前世が女王だった主人公は、今世では妾の子。 実力を隠し、ただひたすらに平凡に、な主人公ですが 出会った相手が悪かったのかよかったのか？？ 結構いい歳になっているのに、このまま屋敷で 飼い殺しされる予定だったのか、それも気になります。 どう考えても、このままだと…になるような？ 実家以外は特に障害がない状態です。 あちらとの婚姻打診は？　と思っていたら それもすぐに解決。 それをどう誤魔化していくか、になりますが その前にまた実家。 まったくもって考えてもみなかった落ちでしたが さらに驚きなのは姉。 いやでもあそこまでできるのは、本来の性格？ どうなのでしょう？？

彼女に興味を持って、婚約を持ち掛けてきたアスノトは本当に彼女一筋でイレイナを信頼していて、彼女が強くても関係なく、彼女を守るべきものだと思っていてお互いに信頼しつつある過程がよかったです。前世の記憶があるがゆえに、イレイナはかなりの人間不信で、人を信頼したり心を許すことが難しい彼女がだんだん彼に対して心を許し始める過程がすごくよかったです。お互いに相手を守ろうとする肩を並べあえる関係がすごくしっくりきてかっこよくてこういう絆がかっこよかったです ストーリーも伏線がしっかり練られていて引き込まれて行きました

　なんか、疑問がいっぱい残る話。ルストロール家の正妻はどこへとか、なんでヒーローはこの主人公に一目惚れしたのかとか、郊外の筈なのに、帰ってくるのが早いとか、騎士王と姉を結婚させる気まんまんだったけど、洗脳して引き入れるつもりだったのかとか。うーん、２巻も買ってあるけど、回収されるのか？ 　恋愛は、騎士王がまっすぐで、つい気を許す主人公が可愛い。周りにいたら傍迷惑な奴だと思うんだが、絆されるのか。そして、千年前に女王だったという前世の記憶で魔法も使えるとは…。 　とりあえず、２巻も読んでみよう。

前世の記憶から自分の能力や生い立ちを隠してきた主人公が、騎士に見抜かれ、見初められて、幸せとは何かに気づくお話。後半の展開が、急展開でもっとゆっくり読んでいたかった。

今世はひっそり生きようと思ったのに、最強の騎士王様に求婚されました。 魔法使いの一族ながら魔法の才を持たないと虐げられていた令嬢・イレイナの正体は、古の女王の前世を持つ最強の魔法使いだった。平穏な日々のため能力を隠していたが美貌の騎士・アスノトに見初められたことで状況が一変し！？