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powered by ブクログ配置場所・貸出状況はこちらからご確認ください↓ https://opac.ao.omu.ac.jp/webopac/BB61688216
0投稿日: 2026.02.09
powered by ブクログイギリスの下院図書館の上級統計学者の目で、主にイギリスの公的統計データを基にした政策の問題を解説したもの。バッドデータの例が羅列されるが、お寒い状況に目が点になる。日本の公的データは大丈夫か? 裏付けとなる根拠に基づいた政策決定は聴こえは良いが、根拠となるデータの質についてしっかりチェックすることが大切とのこと。 移民の数:ヒースロー空港を調査していたら、地方空港から多く流入してた 農業用地:登記されていない土地をカウントしていなかった コロナ死亡者数:算出方法の定義がコロコロ変わる 犯罪数:警察の判断で多くも少なくもなる TOIEC:組織的な替え玉受験に対して、音声データと受験者記録がリンクししないため不正を検証できない データ解釈の留意点 ・サイズの地石表法は極端に偏った結果をもたらすことがある ・アンケートの場合 回答者の分布は恣意的になることも ・都合の良いデータが過去からある保証はない。 ・自己申告のアンケートはあいまいな質問にはあいまいな結果しかでてこない。幸福ですか?幸福とは何かは回答者が考える。 ・人への調査はバイアスがある場合がある。飲酒量は少なめ、男のSEX数は多め、女は少なめ ・貧困の定義は収入だけではなく、財産もあるのに ・・・ ・起きているらしきことを説明するのは自分の手元の情報だけで十分だと思ってはいけない。幸福度の高い北欧諸国は自殺率も高い ・政府が政策推進のための調査をする際にバッドデータはできやすい 失業者数:引退者に金銭的優遇をして失業者を見かけ上減らす ・検証されていないデータ分析はまちがっていることがある。 ラインハートとロブスの債務対GDP比率の論文は計算が間違っていた ・質調整生存率(QALY):健康と死亡の間の質スコアを金額に換算して治療を受ける価値を判断。臨床効果と費用を天秤にかける。
0投稿日: 2026.01.27
powered by ブクログ「データ」や「エビデンス」に基づいてさえいれば、その政策や意思決定は正しく、信用できると言えるのか?私たちは公式統計を信頼しきっているが、調査の過程やデータが生み出されるまでの裏側を覗けば、あまりにも人間臭いドタバタ劇が繰り広げられていて、驚くはずだ。イギリス国家統計局にも関わり、政府統計の世界を知りつくす著者が、ユーモアあふれる筆致でその舞台裏をご案内。数学や統計学の知識は一切不要の、革新的入門書!(e-hon)
0投稿日: 2025.07.28
powered by ブクログアメリカの政治がひどいことになっているので、これからは、欧州に学ばないといけないだろうか。英米は2大政党制という点で共通しており、政治についてあまり参考にならないだろうか。
0投稿日: 2025.07.21
powered by ブクログ信州大学附属図書館の所蔵はこちら→ https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BD05545252
0投稿日: 2025.01.20
powered by ブクログ『問題は、そのようなときに役立つ「グッドデータ」【統計学的に理想的な良質のデータ】が、常に手に入るわけではないという点だ。(中略)一般に、物事は重要とみなされるようになって初めて数えられるようになる』―『はじめに』 まず最初に言っておきたいのは、本書はいわゆる「統計学」の教科書、あるいは、統計的手法を扱う人に向けた啓蒙書という訳ではない、ということ。もちろん、統計による推計の結果を扱う人が(回りくどい言い方だが)注意しておかなければならないことを丁寧に記した本ではあるのだけれど。本書の対象となるのは、どちらかと言えば統計学の基礎も統計的手法にも余り馴染みのない人であって、そんな人たちに向けて、推計が意味する(あるいは意味しない)ことを説く書。書評にも、本書のことわり(はじめに)にも、その主旨(本書には統計手法についての書ではなく数式も図も出て来ない)は記されているのだけれど、少しだけ期待していたものがあった。 著者が統計的手法を用いて推定する対象は、純粋に(自然科学が扱う対象物の特徴を捉えるために行う意味での)観測された数値ではない。その多くは一般に質的データ(名義尺度あるいは順序尺度)あるいはそれを標準化して数値に置き換えたデータだ。自然科学における観測対象ではなく社会科学における観測対象の統計につきまとう難しさが本書の主たるテーマであると言ってよいと思う。自然相手に観測されたデータ解析を一生懸命やってきた身からすると、そこが期待していたモノから逸れてしまう一因となるのだけれど、もともと期待していたのは統計手法の話ではない。実はデータ解析をする上で一番気を付けなければならないのは数学的な理論や算術的な工程ではなく、どうデータが準備されているかということなのだが、そのことについて著者が語ることに興味があったのだ。 著者はデータの観測に恣意が入る可能性について丁寧に説明している。それは自然科学分野の観測でも同じことなので首肯することも多い。一方で、もう少し異なる角度から語られるかも知れないと期待していたのは、いわゆる観測対象の選択(関心領域: area of interest)について。観測に絡む恣意性ということでは同じような主旨の話なのだけれど、その無意識の選択によって結果が左右されるという文脈で語られているところを越えて、その無意識の選択を如何に避けるか、あるいは補正していくかということについての言及がもう少しあることを期待していたのだ。 それは後進を指導する時に最も納得してもらうのが難しい(もちろん、説明すれば解ってもらえるのだが、データをもてあそぶ程には興味を持ってもらい難い)ことなのだ。そもそも統計の根本の課題は、標本の統計量をどの程度母集団の統計量と見做してよいか、であるのは当然なのだが、そんな深遠な問いの前に、個々のデータの解像度の差、取得された時の条件の違い、そもそも何処で取得されたものを集めているのか、といったことを、計算機をぶん回す前に吟味することの大切さ、そしてそこに結果を無意識の内に誘導してしまうリスクがあること、そんな話がもう少しあるのかなと思っていた(もちろん、少し異なる設定での話は語られているのだが)。 世の中、やれビッグデータだのデータオリエンテッドだの探索的データ解析だのと言うけれど、本書の一項目にもあるように、結局昔から言われる通り、Garbage-in, Garbage-out(ゴミを入力すれば結果もゴミ)なのだから。
4投稿日: 2024.08.21
powered by ブクログ原題は「Bad Data」。「ヤバイ統計」という日本語タイトルはどうかな。なんとなく違和感。 正確な統計処理は難しい。 その、「歪み」の原因を、いろんな視点から切り込む。 類書は多い。 著者は英国の中央で統計関係の仕事に取り組んでいるので、事例は英国の、政策絡みにほぼ限定されているところが他と違うかな。 極めて散文的で、ざっと読むにはいい。 AIに関する項もあったのが新しいかな。 それくらい。
0投稿日: 2024.07.23
powered by ブクログ見える化にうるさい方々に読んで欲しい。 バッドデータは所詮バッドデータ、こねくり回せば事態はさらに悪化する
0投稿日: 2024.05.08
powered by ブクログ世の中に出ている統計データが「グッドデータ」に基づいたものでないことがあることを説明された本でした。政府、国連や科学誌に載るような論文にも「バッドデータ」に基づいたものがあり、我々はそのデータを鵜呑みにせず疑ってかかるべきなんだと思いました。ただ、全体としてバッドデータを用いたことに対する批判に終始しており、途中で読むのを中断しようかなと思いましたので、星は3にしました。ただ、最後に著者の思いが語られて、まとまりとしては良かったなと思います。
1投稿日: 2024.03.06
