろうを支えてきた過程に深く感銘を受けた。両者に賛辞を贈りたい。
6投稿日: 2026.03.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
学生の頃、それなりの強豪校でチームスポーツの部活をやっていた。競技は違えど子ども同士の関係性だったりは経験済みだったけど、親の観点から追体験できたのはよかった。ベンチに入るかどうか、レギュラーかどうか、親同士の関係性は複雑だと思った。 幸太郎との関係、父母会、葛藤しつつも気がついたら前を向いているおかんの強さ。1人では立ち向かえないことでも周囲の存在が、奮い立たせてくれる素晴らしさを感じた。読みやすく、1日で読たが、骨格がしっかりしている物語だった。
0投稿日: 2026.03.23
powered by ブクログ球児の母が主役という新しい視点の物語です。 実家にいる親に想いを馳せたり、学生時代の自分を重ね合わせたりと、読む人によって様々な楽しみ方ができると思います。 読み終えて残ったのは、「大人目線で見た親の姿」という印象でした。子どもの頃には見えなかった、親としての葛藤や覚悟を追体験させてくれます。 「学生時代に出会いたかった」と思える、温かくて鋭い作品です。
0投稿日: 2026.03.22
powered by ブクログ自分自身が強豪でもない文化部ばかりでしたので、全く知らない世界でした。 体育会系強豪校ってこんな感じなのかなと、読んでいて途中で胃がキリキリしました。
0投稿日: 2026.03.22
powered by ブクログ個人的に大好きな『バカ店長…』シリーズの早見さんの作品、ようやく図書館でゲット♪ 本気で打ち込めるものに出会った息子と、本気で応援する覚悟を決めた母親。 菜々子と航太郎の変化する距離感の描き方が絶妙でした✨ 道中、父母会やら心得やら監督やらにモヤモヤしささりましたが、最後の夏が描かれ始めたあたりからは目が潤みっぱなしに… 頭の端っこに置いたまま読み進めていた書き出しのシチュエーションが、終盤見事に覆されてしまうステキなエンディングでした✨ 誰かが頑張っているとき、ちょうどいい距離感で応援できる人間になりたいな…って思わさった一冊✨
32投稿日: 2026.03.21
powered by ブクログタイトルや表紙から、高校野球に関わる内容なのかなと想像した。選手はもちろん、親にとっても特別な体験なのだろうな。冒頭から特別なシーンが続く。母親の秋山菜々子が息子の航太郎の出場シーンを見入る。その思いを想像する。高校3年生の甲子園球場。高校最後の大会であり、しかも甲子園。特別な場面であることが感情移入させる。次第にわかってくるこの登場場面。それは、延長に突入していて、ピンチの場面でのベンチからの伝令だった。つまり、航太郎はベンチにいたのだった。甲子園初出場という言葉が、特別な意味をもつ。航太郎、そして菜々子にはどんな気持ちが膨らんでいるのだろう。私には、なかなか想像がつかない。嬉しい気持ちもあるだろうけれど、選手として出場したかったという思いも大きいだろうな。 回想シーンでは、高校進学への選択を迫られている秋山親子。航太郎は中学時代に全国制覇し、高校の方から誘いがある選手だった。航太郎には夢があった。その夢を追いかける姿が尊いと感じる。その一方で、自身の体のことと経済的なことが、高校選択を悩ませている。本当に難しい選択だな。しかも、当時中学生の航太郎と母親にとって。菜々子が望む高校選択への思いは、どこまでも航太郎が望んでいるところへいってほしいということ。どちらの思いも伝わってくるだけに、何が最良なのかなと読みながら考える。結局は、本人が選ぶこと、それがどの道を選ぶにも大切な気がするな。揺れる母心は想像できるけれど。結局、当初進学を願っていた高校ではない高校を選択する航太郎。しかし、その選択を判断する姿には頼もしさを感じた。また、その選択を受け止める菜々子にも覚悟が感じられる。私にとって身近ではない野球という分野で人生を賭ける思いには計り知れないものがある。それを、高校生の段階から判断していくということにも。 進学先が決まってからの数日の様子は、とても慌ただしく、それが家族の別離という切なさも膨らませる。進学先は全寮制だったから。すごかったのは菜々子のさらなる決断。それは航太郎の進学先の高校があるところに自分も転居し、仕事場も変えたところ。この行動力には驚いた。それだけ、亡き夫の思いも抱えて、我が子航太郎の人生に寄り添おうとしていることなのだろう。それは、航太郎にも真っ直ぐに伝わっていく。母子の強いつながりや純粋な愛情を感じる。入学後の航太郎の状況は伝わってこなかった。順調にきているかのようだったが、雲行きが怪しくなってくる。航太郎の身体に異変が起こっている。それは、胸が締め付けられるような感覚になる。当人にとって、母である菜々子にとって、過酷な状況が伝わってくる。一挙に緊張感が増す。 そのような中、同学年の部員の母親である香澄との距離が近くなっていく。心を許せる存在へと2人の関係は深まっていく。知り合いのいない土地での不安を和らげる大きな存在になっていく。どれだけ心強いだろう。ましてや、野球部の父母会の独特の関係や監督への過剰な便宜は、そんなこともあるのだなと知らなかった世界をのぞいているような不思議な感じがした。 航太郎は結局、肘の手術をすることになる。まだ、1年生ではあるが、大きな決断だなと思う。それでも、前向きな航太郎の芯の強さは、母である菜々子の心までも強くしていく感じがする。菜々子が航太郎を必死に支え、生活しているからこそ、航太郎が強くなっている。親子の意志がつながっていて温かくも感じていた。 年末年始の場面。航太郎たち部員が家に帰ることができる大切な時間が訪れる。大晦日に話す親子の会話。菜々子の質問に丁寧に答える航太郎。航太郎が「野球をやめたい」と菜々子に電話してきたときの心情が描かれている。航太郎の悩み、葛藤が詳になる。胸にグッとくる。その話を全身で受け止める菜々子の温かさや強さも感じる。この2人の絆と航太郎の亡き父との思い出が航太郎を強くしている。家族の温もりを感じて私の心もほっこりする。苦難に立ち向かう時、そばにいる人や見守ってくれている人がいるという気持ちが、前を向くエネルギーになるのだろうな。 航太郎の同級生である香澄の子、陽人と他の2人を連れて航太郎が家に戻ってきた。ご馳走を振る舞う菜々子。そこで4人が会話する中に、菜々子にとって衝撃の内容が明らかになる。高校2年生ではあるものの、菜々子にとっては航太郎について知らない状況がわかり、私もドキドキしてくる。それでも、高校球児の純粋に親を思う気持ちや野球に対する情熱、同級生の繋がりの強さを感じる中で、笑いに包まれていく。菜々子の心中は穏やかではないだろうけれど。そして、皆が帰り、航太郎と2人になり、気にしていることを尋ねる菜々子。航太郎がピッチャーではなく、内野手としてレギュラーを目指すこととその理由を打ち明ける。航太郎なりの考えと甲子園にかける情熱が、菜々子にも、読んでいる私にも響く。自分の道を純粋に目指すことの尊さを感じる。なかなか難しいことだけど、それができるところがかっこいいとも思う。 航太郎が2年生になっての秋季大阪大会が始まる。この大会を経て近畿大会、そして春の甲子園へと続いていく。しかし、ベンチメンバーからは外れる航太郎。それでも、チームを思い、チームメートを精一杯応援する姿やユーモアを交えた声のかけ合いに、航太郎の心の成長や野球に対する情熱、チームのためという思いがひしひしと伝わってくる。一方で、陽人はメンバーに選ばれる、そして、順調に勝ち進んで大阪大会の決勝では、宿敵である山藤高校に快勝する。陽人は代打で出場し、タイムリーヒットを打つ。その活躍を自分ごとのように喜ぶ航太郎。そして我が子の活躍に胸を震わす香澄。複雑な心境で見守る菜々子。それぞれの感情が私の中でも混ざり合う。美しいとも感じるし、切ないなとも感じる。しかし、希望学園は近畿大会の一回戦で敗れる。春の甲子園の道は断たれた。 その後の役員父母会の懇親会に佐伯監督も参加する。そこで告げられたのは佐伯監督の苦悩だった。初めて明かされる高校野球の監督という仕事の難しさ。勝つことと育てること、そして部員全員とその保護者の理解や協力を得ること。大変な役割だなと改めて思う。それでも監督の意志や情熱が、関係する人たちの心を揺さぶるのだとも思う。そのような会になったことに希望を感じた。菜々子と佐伯の会話の中で明らかになる航太郎への期待と今後の展望。今は内野手に転向し、ベンチに入れない状況の航太郎。監督からは、期待の言葉が伝えられるが、航太郎の意思はどうなのだろう。菜々子の心中を想像し、不安だろうなと思う。 いよいよ甲子園につながる大阪大会が始まる。航太郎も陽人もベンチ入りメンバーに選ばれた。それぞれが菜々子と香澄に連絡する場面は、胸にグッとくるものがあった。そして、選ばれなかった3年生にとっては、高校野球の引退でもある。悲喜交々、まさに私の心の中にもいろいろな感情が入り乱れる。希望学園は順調に勝ち進み、宿敵である山藤との決勝戦を戦うことになる。そして、僅差で勝ち抜く。喜びが爆発する航太郎たち、そして菜々子たち。その場面は私もその中にいて感動を味わっているかのようだった。そして、いよいよ甲子園の舞台。航太郎はリリーフで初登板し、チームを勝利に導く。ニュースになるほどの活躍。そして、先発投手も任され、見事に完投する。結果、準決勝まで勝ち上がった。最後の甲子園は、航太郎にとっても菜々子にとっても輝く、夢を実現する場所となった。 追い求めても叶わないものもある。それでも、もがきながらも進んでいく強さには、多くの支えが必要なのかもしれないな。最後は、やり抜くといった自分の覚悟が大切なのだろうけれど。それぞれの夢に向かって、登場人物たちが進んでいく。幸せは自分が決めること。そんな生き方が前向きでいいな。初めての早見和真さんの作品から、涙が込み上げてくる感動をもらえた。私の人生を楽しみながら進んでいきたいなと思った。
206投稿日: 2026.03.21
powered by ブクログ本当は女の子のお母さんになりたかった。 全てを読み終えた後に、この一文を読むと、この一言に至るまでの葛藤がひしひしと伝わってくる。 気がつけば航ちゃんを応援する母の視点で読んでおり、涙が止まらなかった。 一冊の本を通して、成長する高校球児とその母親の姿を俯瞰して観る(読む)ことで、もう味わうことが出来ない高校野球(甲子園)の一コマを感じることができた。 グラウンドの上だけじゃない戦いにドキドキが止まらない。苦しいながらも成長していく航ちゃんを応援しながらページをめくった。 負けも挫折も、苦汁も味わったからこそ、アルプス席から観える勇姿に心が熱くなった。
3投稿日: 2026.03.20
powered by ブクログ母親から聞いていた「高校野球の母」の話と似たところがあって腑に落ちやすい物語でした。 高校まで野球を続けさせてくれたお母さんに感謝しないといけないなと改めて感じました。
3投稿日: 2026.03.20
powered by ブクログ高校野球を観ていて、この子のお母さんは今どんな気持ちなんだろうと、いつも思う。強豪校との試合を勝ち抜いて代表で出てくる選手たちはもちろん、保護者だって大変な思いをしているに違いない。 そんな私の疑問を解決してくれるような一冊だった。 綺麗事ばかりではなく、親や監督の傲慢さが描かれているところに、親近感を覚える。
4投稿日: 2026.03.20
powered by ブクログ私は泣けなかった派。 というか最初から「息子、めっちゃ気ぃ遣ってんのになんで気づかへんの?」ってそっちが気になってモヤモヤの連続で読了するのに時間かかった。 母は息子の事で一生懸命なんだけど、方向がいつもズレてる感じ。 「それ今気にするとこちゃうやろ」って何回思ったか。 看護婦の母という設定なのに、タバコやめられず息子の怪我もスルー。「オカン」と呼ばれたくないのが何よりも大事。子供目線ゼロ。息子に「お母さん、池田さんと結婚していいからね」って言われた時に、息子はもしかして父親が欲しいのかな?とか池田さんの気持ちを考えようという発想もない。一度は野球を諦めた息子なのにって、え?そこもちゃうと思うで。 怖いのは、これがフィクションっぽくないところ。 どこにもいそうで、ちょっと笑えないリアルさ。著者はよくこのタイプ観察してるな、と感心した。ドラマ化されるとヒットすると思う。 大阪の空港着いたら地元の人でも蓬莱の豚まん普通に買うで〜。もうええ加減わかりや〜。
14投稿日: 2026.03.18
powered by ブクログ仮に自分に子どもができたら屋外のスポーツはやって欲しくないし、そのなかで最もやって欲しくないのは野球だったけど、あながち悪いばっかりじゃないなって思えた 自分の子の成功失敗に一喜一憂する親の気持ちもなんとなくわかり、行き過ぎるとモンスターが生まれちゃうんだなって再認識。 これからスポーツを始める青年、そんな青年を育てる親に読んでほしいな
3投稿日: 2026.03.17
powered by ブクログ母子家庭の子供が手術などあったが甲子園で活躍する。神奈川から大阪に移り住み母親の目線から高校父兄会役員や仕事の出来事で子供と一緒に成長する母親目線の物語 2025年本屋大賞2位の作品 作品の序盤から最後までストーリーも交錯しないので読みやすく、感動したり素晴らしい作品と思います。大阪の新強豪高校をいろいろあったが選手だけでなく父兄や監督と変えながら変わりながら、最後は甲子園を、そして アルプス席で息子が伝令だったが母が叫ぶ 最後は選手として大事なマウンドで、息子が活躍 読んで良かったです
3投稿日: 2026.03.17
powered by ブクログ本屋で見かけて図書館で借りた1冊。スポーツをやってる子を持つ全親に読んでもらいたい本。小学校スポ少の親ですら共感ポイント多数。甲子園やらプロ目指してる子たちはお金も付き合いもより複雑で面倒で大変なのだろうなと思った。 航太郎がちゃんと試合に出られてよかった。ポジティブな終わり方がとてもいい読後感な一冊だった。
3投稿日: 2026.03.16
powered by ブクログ中学時代野球をやっていた息子の姿が よみがえりました。 試合中、息子の所にどうかボール飛んできませんように…と祈った事 バッターボックスに立ったときは フォアボールでもデッドボールでも何でもいいから塁に出て…と祈った事 母の気持ちは同じなんですね。
21投稿日: 2026.03.15
powered by ブクログ母の視点で読む いろんな親子関係があると思うので、私には共感できず、読み終わるまで長くかかってしまった でも子育てに正解などなく、ただこの親子には苦労や築き上げてきた事が報われる人生が、この先きっとくるんだろうなぁと思わせてくれる終わり方で良かった
2投稿日: 2026.03.15
powered by ブクログ甲子園を目指す主人公の秋山航太郎と、 母親の菜々子との親子二人三脚の物語。 怪我でなかなか試合に出れず悔しい思いを しながらも、チームを鼓舞し、『伝令』という 立場から大活躍する航太郎。 さらに、不信感の募る監督やギスギスした 父母会との関係性も見事に中和させる、 人間としても本当に素晴らしい青年。 そんな航太郎と、もう一人この物語の立役者は なんといっても母親の菜々子。 夫を早くに亡くし、女で一つで航太郎を育てた菜々子。 住み慣れた横浜から、航太郎の高校進学のために 大阪へ引っ越し、そこで出会った新たな職場の 人たちや、同じく女で一つで高校球児を育てる母親との出会いを通して、菜々子もまた大きく成長をする。 野球に限らず、その道で活躍するのは何もプレイヤーだけにとどまることはない。あらゆる側面からでも活躍できる方法はあるんだということを航太郎から教えてもらった。 航太郎と菜々子の物語は、まだまだ終わらない。
6投稿日: 2026.03.15
powered by ブクログ高校野球が好き&息子がいる身だからか色んな気持ちになりながら、夢中で読み進めた ドキドキ展開の場面を電車内で読んでたら3駅乗り過ごしててびっくり
3投稿日: 2026.03.15
powered by ブクログ高校球児の母親から見た高校野球。 応援し、支える母親目線が新鮮で、菜々子さんに感情移入しながら読んだ。 子どもに楽しんで野球をやってもらいたい 母の願いはそれだけのような気がする。 自分の生活環境を変え、保護者同士、監督との付き合いなど多忙で、大変な思いをしながらも、子を想う親の気持ちは、それに勝るんだなと感じた。 そして、そんな親のことを子どももちゃんとわかっているんだと思う。 甲子園に出場する そこまでの道のり、そこからの道のりにも、選手の数だけ、いや関わる人たちのドラマがある。そんなことに思いを馳せながら、高校野球をより楽しめる、そんな小説だ。
15投稿日: 2026.03.13
powered by ブクログ高校野球には実にドラマがある。親と子供の関係がここまで切っても切れないものだとは知らなかった。 息子だけではなく、親の世界にも上下関係があったり、足を踏み入れた時は今からの時間を憂鬱に思っても過ぎてみればその時間はあっという間なのだろう。親に苦労をかけているのを知っているからこそ、子どもは親をアルプス席へ連れて行ってやりたいとそれだけを願う。 卒業した後も選択肢は様々。決して楽なことばかりでない道だろうと思うと、全てのスポーツ選手に敬意を払いたい。
10投稿日: 2026.03.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
野球選手を目指す子供をもつ親は大変なんだな…と思いました。 前半はあんまり面白みが分からず普通の話でなかなか進みませんでしたが、裏金の話になって急に面白く思えて読むスピードがあがりました。 最後の終わり方も好きでした。
4投稿日: 2026.03.10
powered by ブクログaudibleで聴いたけれど、めちゃくちゃ良かった 甲子園を目指す息子とそれを支える母 お互いの思いが綺麗に彩られていて 何度も泣きそうになった スポーツやっていた人は絶対刺さると思う
2投稿日: 2026.03.09
powered by ブクログ高校野球の話とか、そういう部活の話とか久しぶりの本やった 親目線で。なんかすごい感動した。 自分が子供産んだらこんな気持ちなんかなって 思春期の子供なんかめっちゃ嫌やなと思ったけどこれみたら悪くないかもな、実際可愛いんやろなとも思った 物語かもしらんけど こんな熱くなることもうそんなないけど、今度は自分の子供からそういうの味合わせてもらえるんかな
2投稿日: 2026.03.09
powered by ブクログ私が小中高と部活に勤しんでいた傍ら母もこんな気持ちだったのかな〜と思いながら読んだのでうるうるしかけました
4投稿日: 2026.03.08
powered by ブクログ野球部の保護者ってちょっと苦手…って思ってた 野球留学って制度、おかしくない?…って思ってた そんな私の涙腺を定期的に揺るがせて来るこのストーリー さすが私の好きなスポコン小説五本の指にはいる「ひゃくはち」の作者だわ 神奈川のリトルリーグで野球をしている航太郎には父がいない 看護師の母と二人暮し 進学希望高校の監督からは肘の怪我を指摘されて結局誘いが来ることはなかった 結果、進学したのはまだあまり名の知れていない大阪の高校 ここから甲子園を目指す 慣れない関西弁 初めての寮生活 厳しい上下関係 怪我の悪化 折り合いの悪い監督 …だけど仲間は最高! 野球部の保護者さんには割と共感できる状況なのかも? そして航太郎と一緒に大阪へ移住して新生活を送る母も息子と同じ苦難に奮闘する 肘の手術からエースどころか補欠になり、まともに試合に出ることも叶わなくなった航太郎 だが重圧がなくなったせいか彼は明るく、むしろムードメーカーとしてみんなに慕われる 高校野球で培った様々な経験からどんな未来を選ぶのか 眩しい程に真っ直ぐに好きなことに向き合う時間の尊さを教えてくれる ある程度名の知れた強豪校の保護者はいろんな謎ルールの中、納得できないこともあり、イジメまがいのこともあり、監督に大事な息子を人質に取られてるような感じで発言できなかったり、いろいろ苦労なさってるんだなぁ~としみじみ ボールが1,700円もするって書いてあったことにほんと驚愕した私 スポーツって高いよね
28投稿日: 2026.03.08
powered by ブクログもともと女の子の母親になりたかった菜々子や複雑な気持ちを抱いた西岡宏美などの父母会の役員の気持ちを描いた物語!高校野球のルールを知らなくてもわかり、笑って読み進めることができるお話でした。 途中の試合では決していい結果ではなかったけれど、選手の頑張りで最後には目標にして頑張っていた甲子園に行くことができホッとしました。 続編があることを楽しみにしています♪
5投稿日: 2026.03.07
powered by ブクログそうか、母はこんな想いを抱いているのか。戦っているのは選手だけじゃない。みんな知っているけど、具体的にはという感じか。うちの高校生も甘ったれだが、もっと厳しいイメージだ。
2投稿日: 2026.03.07
powered by ブクログ自分は意外と自分のことを知っておらず、だからこそ自分で自分の限界を決めがちだが、反対に他人は意外と自分のことを知っているケースも多い。だから耳を傾ければ、自分の捨てた才能も、あきらめた道も、また切り拓かれるかもしれない。
3投稿日: 2026.03.05
powered by ブクログ『全母が泣く』て感じですね。読み終わってから、最初の10ページまでをもう一度読み返して、またグッとこらえるものがあるでしょう!!!私も男児の母のため、高校球児でもなんでもないですが、母から離れる日を想像するだけで、心がぐっとなります。グッとくるポイントはところどころありました。野球のこと全く知らないのでどこまでがホントの話?と疑いたくなりましたが、本気で野球をする子どもがいるご家庭は大変なんだろうなと思いました。とっても良い読書体験が出来ました。野球全然知らないものでも読めました(*^^*)
9投稿日: 2026.03.05
powered by ブクログ甲子園を目指す高校野球児を女手1つで育て上げた母目線の話 "試合に出る息子をスタンドから見守る母"の解像度が高すぎたし、母目線だからこそ出る描写に感銘を受けた "自分以外の誰かのために" これこそがスポーツマンシップであり、体得した者はどの場所でも大成する 出会えてよかったです。この本に
5投稿日: 2026.03.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
航太郎大学生編あるよね、、、??続編あるよね、、、???? これは映画化しそうな作品だった。 まず、表紙、タイトル、1行目の文章。 それだけで泣けてくる。 案の定泣きそうになりながら読んで、2回も電車乗り過ごしそうになった。 8万の件は、実際にあるのかな、、、? というか解像度が高すぎる。作者は高校野球出身なのか??? とにかく素晴らしい小説だった。この前「熟柿」読んだけど、その時に似た感情を持った。
3投稿日: 2026.03.03
powered by ブクログ甲子園を目指す球児を応援する母親の視点。 私はまだ大学生なので、母視点によるこの物語は共感できない部分も多々あるのではと、読み始める前は少し思っていたが、そうではなかった。 普段、大人だと認識している人は、良かれ悪しかれ案外ただ大人の皮を被ったこどもなのかもしれない。この物語の本筋とは逸れるが、そういう風にも思えた。 約3年間のという短い中で、各人物の心情の変化が随所に散見され非常に読み応えのある作品だった。
3投稿日: 2026.03.03
powered by ブクログ亜希子さん、すてき。 私の両親も、苦労したのかなぁ。させたんだろうなぁ。ごめんなさい、ありがとう。 中学の雰囲気、何となく分かる。しんどいよね…。 男の子がいたら、こんな感じなのかな。ちょっとずつ、いろんなことを自分でやるようになるんだね…。 こどものことなんて、何も知らないんだろうなぁ。 信念を曲げないことと、周囲の声に耳を傾けないことは違う。 航太郎たち、高校球児を見習いたい。
2投稿日: 2026.03.03
powered by ブクログ店長が・・・シリーズでない作品を読むのは初めてでとても素敵でした。 焼野の雉子夜の鶴。 雉は、飛ぶ姿よりも地面を歩いている姿を見る方が多いとも言われます。 「焼野の雉夜の鶴」とは、火が付いた野原にわが巣あれば、雉は自分の命を投げ捨ててでもヒナを助け、鶴は夜の寒気に凍えるヒナを、翼を広げて守る習性から、子を思う親の情け深さを例えた表現です。 その言葉がずっと頭の中にありました。 題名と表紙の感じで夏に読もうと思ってたんですが、この時期に読んでしまいました。 素敵な作品ですね。
38投稿日: 2026.03.02
powered by ブクログずっと泣きながら読みました。 野球やってた息子を持つ母は泣くでしょう(笑) 最後は出来すぎな感はあるけど 読後の爽快感は半端なかったです。
3投稿日: 2026.03.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『本当は女の子のお母さんになりたかった』 出だしから、共感の嵐〜〜笑 元高校球児の母としては、息子に聞きたい事がストレートに聞けないモヤモヤ、父母会での他の保護者との確執や『息子を人質に取られている』と言う感覚などなど 大袈裟ではなくリアリティを持って心に 迫ってくる!! そして航太郎が心配でページを捲る手が止まらない 兎に角航太郎が良い子すぎる〜〜♡♡ 父亡き後の菜々子の背中を見て来たからではあると思うけど 最初は嫌いすぎだった監督も、変わって?戻って?くれて本当に良かった 航太郎を見つけてくれたのも、諦めずにいてくれたのも彼だったのだから ただ私的には、出だしがアルプス席から始まるので結末がわかってしまい⭐︎-1 でも、その先があった❣️❣️ので+0.5で⭐︎4.5と言ったところかな〜 「店長がバカすぎて」の早見和馬さんなのは読了後に気づいた 他作品、まずは補欠球児の青春を描いたと言うデビュー作「ひゃくはち」から読んでみたい
4投稿日: 2026.03.01
powered by ブクログ「アルプス席の母」(早見和真) 本屋大賞で話題になっていたので予約してやっと届いた。無茶苦茶面白かった。調べてみたら、作者の早見さんも元高校球児で名門桐蔭学園で高橋由伸の後輩にあたるらしい。リアルな描写はなるほどのはずだ。それにしても母と母思いの息子の絆が眩しい位だった。また若いうちにあれだけ打ち込めるものがある事も羨ましいし、成長していく姿は、本当に応援して読んだ。
18投稿日: 2026.02.26
powered by ブクログ今までこのような視点で描かれた作品はなかったので興味深く、高校野球経験者の端くれとしても楽しく読めました。レギュラーもベンチ入りメンバーも、ベンチ入りすら叶わないメンバーも、それぞれに物語があります。さらに高校野球の人気が高まり、子供たちの憧れの世界であり続けてほしいです。
50投稿日: 2026.02.26
powered by ブクログ一人息子をどこまでも大切に思う母の気持ちに感動した。甲子園を目指す息子、決して順風満帆とはいかない中でも、真っ直ぐに成長する姿が心を打たれた。母子家庭の悲観さなど微塵もなく、前向きな気持ちになれる物語だった。
15投稿日: 2026.02.25
powered by ブクログ早見和真さんの作品は三冊目ですが一番好きです! 序盤の高校の寮に入るところから泣けてきて、航太郎がほんとの息子のように感じ菜々子と一緒に心配したり憤りを感じたり切なくなったりすごく感情を揺さぶられました。 小説でそこまで泣いたことはなかったけど、後半は声が出るくらい泣いてました。 はじめあんなに腹立たしく感じてた監督や他の保護者もだんだん打ち解けたり色々分かってきて胸が熱くなりました。 菜々子と航太郎との母息子の関係が丁寧に描かれててすごく良かったです。 331ページの、これはきっと諦めなきゃ夢は叶うといった類の話ではない。という所から、わずかでもまだやれるという思いがあるのなら、自ら道を閉ざしてはいけない。というところがとても好きです。
8投稿日: 2026.02.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2025年本屋大賞2位だったので。正直それがなければ読もうとは思わなかっただろうな。四分の一位読んだところで、高校球児の父母会の理不尽さにもう読むのやめようかなとも思ったけど、そこからちょっと読み始めたらもう止まらなくて、久々に夜中の1時まで一気読みしてしまった。面白かった。航太郎のなんと立派なことよ。佐伯監督の変わりぶりにもびっくり。もともとこういう人だったのに、保護者の圧力のせいでこうなったってこと?昔は熱闘甲子園含め、高校野球見るのに熱中してたけど、その裏にこういう苦労があったと思うと切ないような。でも航太郎達はそれでも野球続けてんだもんな。スポーツしてこなかったからそこらへんの気持ちがよく分からん。でも理不尽なことを上回るほど野球が楽しいってことなんだろうけど。あと、菜々子と香澄の関係は羨ましかった。大人になってこんな友達ができるなんていいなー。終わりの方の焼肉屋で野球少年と話すとこが一番ぐっときた。あと内容的に泣く話かと思ってたのに、全然だった。この焼肉屋のとこでちょっと泣いたくらい。泣いてるじゃんね。母にはならなかったけど、やっぱ母ってすごいなー。
4投稿日: 2026.02.25
powered by ブクログ感動した! 航太郎がいい奴すぎる。。。 親子関係が上手に描かれている物語。読みやすい。 いくつか感動シーンあって泣ける。。
3投稿日: 2026.02.24
powered by ブクログこどもは親のいないところで育つ、というが、それを親として時に心配し時に応援しながら、親もともに育つことができたら、とても素敵な関係を築くことができるのだろう。 スポーツの物語で母親主役のお話は初めてで新鮮だった。
3投稿日: 2026.02.23
powered by ブクログ秋山母子の関係性が素敵だった。母が子を思い、子が母を思う。胸を熱くさせるシーンが満載で、何度も活字が涙で滲んだ。 読み終わって感じたのは「母は偉大だ」ということ。とても月並みな表現かもしれないけれど、この一言に尽きるな、と⋯ 改めて、母への感謝の念が湧いた。いつもありがとうと、普段は照れ臭くて言えないが今なら素直に伝えられる気がする。
39投稿日: 2026.02.22
powered by ブクログ私も、高校時代の息子の部活(当時ラグビー部)の応援に行くのが楽しく、ママさんたちとも親しくしてたので、大変共感できた。
7投稿日: 2026.02.22
powered by ブクログ甲子園球児を子に持つ親目線での話。親子の関係性、保護者関係でのあれこれとリアルなやり取りが多くて、子どもが部活動をやるとなったらこんなに気を回さないとあかんのかと嫌になった。
4投稿日: 2026.02.22
powered by ブクログ笑うマトリョーシカ、店長がバカすぎて、などを書き上げてきた早見和真先生。打ってはドラマ化(笑うマトリョーシカ)、投げては本屋大賞(アルプス席の母)、と色やジャンルが異なりながらも、大谷翔平ばりに八面六臂の活躍をしている早見和真先生の球種の広さを感じる本だった。 "母"視線というのはこれまでスポ根小説で見たことの無い。スポーツにおける脇役が今回の主人公に当てた視線は新しいと思った。ただ、展開が何となく大衆受けを狙っているような陳腐な感じがしてしまう。設定は新しいものの、肝心のストーリー展開は努力!挫折!そして栄光へ!、というスポ根小説の王道に乗りすぎていて、何となく冷めてしまった。冷めながらもサッと読ませるのは早見和真先生の流石の筆力だと思った。
5投稿日: 2026.02.22
powered by ブクログこの物語のテーマ自体が自分にとっては、とても新鮮で非常に面白かったです。 多くの母親にオススメしたくなる気持ちも分かりますが、自分は母親じゃない人にこそ読んでほしいと思いました。 物語は甲子園を目指す高校球児を母親が回想する形で始まります。 物語が進むにつれて、勝たせたいと思っている母親と、別の思いを抱える息子の対立へと動いていきます。 このズレが非常に面白いです。 多くの母親が無意識のうちに、自分の努力や犠牲の証明となるものが息子の頑張りの結果という風に考えてしまうのではないのでしょうか? 応援しているつもりでいながらも、どこか結果を求めてしまっている。 しかし、徐々に気づいていきます。 息子の人生は自分のものではないという事実と、母親として本当の意味での応援を。 ”本当は女の子のお母さんになりたかった―” 親子の距離感の移り変わりに目が離せません。
4投稿日: 2026.02.20
powered by ブクログ横浜で看護師をしている秋山菜々子。 横浜のシニアリーグで野球をしている息子航太郎は地元で有名なピッチャーだった。関東の多くの高校から推薦の声がかかるなか、航太郎は大阪の野球部ができたばかりの高校に進学する。 母、菜々子も一緒に大阪に住むことになる。 親子の夢 「甲子園出場」 は叶うのか、 わたしは元々野球が好きで、甲子園も毎年見ている。 わたしの兄も高校まで野球をやっていたこともあり、野球部の解像度の高さに驚いた。 子が成長していくように、母親も子とともに成長していくことを実感した。 自分のことは1番自分がわかっていると思っていたが、自分自身が限界をつくってしまっていること。 傷つきたく無いからこれ以上苦しまない選択肢を自然と作ってしまっていること。 わたしがまさにこの状況だったからこそ、考えさせられる内容だった。 諦めなければ全てうまくいくなんて戯言だと思っているが、それまでの過程、得た知識、友人。 多くのものが今後の人生にとって大きな影響を与えてくれることに違いはない。 私ももう少し頑張って生きてみたい。 p258 信念を曲げないことと、周囲の声に耳を傾けないことは違うと。
3投稿日: 2026.02.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いやぁ〜久しぶりに一気読み&涙涙の清々しい一冊でした 作者の早見氏は元高校球児とのこと…登場人物、甲子園を目指すチームやそれを取り巻く環境、支える母目線、試合のリアリティ解像度が高くて、ページを捲る手が止まらなかった 航ちゃん、本当にイイ息子です 母校の甲子園出場から早10数年、そろそろまた後輩たちがアルプス席に連れて行ってくれないかなぁ〜
6投稿日: 2026.02.20
powered by ブクログ高校野球の母の経験はないけど、少年野球の母だったから、いろいろと重なるところがあり… そんなひどいか…というところと、小説でうまくまとまってる…と思うところあり。 ただ、やっぱり、あのときの我が息子たちを思いだし、自分を思いだし、涙…だった。タイトルからして、わかったけどね。
11投稿日: 2026.02.18
powered by ブクログ高校野球の話は数多くあれど、母親目線の高校野球というのは、なんだかとても新鮮だと思った。 主に母親の日常にフォーカスが当てられ、もちろん息子の野球のことはあるが、試合の内容なども凄く詳しく書いてある訳でなく、野球が詳しくなくても分かる内容だった。 母の愛というのは深く、そして子供からの愛もまっすぐなんだなと思った。 とても良い読了感で胸がいっぱいになった。
47投稿日: 2026.02.17
powered by ブクログ自分の息子もスポーツをしているので、なんとなくおもしろそうで読み始め。 同じスポーツをする息子を持つ身として重なる部分も多く、「がんばれぇ!」な 気持ちで読み進めることが出来ました。 息子の出番を直視していられない気持ち、わかります。 目も背けたくなります笑 この本のような息子に育ってくれれば万々歳でしょうね~ 現実はそうもいかなく、そこだけが「あぁあ…」って感じでしたが、これはあくまでも超個人的な意見。 作中に「男の子の母親って最高!」って感じのフレーズがありましたが、これには激しく同意です! 息子最高!スポーツ最高!息子たちのママ友最高! 今、私もこの本の主人公たちと同じ世界にいきてるんだなぁと思った作品でした
4投稿日: 2026.02.17
powered by ブクログ高校野球の強豪校に通っている私にとって、自分の高校の野球部と重なる部分も多く色々と考えさせられた本だった。甲子園に行くのがどれだけ難しいか、保護者の支えがどれだけ大事なのか、テレビやネットだけでは分からない高校野球の残酷さ、大変さ、魅力をたくさん感じることができた。自分もこの3年間たくさんの人の支えがあったからこそ何不自由なく充実した部活生活を送れたんだと改めて感じた。人間は1人では生きていけないという言葉をよく聞くけど、ほんとにその通りだと思うから、たくさん人を頼って、けどそれを当たり前とは思わず感謝の気持ちを忘れずに生きていきたい‼️
4投稿日: 2026.02.17
powered by ブクログ良かったです。母親の野球側から見る内情などを知ることができました。しかし、私自身野球の知識に疎いので、あまり入り込むことが出来なかったことが悔しいです。子供に母親の思いがしっかりと反映されていて、温かな気持ちになりました。母親のいざこざは私自身苦手なので、子供を持つことになれば考えさせられる作品だと思いました。
4投稿日: 2026.02.16
powered by ブクログ息子が野球部の母が主人公というあまりない設定だが、母ならではの出来事がリアルに書かれてあって面白かった。親孝行は大事…
5投稿日: 2026.02.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
感情がものすごく動かされた。 色々な方向に笑 進むにつれて止まらなくなっていた。 信頼できる指導者との出会いは難しい問題だなと思ったり、息子を人質に取られているという表現には本当に胸が苦しくなった。
3投稿日: 2026.02.13
powered by ブクログ最高に面白かった! 出だしから惹かれる文章で、ページをめくる手が止まらない。 勝負の世界は華やかに見えて、その影にはたくさんの見えない人たちがいる。保護者のやりとりも監督もリアルだし、 母と息子の距離感も胸にくる。いつまでも幼いままではないとわかっているけれど、、母として本当に感動した。 私も息子の野球を見るときは、緊張して目をつぶりたくなるけれど、しっかり目に焼き付けていこうと思った!
4投稿日: 2026.02.12
powered by ブクログ秋山親子を支える周りの人々の優しさに、泣ける。。 湘南アパートの大家さん。 (航太郎が空けた壁の穴に対して)「こいつには価値がある。将来プロに行く選手にもこういう多感な時期があったんだって、いい教材になるじゃない。弁償いらない、このままにしておこう。」 本城クリニックの院長先生。 (菜々子が面接のときに)「君は野球をがんばって必ず甲子園に行く。僕はお母さんが寂しくならんようにたくさん話をする。それでええな?約束や」 そして、読んでいてあんなに憎かった佐伯監督でさえも、航太郎と出会って諦めないでいてくれたことに感謝してしまう。 「自分だけが限界を定めてしまうというのはよくある話です」
3投稿日: 2026.02.11
powered by ブクログ良かった、期待以上の青春、終わり方だった。 あらすじは、 秋山菜々子は、神奈川で看護師をしながら一人息子の航太郎を育てていた。シニアリーグで活躍する航太郎が選び取ったのは大阪の新興校だった。声のかからなかった甲子園常連校を倒すことを夢見て、父と約束した甲子園目指して、息子と菜々子が、大阪にいく。 不慣れな土地での暮らし、厳しい父母会の掟、激痩せしていく息子。果たしてふたりの夢は叶うのか!? 栄光からの挫折、そして人として立派に終わっていくのだろう...。 監督と選手の確執、親同士の確執もあるある...。 終わり近いストーリーに涙がこぼれました。 高校野球ファンだとさらにおもしろさが増すストーリー。 本当におもしろったです!
4投稿日: 2026.02.11
powered by ブクログ「本当は女の子のお母さんになりたかった。」 最初の一文で、物語に惹きこまれました。 高校球児の母親からみた高校野球が、息子の自立、父母会、怪我、監督、チームメイトなどあらゆる面でリアルに描かれていて、まるで自分が体験しているかのような感覚になりました。 母と息子のつながり、母と息子それぞれの成長に心動かされる作品で、甲子園がいかに特別なのか、そこを目指す高校球児とその母たちがどれほどの思いを抱えているのかを考えさせられました。 物語の終盤は、特に熱い気持ちになりました。 いつか自分が息子をもつことがあれば、また読み返してみたいと思いました。
4投稿日: 2026.02.11
powered by ブクログ子どもいないのに、存在するはずない息子の記憶が蘇ってきました。。。それぐらい感情移入ができて、泣けた。
3投稿日: 2026.02.11
powered by ブクログ「本当は女の子のお母さんになりたかった。」 この一文から始まる高校球児の母が主人公 母と子の成長の物語でもある 保護者間の軋轢 監督への不信感 自分のことなら許せないけど子どものためなら… 子どもも親を見ている 息子航太郎の「おかん」呼び
3投稿日: 2026.02.10
powered by ブクログ涙で読めなくなった。野球やってた息子の全母、号泣っしょ。高3夏の大会のメンバーに選ばれるとこ。 菜々子と香澄が抱き合って、ほのかに焼肉の香りがしたとこ。そっから先は、ずっと胸がきゅーっと熱くて、ラストにふぁーっと心が緩むまで、物語の中に入り込み過ぎて、早見和真さんにしてやられた感あり! 母としての強さ、逆にふがいないと感じる時、 心配してもしょうがないのに 心配せずにいられない気持ち、 応援したり、期待したり、 直視できなかったり、 少しの変化に気づいてしまい、 母として何をすべきか 何と言えば良いのか悩んだり。 もう、これが、母親ってもんなんだよね。 早見さん、なんで、わかってるわけ? しかも、航太郎がいい奴すぎて、 たまらん!「野球やめたい」って言った時は 一緒に泣いたぞ。最後のインタビューの受け答え、カッコ良すぎだぞ!また泣いたぞ! 今年読んだ本の中で、ナンバーワン! 母としても人としても 職場の最年長としても 日々、不甲斐なさに押しつぶされそうになっている私。よいしょ!と優しく背中を押してくれる様な本に出逢えた事に感謝。 さ!今日からまた歩き出そう! 前向いてくぞー!
15投稿日: 2026.02.10
powered by ブクログ・電車の中で泣けるくらい感情が入った。 ・部活の頃を思い出した。 ・強豪高校も大変なんだと思った。 (評価)4.4
3投稿日: 2026.02.09
powered by ブクログ高校球児の青春ストーリー、を母の目線で語られた作品。 男の子の親として共感できる部分、自分の中高部活動の日々と重なる部分、そのときの自分の母親の心境など様々な場面、立場で考えさせられました。 息子が主人公の息子のように部活に打ち込むとしたら、自分もおそらく同じ気持ちを抱くだろうな、、と胸がギュッとなるシーンがたくさんありました。 熱くて暖かいストーリー。とてもよかったです。
3投稿日: 2026.02.08
powered by ブクログ泣けると聞いて買ってみたのですが、あまり感受性豊かではなかったのか、ボロボロでは無かったです。しかし淡々と物語が進んでいき、全てが上手くいく訳ではないと言うことがよく分かる1冊でした。部活動を頑張ろうと思えました。
3投稿日: 2026.02.08
powered by ブクログ最初は読み進めない感じはありましたが、後半どんどん面白くなりました 親は本当の子供の姿はわからない点は同感です 本屋大賞2位は納得の後半に向けて怒涛の展開の感動本でした
2投稿日: 2026.02.08
powered by ブクログ高校野球×母親。 甲子園を目指す球児の母親目線。 菜々子は夫を亡くしたシングルマザーとして、神奈川県で息子の航太郎を育てている。航太郎は大阪の希望学園へ進学し、甲子園を目指すことに。 物語は航太郎目線ではなく菜々子目線で進むため、野球部よりそこに関わる人々、とくに保護者の父母会や監督との距離感、母と息子の距離感がメインで描かれている。高校生男児だった人も母親もどちらも楽しめるのでは。 高校球児を持つ母親にはブッ刺さるだろうなあ。 おかんて呼ぶな!のくだりは笑ったし、なにより航太郎のキャラがいいね。あと、最初に甲子園行ってるところから描いてるのも母親目線で描いているからこそよね。主人公が高校球児ならそこが山場だけど、母親にとってはベンチ入りのメンバーに選ばれて息子から電話がかかってきたところが山場だもんね。 監督、最後いいやつみたいに描かれてたけど普通にムカつくけどなあと思ってたけど、航太郎にとって否定しなきゃいけない存在てのはしっくりきた。 ー印象に残ったセリフー 「母と息子って独特やんな。」「(息子は)ムカつくけど、かわいい。でもなぁ、母性愛ばっかりで自我がないみたいな女、私ホンマ嫌いやってんけどなぁ」(香澄)
4投稿日: 2026.02.07
powered by ブクログ高校野球物、親子物であり、シングルマザーの母親からの視点で書かれている。 甲子園を目指す息子の成長と、父母会やコミュニティの中で自分の葛藤、子どもとの関わり方など。
12投稿日: 2026.02.07
powered by ブクログ早見和真さん、4作品目。 この作品が一番好きかもしれません。 母1人子1人で、野球がしたくて甲子園に出たくて…という高校受験、スカウトなどの話もありながらの親子の話でした。 子どものために…とどんなことでも頑張る、何でもしてやりたい気持ちは同じ親なので良くわかります。 そして、それに応えるかのように息子の航太郎がとっても良い子で…。物語の終わりの方でのプロ野球ドラフト会議での取材時のセリフには涙が出ました。 「アルプス席の母に、いいところを見せてあげたかったんです」 こんな親子関係が築けたら素敵だなと思いました。
29投稿日: 2026.02.06
powered by ブクログ毎年甲子園はテレビ観戦してるけど、肉眼で見てみたくなった。甲子園までの2年半、どんなことがあったかはもちろん覗くことはできないけど、色々なことがあったんだろうなとこれを読んで思う。にしても航太郎いい子すぎ。こんな息子ほしい。
2投稿日: 2026.02.06
powered by ブクログ母息子が亡くなった父との目標でもあった甲子園を目指す物語。胸熱要素がいっぱいで一気に読み進めてしまった。 人生は続いていくのだから、やりきること、悔いを残さないこと。
3投稿日: 2026.02.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『アルプス席の母』は、選手でも監督でもなく、スタンドから息子を見守る「母親」を主人公にした高校野球小説だ。看護師の菜々子は、夫を亡くし、女手ひとつで息子・航太郎を育ててきた。幼い頃に憧れた甲子園への夢を胸に秘めながら成長した航太郎は、中学で頭角を現し、名門校への進学を目指すことになる。 しかし、そこには厳しい環境、父母会のルール、経済的負担など、親にとって重い現実が待っている。野球に詳しいわけでも、余裕があるわけでもない菜々子は、迷いながらも息子の夢に寄り添い続ける。 本作は、よくある成長譚ではなく、「支える側」の葛藤と覚悟を丁寧に描いた物語だ。高校野球の華やかさだけでなく、その裏にある孤独やしんどさも誠実に映し出している。親の目線で読むと、静かに心を打たれる。航太郎がいい奴すぎて、思わず泣けてしまう一冊だった。
5投稿日: 2026.02.04
powered by ブクログ野球だからなのか。ということもないのだけれど、積み重ねた物語がここで!という場面で光が指した時からずっとぐっとくる。 「甲子園」の前後を親の目線で描かれていることで、そうだよな。簡単なわけがないし、そこで終わりなんてことは家族にはないよな。と見え方がぐっぐっと広がった。 夢が叶う。それだけがゴールではないこと。そんなきれい事では得られないそれぞれの答えを探し出すことの大切さを味わえました。 まさに、いくつになっても青春!!
3投稿日: 2026.02.04
powered by ブクログ強豪校で野球を続ける息子を支える母親の姿を通して、子どもの夢を応援する「親」という立場の不安と覚悟が、静かに描かれている。 前に出過ぎてもいけない。かといって、何もしないわけにもいかない。その曖昧で苦しい立ち位置に、母親はアルプス席から耐え続ける。 一方で、子どもは親の知らないところで少しずつ大人になっていく。守っているつもりでも、いつの間にか見送る側になっていることに気づかされる。 読み終えたあと、派手な感動ではなく、長く静かな余韻が残る一冊だった。
3投稿日: 2026.02.03
powered by ブクログ私自身、大学野球をやってる身としていつか読みたいと思っていた本。 高校球児の思っている事、母の苦悩などとても共感できることばかりだった。 最後の夏に至るまで色々あった、監督、選手、保護者達が段々と一体になり、山藤戦で勝利するところでは、もう一度高校生に戻ってこんな青春したいと思った。 私の親も大変な思いをして、今まで野球をやってる自分を支えてくれたのだろう。当時は、どんな思いで、私に対してどう思っていたのか、それはわからなかったけど、この本を読み、当時の母の感情は分かった気がする。もっと感謝しとけば良かったと後悔もある。 改めて、感謝しなければならないなと感じる。
3投稿日: 2026.02.03
powered by ブクログ母の菜々子の気持ちに共感して、怒り、イライラをめっちゃ感じました。元高校野球児ですが、親がこんなにも苦労しているなんて全く分かりませんでした。航太郎の人間性がとても大好きです。 「それでも、あの甲子園でさえやはりゴールではないのだ。残酷にも、無情にも、あるいは幸運にも……。人生はそれからも続いていく。」 「そして人生がその後も続いていく以上は、やり残してはいけないのだと菜々子は思う。ほんのわずかでも『まだやれる』という思いがあるのなら、自ら道を閉ざしてはいけない。悔いを残してはならない。」
3投稿日: 2026.02.02
powered by ブクログこの作者の方が、ロイヤルファミリーや店長がバカすぎて、の作者だとあとから気づいた。 序盤が読むのがしんどい、大人の青春とか子供の成長とか、わかるんだけど、実際に部活の父母会を苦手としていて身を置いていた経験からするとこんなには変わらない気がしてしまう、実体験と合わないから読まなければ良かったと言われたらその通りである。。。 親の視点、子の視点、様々な考え方がある、というのはいつも留意しておきたいと思っている
2投稿日: 2026.02.02
powered by ブクログ主人公が「母」であるためか、特に序盤の反応や台詞にとてもイライラさせられた。それらも含めて、流石に読ませる作者の作品であり、スポーツものとしても良く出来ている。
11投稿日: 2026.02.01
powered by ブクログ野球詳しくないので楽しめるかな?と思ったけど、すごく面白かった 高校球児の物語ではあるんだけれど、主人公は球児のお母さんで、野球がメインというよりは親目線の高校野球への献身がメインで、なかなか知る機会がないものなので興味深かった。 親になっても、スクールカーストとかマウントとか、なんなら学生時代の頃よりあからさまにあるもんなんだなあと思った。 家族ぐるみで献身しないといけないような強豪運動部に所属する親って大変だ... 分かりやすいサクセスストーリーって感じではなく、泥臭い親目線の高校野球を追えるのが現実味あって胸に迫ってくるものがあった。 実際プロで活躍したり、甲子園などの大舞台で活躍できる選手というのは本当にひと握りで、その下にはたくさん努力してそれでも辿り着けなかった子達が山のようにいるわけで。 どんな子たちも、親にとっては彼らこそが1番輝いていて、他にも応援してくれてる人はきっといて。 誰が一番とかじゃなく、選手それぞれが輝いていてよかったなあ。 泣いちゃった〜
15投稿日: 2026.02.01
powered by ブクログ3回泣きました。 その内の最初の涙は感動ではなく、親の視点から見た時に辛すぎて泣けてきました。 ですがその後、この角度からのカタルシスってあるんだなぁと。 内角をえぐられ仰け反って倒れたのに「ストライクッ!」と判定されたような感覚になりました。 面白かったです!!
10投稿日: 2026.02.01
powered by ブクログ爽やかな読後感。アルプス席の母の声は届くのか。子の成長と母の葛藤に、読む手が止まらない。 高校野球の裏にある選手、家族の大変さが想像以上でビックリ。寄付金の話は聞いた事があるけど、受け取れませんと言いつつ、結局毎年待っている監督に、、、。 息子が本当にいい子で、困難を乗り越える姿や、周りも変わっていって良かった。 主人公が関東から関西に引っ越した時に、みんなの距離の近さが嫌というのは残念だった。でもそこが大阪の良さでもあり、合わない人には合わないのかと思った。関西から引っ越したので、ドライな感じは時々寂しく感じるけどなぁ。朱に交われば赤くなる?最後は町を好きになってくれて嬉しかった。
15投稿日: 2026.01.31
powered by ブクログ高校球児ではなく、その母親の視点で描かれているのが新鮮だった 部活というある種、閉鎖的な場所に子どもを人質に取られている気分…当初抱いていた監督に対しての気持ち、親同士の人間関係、子供を純粋に心配する親心、物語が進むにつれて徐々に変わっていく様々な想いに、高校野球という軸はあるものの嫌な気持ちになったり前向きになれたりと作品に没入できた なにより航太郎が楽しく野球をやれている場面は、我が子のように嬉しく思えた 実際にすべての球児が活躍できるわけではなく、納得できない子もいるだろう それでも、応援している誰かがいる そのことに改めて気付き、自分にも…と思えたら涙が出た
17投稿日: 2026.01.30
powered by ブクログどの本を読んでも早見和真は時間を忘れさせる。お風呂に入る時間ももったいなく感じた。高校野球を描くのではなくその親を描いた作品だが、視点がいい。子供の成長とともに親も成長して何度泣きそうになったことか。保護者とのやりとり、一人で知らない土地で新しく生活を送る寂しさ、その中で嫌な人物や心が通じ合う人物ができたりと非常に面白かった。
3投稿日: 2026.01.30
powered by ブクログ1歳半の息子の母として、将来息子にできることは究極のところ「祈ること」しかないのかもしれない。きっと息子も、いつかわたしの知らない世界を生きていくのだと痛感させられた。 野球部マネージャーの経験から知っていた以上の、球児の母の大変さと、一男の子の母としての葛藤と。世の息子は全員マザコンだと思うが、世の母親ももれなく全員「ムスコン」なのは間違いない。
2投稿日: 2026.01.30
powered by ブクログよかったー、ほんとに良かった。母と息子の人生かけた人間ドラマって感じで、野球詳しくないのに食い入るように読んでしまった。。頑張ってる球児たちを見て涙が出そうになっちゃった。
4投稿日: 2026.01.29
powered by ブクログサンキュー、ママ…ほんとに。 もうほんと世界が敵ってレベルの環境で自分を生きていけたの、感激だった。 もっと感謝すべきだって息子〜
7投稿日: 2026.01.27
powered by ブクログ頼もしくも、寂しい、男の子が成長して行く過程を、母の目線で描いた作品。ちょいちょい泣ける。 小生は一生、息子を持つ母親にはなれないんだけど、自分の母親もこんな感じだったのかしら?と考えるともっと沢山話をしといても良かったかなぁと考えてしまいました。人間になるのに必死で、当時余裕なんか無いんだけど。親も人間で、結構悩んでたんだろうと。時すでに遅し。 強豪校の内側が垣間見れて、大変なんだーと人並みの感想を持ちました。子供の努力の裏には親の努力あり。航太郎が本当にいいやつでいい子。
12投稿日: 2026.01.25
powered by ブクログ駅伝に並ぶ日本独自スポーツ文化の高校野球。 業界の歪さや親達の狂騒をよそに、実際に野球をやっている当人達の屈託の無さや逞しさに救われる。 河川敷の少年野球さえ付き添いの親連中の熱量は高く小説と同じだし、父親達の腹の出具合と喫煙率には可笑しさがあるが、たまにボールを拾ってあげると少年達はいつも礼儀正しい。
13投稿日: 2026.01.25
powered by ブクログ幼い頃から見続けてきたユニフォーム姿の息子を見守り続ける母の姿。 アルプス席から見える光景を、同じくその場所で見ているかのような思いがした。 母一人、子一人で目指した野球への道。 飛躍的に成長するであろう高校時代を見ることのできない寂しさは、息子をたくましく思う気持ちを上回る。 ピッチャーとして、幼い頃からたくさんのものを背負いマウンドに立ってきた我が子が、ピッチャーを退き、補欠選手としてムードメーカーとなりながらチームを鼓舞している。 本人が楽しければそれでいいと思う反面、自分がその場に立てない悔しさを忘れずにいてほしいと願うのは、きっと誰の親でも同じはずだ。 たかだか高校の部活動。 それでも生きていた頃の夫を含め、家族3人で共有したたった一つの夢。 母親の満たされた想いが読み手の心を熱くする。これは、野球を続ける息子の成長を見守る物語でもあり、母親がどう生きたいのかを問う物語でもある。 諦めなければ夢は叶うといった話ではない。 諦めないからこそ、しなくてもいい怪我をし、味わわなくてはならなかった屈辱も悔しさも山程あっただろう。 きっとこの子ならば、野球をしていなくても送れていたはずの輝かしい高校時代があった。 しかし多くの栄光や挫折を抱えたからこそ、その胸のなかに確かな覚悟があるのだということも事実だ。 確かなものを見つけられる人生は時に苦しく、そして尊い。 今後の人生の喜びを分け合いたいと思える誰かと自分の人生が交差していく様は、苦しみを越えていく。 息子から見た母の姿が一体どんなものだったのか。温かいものが胸に広がる、キラキラとした物語。
8投稿日: 2026.01.25
powered by ブクログ一見、野球小説のように見えるけど、中身はいい意味で裏切られました。 母と子の生き様の物語だと思います。
5投稿日: 2026.01.24
powered by ブクログ航太朗が高校生になるまでの間中々読み進められなかったけど自分の中で流れに乗れだした高校入学からは早かった気がします 高校3年間を早く感じる感覚と同じ様な気がしました 自分も高校野球をやってたからだと思うけど母親達はこんな感じだったのかな〜って思うところが多かった気がします ベンチではあったけど神奈川県で公立校ながらベスト16まで行けたのはいい思い出ですし この『アルプス席の母』には高校野球らしさがとても詰まっているように感じました 高校野球を通じての息子の成長や親達の成長を感じれた作品だと思います
5投稿日: 2026.01.23
powered by ブクログ途中から自分が航太郎くんの母親になった気持ちで読んでいました。 高校球児の親、ましてや強豪校にもなれば大変なことばかりだろうと思っていたが、ここまでとは… それでも子供が悩んで、苦しんで、でも諦めない姿を見れれば全部吹っ飛びますよね。 自分の子供が同じ様な境遇になったら、私は絶対に泣く自信があります!
4投稿日: 2026.01.22
powered by ブクログ丁寧に描写され、厚みも感じる物語でした。さまざまな要素がうまく溶け合って、もちろんテーマや登場人物の思いなどにも感じるところはありますが、読んでいて心地よい文章でした。作者のほかの本も読む機会があれば読んでみたい。
4投稿日: 2026.01.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ちょー最高! 早見さんの嫌いな作品はない!この一言に尽きる。おうでぃぶるで一読しましたが、この母親が憑依し、感動しました。最高
3投稿日: 2026.01.20
powered by ブクログ子の成長と、母子の葛藤を描いた素晴らし〜い作品でした。泣ける、笑える、ほんと嘘のように青い空な作品。 TVとかで、高校野球のほかにも駅伝やフィギュア、水泳などなど、楽しみに見始めるくせになんとなくモヤっとしてきてリモコンの消すボタンに指が伸びる。 観戦するための知識もなく、さらには運動部の経験が希薄な(逃げ出したとも言う…)私にカメラの向こうの死ぬ気は伝わりにくいんでしょう。ごめんなさい。 だからと言いたいのは、こういった作品に感謝の言葉しかないということです。コミックスの『バトルスタディーズ』もすごく良かった。甲子園が、少年野球が生優しい世界なんかじゃないということが嫌でもわかります。 ──これはきっと諦めなきゃ夢は叶うといった類の話ではない。諦めなかったから味わわなければならなかった屈辱はたくさんあったし、苦い経験も山ほどしてきた。する必要のなかった怪我もしてしまった(作中より) 全ての成長する人にとって力になる一冊だと思います。 超えてゆけって、ドンっと背中を押してくれる。
22投稿日: 2026.01.20
powered by ブクログ2026/01/20 オーディブル すごく当たり前のことだが甲子園で戦うとは1人で戦うことではない。チームメイトや監督はもちろん。家族、親戚、先生や友達など二次三次的な知り合いの期待や恩恵も背負って戦う。 良い親子でよかった。 父親を亡くした心理的や物理的なダメージも母子供にあるだろう。それでも2人で支え合いながら生きている。 ただそれでも息子のコウタロウに思うところはないのかと心配もしてしまう。親の期待に応えようとして過剰適応みたいになってないか。とか、ちゃんと反抗期もあったのかなとか。
2投稿日: 2026.01.20
powered by ブクログ図書館1年待ってやっと来た!!! 一気読みした。総じて良かったです。 母になって読んだらまた深みが出る本だろうな〜
3投稿日: 2026.01.20
powered by ブクログオーディブルにて。 甲子園を目指す子供の母親(シングルマザー)が主人公。 ママ同士の陰湿ないざこざなどストレスがあるが、素直で親想いで性格のいい息子がいて、引越先の知らない土地で出会った数人のとても気の合う友人がいる。職場もいい人ばかり。幸せな人生じゃないか。 部活をしている学生の親なら涙、涙の物語。
3投稿日: 2026.01.19
powered by ブクログ高校野球児を持つ母親の物語 そうなんだよ、自分が知らない所で子どもは案外成長していって、思いもよらないタイミングで「そんな風に思ってたんだ」と知ることだってある。 「私たちは息子が飛躍的に成長する時間に立ち会えないんだ。もう一生立ち会えない」 全寮制ゆえの成長を見届けられない寂しさの解像度がすごい。この言葉で一気に飲み込まれました。 本屋大賞2位、納得の1冊です。出会えてよかった。
3投稿日: 2026.01.18
