Reader Store
「働き手不足1100万人」の衝撃――2040年の日本が直面する危機と“希望”
「働き手不足1100万人」の衝撃――2040年の日本が直面する危機と“希望”
古屋星斗、リクルートワークス研究所/プレジデント社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

35件)
3.5
2
13
13
2
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    福祉業界では以前から2040年に向けて人材確保に取り組んでいる。 推計では介護などの必要な福祉サービスを必要な人に提供できるのか、不安しかないが、キツいと敬遠されている福祉業界だから致し方ないのか、、と考えていた。 でも、この本を読むにつれ、福祉業界に限らず、日本という国が恐ろしいほどの労働人口不足の危機に瀕していることが伝わる。 ただ、なにもせず、座して待つ未来に光はないが、この大きな国家危機に立ち向かう事で、多くのパラダイムシフトが起こり、産業革命ではないが大きな転換を引き起こす事で乗り越える未来もあるのだと思えてきた。 制約があるからこそ生まれる知恵と革新は、これまでも私たち日本人は経験してきたんだと、自分たちを信じながら、過去に囚われる事なく、今を未来を考えて動くしかない。

    0
    投稿日: 2026.01.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    労働供給制約社会の到来とそれに対する対応策は、楽しい活動を仕事にでき、三方よしの社会建設へとつながる。全ての人がマクロな観点を持ちつつミクロな活動をする着眼大局着手小局を求められる時代になろう。

    0
    投稿日: 2025.11.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人材不足の解消の一つの手段としてワーキッシュアクト(社会に対して機能している本業以外の活動)がある。つまり有償無償のボランティアやプロボノ、副業、趣味の延長など。たとえば派手な色の服を着てランニングがてらパトロールするなど。しかしそれってある程度生活にゆとりがある層(収入だったり、時間だったり)ができることで、本業や子育てや介護が忙しい人たちは難しいだろうな。だったら趣味やバイトや自己投資の勉強したいと思うだろう。何かメリットや楽しいことがないと。 他の手段は機械化・自動化、シニア、ムダ改革。客が店員にすべてを任せっきりにせず、自分でもやる(セルフレジ、配膳ロボットの調整)。 ここでも出てきたドイツの哲学者ハンナ・アレントの『人間の条件』(『仕事なんか生きがいにするな』で著者の泉谷が紹介していた)。人間の活動は労働・仕事・活動に分けられる。活動として行っていることを労働に代替していく。。→遊びが労働になる仕組みは、現実的には難しいのでは・・・例えば私にとっての遊び、ドラマ・マンガ・アニメ鑑賞やスポーツ、音楽を聴くこと、食べること、旅行などが誰かの役に立つとは思えないし。消費者としてお金を落とすことはできるけど。 生活維持サービスが2040年も充足しているのは首都圏3県と大阪府だけ。事務・技術者・専門職のデスクワーカーは多少の不足は発生するが他の職種に比べれば軽い。ドライバー、物流、薬剤師、学校の先生、介護職など。 人と直接触れ合う対人業務やロボット・システムを管理する業務は増えていく。自動化がしやすいのは生産工程、運輸、事務・営業、しにくいのは医療、介護、建設。 高齢者の生活と両立する仕事・活動の3要素は現役世代にも当てはまる。 自分はそんなに無理したくないから。 ①仕事を通じて健康的な生活リズムを整えられる ②過度なストレスがない ③利害関係のない人とゆるやかにつながる

    0
    投稿日: 2025.10.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これから日本が人口減少社会になることを示し、どのように進路をとっていけばいいかと論じている。本書でいうところの「労働供給制約社会」を打開するために提言されているのは「機械化・自動化」「ワーキッシュアクト」「シニアの小さな活動」「仕事におけるムダ改革」ということなんだけど、これらの手立てを講じても人手不足の進度を10年ほど緩めることにしかならない(2032年までの人手不足の上昇を一定程度抑制できる)。確かに不十分な補完策でしかない印象。でも、個々の人のウェルビーイング向上にはなりそう。 人が、若手がどんどん減っていくことは変えられない事実だから、前述の打開策で延命を図りながら根本的な対策を打ち出していかないといけない。労働法制の改正とか外国人の積極的な受け入れとか制度政策や人々の意識の根本からの改革が必要になるわけだけど、マイナンバー制度の停滞や消費税ひとつに有権者の顔色うかがっているような政治と国民の関係性においてはちょっと難しいんじゃなかろうか。日本の人々が己が衰退にあることを受け入れ、サービスに対する需要を減らしミニマムに生きていく覚悟しないとどうにもならないと思う。 生活維持サービス(エッセンシャルワーク)の重要性やここに人が割かれている現状は示されているけど、今後の方策の突っ込みがいまひとつな感じ。もっと具体的にどうすべきか、どうあるべきか論じてあるとよかった。

    0
    投稿日: 2025.10.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人材不足だと言われている昨今。 どの産業やどの職種の人材が不足しているのかなどデータで示しています。 かたや、人材不足をネガティブに捉えるのではなく、前向きにも捉えてみようと著書の半ば以降には書かれています。例えば完全自動運転の車など。そのうち本当に民間に出回るんだろうなと思います。 人を介してサービス提供がなされていたものが人を介してではなく、機械を介してとなる、そうすると日本が世界に誇っている「おもてなし」という文化は廃れていくんだろうかと頭によぎりました。しかし、無駄やゴミとなるものも事実ある。 キャリアチェンジを視野に活動し、自分にできることを広げながらも情報のキャッチアップをし続け、新しいテクノロジーに柔軟に慣れておくことが大事だと思いました。

    0
    投稿日: 2025.09.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    医療・介護はなかなかIT化が難しく生産性も低い。人手不足を解消するにも、まずは無駄な仕事を取りやめてフレキシブルな働き方を進めていくべき。シニアでもできる仕事はたくさんあるし、細分化してみんなでシェアしてやればもっと働ける人が増えると思う。私は、ずっと人口減少の中でやれることはたくさんあると思っていたが、その内容をまさに言語化してくれた感じだった。新しい発見はなかったので星2つ。

    2
    投稿日: 2025.07.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    https://presidentstore.jp/category/BOOKS/002514.html

    0
    投稿日: 2025.07.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    【個人的メモ】 ★メインキーワード「労働供給制約社会」 今後労働供給が需要に対して著しく下回り、単なる働き手不足という企業視点の問題だけではなく、生活を維持する(インフラ維持、商品の購入、サービスを受ける)ために必要な労働力が不足するという生活者視点の問題が発生していく。 さらに、先端分野への人材投与が後回しになりイノベーションが一層停滞するという副作用も起こる。 特に、介護、医療、建設、運搬などの分野は、省力化できない人手が必要な領域が多く、サービスの質の維持が難しい。 今後ますます、人間の労働は社会における希少な資源となる。 日本の労働参加率は既に主要先進国の中でも高いため、参加率を増やすだけでなく、性別年齢に関係なく誰もが様々な場で活躍できる社会、人の力を機械で拡張する労働システム自体(人にしかできない仕事だけに人を活かす)へのアプローチが必要。 ■ワーキッシュアクト ①結果的に誰かの何かを助けている②何らかの報酬を得られる③片手間でできる、本業以外の活動 社会に貢献する、誰かの需要を満たすという事が、ただの苦役ではなく、自分も誰かに何かができるという充実感を感じられる、本人にとってもメリットとなるような仕組みづくりが必要。 ■行政への問題提起 ・雇用関係を中心とし、労働時間で管理した拘束主義の労働法のままでよいか ・「トータル・サプライ・コーディネーション」(総合供給調整) 「誰かの労働需要を誰がどうやって満たすのか」というシンプルな問題に対し、やる事は「多様な人の力・機械の力を活かし地域に必要な力を提供していく」のみであるが、行政は複数の部局(地方創生、産業労働、女性・高齢者の活躍、福祉など)にまたがって問題が扱われる事が問題。 ■本書の未来予測 ・「働き手が神様の社会」働き手のための仕組みづくりの競争がはじまる。働き手に掛かる税負担の比重が下げられていく。 ・「労働が楽しくなる」楽しくないと労働供給が増えない。 (これらが実際に今後実現していくかどうか楽しみである) ■省力化産業 「AI・ロボット等の先端技術×現場の仕事の課題」 労働供給制約という社会課題の先頭を走る日本こそがイノベーションを起こすのに有利な分野。 日本の成長産業は、アメリカや中国のプラットフォームビジネスやビッグテックに正面から戦う事ではなく、省力化産業である。

    0
    投稿日: 2025.05.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    昨今実感するようになった「人手不足」の現状と未来予測、解決策まであげた労作。しかしここまで実施しても、なんだか「乾いた雑巾からさらに水を絞る」ような悩ましさが伝わってきた。外国人労働者の人たちに日本で働きたい、と思わせることも必要だろうが、現状の結婚と子育てが罰ゲーム化している社会の仕組みを変える必要があるだろう。いざとなったら国外へ逃げ出せる人ばかりではないし、世界はだんだん不寛容になりつつあるのだから。ネットで分断を煽って小銭を稼ぐのではなく、寛容さの普及と、不寛容さへの不寛容という意識変容を目指さなければならない。

    64
    投稿日: 2025.05.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    働き手不足が深刻化していくのに、今の仕事をしていて良いのだろうか。もっとやるべきことや、今の仕事でも変えていかなければと強く思う。 データや事例集などわかり易くまとめられているところも良い

    1
    投稿日: 2025.04.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     いつか来る2040年に、日本がどうなっているのかをシミュレートした生活・労働事情の調査報告本です。  今のまま、危機感だけはあるけれどどうしたらいいかわからないという状況で世の中が過ぎていき、2040年になったらどうなってしまうのかということを、様々な統計やデータをもとに読み解いていく一冊です。危機の時代を座して待った場合、ピンチはチャンスの思考で社会改革を推し進めて危機を希望に変えることができた場合で未来予想が書かれています。  キーワードは、省力化産業と業務の効率化、賃上げと潜在労働力の活用、といったところでしょうか。  とにかく、現在の日本は超高齢化社会で、かつ超少子化社会です。今後どんどん労働人口が減っていくことは目に見えています。今と同じ仕組みで、マンパワーにまかせた事業運営で世の中を回していくのは無理だということは、火を見るよりも明らかなことです。  社会インフラや生活インフラが行き届かなくなり、どんどん不便な生活に逆戻りして、今まで便利で時間短縮できていたことに細々と時間を取られて可処分時間がどんどん減っていく、そんな未来はもう目の前に来ています。それを諾々と享受するのか、できることから少しずつ世の中を変えていくのかで、今後10年が変わってくるのだろうと思います。  興味深い話題は多くありましたが、今の日本が直面しているのは、世界のどの国もいまだ経験していない大きな危機であるからこそ、世界中が日本の動向を注視しているということは、ひしひしと感じます。これからの日本がどうやってこの大波を乗り越えるのか、初めのモデルであるこの国は、ある意味ではセオリーに囚われず自由に動けるということでもあります。  10年先、または20年先に、『あの頃は今とは全然違ったんだよ』なんて若い人に話すことができるような革新が起きることを期待しています。いざ起きたら、自分も遅れず乗り込めるように、色々なアンテナを建てることは忘れずにいたいものです。

    2
    投稿日: 2025.04.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    すでに人手不足となっている業界からの生の声はリアリティがあり、より具体的に危機感を持つことができた。 ただその解決策として提示されているものが、①徹底的な機械化・自動化、②ワーキッシュアクト(本業以外で何かを助けているかもしれない活動)、③シニアの小さな活動、④企業のムダ改革とサポートなのだが、本当かなあと思ってしまう。 ①それが浸透するのにどれだけの時間とお金がかかるのか、②③それ自体は良いがエッセンシャルワーカーの仕事が補えるとは思えない、④資本主義社会において企業はそんなことしてくれるだろうか(ムダ取りすれば他の仕事を作るのでは?) それだけ難しいテーマということなんだろう。

    1
    投稿日: 2025.03.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    単なる人手不足論ではなく、 私たちの生活にはどう影響してくるのか、 そしてその対策までが示されています。 宅配便が届かない、生活道路が穴だらけ 救急車を呼んでも来ない...。 言われてみれば、その通りですが、 人手不足と普段の生活の事を 繋げて意識してはいませんでした。 2024年1月に出版と 比較的新しい情報ながらも 現実ではさらに数年進んだ 状況で進んでいると思われます。 本文より~ ・かつては「お客様は神様です」という言葉があったが、 労働供給制約社会においては、「働き手が神様」になる。 お客様と働き手の数が不均衡になるわけだから、 働いている人が大事になるのは当然のことだ。 ・突拍子もないことを言うようだが、 労働や仕事は楽しくなると考える。単純な話で、 楽しくないと労働供給が増えないからだ。 企業発で、事業展開に必要な人員を確保するために、 自社の仕事を楽しくしようとするインセンティブが 強くなっていくのは間違いないと考える。 ~ここまで。 雇用側の機械化やムダ改善に加えて 労働需要を満たした普段の行動や 無理のない仕事との組み合わせ。 その上に都市計画や 税制設計などで 人口動態の変化に対応していくことが 展望として述べられていました。 少子高齢化の事実に向き合い どれだけの解決策に それぞれが取り組めるか 課題が浮き彫りになりました。

    3
    投稿日: 2025.02.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    データが多いので現状把握には最適。 色々と解決案は書かれているものの、具体的に想像できないことも多い。(労働が楽しくなる、仕事と趣味の境目がなくなるなど) 各人は逃げ切るために画策しておくのが良かろう。首都圏に住む、お金を貯める、人付き合いをしておくなどなど。

    1
    投稿日: 2025.01.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このまま行くと、2040年に人手が1千万人足りなくなること、ワーキッシュアクトやシニアの働き方の事例などは学びになった。これからはお客様が神様ではなく、働き手が神様になる現実も、確かにその通りだと思った

    0
    投稿日: 2025.01.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人手不足に対する危機感がひしひしと伝わる内容。勤務先の業種はまだマシな方なのに結構ヤバいんだよなぁ…悲観せずに各々が取れる対策を講じるのみですね。

    0
    投稿日: 2025.01.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    働き手が少なくなる。 この本の、はしがきを読めば、結論は分かる。 あとは、データが書いてある。 都道府県別のデータなどは興味深い。 しかし、今後の考察は浅い。 20年後、「20年前はこんなこと書いてる人がいたんだ」とネタにされるレベルの考察の浅さ。

    0
    投稿日: 2024.12.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    健康的な生活リズムにプラスで、無理のない仕事。定年後に働く人は利害関係のある人との強固な関係を作らない方がいい。同意。アーレントの仕事 活動 労働、労働 活動で対応する。現場仕事の省力化と先端技術化で労働集約型の生活維持サービスを成長産業にする。うーん、でもできないと詰む。

    2
    投稿日: 2024.12.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    借りたもの。 著者は、‘労働供給制約という危機が、日本をまったく新しい豊かな社会に変えるための突破口になる’(p.116)と説く。それは省力化産業によって、労働集約型の生活維持サービスを成長産業にすることだった。 少子高齢化社会による社会生活への弊害がもう直前まで来たとしみじみ思った。ショッキングな内容だが、これは1990年代から少子化への警鐘がずっと言われ続けていて「何を今さら」という気持ちにもなる。 人手不足とは、今までの担い手不足・技能継承難といった産業・企業視点の人材不足ではなく、本当に人口が減ったために労働者が不足する、という意味。 日常生活を維持するための労働力――特に、通販や物流などでお世話になる運送業のドライバーなどが容易に想像できる――が無くなる、生活できなくなる、という危機。 少子化の原因…というか経緯については内閣府のページ( https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/future/sentaku/s3_1_2.html )に簡潔に書かれている。 生活維持サービスの縮小、削減はすでに始まっている。 現在表面化している問題、その現場のインタビューを掲載。 介護職、薬剤師、建築、運輸、生活インフラの整備士、教師、警察官、自衛官…… 結果、生活が大変になり、仕事どころではなくなり、(10年くらい前から叫ばれるようになった)イノベーションを起こす余力が(おそらく今まで以上に)無くなる…… 現行、人手不足対策の“三種の神器”は、外国人、女性、シニアだ。 シニアと女性の就業率は高い。しかし女性は非正規雇用率が高く就労時間が短く、シニアも長時間労働をしていない点を指摘。 そして外国人…現時点で日本は外国人労働者にとって魅力的な市場でもない(30年、経済成長していないから、賃金低い。日本は独特の言語体系や文化を持ち、どこか排他的でもある。何より外国人労働者――移民――に寛容であれるか?「郷に入りては郷に従え」が通用しない相手も存在すること、欧州における対立や不満が起こりうる事を許容できるか?などと、私は考えてしまう) そしてこの本の本題。 労働供給制約社会に向けた打開策として4つを挙げている。 ◆機械化・自動化 仕事の自動化を急速に徹底し、生活に必要なサービスが提供されなくなる。省人化は賃金上昇につながる。 「ブラック企業は生き残れない」に希望を見出してしまうw 長時間労働、過度に負荷が高い仕事を押し付ける企業は生き残ることができないとの事。さもありなん。 しかし‘介護の人材不足は効率化だけでは解消できない(p.161)’に、併読していた富永雄輔『AIに潰されない 「頭のいい子」の育て方』( https://booklog.jp/item/1/434498739X )、後藤宗明『中高年リスキリング』( https://booklog.jp/item/1/4022952652 )において、忌諱している分野であることに、モヤモヤしてしまう。 その対抗策として『AIに潰されない「頭のいい子」~』では人間力を高めることを、『中高年リスキリング』では新しい知識・技術の獲得を提唱していた。 ◆ワーキッシュアクト 動機は「楽しいから」「得をするから」で、誰かの困りごとを助ける。 事例:『TEKKON』( https://lp.tekkon.com/ ) 地域のインフラ保全をアプリゲームで楽しみながら ◆シニアの小さな活動 収入が少なくても、小さい社会活動を通して現役世代の働き手を結果的に助ける。 地域の支えになる事をボランティア(無償)で賄っていると、いずれ担い手がいなくなる可能性がある。 ◆仕事におけるムダ改革 ●システムがない・古いことで、紙でやらざるをえない業務・作業 ●不必要に細かすぎたり、必要以上に高い品質を要求される業務・作業 ●頻度や1回あたりの業務量が多すぎる業務・作業 これらは組織や企業によって内容は様々だろうが、ムダの抽出と削減に手を尽くす必要性。 ……色々書いてあったけど、最後にまとめて提案と未来予想があった。 【行政・ルールメーカーができること】 ●労働法は雇用中心・拘束主義のままででよいのか ●仕事以外の社会的な活動にインセンティブを与える ●領域特性ごとに戦略策定する ●〝誰が何の問題として扱うのか〟問題を解消する 【企業・雇い主と行政ができること】 ●機械化・自動化などの省力化に先行投資 ●柔軟な働き方を認める ●社員の業務外の活動を、せめて邪魔しない ●「雇用を守ることが会社の存在価値」ではないと認識する ●業務のムダを徹底的に排除する 【個人ができること】 ●企業への過剰な要求が自分たちの首を絞める ●いろいろな自分を楽しむ ……これらの提案が全て正しく機能するとは思わないけど。 【未来予測】 ①消費者と労働者の境目が曖昧になる … 労働供給制約下においては労働者のタスクを消費者が一部担うことで、持続可能にすることができる。 ②「働き手が神様です」 … 国の財政に占める割合として、働き手にだけかかる税負担の比重を下げていくことが否応なく必要になっていくだろう。 ③労働が楽しくなる … 楽しくないと労働供給が増えないから。

    0
    投稿日: 2024.11.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    労働者不足が叫ばれすぎて茹でガエル状態になっている昨今、まあいつかは解消されるだろうという無根拠な楽観主義を叩き潰す理論的な説明は非常に面白かった。その前半に比較して、後半の解決策は薄く(若干著者らの言い訳も記載されている)、読後感が良いとは言いづらいが、今読んで良かったとは言える。 後半の説明にもあるが、人は誰かの役に立てば無償で良いといった理想論では動かないので、そこに対する抜本的な思考転換と施作がいるのだが、まあそれを本に書けるぐらいなら自分で事業化して成功してますよ、という話なのだろう。

    0
    投稿日: 2024.11.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルがショッキングです 。しかしもうすでに業種によっては「人が足りていない」という現実を感じることがままあります。 話にも聞くし報道でも目や耳に留まることは増えていると思います。(本書にあるように特に医療・介護現場、建築や運送関連業態など)このまま何も変えていこうとしなければ2040年には生活するだけで精一杯の毎日を送る人だらけになる…。衝撃すぎます。 本書に提示された、この危機を最小限にするための方策というかアイデアは、たしかに有効そうではあります。でも全部実行することは出来ないんだろうなと読んでいて私は悲観的でした。何とかしなければと思ってはいても、実際にすぐに動く企業や自治体はどれだけあるだろうと思います。 確かに一部地方自治体で、公務員でありながら農業や漁業などの一次産業へ働きに出ることを勧めているところなど見かけるようになり、これは本書でいうワーキッシュアクトそのものだと思います。それ自体はいいことなはず、なのですがやはり問題はあるわけで。 例えば来てもらえるところには感謝され、実質そこの仕事は進むわけですが、その地域の全農家や漁師宅へ人が入れるわけではないから不公平感もあるし、入る側も行く人は結局若者に限られることや、行かない人は目に見えないプレッシャーがあったりするけれど職場ではそれは言いにくいという話も聞きます。 不公平感や負担感がないように、「楽しんで」できれば確かに良いのですが、実際にやってみないとわからないこのような問題というのは出てくるでしょう。(だからといってやはり何もしないわけには行かないのも確かですけれど…) 本書p126 女性の非正規労働者のうち「不本意だが非正規労働者である」割合が7.9%しかいなくて非正規労働者でありたくてなってる女性が大半であるという話が出てきますが、私はこのデータだけでは必ずしも「非正規労働者でありたい女性が多い」といえないのではないかと感じました。 「そうありたい」の中には扶養範囲でしか働けないという家庭の事情があり「状況が許さずそうありたい」というしかないという人がかなり多いのではないかと思うからです。少なくとも私はそうです。今の職種で正規で働けるなら本当はもっと働きたい。しかし採用がないのです。 このようなアンケートでは私は「非正規を望む」と答えますが(実際そう答えたこともあり)それは「事情」からであり「意思」ではないからです。 今の制度の中で扶養を超えて非正規のまま正規並みに収益を得られるくらい働こうとすると、休みもとれないくらいに「みっしりと」働かないと収益は得られないし(それでも正規には追いつかない)、中途半端に働けば「働き損」になるので結局扶養範囲に抑えるしかなくなるのです。(じゃあ正規の仕事を探せばいいじゃないかという意見はあると思いますがそれはまた別の話になります) 今扶養についても税制が大きく変わろうとしていて、扶養範囲で抑えるという働き方もいずれは出来なくなるだろうと思いますが、本書のこの個所については大変引っかかりました。 自分がその立場だからそう思うだけかもしれないですが、これは非正規について真実を認識できてないままのデータなのではと感じました。 p136 オレンジの線がひかれている箇所ですが「これまで10人で行っていた仕事が8人でできるようになれば支払い賃金を従来水準の1.25倍に増やすことは可能だ」というようなことが書かれています。理論的には、ときちんと断わりもつけてます。期待も確かにできます。できますが実際そうなるかな、というのはかなり疑問に思いました。 人件費として浮いた分をいる人員に配分するという事業主も確かにいるでしょうが現状ではそういうことをする事業所は少ないんじゃないかなと思いました。これからそうなるといいねとは思うけど理想が過ぎる…という気が。 と細かいところに結構突っ込みどころを感じ(最終章も)自分は悲観的でした。 でも一番悲観しているところは、そもそも本書に書かれているような現状に、社会の意識がまだそこまで危機を感じてないのでは、と思えてならないことです。

    8
    投稿日: 2024.09.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10278463

    0
    投稿日: 2024.07.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    リクルート研究員の力すごい! 人口動態ベースの未来予測図。超高齢化社会がどうやって浸食してくるのか私でも想像できました。 経済が落ち込んだら生活困窮者が増加して犯罪リスクは上がるし、そこに警官・自衛官などの公安職が不足すれば今以上に深刻な事態となる。そそ、そうだね。「いつになったら人手不足は解消するんですか?!いや永久に解消しないよ」という事実はサラリーマンにとってもツラいっす。後輩が永久にできないんだ。 膨大なデータまとめの大変さは体験したことあるけど、敢えてね!ツッコむと(うざw)分析以外の所見が煽りすぎな気もする。「物が届かなくなるだろう。」「経済が成り立たなくなる恐れがある。」とアバウトな悲観。良質なデータがもったいない。後の章では地方経営者の声や労働力不足の解決案も提示しているので、そちらのアイデアを持ち上げたいんだろうけどーと邪推もした。 不足解消のカギは省力化産業!AIプラスアルファで女性・高齢者・外国人の力を引き出す。日本は世界最大のマーケットになる!ピンチはチャンスだ!! ってやっぱりこの人、自分に酔いやすいたちなんだろうなー、なんてどの口が言っとるかと我が身を反省したりもするけど、海外投資を呼び込むアイデアを練るのは純粋に楽しいよね。 あとは頭の悪い想像話。 とはいえ日本人の土着性でいったら女性>高齢者>外国人の活躍が望まれるんだろうけど、しかし現実は真逆でくるんじゃないかしら。日本人は海外へ脱出するし、足腰弱いボケ老人は増えて日雇い外国人に頼るしかない。外国人にはいい人が多いのに、米軍基地のように悪い人だけがクローズアップされる。それを怖がる。 AI登場は真っ先にマスコミに直撃してほしい。日本人の特技のがんばろうぜってムードを壊さないでほしい。

    19
    投稿日: 2024.07.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    memo 労働供給制という危機が、日本を全く新しい豊かな社会に変えるための突破口になる  その時に対応できる人間になるための準備を今からする より効果的な対処法を見つけて以前より強くなって危機を脱すること

    0
    投稿日: 2024.06.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    労働供給の不足は2030年に341万人、2040年に1100万人。高齢者が増えるため、労働需要は減らない。 しまね女性活躍推進プランで、島根の女性の有業率が全国一位。 介護、建設、物流で人手不足。 車検制度が維持できない。 バスの減便でもしかたがない。 配達員はすでに70代80代、新聞の配達ができない。 人手不足対策の三種の神器=シニア、女性、外国人。 女性の就業率は70%、OECDではすでに世界で13番目に高い。 シニア65歳以上は、25%、ダントツに高い。アメリカは18%、ドイツ7.4%、など。 労働供給制約が生活を破綻させる。解決策はワーキッシュアクト=普段の行動が働くことに繋がる。 パトラン=パトロールランニング。

    0
    投稿日: 2024.06.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人口動態をはじめとした統計などから将来の労働需給予測の結果、2040年に日本では、1100万人の働き手が足りなくなるとして、その対策を論じた一冊。 このような人口問題を扱った書籍は、『未来の年表』シリーズが知られますが、それよりもデータを精緻に分析している印象ですが、ただ人口減少するということだけではこれまで語られていたとおりなので、それ以外の部分を中心に読み進めました。 すでに日本の労働力率は先進国でトップクラスとのことであり、単純なシニアや女性の活用といった考えだけでは対応できません。 そんな中、対応策として紹介されていた「ワーキッシュアクト」というものが興味深い内容でした。いくつか事例も紹介されているのですが、例えば、お話好きの人が、仕事と好きと趣味の間くらいの関係で、介護施設で話をしたり聞いたりすれば、介護福祉士の負担を軽減できるかもしれない、というような話です。 これをどのように実施していくのかは難しい面もあるかもしれませんが、このような活動が広がることで、労働供給制約の社会にも何らかの光明が見えるかもしれませんし、こういった活動を通して豊かな人生につながるような社会ができれば、決して悲観するばかりではないと感じます。今後ともこういった分野に関心を持っていきたいと思っています。 ▼2040年に日本では、1100万人の働き手が足りなくなる ▼これから訪れる人手不足は、デジタル人材の不足といった産業・企業視点から語られてきたが、これから訪れる人手不足は「生活を維持するために必要な労働力を日本社会は供給できなくなるのではないか」という、生活者の問題としてわれわれの前に現れるのだ。 ▼労働供給制約  社会を維持するために必要な働き手の数を供給dけいなくなる、構造的な人手不足のこと ▼”労働供給が世界的にもパツパツな状態”が日本のスタート地点である ▼労働供給制約社会に向けた打開策 ①機械化・自動化 ②ワーキッシュアクト ③シニアの小さな活動 ④仕事におけるムダ改革 ▼「機械化・自動化」は人の「仕事」「労働」の可能性を単関する可能性 ①長時間労働から人を解放することにつながる ②仕事・労働の身体的な負荷が下がる ③タスクが機械へとシフトしていくことで、人はその仕事が本来必要とする業務に集中することができる ・必要な発想は、「人間がいないから機械に」とか「機械か社員か」という二者択一というより、「人が機械の力でもっと活躍できないか」という”拡張性”の思考なのだ ▼ワーキッシュアクト  コミュニティ活動や趣味、娯楽といった本業の仕事以外の活動のうち、「誰かの何かを助けているかもしれない活動」 ▼ワーキッシュアクトが持続的なかたちで広がっているポイント ①”結果的に”誰かの何かを助けていること ②何らかの”報酬”があること ③片手間でできること ▼企業が労働供給制約社会でできることの一つの具体的な手は、働き手を職場で独占しないこと ▼労働供給制約社会は人間の本質的な社会性、つまり生きていると、なんとはなしに誰かのためになっている性質を強調するのではないか ▼労働供給制約を乗り越えるために、今後の日本に不可欠な発想は、高齢期の小さな仕事、小さな活動である。個々人の体力や気力などとも相談しながら、無理のない範囲でできる仕事や活動をはじめ、続ける人が増えていくことが重要になっていく。それが結果として、誰かの何かを助け、自分のためにもなる。シニアが小さな仕事、小さな活動をすることを促すような仕組みづくりが、求められているのだ。 ▼豊かな人生が、持続可能な社会をつくり、そして、さらに豊かな人生につながる。そんな好循環を起こすことが最終目的地となるだろう。 ▼未来予測 ①消費者と労働者の境目が曖昧になる ②働き手が神様です ③労働が楽しくなる <目次> はじめに 第1章 働き手不足1100万人の衝撃 第2章 都道府県別&職種別 2040年の労働需給予測 第3章 生活維持サービスの低下と消滅 第4章 働き手不足の最前線・地方企業の窮状 第5章 働き手不足を解消する4つの打ち手 第6章 解決策① 徹底的な機械化・自動化 第7章 解決策② ワーキッシュアクトという選択肢 第8章 解決策③ シニアの小さな活動 第9章 解決策④ 企業のムダ改革とサポート 第10章 2040年の〝新しい〞働き方 おわりにー発明の時代ー

    17
    投稿日: 2024.06.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あまりに暗い未来予測本です。 しかし、それは確実に日本に訪れる現象である説得力のあるものでした。 これから今からでも人材が不足する前に機械化、自動化などの省力化できるものを国が上げて投資していかなければならないでしょう。 郊外から日々のインフラが維持できなくなる世界がそこまできています。 とても読み進めるのが辛い本ですが現実を直視してできることからやっていくしか道はなさそうです。 これからは省力化産業がキーワードとなってくるそうです。 私も現場で直面している課題をどのように自動化できるか、ここがこれから大事になってきそうです。

    3
    投稿日: 2024.06.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    労働供給は2040年には1100万人不足する。 先端分野への供給が後回しになり、イノベーション余力がなくなる。 徹底的機械化・自動化、ワーキッシュアクトを広げ打開する。 労働需給の著しいギャップ「労働供給制約社会」 「お客様は神様」から「働き手が神様」の時代へ。

    1
    投稿日: 2024.05.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ・2040年に労働人口が不足する事により、労働に対する構造的な変化を求められるようになる。 ・むしろ変化をしない限り日本は立ち行かなくなる。 ・労働主役的な業務は省力化・機械化を促進し、人間にしかできない仕事の価値に回帰する

    1
    投稿日: 2024.05.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    募集してもずっと人が来ない この今の状態が一番人が来てくれる状況でこれから益々来なくなるんだよ ってゾッとする ではどうすれば良いのか? まで踏み込んでいくつかの成功例とそれを踏まえた提言もなされていてなかなか読ませてくれた

    2
    投稿日: 2024.04.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    働き手不足が確実に来る時代の中で、生活維持サービスの提供が行き届かなくなる。どのように生産性を高めるのか。ワーキッシュアクトという、一人の人間がいろんな場面で活躍する社会を作ること、それを企業が後押しすることで労働をカバーできる部分もある。 働き手は希少な資源。無駄な仕事に働き手を回す余力はない。

    17
    投稿日: 2024.04.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2040年に直面する働き手1100万人不足に対して、実例を交えながらその不足を遅らせる解決策を整理して示した本。 ①機械化・自動化 収益性を向上し、労働環境の改善・賃上げを達成するために迅速に抜本的に行うべき。 コンソーシアムによる開発、購入で最新技術のコストを下げる取り組みも コミュニケーションワークを重視、よりやりがいのある仕事に人を移動。 ②ワーキッシュアクト 一人の人間が色んな場面で活躍する社会へのパラダイムシフト。 動機は何でもいい。楽しいから、お金がもらえるから、その評価が進路に役立つからなど。やりがい搾取では持続しない。企業が福利厚生の充実や効率化による可処分所得の増加に取り組み、ワーキッシュアクトへの動機づけを行うことも必要。 ③シニアの活用 無理のない範囲で小さい仕事が行えればいい。 小さい仕事を多くの人が行うことがで労働需要に貢献する。社会参加を促し、幸福や孤独の解消に貢献する ④会社の取り組み。 無駄を省く。機械化、自動化。社員のケア等。 AIやロボットなどの最先端技術で人の仕事を省力化し楽しく、豊かで多くの人が参加できるものに作り変えていく作業のこと。 先端技術×現場の仕事の課題の観点が必要になる。 省力化産業に酔って労働集約型の生活維持サービスを成長産業にする。 まずはここに資本と人材を投入。 以下コンパクトシティの問題点↓ 効率性を追求した画一的なサービス そのサービスが提供できる県庁所在地にのみに人々が集住することを促進する都市計画 一国一城令 文化多様性が失われ、日本が潜在的に持っていた文化力がしぼみ、外貨を稼げる数少ない産業だった観光の魅力も低下させる。

    1
    投稿日: 2024.03.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今のペースでの業務を継続すると2040年には1100百万人の労働不足が生じる。すでに起きている人不足を取り上げながら豊富なデータで分析している 無駄な仕事をやめる コミュニティでの仕事を受ける

    0
    投稿日: 2024.02.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    #「働き手不足1100万人」の衝撃 #古屋星斗 24/1/30出版 https://amzn.to/3SCpo0c ●なぜ気になったか 僕が後期高齢者になる頃に働き手1100万人不足。その時、現高齢者が甘受している介護サービスはどんなレベルになっているのだろう?ひとつの予想を読んで未来に備えたい ●読了感想 今のままでは、生活を維持するための労働をしてくれる人が2040年には致命的に不足することがわかった。解決策案には賛同。書かれているいい方向への展開が実現することを願うばかり #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き

    6
    投稿日: 2024.02.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    先日、プレジデント社様から見本本をお送りいただきました。 今回、お手伝いしたのは、この書籍です。 2040年問題とは、この年に団塊ジュニア世代が全員65歳を超えていわゆる高齢者の全人口に占める割合が35%を超えることで、さらに少子高齢化の問題が進行してしまうという問題です。 わたしなんぞ、2040年まで存命とすれば90歳ですから何をかいわんやではありますが^^; 本書は、労働力という問題にテーマを絞って、様々な考察をおこなっている、リクルートワークス研究所が、2040年までの労働力の過不足(過剰は現代日本ではあまりあり得ないですが)について、これまでの調査に基づき、様々なシミュレーションを行った結果を分析したものです。 それによれば、2040年になると、日本の労働力は、様々な現場をトータルすると、なんと1100万人も不足するというものです。 もちろん、それは非常にゆゆしき問題であり、よくある書籍だと、あぶない、もう日本はほろびるといった悲観論で終わってしまうものが多いのですが、本書は、さらにそこから切口を拡げて、この1100万人不足の問題を前向きに解決していく方策のなかで、新しい日本の生き方、進む方向性が見えてくるのではないかとして、その方策を具体的にいくつか示しているところに、本書の価値があると思います。 2040年、90歳の私が存命であるかどうかは神のみぞ知るですが、私も、命あって頭が働きつづけている限り、なんらかの労働力でありたいと思っている人間の一人として、こうしたしっかりとした取り組みが、様々な分野でおこり、日本社会を変えていって暮れることを、強く望みます。 校正・校閲していて、大変そういった示唆に富む本でした。 1月30日頃には書店にならぶそうですので、興味のある方はぜひ御手にとってご覧ください!

    0
    投稿日: 2024.01.29